フリーランス、日本とスペイン納税比較




[スペイン探偵局に戻る]
フリーランス 2019/03/16(土) 03:57:06
日本在住、フリーランスとして働いています。

将来的に移住の可能性がある為(主人がスペイン人です)、スペイン在住フリーランスの方々にスペインでフリーランスとして働いた場合の税金について教えていただきたいです。

日本では、青色申告にすると在宅であっても家賃や公共料金が一部経費に計上できたり、65万の控除があったりと個人的にはフリーランスって結構お得だなと感じています。

こちらでも過去トピにてスペインでフリーランスになった場合、税金が大分引かれるのでフリーランスになったメリットがないというコメントを拝見しました。

実際問題、フリーランスってそんなに税金引かれるのでしょうか?
どれ位の稼ぎかにもよりますが、日本では青色申告出来る位の収入があれば年金、健康保険、住民税や所得税と引かれてもいろいろ控除できる部分も多いですけれどスペインでは日本のような控除のシステムがないのでしょうか?
(スペイン語まだまだなのでその辺りはネットだったりでリサーチ不足です。。)

スペインでフリーランスをされている方に是非お話聞かせていただければと思っています。

宜しくお願いします。

青空 2019/03/18(月) 09:10:58
日本の控除の仕組みをよく知らないので比較ができないですが、
書いてある中で私の知ってるスペインの事情は・・・。

> 在宅であっても家賃や公共料金が一部経費に計上できたり、

今は変わってるかもしれませんが、私の知ってる限りでは・
・Local(店舗・オフィス)として借りてる契約であれば経費になる。
一般住宅だとダメ。

・自宅の場合は、オフィスとして使う部屋を1つつくり(住居と混じる部屋はだめなので、仕事部屋をちゃんと作る)、その面積の割合から計算する。
80m2のアパートのうち、10m2の部屋を仕事部屋にするなら、家賃も公共料金も1/8しか使えない。
つまりたいした金額にはなりませんね。
この2番目のは今はダメになった説があるので、調べてください。

全体にスペインでは「おかねをごまかすフリーランスが多い」のでよく調べられます。

税金が高いに関しては、日本はどのぐらいなんですか?
もちろん収入によりますが、例がないと比べられませんので目安を教えていただきたいです。

フリーランス 2019/03/19(火) 04:04:42
青空さま

コメントありがとうございます。

日本だと、税金の割合は収入だったりいろいろな対象に当てはまる、当てはまらない等で変わってくると思います。
ざくっと言うと
・日本だと自宅の一部を仕事部屋にしている場合、家賃についても家事按分として全体から仕事部屋の部屋平米を割り出してその割合分経費に計上できますし、分譲の場合でも控除があります。
・公共料金も仕事にかかった割合分を経費として計上できます。
 (割合についてはグレーな部分があるようなのでここは任意で計上しています。)
・仕事にかかった交通費、仕事に関わる食事代も接待費にて経費として計上できますし、物品購入に関しても仕事に関するものは計上できます。(10万円を超える物品購入は固定資産税として計上可能)
・生命保険、年金等も控除可能。
・個人事業主の場合は特別控除(最高65万円)というものがあります。個人的にはこれがとても大きなメリットになっているかと。

税務のプロではないのでざざっと書くと日本のフリーランスの場合はこんな感じではないでしょうか。
(間違いがあったらすみません、、)

スペインはおかねをごまかすフリーランスが多いとのことですが、ごまかさなければいけない日本程控除できる部分も少ないのでしょうか。。

フリーランス 2019/03/19(火) 04:56:53
さきほどの追記です。

平成27年以降の計算方式ですと
【所得税の計算式】
収入 − 必要経費 − 各種控除 = 課税所得金額
課税所得金額 × 税率 − 課税控除額 = 所得税額

課税所得金額 税率 課税控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円
695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円
900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円を超え 4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

青空 2019/03/19(火) 16:28:45
経費のつけ方はさほど変わらないですね。
そんなにお得ですかね?必要経費なのでまったく特に思えないのですが。
(本当は必要じゃないものを上手につけてる人には得なのかもしれませんが)

経費にするには日本の領収書のようなものではダメで、ちゃんとインボイスが必要です。

65万の特別控除とはなんですか?それらの経費以外に自動的に差し引けるということですか?
スペインでも申告のタイプによっては、領収書がなくても自動的につけれる経費があるのですが、
経費の5%程度です。


表を探してみたのですが、やはり所得税はスペインは高いですね。

Tabla de tramos de retenciones IRPF 2018
Base liquidable general Tipo impositivo 2018
Desde Hasta
0€ 12.450€ 19%
12.450€ 20.200€ 24%
20.200€ 35.200€ 30%
35.200€ 60.000€ 37%
60.000€ - 45%

青空 2019/03/19(火) 16:33:35
少しネットで見ていたら、今年から、自宅で仕事をしてる人は
食費や公共料金はつけれない、と出ていますね。

しかしたぶんトピ主さんは
>年金、健康保険、住民税や所得税と引かれてもいろいろ

と書いてらっしゃるので、それなりに収入があるのだと思います。
そういう人は税金払うときに高い!と思っても、まあしょうがないと思えるのでは。

ここのトピでよく
>税金が大分引かれるのでフリーランスになったメリットがない
と書いてらっしゃる方たちは、
まだ仕事のはじめ頃で、年金、健康保険、所得税などをひかれると、もう本当に残りがないなどのケースだと思いますよ。

フリーランス 2019/03/20(水) 02:19:13
青空さま

予想してはいたものの、スペイン税金高いですね、、。

日本の場合の必要経費は勿論そこは実際かかっているものなのでお得感はありませんが、自宅の一部をを仕事部屋にしている場合は経費に計上出来る点と、何より65万の特別控除が一番のメリットかと思います。

65万の特別控除というのは、税金を計算する際に予め所得から65万円を差し引くことができ、納めるべき税金が少なくする事ができます。

所得金額は、「総収入−経費」の金額ですが、青色申告特別控除を受けていると「総収入−経費−青色申告特別控除」で計算される様で控除の分だけ所得金額が小さくなるので、その分節税になりますよね。

スペインの場合医療費や教育費が公立は無料だから所以の税率なので高いのも致し方なしなのかもしれませんね。


追加発言は締め切られました。
WwwLounge Ver2.16

e-mail address: info@arrobaspain.com
Copyright (c) 2000-2022 @Spain all rights reserved.

@Spainのトップに戻る