今日は、いろいろ、な話題、です。
「平和ぼけ」
こんにちは。 やっと、大いに不足だった雨がスペイン全土に降っています。
ああ、よかった。 と思ったら、今度は制限無く降り始めて、車が泳いでる街のニュースや、土砂崩れ等のニュースが後を絶たない。 ああ.....
雨に弱いのよね、この国。 もうちょっとどうにかならんかなっと。
そして、なんだか最近のニュースの映像は辛い。 世界各国での自然の災害に加えてアフリカからスペインに逃げてくる移民を追い出すニュース。
全部受け入れられないんだろうけど。 でも、帰しかたってのも結構きついんですよ。
食べ物も飲み水もあまり与えずに手錠つけてバスに押し込んで、砂漠についたらおろしちゃう、みたいな...............
毎日仕事行って、レッスン行って、アイロンかけて、洗濯して、パン買ってっていう生活もとっても普通でいいんだろうけど、こういうニュースをわきめに見て、なんだか自分も含めてほかの世界って平和ぼけしてるんじゃないかと思うこの頃です。
「ぎっくり腰」
とうとう来ましたよ。 やりました。 いろいろな人のケースを聞くと、私のは軽症のほうらしい。
夏に怠け放題だった体を、そろそろクラスも始まるのでまずいな、と思い、
急にはりきって柔軟体操をぐいぐいやったら、
次の日に起きるときから腰がずーんと重かった。
更に柔軟したからもうまずかった。
午後からはもうあまり動けない体となってしまった。
このぎっくりさんとは、もう友達づきあいしたくないな、と思った。
軽症でもけっこうきつかった。 1週間はほんとうにじっとせざるを得なかった。
もうなんでも、思いっきりやっては体がもたないのね。 昔は何をやっても大丈夫だった。暴飲、暴食、トレーニングだって急にやっても大丈夫。
でも、もう最近は何事も加減ってものを知っとかないと駄目だということだ。
2週間、暴飲、暴食の結果がそうか、腰にくるのね。
踊っているだけに体の衰えが目に見えて分かる。想像以上に早いのだ。
キープするのも真剣にやらなくてはと思い知らされた。
「レッスン開始」
自分の楽な体重より2キロオーバー、そして、さぼっていた夏が終わり、
10月にフラメンコの学校の新学期が始まった。
新しい曲も始まり、学校は活気に満ち溢れている。 いい雰囲気だ。
その反面、私の体はちょっと重い。 うーん、早くもとに戻さねば、と思っているとき、私の先生がプロフェッショナルクラスを編成したので、火曜日の昼間も来ていい、という。
行ってみたらスペイン人3人と私の4人だけだった。 20人のクラスでもはーはーいってた私は、4人のクラスで1時間じっくりみてもらって最後は息があがってしまった。 他の3人は皆20才そこそこの、舞踊学校の生徒達で、うっすらと汗をかいている程度だ。 曲もちょっと私にとっては難度が高い。 タラントというフラメンコの炭坑節といっておこう。 なんか、とにかく焦ってしまった。
タティアナ先生にごまかしは一切きかないのだ。 マリキージャという生きる人間国宝の舞踊家の娘で、私の踊りは10年以上みてもらってるので、ごまかしようもない。 私がその気になってないときや、意味がわかっていないときの顔までしっている。
もう歩きはじめる時点でやりなおしが何度もはいってしまう。
なんとかおちこぼれないように、調子を整えていきたいと思います。
家では、ひたすら歩いている私に、旦那が不思議そうな顔で
それがプロクラスで習うステップなのか?と言ったが、私は
無言になってしまった.....................
私は10年前にもソレアという曲をタティアナにつけてもらおうと思ったが、
歩くだけで5時間がすぎ、音をあげたことを確実に思い出していた。いや。
それは忘れてはいなかった。 そんな風に教える人は初めてだった。
そして、10年たっても私は歩くこともできない............?
フラメンコは深すぎますー。
「ヘレス」
毎年2月か3月にアンダルシアのヘレスという街で、大きなフラメンコフェスティバルが開催される。 コルドバや、セビージャのビエナルフラメンコと同様に有名で大きいフェスティバルである。
この2週間、毎晩町中の大小の劇場では新しいフラメンコの作品が公開されたり、
歌のコンサートが同時に開催されるし、大御所のクラスも開催される。
ヘレスはフラメンコでも独特のものを持っている。 アンダルシアの各地、独特なものをもっているし、それそれ違うものであるが、ヘレスのそれは、肩の力がぬけている感じで粋である。
私がマドリードでばりばりに勉強している頃、一度行き、夜に地元の人たちとのセッションになったとき、あまりの違いに私はびっくりした。
同じルールをもつフラメンコなのにぜんぜんそれは違うのだ。
私のこの踊りはあなたたちのとは違う!合わない!と根をあげたとき、
地元の人は、そうでしょ、そうでしょ、と大笑いして喜んでいた。
中には手拍子の音の質とか、コンパスの粘りがこう違う、とかって解説してくれる人もいた。
来年の2月には、レッスンをかねて1週間のヘレス行きの許可が出た!
私にとっては再挑戦、リベンジ!である。 今回はあんなに早く音をあげることはないことを祈るし、ヘレスの感じをもっと理解、吸収して、自分の踊りに生かせたらと思っている。 私の踊りはもうヘレスにならないのはわかっている。
それほど、独特なのだその踊りは。 私はどうしてもグラナダなのだ。
でも、あのちょっとしたコンパスのトリックというか、あの軽い感じを吸収したい。
計画としては 夜な夜な、地元のフラメンコ酒場に行ってセッションすることである。
この計画は旦那にはばれてるかもしれないけど、一応内緒だ。
この文章を読んだひとは、告げ口しないでくださいね。笑。
レッスンはちょっとした口実である。 でも、でも、
レッスンだってちゃんと納得の大御所のところに潜り込むことができた。
マノロ・マリンという、古き良きセビリアを踊る方だ。
プロクラスだったので申し込むのにビデオ判定があった。他にはピンとくる 先生と曲目があまりなかったので、これにもれたら一応次の機会に、
と思ったところが私って真面目。?
まあ、上手く映ってるビデオを送ったので、クラス入りは合格して、
今はわくわくしながら、体力とテクニックをあげて来年のヘレスに備えるとう感じです。
ヘレスといえば、王立馬術学校というすばらしいものがあって、週に2度、躍る馬のショーをみれます。 今から来年のスケジュールをくんで、なんとか踊る馬を見ようとしている私って...?????
それと、やっぱり、ヘレスにいったらシェリー酒を飲まなくちゃ。 でも、飲みなれてないから、酔っちゃうかな、とか、ってそんなこと考えてる私って、やっぱり平和ぼけ、と思います。
で、最初の話題にもどって今日はおしまい、です。 |