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「えっ!?」
テレビでそのニュースを見たとき、一瞬何が起こったのか分からなかった。まるで映画のような画像、それはアメリカで起こった同時多発テロだった。
「テロ」「テロリズム」は、暴力や威嚇という方法で、その思想を世に知らしめる主義のことだけれど、これまでにテロによってそれが正しいと認められた主義思想などない。暴力が生み出すのは、いつも多くの悲劇だけだ。
私はたくさんの外国人とともにラジオ局で仕事をしている。習慣も、考え方も、信仰している宗教もそれぞれ違うから、問題はしょっちゅう起こる。でも大丈夫!だってそこには、お互い理解し合いたいという気持ちがいつもあるから。理解した上で認め合いたいという思いが、私たちを結び付けている。
個人レベルなら手を取り合えるのに、どうして国レベルでは無理なんだろう。どんなにたくさんの国があっても、私たちは地球という1つの家の同居人なんだよ。
私たちはとても愚かな生き物で、何度も同じ過ちを繰り返してしまう。自分の信じるものが正しくて、それに沿わないものは間違っていると思いがちだ。「テロ」は決して許される行為じゃない。けれどその思想の中で、それが正義だと教えられ育ってきた者たちも、もしかしたら被害者なのかも知れない。そしてまた、武力による報復は、相手に主義思想を知らしめるために暴力行為を良しとする「テロ」と何も変わらないと思う。悲しみはまた新たな悲しみを呼び、終わりの無い復讐は続いていく。
「正義のための殺人」、それはほんとに正しいことなの?人の命を犠牲にしてまで守らなければいけない正義って何?
たくさんの人々が命を落とし、今も混乱の状況の中で苦しんでいる。それを思うと、涙がこぼれる。
この事件で尊い命を失われたすべての方々のご冥福を、心からお祈りします。
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