渡航情報 2007年11月 

在スペイン日本国大使館・領事班より

2007年10月邦人被害状況

■ 2007年10月の主要な邦人被害例
2007年11月 在スペイン日本大使館発表

1. 2007年10月邦人被害状況

 最近1ヶ月間の主要な邦人被害例は次のとおりです。 類似の事件被害に遭わない よう、引き続き十分な注意をお願い致します。

(1) 被害発生場所:マドリード

10月1日(月)
侵入盗
 午後8時〜12時の間、男性観光客が地下鉄アントン・マルティン駅の近くにあるオスタルの客室を施錠し空けていたところ、客室の中に置いておいたスーツケースを盗まれた。
10月12日(金)
置き引き
 午後2時45分頃、当地に在住の邦人女性がアトーチャ駅において、鞄をカートに置き、10秒くらい目を離した隙に、パスポート、財布、現金、クレジットカード、カメラ等の入った同鞄を置き引きされた
10月13日(土)
首絞め強盗
 午後7時頃、男性観光客が地下鉄デリシアス駅付近を通行中、突然背後から首を絞められ、気を失っている内に、パスポート、財布、現金、クレジットカード等の入った鞄を奪われた。
10月15日(月)
スリ
 午後9時頃、当地に在住の邦人女性がバラハス空港において、何度か人とぶつかり、鞄のポケットに入れておいたパスポートをすられた。
10月17日(水)
首絞め
 午後2時頃、男性旅行者2名がマジョール広場付近のレストランにて食事後、ソフィア美術館に向かいマグダレナ通りを歩いていたところ、突然背後から首を絞められ、2人とも気を失っている内に、パスポート、財布、現金、クレジットカード等の入った鞄、腕時計等を奪われた。
10月17日(水)
置き引き
 午後2時30分頃、当地に在住の邦人女性が地下鉄ゴヤ駅付近にあるコーヒーショップにて休憩中、男性に鍵を見せられながら「これはあなたのですか」と言われ、気を取られている内に、隣に置いておいたパスポート、財布、現金、クレジットカード、貴金属等の入った鞄を男性と一緒にいた女性に奪われた。
10月20日(土)
置き引き
 午前9時頃、女性観光客がアトーチャ通りにあるホテルのレストランにて朝食中、座席に置いておいたパスポート、財布、現金、クレジットカード等の入った巾着を置き引きされた。
10月20日(土)
置き引き
 午後2時頃、男性観光客が地下鉄ソル駅付近にあるレストランにて飲食中、隣の席の置いておいたパスポート、財布、現金、クレジットカード、カメラ等の入った鞄を置き引きされた。
10月21日(日)
スリ
 午前11時頃、女性観光客が観光バスを下車し、ソフィア美術館に向かう途中、いつの間にか鞄のファスナーを開けられ、中からパスポートをすられた。
10月24日(水)
ひったくり未遂
 午後10時45分頃、男性観光客3名が地下鉄コンデ・デ・カサル駅付近にあるホテル入り口前に置いて、ひったくり未遂に逢ったが、幸い被害はすり傷のみにとどまった。
10月25日(木)
強姦未遂
 午後11時頃、当地に在住の邦人女性が地下鉄ビルバオ駅付近にあるバルの女子トイレに入ったところ、見知らぬ男に背後から強く押され、トイレの個室に連れ込まれ、服を脱がされそうになったが、男を説得し無事解放された。
10月30日(火)
置き引き
 午後10時頃、女性観光客がレイナ通りにあるスペイン料理レストランにて食事中、椅子に掛けておいたパスポート、財布、現金、クレジットカード、カメラ等の入った鞄を置き引きされた。


(2) 被害発生場所:バルセロナ

10月1日(月)
スリ
 午後7時頃、女性観光客がカタルーニャ広場にあるエル・コルテ・イングレスにてショッピング中、現金、クレジットカード等の入った財布をすられた。
10月10日(水)
置き引き
 午後0時頃、女性観光客がフランサ駅近くのレストランにて飲食中、隣の席に座っていた10代位の男性がメニューをばらまき拾うよう頼まれたので、手伝っていたところ、反対側に置いておいたパスポート、財布、現金、クレジットカード、時計等の入った鞄を奪われた。
10月17日(水)
置き引き
 午後9時頃、女性観光客2名がノード駅構内待合室のベンチに荷物を下ろして座っていたところ、2人組の男性が近づいてきて、1人がタバコとコインをわざと落とし、荷物を盗むふりをしていたため、警戒していたが、別の男に後ろに置いておいたパスポート、財布、現金、クレジットカード、カメラ等の入った鞄を奪われた。
10月25日(木)
置き引き
 午後9時30分頃、女性観光客がサンツ駅において、コートに泥のようなものを付けられたので、コートを脱いでいる隙に、パスポート、財布、現金、クレジットカード、カメラ等の入った鞄を置き引きされた。
10月30日(火)
置き引き
 午後9時20分頃、男性観光客が空港Bターミナルにて荷物を整理している隙に、パスポート、現金、クレジットカード等の入った鞄を置き引きされた。


(3) 被害発生場所:マラガ

10月20日(土)
置き引き
 午後6時頃、在留邦人の女性が駅の近くにあるファーストフード店にて飲食中、テーブルに置いておいたパスポート、財布、現金、クレジットカード等の入ったハンドバックを置き引きされた。
10月25日(木)
置き引き
 午後6時頃、男性旅行者が路上に荷物を置いたまま、車の位置を直しているその隙に、パスポート、現金、クレジットカード等の入った鞄を置き引きされた。



(4) 被害発生場所:その他

10月11日(木)
詐欺
 米国在住の邦人がスペインの銀行より、親族に対する保険金の支払い通知を受けた。右通知によれば、手付金として多額の諸費用を支払うよう指示があったので、同費用支払ったところ、スペイン司法省発行のレターを提示し、更に、スペイン政府に対し161,000ユーロを振り込むよう連絡があった。本件につき、当館に相談があったので、関連書類を確認したところ、詐欺の可能性が極めて高かったので、同邦人にその旨伝えた。
10月13日(土)
詐欺未遂
 邦人宛にスペインのLoterias Y apuestas del estadoから手紙が届き、買った覚えのない宝くじ85万ユーロが当選したとの通知があった。右通知には、手続きのために必要であるとして、個人情報をFAXするよう指示があったが、詐欺事件を思われたため対応しなかった。

 
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