産婦人科関係の質問




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プレマタ 2018/09/18(火) 11:56:22
こんにちは。現在妊活中の者です。数年前に同じような書き込みを見た記憶があるのですが、今「産婦人科 用語」「妊婦 用語」などで検索したのですが全くヒットしなかったので再度スレッドを立てさせていただきます。

@スペインでのオススメなサイト・雑誌等、ご存知でしたら教えてください。日本では雑誌をいくつか買ってきて、妊娠中や不妊治療などについて参考にしているのですが、同じような内容のものがスペイン語でも手元に欲しいです。雑誌でなくても、ネットでもいいのですが、同年代のスペイン人の友人がいないので聞く人もおらず・・・。何か役に立ったサイト雑誌・サイト等あれば教えてください。

Aもしすぐ妊娠しない場合、病院で検査をしたいのですが、私の担当医はあまり検査に回してくれるタイプではなく、それ故心配です。もしSSでの経験がある方がいれば、どのような検査をしてくれるのか、体験談を教えていただけると嬉しいです。例えば、日本で行われているような婦人科検査(ホルモン・卵管造影など)はSSに入るのでしょうか?その後仮に不妊がわかった場合、どこまで(排卵誘発剤・人工授精など)SSに入るのかも気になっています。私たちはプライベートの保険を契約していないため、SSに入っていない検査はすべて実費となってしまうので・・・。それらの検査に回してくれるまで、どのくらいの期間が経っていなければならないのでしょうか?というのも前回受診した際、妊娠希望であることを告げて、葉酸を処方してもらったのですが、半年試しても妊娠しなかったら数か月お休みしてから再度試すよう指示されました。でもそんなに若くないので、本当は半年ぐらいたったら積極的に検査してほしいのが本音です。

レスいただけると嬉しいです。宜しくお願いします。

うめ 2018/09/18(火) 12:35:41
お気持ちお察しいたします。
SSで約十年ほど前に治療して出産したものです。
まずは@から、私が妊活していたのはずいぶん昔なので現在の状況は分かりません、ほかの方からレスがつくといいですね。
Aは自分のカベセラを通すしか道はないので ご夫婦で行ってお話するしかないと思います。私たちは同時期にプリバドの病院にも行ってこういう検査をしたほうがいいという指南を受けていました。そのうえでSSに行き、こういう検査が必要だと言ってやってもらてました。(ホルモン検査)タイミング法でしばらく妊娠しない場合ってことでSSでやりました。
結果、できず。そのタイミングで専門医に順番待ちを入れてもらい3年待ちと言われました・・・そのあとに卵管造影を入れられた気がします。私たちもプリバドには入ってないので悩みましたよ。多少の出費はしょうがないものの本当の治療費は莫大ですので
結果、一年半くらい右往左往している間に連絡がきてSSの不妊専門医にいき、色々やってだめで最後はICSIで一発で妊娠出産となりました。長い道のりです。ご主人と一緒でなければくじけてしまいます。夫婦でしっかり話し合いSSのカベセラに本気でお願いすればわかってくれると思います。それでもダメなときは自分のカベセラを変えてもらってもいいでしょう。
ご自分の身体をいたわって、いつでもいい状態でいれるように整えられてください。成功をお祈りしています。

まつ 2018/09/18(火) 13:17:16
https://www.mibebeyyo.com/

https://www.serpadres.es/

かなり昔ですが、妊娠中、妊娠後に↑の雑誌を読んでいました。

他に掲示板とかありましたが、どれか忘れてしまいました。
「foro embarazo」などで検索をするとたくさん出てきますので、
探してみてはいかがでしょうか。早く妊娠できるといいですね。

リミット 2018/09/18(火) 16:13:16
昨年SSで出産しました。お若くないとのことですが、SSでの不妊治療も補助は年齢制限があったはずです。まず最初に年齢制限に引っかからないか確認された方がいいと思います。

一般的に治療ではタイミング療法から始まって、次に数回の人工授精、それから体外受精に移行するようです。私の場合、プライベートの保険に加入していますが、習慣性流産で私立の医院で手術などして、流産の原因を調べるためにいろいろな検査をしました。私立でした検査も多いため、トピ主さんの知りたいことにはお答えできずに参考にはならないかも知れませんが、経験を少し書きます。

不妊治療専門の私立の医院に行くことを検討していた頃、SSの不妊治療の話を偶然聞いてSSの診療所(médico de cabecera) に検査結果一式持って相談に行くと婦人科を予約してくれて婦人科で足りない検査を受けた後、体外受精のウェイティングリストに入れてもらいました。私の経歴からタイミング療法や人工授精なしです。ちなみに待ったのは1年半ぐらいです。SSでトライできる体外受精は3回だそうです。運良く1度目の体外受精(顕微授精)で子を授かることができましたが、受精卵移植も当日数名の女性たちと居合わせましたが、最後の挑戦だと言っていた女性もいました。

スペイン語でも日本語でも不妊治療のフォーラムがいくつもありますが、読むと気落ちしたり焦ったりもしたので、みなさん一人一人体も状況も違いますから、参考程度にされた方がいいかと思います。

ちなみに用語は私の場合fiv(体外受精)と icsi(顕微授精)について検索してヒットした不妊治療専門医のサイトなどを読んでいるうちに自然とプロセスやら専門用語やらを覚えました。かえって日本語でなんというのか知らずに後から調べたものです。(笑)

プレマタ 2018/09/18(火) 17:09:14
皆さんご回答ありがとうございます。すぐにレスがつくかわからなかったので、とてもうれしいです。

うめさん
私立のクリニックで指南を受けたというのは、カウンセリング(相談)という形で受診したのでしょうか?専門科への順番待ちが3年というのは長いですね・・・気が遠くなってしまいます。そういうことを踏まえると、SSと並行して私立を受診できるようにしておいた方がよさそうですね。万が一すぐにSSで対処してもらえることになっても、セカンドオピニオンとして他の医師の意見を聞いておくだけでもよさそうです。ちなみに、夫婦で相談でいくということを考えていなかったので(かかりつけ医が別なので、それぞれ個別に相談に行って個別に専門医に予約を入れてもらうのかと思っていました)、万が一の際には夫と一緒に受診してみます。実際の経験談が聞けて参考になりました。ありがとうございます。

まつさん
リンクを貼ってくださりありがとうございます。まさに探していたようなもので、役にたってくれそうです。早速ブックマークしました。

リミットさん
スペインでもやはり年齢制限があるのですね。体外受精は3回まで、という情報も今後の予定を立てる上で有難いです。1年半待ったというのは、ウェイティングリストに入れてもらってから体外受精をしてもらえるまでですか?だとするとやはりすごい待ち時間なんですね。勿論地域や各施設によって違うでしょうが、参考までにお尋ねしたいのですが、私立と公立では設備に大きな差がありましたか?私はスペインでは公立にしかかかったことがないのですが、私の病院は比較的新しい建物であるにもかかわらず、matornaの検査部屋にあった椅子が、戦後すぐのような古いかんじのもので、日本の婦人科でみていたような、ソファのような自動でリクライニングする椅子との差に衝撃を受けて大分ひるみました・・・。毎回あんな椅子で処置されるのかと思うと・・・私立は日本のように最新できれいなのなら、私立を受診したいかもしれません。

リミット 2018/09/18(火) 23:43:19
私立の診療所も病院も、不有名な妊治療専門医院(相談に1度だけ)にも行きましたが、イスはSSと大差ありませんでした。驚くほど簡素ですよね。でも妊娠、出産まで経験するといろんなことを見るので、そういうところは気にならなくなるかも知れませんよ。

待った1年半について詳しく書きますと、体外受精を受けることが決まってウェイティングリストに載ってから指示などが書かれた書類が入った封筒が届くまでの期間です。

私の場合、タイミング療法や人工授精をしなかった分、すぐにウェイティングリストに載せてもらえた方だと思いますが、タイミング療法などしていたらあっという間に半年ぐらい過ぎてしまうと思います。それで妊娠、出産できたらそれに越したことはないのですが。

封筒に入っていた書類を全部読んで指示通りにしたら、この地方ではやり方が違うと言われて困惑したりもしましたが、病院の薬局で必要な薬剤一式もらって第1回目の予約が取れたら後はトントン拍子で進みました。

体外受精は3回が限度ですが、前述の封筒に入っていた説明ではSSでの今までの成果で体外受精1回目の妊娠した率(確か出産した率ではなかった気がします)が約3割で、2回目、3回目も同じくらいの割合だったと記憶しています。

卵巣刺激のホルモン剤を注射しても採卵まで至らない場合もあったり、その後の受精も成功するとは限らなかったりと、一つ一つのステップが奇跡に近いと思いながら過ごしていました。私は自然妊娠はしてきたのですが、出産にいたらなかったんですね。

体外受精でも妊娠がゴールではなく、あくまで出産が目標です。この体外受精での妊娠では実は双子でしたが、今回も1人、途中で育つのをやめてしまったのです。日本では受精卵は一つしか移植しないそうですが、SSでは3つまでできます。私は受精卵2つを移植してもらいました。双子は妊婦の体の負担が増えますし、たいてい未熟児での出産になったりとリスクが高まるそうですが、双子が欲しいというより単に出産できる確率を上げるためでした。

ちなみにホルモン剤の影響で体調不良になり、採卵後はお腹が痛くて1週間ぐらい歩けませんでしたから、この頃の口癖は「今回もダメでも、もう絶対に体外受精はしない」でした。

同時期に友人が私立の不妊治療専門医に3年以上通っていたので話を聞いていましたが、人工授精から体外受精を何度かして結局最後はドナーの卵子での体外受精で子を授かりました。出産時40代半ば近かった人です。何が何でも子どもがほしいという場合、ドナーの卵子も考えに入れてみてください。ドナーの卵子での体外受精を2回した場合9割近くの人が出産できていると読んだことがあります。

もし30代後半で1度も妊娠したことがないのでしたらしたら、SSでいつ始まるかわからない治療を待つより、費用は高いですが私立の専門医のところへ行かれた方がいいと思います。時間との勝負だと思いますから。

思い出したことをいろいろ書いたので読みにくい文になったことをお詫びします。

プレマタ 2018/09/19(水) 12:13:45
リミットさん
再度書き込みくださりありがとうございます。詳しいお話が聞けて大変参考になります。また、妊娠がゴールでないというくだりも、まさにおっしゃる通りで、今後の気持ちの持ち方の参考にしたいと思いました。設備的には公私あまり変わらないのですね・・・どちらで治療を受けることになったとしても、ある程度覚悟しておこうと思います。体外受精等、治療の仕組みやらやるべきことやらは色々なところに書いてありますが、受けた側の体調不良などには触れられていないので、貴重な体験談が聞けたことに感謝しています。辛い時期のお話を思い出させてしまった点申し訳なく思っていますが、こちらにとってためになるお話をありがとうございました。最後にもう一点だけ、質問よろしいでしょうか?体外受精の指示などが入った書類は、国のものですか?それとも各comunidadのものでしょうか?というのも遠い知り合いにSSの医師がいるのですが離れたところに住んでいるので、もし国統一の指針であれば具体的な情報がきけるかもしれないので、話を聞いてみようかと思いました。

ベビママ 2018/09/19(水) 22:27:59
AスペインのSSで不妊検査、不妊治療した者です。
二度目の人工授精で授かり、先日無事出産しました。
不妊検査は子作りを始めて2年以上妊娠出来ないというのが前提で、初診から1年後に検査と治療がスタートしました。
AMH検査、卵管造影検査、ホルモン検査等一通りの検査後すぐに人工授精がスタートします。
SSでは4回まで無料で、人工授精スタート時に同時に体外受精のリストに登録してもらえます。体外受精は都心では最低2年待ち、田舎だと半年待ちと場所によって違うそうで確か2?3回無料だったと思います。
SSは技術も高く、先生も皆女性で不安や不満に思う事もなく、何より全て無料(排卵誘発剤やお薬なんかも箱代程度の金額です)でSSには大変感謝しております。

プレマタ様に赤ちゃんがやって来ます様に。

リミット 2018/09/20(木) 08:25:20
例の封筒を引っ張り出して書類を見ました。国ではなくcomunidad autónomaの名前と実際にお世話になった病院名が記載されていました。
体外受精の実績も妊娠できた割合だったのか出産できた割合だったのか確認したかったのですが見つからなかったので、恐らくサインして提出したものとみられます。その見つからなかった書類には生まれてきた子の障害の確率も書かれていました。結果、自然妊娠と体外受精での障害児の生まれる確率に差異はなかったと記憶しています。

受精卵移植の2週間後(7-10日後だったかも知れません)に、市販の妊娠検査薬は誤ることがあるので自分で私立に診療所に行って血液検査を受けて受精卵が着床したかどうか(妊娠できたかどうか)の確認をするように着床していたら病院に連絡するよう指示されておしまいです。

その時はさすがに受精卵移植までは面倒を見てくれるけれど、その後はポイっと追い出されるような感じでした。今まで優しくしてくれたのに後は放って置かれるの?と思いました。(笑) まあ、そういうところが公立的なんだと思いますが、高額な治療を受けさせていただいたので大変感謝しています。

実際は受精卵をつくってくれ移植の時にもお話ししたembriologoが気にして電話をかけてきてくれて血液検査の結果を告げるとよろこんでくれましたからそこまで冷たくなかったです。(笑)

妊娠後は、それぞれの地域で私立なり公立なりの産科に通うことになります。私は習慣性流産のいわばトラウマ的なものがありましたから私立にはいかず、matronaはSS の診療所、病院はこの不妊治療を受けた病院で出産もしました。出産時も私が死にかけたので、母子ともども無事なことがどれだけ尊いか身をもって知りました。

子どもを産むことは若い頃は自然で簡単そうに思えましたが、全然自然でも簡単でもありませんでした。私の日本の友人で数名長期の不妊治療の末あきらめた人たちもいます。最近、40歳過ぎのスペイン人の知人が流産したと教えてくれました。流産の経験がある人は意外と多いのですが、悲しいことですしスペイン人でも公には普通言わないですね。彼女は歳が歳だから妊娠も無理だと思っていたのに妊娠できたとよろこんで、また妊娠して赤ちゃんを産めるかも知れないと希望を持って話していました。そのように行くといいのですが、いろいろと経験、知識を得てしまった私は少し心配でした。高齢者の卵子は染色体の異常がある場合が多く、妊娠しても自然淘汰で流産にいたることが多いのです。当然、流産の後は気落ちしますし。

そんなこんなで生命の誕生は奇跡的だと思っています。自分自身もお世話になったので、子どもが欲しくてもなかなか授からない人に多少でも自分の経験が役に立てばと思っていますので、また質問があれば遠慮なくどうぞ。

プレマタ 2018/09/20(木) 11:46:04
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ベビママさん
経験談をお聞かせくださりありがとうございます。また先日出産とのこと、育児で大変なところ書き込みくださりありがとうございます。そしておめでとうございます。不妊検査は2年以上妊娠しないのが前提、ということが知れてよかったです。また、そこから先体外受精のリストが二年半待ちとは・・・(私は大都市在住です)そんなにのんきに待っていられないので、公立と並行して、私立にも足を運ぶことになると思いました。

リミットさん
何度も何度もありがとうございます。また、わざわざ書類の確認までしていただいて・・・他人の親切にこんなにうれしくなることは久しぶりです。このページはブックマークして、数か月後、数年後に何度も読み返すことになるかもしれません。貴重な経験談を本当にどうもありがとうございました。また何か不安を聞いていただく時期があるかもしれませんが、その時にはぜひ相談に乗っていただければ幸いです。


追加発言は締め切られました。
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