バール、オープン!
そうなんです。 グラナダのフラメンコの石川が、突然バールをオープンしました。 今回はそのお知らせと宣伝です。 私が、というよりは、私の旦那がオープンしたので、物理的に、無理矢理私もキッチンに入って働かざるをえない、というノリに近いです。
なぜ 突然?
私達の夢には違いない。 しかし、もっと先の話と思っていた。
旦那側が、家業のレストランの株分けがかなり時間がかかるらしいし、それまではサラリーマンと、フラメンコを掛け持ちでの家庭が続くはずだった。 それが、サラリーマンにうんざりしていた旦那のところに、所持金が無くても、月に家賃として250-300ユーロ払えば家と、その家の下についているバール(テラス付き)が借りれる、といううまい話があり、旦那はすぐにその話にのったのである。それが去年の12月の初め頃だった。
それから、なんと1ヶ月半、あれよ、あれよ、え?うそでしょ?
という間に、この話は現実化して、もうバールはオープンして2週間たってしまった。
設備投資と準備に借金が増え、これでオープンしてお客さんが来なければ来月のバールの家賃を払うのが怪しいところからスタートした。
どうしてこんなことができるんだろう。日本人には心臓に悪すぎる。
スゴイ小さな村。。。。。
どうして、そんな250-300ユーロのお金でバールを貸してくれるかって?
それはすごい小さな村にあるからです。人口1500人の村の中心に教会があり、その広場にバールはあります。 そのバールは代々一つの家族が経営していたけれども、最後の代の旦那さんが亡くなってから、後継ぎがいないために、借り手がいなかったそうです。 村は、全員が顔を知ってるというかんじで、村のものでもない私達、しかも、外人がバールなんて経営したら嫌がられると、何回も旦那を説得したが私の旦那の意志は何故か今回は固かった。。。。
日本人魂。
さて、2週間前の水曜日。 バールをそっと開けてみた。
週末にオープンしようかと思ったが、いろいろやってみなければわからんだろうということになって、試しに開けてみた。 いやー。いったいどこからくるんだろう?という感じで、ひょい、ひょいと村人がやってくる。 悪くない感じ。
そして、その週末の土日といったら。。。。。
ピークには満員電車かと思うくらい小さなバールにビールを飲みにやってくる、やってくる!
私達のバールは、グラナダ市内、もしくは、市内以上のタパをつけるのが特徴だ。タパとは、ビール1杯についてくるおまけのおかずのこと。 ポテトとピンチート(スペイン風焼き鳥)だったり、ポテトと鶏のから揚げだったり、パエジャだったり、イワシの揚げ物だったりする。
朝も開けてみたら、子どもを学校に送った後の奥様属や、買い物に行く前のおばちゃま族が皆、コーヒーとトーストを食べによってくれた。 教会の前なので、ミサの前後や、入りきらなかった人たちがバールで暇をつぶすために入ってくれる。
2週間、いきなり、フル回転で働いている。
朝8時から夜11時まで、2人きりでやってるので、2人ともばてている。当然人を雇うだけのお金も無いし、もう少し様子もみたほうがいい。
かわいそうなのは、私の旦那だ。
私は、はっきりいってトロイ。自分がこんなにトロイとは思わなかった。
人間というのは、向き不向きというものがある。
私は、ほんとうにバールに向いていないのがはっきりした。
性格的には、もっといけるんじゃないか、と思ったがそれとこれとは話は別らしい。。。。。
3人分か4人分動く旦那の横で ちょこちょこ動く私は邪魔にさえなっている。
こんな時、ラテン系の性格なら放り投げられるのに、変なところで私は日本人魂がある。変なところで根性というものが出てくるのだ。
がんばる、とかっていう言葉も知ってるぞ。
しかし、この場合、がんばっても無駄だった。
毎日2回くらいは泣いていたが、現実は厳しい。
毎日、毎日バールはオープンするのであった。。。。。
とにかく、今は、春の良い季節になれば、テラスもオープンするし、人を雇わないわけにはいかなくなると思うのでそれまでは何とかよく食べ、体に気をつけて2人で乗り切るしかないねと旦那といっている。
話が違う。
そう。 旦那の家業のレストランの株分けがうまく行けば、グラナダ市内にフラメンコバールみたいのをやりたいね。 と話していたのに。。。。
だから結婚したわけじゃあないよっ。。。
話が違う。。。。。。。。。。。。
私は、高級ハモンをちょっとお客さんに運んだりして、そのあと、ちょっと舞台で踊ったりして。。ってそういう予定だったのに。。。。
今の私はジャージの上にかっぽう着で、いもを揚げまくっている。。。。。
人生って不思議。
健闘記は、また次回にするとして、今日は場所を説明して終わりにしておきます。 グラナダ近辺いらしたときは気が向いたらお寄りください。旦那のパエジャは、ほっとする味です。
お値段も安いです。 コーヒー0.9ユーロ。 ビール0.9ユーロ、タパ付きです。 朝はコーヒーとトーストセット1.4ユーロです。
バールの名前: Cafe Bar Central JESUS,
村 の名前: Beas de Granada
グラナダより、ムルシア街道で20キロ。
市内からはバスで30分。1.3ユーロ。
電話番号: 958 545 377
石川亜哉子、踊り子の道、危うし!!!???
いやいや、村がなかなかフラメンコ好きの村らしくて、
村のフラメンコ教師の道も開けないわけではなさそうです。
履歴書とかだしてくれっていわれてます。がんばってみます。
努力と根性だよね!笑!
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