ピソの貸主と借主の関係




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泣き寝入りは嫌だ 2019/05/09(木) 14:40:37
スペインに来てから何軒かのピソに住みましたが、気になっていることがあります。
故障やカビなどの問題が発生した時になんとかしてください。と連絡すると、
「そんなはずはない」とかなんとか抵抗を示し、
「嫌ならいつでも出て行ってかまわないんだよ」
というセリフを言う。
という流れをどの貸主もとるのです。
そうは言っても最低限の対応はしてくれたので住んでこられましたが、最近ちょっとこじれた問題が発生して困っています。

あれはスペイン人お決まりのポーズなんでしょうか。それとも面倒なくらいなら出て行ってほしいと本当に思っているんでしょうか。

本気で出て行けと言われても急に引っ越しできないし、かといって全て言いなりで我慢することもできません。

日本だと、真面目に生活している限りにおいては一応収入源としてお客さん扱いしてくれますが、スペインの貸主は故障でこちらが何日か食事が作れなかったりお風呂に入れなかったりしても「不便をかけてごめん」とか補償するとかいう態度が全くありませんよね。
ホテル代を出せとまでは言わなくてもせめて申し訳ない態度くらいは取ってほしいと思うのは甘いんでしょうか。こちらは家賃に見合った生活が何日もできないといのに。

皆さんはどの程度主張していらっしゃいますか?
匙加減や経験を教えていただきたいです。

カタツムリ 2019/05/09(木) 17:02:30
全ては契約書の内容によります。最近の契約書の傾向として、契約後に起こったことに関しては、殆ど借主の負担になっていると思います。契約内容を良くご確認ください。

また大家さんによっては、契約内容に義務がなくても修理費などを負担してくれる方もいますので、その辺は人によるのかもしれません。今の問題が解決することをお祈りいたします。

都市にもよるのでは 2019/05/09(木) 17:50:29
バルセロナでは毎年ピソの賃料があがっているようです。借り手がたくさんいるところは家主は強気でしょうね。
出ていってもらって多少手を加えて、今より高い賃料で貸すことができるんですから。

ちなみにスペイン人であってもすぐに対処してもらえないことも多いです。
言い方わるいですが「めんどくさい人」というか、主張の強い人というか、長年住んだ口うるさい人がクレームを言うとすぐ対応したりします。
さじ加減は分からないですね・・・。コネというか好き嫌いというか、損得で動くんでしょうね。

都市にもよるのでは(追記) 2019/05/09(木) 18:07:48
なんというか、トピ主さまも書かれてますが、
日本(やアメリカ)は消費者の権利がちゃんと保障されてますよね。
スペインは消費者は弱い立場にあることが多く、会社や販売員が強気なことが多いように思います。働く側としてはストレス少なくていいでしょうね。

何にしても、不調のところなどは家主に伝えておいた方がいいとわたしは思います。普通の使い方していて壊れたんですから。
わたしも前のピソはなかなかひどかったです。扉の開かない洗濯機、扉の壊れた冷蔵庫、水漏れのするシャワールーム・・・。結局直してくれたのはシャワールームのみで、下の階の住人がクレームを出してやっと動いたというところです。

トピ主さまの状況がよくなるよう祈ってます。

ピソの問題 2019/05/09(木) 19:30:45
カタツムリさんがおっしゃるように、契約書だと思います。うちの場合もきっちり、付いている家電については全て借主(私たち)の責任。買い替えも借主、買い替えたとしても置いていく、となっています

それ以外の例えば水漏れや建物に関する事は大家さんの責任。窓枠が壊れた時は時間はかかりましたがきちんと新しいものに取り替えてくれました。出ていく時の証拠にもなるので、借りてすぐに不具合のある箇所や破損箇所は全て書き出して写真と共にメールしてあります。一応、修理してくれないかという目的もあって出しましたが、直してくれる箇所もありましたが、ほぼスルーでした

泣き寝入りは嫌だ 2019/05/09(木) 21:47:50
むむむむむ。消費者が弱いですか。。。
しんどいですね。
家電なんかだったらかえって自分で買い替えたほうが好きなの買えるしすぐに答えが出ていいですけど、水漏れとか電気系統とかになっちゃうとお手上げですよねえ。
しかも私の責任じゃないのに生活に大きな支障がでるっていう(溜息)
今の私は精神的な面が一番まいってます。
建物自体の問題が起こっているんですが調査や工事の日に立ち会う都合がつかないだけで犯人みたいな扱いをされてはらわたが煮えくりかえっています。
ここで皆さんに読んでいただいてコメントいただいて少し救われました。
今後の参考にもしたいので、
引き続きいろいろな方のご意見体験談お待ちしています。

契約書 2019/05/09(木) 22:59:13
皆さんおっしゃるように契約書によると思います。あとは、個人と直接契約しているか、会社と直接契約しているか、個人との間に仲介業者がいるか、によっても対応が違う気がします。

以前個人から直接借りていたときは、問題があればすべて連絡、対処してもらっていました。大きな問題は起きなかったのですが、水道管が臭うとか、壁一面にカビが生えたとか、そういう細かいことも賃貸中はけっこう親身に対応してくれました。が、退去するという時に態度が豹変、銀行振込すると言っていた保証金を、いちゃもんを付けて(備品が足りないとか、清掃にお金がかかるとか)半額しか返金しないと言ってきたので、こちらは裁判沙汰にしてもいいと強気に出て対応したところ慌ててすべて返金してきました。(ちなみに備品が足りないというのは彼女の勘違い、清掃にお金がかかるというのも、こちらは普通に掃除をして、退去前に一緒に確認した時点で何もコメントしてこなかった為、明らかに言いがかり)

今は会社から直接借りていますが、通常の使用で壊れた場合は貸主持ち、と契約書に書いてある通りで、お風呂のタイルがはがれたり、電球が切れたり、逐一連絡するとすぐ対応してくれます。こちらが何も言わなくても、隣人の壁にカビが生えたとかで、我が家のお風呂のシリコンを付け直させてくれ、と言われたこともあります。防犯のためにドアの鍵を良いものに変えたいといった時は、さすがに断られました(笑)なので自費で変えましたが。

真摯に対応してくれないピソなんて、私ならとっとと引っ越したいですけど、そうもいかないですよね…。

泣き寝入りは嫌だ 2019/05/10(金) 16:22:22
私もとっとと引っ越したいです(溜息)
現在のところは個人との契約なので「契約」さんのような豹変には気をつけなくちゃ。
普段はいい大家さんなんですけどトラブルの時には別人になって「絶対負けねえ」みたいな態度なんですよ。聞く耳持たなくなっちゃって。どの問題の時も私の非ではなくてすべて物件の問題だったのに。工事完了まで生活を制限されるのは私だし。
こんな不便なことばかりで賃料満額払うのがうんざりしてきた今日この頃です。
次に引っ越しても壁の中床の下に問題の隠れている物件多そうですね、スペイン。

口じゃ勝てない 2019/05/11(土) 09:19:19
相手がおとなしい日本人だから甘く見てるのか、と勘ぐる事がよくあります。
私の場合、どの道 法律用語なんて出されたら理解できませんし、
EU圏やスペインの法律に通じている訳でもないので
適当に誤魔化されていても気が付きません。
こわいスペイン人のおばちゃんを一緒に連れて行く、ということができたら
結果解決しなくても多少は納得できるのですが。
こっちに非はないのにイライラして精神的に疲弊するなんてバカみたいですよ。よくあるけど。
同じピソの住人に「こういう場合は普通どうなるの?」と
訊いてみるのも手かもしれません。

カタツムリ 2019/05/11(土) 11:11:38
賃貸物件は契約の前に契約書を必ずよくチェックして、おかしなところは全てクリアにしてからサインしなければなりません。スタンダードな契約書も、絶対的に貸す側に有利になるように書かれていますが、要件によっては書き直させることもできます。

サインをしてしまったら、余程無理な内容が書かれていない限り、全ては契約書がベースとなってしまいますので注意が必要です。問題がこじれて最悪の場合裁判となることもあると思いますが、契約書の内容がその際も重要になってきます。

最近はピソの契約の際にも要求されることも多くなりましたが、賃貸物件にも保険をかけることをお勧めします。主に大家さんが加入している保険の対象外になっているものを中心に保険をかけておけば、万が一の時に役立ちます。

泣き寝入りは嫌だ 2019/05/11(土) 16:20:47
みなさまいろいろな視点から書いてくださってますが、わかるのはみなさま苦労されているっていうことですね。それでだんだん用心深く経験を生かされているんですね。
今のところ契約違反という問題は起きていませんが、とにもかくにも精神的にきついです。
早く強いおばちゃんと友達にならなくちゃ!
みなさんのおかげで冗談が言えるようになりました。
まだ目の前の問題は解決してないけど(涙)

スペインあるある 2019/05/13(月) 13:14:12
こういうのって運だと思います。あたりはずれがありますよね。

どなたかがおっしゃっていますが、ここ数年のバルセロナやマドリッドなどの賃貸相場の高騰は、貸し手市場で、ますます大家さんが強いのでしょうか。

以前にガス給湯器が動かなかった経験があります。冬だったのでシャワーには随分苦労しました。
全くとりあってくれない大家さんに粘り強く交渉し、こちらで原因を突き止め、修理してもらうよう言い、正常な生活ができるまで、一ケ月かかりました。シャワーのありがたみがわかりました(笑)
その後、引越しを決意し、引っ越した先ではラッキーなことに良い大家さんにあたりました。
良い大家さんなので、こちらでできる事は修理したり、大したことないかと思う不具合は我慢して、更新時まで待ってからお願いするようにしています。

不要なエネルギーを使ってイライラするよりも、引越し先を探すという解決策もありますよ。

近々、引っ越し予定 2019/05/13(月) 15:06:44
私も引っ越す予定ですが、
保証金の返金は振込みではなく、現金でもらうつもりです。

後からの振込となると、大家が何でも言えますから。
(修繕費、掃除代などで返金額が少なくなる)

それができないのであれば、鍵は返さないでocupaにあげるなどという予定です。

保証金を現金で返してもらった際に、鍵も返却。

これで歯止めをかけるつもりです。

それより・・・ 2019/05/13(月) 16:23:31
近々、引っ越し予定 さん、
お気持ちは分かるのですが、ドアの鍵なんて本体さえ変えてしまえば容易に変えられるものじゃないでしょうか。それより、警察に訴えられるなどのイザコザを避ける方が懸命じゃないでしょうか。

それより・・・ 2019/05/13(月) 16:24:59
賢明です、失礼しました。

泣き寝入りは嫌だ 2019/05/13(月) 23:26:24
ひいいいい。
冬に給湯なし1か月ですか?大変でしたねえ。
それよりさんのご意見もごもっともですが近々さんのお気持ちもよおくわかります。
スペインにはもっと住みたいんですが、体力入りそうですね(涙)

それより・・・ 2019/05/14(火) 11:05:19
もちろん、ドアの鍵を変えることはできますが、簡単ではないです。

ピソ(部屋)の鍵は変えれても、建物の入口のドアは他の住民もいるので、そうはいきません。

部屋を空にした際に、綺麗な状態で大家の立会で、「掃除や補修工事をする必要はない」と言わせて、録音(録画が望ましい)することで、あとから保証金から、あらゆる理由で差し引くことができないようにします。

なので、警察沙汰になることはありません。
保証金を返してくれたら、鍵を返すと言っているのですから。
仮に、向こうが警察を読んでも、向こう側が恥をかくだけです。
(ってスペイン人は恥と思わないかもしれませんがw)

イザコザを避けるためにと弱気でいると、結局大家の思う壺。
先に行った会話の記録と契約書があれば、負けることはないです。

大家だって、次に貸したい人を早く探したいので、面倒なことはしたくないはずです。

「今この人と争っても、割に合わない」と思わせることが大事。

近々、引っ越し予定 2019/05/14(火) 11:06:02
↑名前を間違えました!

それより・・・さんへの返信です。

それより・・・ 2019/05/14(火) 11:58:36
近々、引っ越し予定さん、
いろいろ対策を考えておられるんですね!参考になります。
泣き寝入りは嫌ださん、
ダメもとで、賃料減額交渉してみてはいかがでしょか。

スペインあるある その2 2019/05/14(火) 11:58:57
近々、引っ越し予定さんくらい強気に出ると、さっきの威勢はどこへやら??話がトントン拍子に進むことがスペインは良くありますよ。

泣き寝入りは嫌だ 2019/05/14(火) 18:56:38
なるほど。
でも考えるだけでも疲れますね。

作戦変更 2019/05/14(火) 19:30:14
自分がいくつか物件を所有している大家だと想像しましょう。
店子(外国人)がゴチャゴチャ言ってくる。めんどくさい。
口八丁で追い返せるならラッキーと考えるでしょう。スペイン人マインドなら。
どうすれば動いてくれるか。
言い負かして重い腰を上げさせる、というのは
今後も付き合いが続くことを考えると良い方法ではないかもしれません。
お互いがハッピー!なんて都合の良い方法は思いつきませんが、
代替策として以下。

1:壊れた
 代替商品(中古含む)もしくは部品をいくつか探しておいて、
「これは○ユーロ、自分で修理できる」「こっちは工事費込みでいくら」など
向こうが面倒を感じないプランを事前に用意。

2:カビた
 『放っておいても構わないが
 1年もすれば中まで腐って大きな工事が必要になるかもしれない。
 今のうちに処理しておくのが得策!』など
 手を打たないことによって生ずる被害や
 今対処することの利益を強調する。

つまりうまいこと乗せて丸め込むんですな。
これができたらスペイン生活検定1級でしょう!

「なるほど。でも考えるだけでも疲れますね。」
ごめんなさい笑っちゃいました、すごい共感です。
気にならない人が心底羨ましいですね。

泣き寝入りは嫌だ 2019/05/15(水) 17:02:36
勉強になります。
みなさんにご意見いただいているおかげで気分的にずいぶん救われていますが、現状は人と人との心のもつれになってきました。
こうなるとお国柄というより完全に個人の人間性の問題です。
工事は始まりましたがきちんとした説明のないままひたすら「いうこと聞け」ってヒステリックに言われています。こちらにだって用事もあれば何かと事情があるというのに。
ぐちでごめんなさい。

泣き寝入りは嫌だ 2019/05/29(水) 15:48:45
[[解決]]
いろいろあって見るのが久しぶりになってしまったのですが、最近の書き込みに
〉私のこれまでのスペイン人の印象ですが、他人の感情には鈍感でも自分のこととなるととてもセンシティブで傷つきやすい(メンタル面が弱い、打たれ弱いと思っています)人が多いような気がする

というのがあって少し理解できました。簡単な話自己中ってことですねえ。人によるところはあると思いますが、特に現在のトラブルではまさにこちらの気持ちや状況があまりにもないがしろにされて自分の主張ばかり言われるので、お国柄としてそういう傾向があるということがわかるとこの先少し用心できます。
トラブルそのものをみなさんに解決していただくことはできないのでこの場は解決マークをします。
書いてくださったみなさんありがとうございました。


追加発言は締め切られました。
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