ちょっと前のわたしたち

【No.347】12月3日 かおる * 【No.348】12月10日 Meche
【No.349】12月18日 Maki

No.349

12月18日 Maki (横浜)

 なんと早いもので、もう今年も残すところあと半月を切った。
今年は私にとって、結婚というとても大きな人生の節目の年になった。

 結婚してすごく実感したことは、名前が変わるって大変なことなんだなぁ、ってこと。

 最近はだいぶ新姓を使うことにも慣れてきたとはいえ、職場では旧姓のままだし、財布の中にはまだ名義変更が終わっていないクレジットカードがあったりするので、なんだか自分が2人いるようで不思議な気分。
まだ全部終わっていないけど、一連の名義変更手続きは本当に面倒くさかった。
スペイン人は結婚しても苗字は変わらないから、楽でいいなぁ。

 そして、今は平日夜や週末にダンナと2人で年賀状作成中。
今年は2人共通で、年賀状と結婚報告ハガキを兼ねて出すつもり。
とはいえ、実は挙式は2月にするので、一般的によくある結婚式の写真を載せて「結婚しました」風にすることができない!
でも、普通の写真を載せるのもさみしい・・・。

 ということで、いろいろ考えた末、街なかで似顔絵画家さんに2人の似顔絵を描いてもらった。
ドレスの試着のときの写真を見せて、洋服だけウェディング風に変えてもらって。
最近はこういう2人の似顔絵を披露宴などのウェルカムボードとして使ったり、家族の似顔絵を親にプレゼントしたりするカップルも多いみたい。
似顔絵だからこそできる良さなのかも。

 書いてもらった似顔絵をスキャンし、パワーポイントで加工。
写真は載せないつもりが、結局似顔絵とうまく組み合わせて小さな写真も組み込んだ。

 ネット上の無料テンプレート素材等も利用しつつ全体デザインを考え、宛名印刷も無料ソフトを探してダウンロードし、自宅のプリンターで印刷。
そう、結局全部自分たちの手で作成!(これって節約なのか? 笑。)

 スペインの友人向けに出すクリスマスカードも、そのデザインを利用してメッセージをスペイン語に変えて作成中。
毎年この時期になると、カードを作りながらスペインのクリスマスを思い出す。
ホストファミリーやスペイン人の友人たちには、まだ私が結婚したことは知らせていない。
今年のカードを見てびっくりするだろうな。 ふふふ。
今からその姿が目に浮かぶ。

 それではみなさん、素敵なクリスマスを、そして良いお年をお迎えください。

 

No.348

12月10日 Meche (京都)

 幸せの化け猫。

 両親が、それこそ眼に入れても痛くないほど可愛がっていた“愛猫のマーボー"。
天に召されたその後も、両親のそばを離れず家の中をウロウロしていると、夏の担当のときに書きました。

 今回はその続編です。

 実は、そのマーボーの気配が、ある日をさかいに消えたそうです。
「天国に行っちゃたんだね。さみしくなっちゃった・・・」と、母はまたペットロス症候群。
そして、我が家に来るたび「いいなぁ、可愛いなぁ・・・。ねえ、ちち、あっちのお家でお母さんといっしょに暮らす?」と、父が保護して私が引き取った白にゃん ちちを猫なで声で誘惑してました。

 で、先日のことです。
ちちは母が遊びに来ると、一緒に寝ます。
なので、その朝も「お母さん、久しぶりににゃんこと寝れて喜んでるだろうなぁ」と母が寝ている部屋をのぞいてみたのだけど、ちちがいない・・・? いつも、朝まで必ず一緒に寝てるのに珍しいな~と思っていたら、私に気がついて母が眼を覚ましました。
「ねえ、ちちいないの?」とたずねると、「それがね・・・」

 前の晩、ちちはいつものように布団に向かった母に付いていき、枕元で丸くなっていたそうです。 夜中にふと目が覚めた母が ちちのいるところを見ると、暗い部屋の中で寝ているはずの ちちがこちらを向いて座っています。 「どうしたの?」と撫ぜようとして近づいたとき母は気がついたそうです。
“あれ? 白くない。 あっ、この子マーボーだ"。
そして、しゃがんで両手で抱っこしようとしたら消えてしまったそうです。

 ちっちゃい頃、さみしい環境で育ったマーボーは、臆病で、ひきつけを起こしたりする猫でした。 うちに来て、母からたくさんたくさん愛情をもらって、やっと普通に暮らせるようになったマーボーだから、ちちを可愛がる母に我慢できず、とうとう戻ってきちゃったんでしょうね。

 母はというと「マーボーが化けて出た!」と、とってもうれしそうでした。

 マーボー、ありがとうね。

 

No.347

12月3日 かおる (マドリード)

 「お寒うございます。」
なんて挨拶をしたくなるくらい、大寒波に続いて襲われているここ数日のスペイン。 日本の人には「スペインは暖かいんでしょう?」といわれるが、冬のスペイン、あなどれません。 いまどきの日本の都会よりは絶対に寒い、と思う。 ここ数日のマドリードの気温は最高気温が5度や6度。 朝の車はフロントガラスに霜が凍てついてこすり落とさなくてはいけない。 風は冷たくて手袋、マフラーで重装備の毎日。

 他のヨーロッパ各地の気温を見ていても「ここは当然寒いだろう」という概念のあるドイツなんかとあまり変わらない。
でも、一つ決定的に他のヨーロッパの国と違うことがある。
それは、冬の寒い日にも太陽の光に恵まれていること。

 数日スペインでもどんよりと雲が垂れ下がった寒い日があったが、こんな日が続くと気分まで暗くなる。 これで今のように不況風が吹いていていいニュースも聞かない、洗濯物はいつも部屋の中で干さなきゃいけない、となるといっそう気分は滅入るだろうな。 太陽のある国で生活できてよかった~~~と、夏は照り付けすぎて憎らしい太陽が本当にありがたい。

 しかし引越しして約1年、このピソがとても寒いことに気が付いた。 この寒波にいくら暖房をつけても隙間風がぴゅーぴゅー入ってくる。 暖房を常につけている状態にして室温が18度までしか上らない! 夏に「涼しくていい!」と喜んでいたのがそのまま「風通しがよく冬は室内が暖まらない」ということに気づかなかった私は抜けていた。

 これじゃあ、寒くて寝付けない、と応急措置で買いに走ったのが「ゆたんぽ」。 熱いお湯を入れてタオルに巻いておくと数時間ベッドの中は暖かい。 ベッドに入るときもほんわかと暖かくなっていてヒヤッとしたシーツの感触がないのがありがたい。 電気毛布もあるけれど、毎日夜に湯を沸かして湯たんぽに入れるのがなんだか楽しい冬の夜でもある。 これってエコでもあるのだろうか? ガスは使って湯を沸かしているのだけれどね。

 なんだかちょっと貧乏臭くなってしまったが、そのケチ話題続きで寂しいのが今年のクリスマスイルミネーション。 毎年マドリードではメインストリート毎にいろいろなデザインのイルミネーションが吊るされる。 通りに入ると目新しいイルミネーションを目にするのは楽しい。

 が、この宵っ張りのスペインでイルミネーションが今年はなんと夜の10時に消灯されるのだ。 平日はそれでもいいかもしれない。 でも、週末といえば、9時や10時から出かけることが多いこのスペインでセントロに出てそぞろ歩く真っ盛りの時間帯にクリスマスイルミネーションがすっかり消えているのは却って寂しい気持ちになる。

 せめて週末だけはもう少し消灯時間を遅くしてくれないかなぁ... 世の中はエコだけれど、節約するところで節約して、使うところはもう少し使ってもいいのじゃない、のでしょうか、マドリード市長殿...

 

ちょっと前のわたしたち

2010年2010年7月2010年6月2010年5月2010年4月2010年3月2010年1月

2009年2009年12月2009年11月2009年10月2009年9月2009年8月2009年7月2009年6月2009年4月2009年3月2009年2月2009年1月

2008年2008年12月2008年11月2008年10月2008年9月2008年8月2008年7月2008年6月2008年5月2008年4月2008年3月2008年2月2008年1月

2007年2007年12月2007年11月2007年10月2007年9月2007年8月2007年7月2007年6月2007年5月2007年4月2007年3月2007年2月2007年1月

トップに戻る

 

 

e-mail address: info@arrobaspain.com
Copyright (c) 2000-2016@Spain all rights reserved.