夏ですね。ついに1年の折り返し地点にたちました。
いつもどこかせっかちな私は、
年明けの15日になると、つまり1月15日を迎えると同時に、
“あー、もう1年の24分の1が過ぎてしまった。 あと23回、同じ時を流せばもう正月ではないか!"
そう考えて、しみじみとしてしまう。
ましてや下半期に突入してしまったとなれば……
さて。最近の私といえばかなり低迷していて、
心の中で泣き叫びたいような不安定な気持ちをイヤというほど味わってきた。
というのも、片付けなければならない仕事が山ほど待ち構えているのにやる気がない、とか、
何をやっていてもうわの空になってしまう、とか。
きっと原因があるはず。
そう思って探してみてもわからない。
終いには、自分自身のことがさっぱりわからなくなってしまったり。
あれ? 私って何が好きで何がやりたくて、どんな風に生きたかったっけ?とか。
とりあえず、責任のある仕事だけはこなさなければ、と、終わらせはするんだけど、
終われば終わったで、途端に途方に暮れはじめる。
これって、鬱? 更年期障害?
いろんなことを考える。何か、病のせいにしたいのだ。
だって、考えても原因がわからないんだもの。
そんなうだうだした日を過ごしていたある日。
いろんなことがイヤになったついでに、
喫煙家である自分のことが無性に腹立たしくなってしまった。
仕事で徹夜をする日が続くと、灰皿なんぞあっという間に山。
どこに行っても隅に追いやられ、
喫煙天国だと思っていたスペインでまで、あれれあれれ。
Fumadorはあっちの隅で! なんてこって、端っこに追いやられる始末。
外に出ればいっぷくしたいがためだけにCafeを探し、
なければ最悪の気分に陥ってしまう。病気じゃん!
そこでついについに始めてしまった禁煙。
思い立った瞬間に灰皿もライターも煙草も全部、捨ててしまった。
何かが変わるかな? そう期待して。
でも、わかってる。
煙草を止めたぐらいで何が変わるってわけではないってこと。
そして今日、相変わらず、もんもんとした気分で仕事を進めていたが、
あまりの集中力のなさに、急遽、行きつけの薬局へ向かった。
「集中力がUPする特効薬はありません?」
前回、その薬局を訪ねたときは、“歯が痛くて仕事に集中できない"が理由だった。
前々回のときは、“睡魔が襲って仕事に集中できない"だった。
店のおばちゃんに、
「今回はなんで集中できないの?」
と聞かれ、かれこれしかじかと話をする。
すると。
「あなた、たまには歌ってみなさい。1歩進んで2歩下がる〜♪って」
と。
ハテナと思いながらも涙目になる私に、
「たまには1歩進んで2歩下がったっていいじゃない。人はそれでも進んでいくものよ」
おばちゃーーーーーーーーん。
気休めかもしれない。 それでも体中の力みがスーーーッと抜けて、「グラッシアス、おばちゃん!」そのままUターン。
最後におばちゃんは言いました。
「あー、それからね、
前向きな1本の喫煙は、いいんじゃない?」
人って不思議。
いつ、どこで、誰から元気をもらえるかわからない。
私も、いつか誰かに、元気が与えられる、そんな人になりたいな。
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