在スペイン日本国大使館より、6月20日のゼネスト及び6月21、22日の欧州理事会に伴い、概要下記の通り報告がありました。現地に行かれる際には十分ご留意
下さい。
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(1) |
スペインでは、政府による失業保障制度改革提案に労働組合側が反発、労組側は6月20日にゼネストを召集する旨発表し、現在のところ回避される目途はたっていません。
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(2) |
スペイン政府側は、ゼネスト期間中の最低限サービスの設定と、同サービスの遵守を保障するための措置を準備中です(参考を参照)。但し、スペインではストの度に中央政府及び各自治州政府が最低限のサービスを確保しようとするもの
の、実際はほぼ機能がストップします。例えば、1989年のゼネストでは全ての交通機関がストップしました。
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<参考> |
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ストライキの全容について現時点では不明ですが、現地の報道によれば、政府と 労組側との「最低限サービス」に関する交渉は概ね次の通りです。
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(1) |
政府側は1994年のゼネスト時の数値を下限とし、鉄道については全体で通常 の25%以上、但し都市近郊鉄道については50%、バス等の陸路交通は40%、空路は30%の運航で折衝の意向。 |
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(2) |
鉄道交通については、全体で通常の25%意向の運航を労組との間で合意。但し、都市近郊鉄道について政府の要求する50%を労組側は受け入れていない。 |
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(3) |
空路交通については、政府はマドリードへの連絡等イベリア半島内や離島間 の運行量を通常の30%以上とすることを希望。 一方、労組側の当初の提案では離島間のみの運行を想定。今般のゼネストに対しては、パイロット組合が不支持を表明しているが、管制官組合はスト参加を呼びかけている。 |
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(4) |
陸路交通については、政府側は通常の40%運行希望に対し、労組は25%を提示。 |
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(5) |
海路交通について政府は、イベリア半島とバレアレス諸島間との連絡、救助 活動等は100%、ジブラルタル海峡間の連絡については30%の運行を希望。これも港湾労働者組合との間で主張に隔たりあり。 |
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(6) |
各種施設のメンテナンス・清掃要員は50%、消防署員ついては80%の維持を希望。労組は1ヶ所につき1人の当直配置を主張。消防署員については合意。 |
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(7) |
郵便集配業務は、通常郵便20%、速達50%を見込む。 |
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(8) |
基礎的サービスの定義について、政府側は、食品・エネルギー・通信・運輸・保健・保障をあげている。 |
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