大学受験の準備




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受験 2018/01/06(土) 22:06:56
スペインでは、大学受験の準備はどのようにしているのでしょうか。
塾に通ったり、家庭教師を付けたりしているのはあまり聞きません。
学校の勉強と本人の努力だけなのでしょうか。

家庭教師 2018/01/06(土) 22:54:20
バルセロナですが、家庭教師の話、聞きますよ。
英語、数学など聞いたこともありますし。

実際スペイン人の私の友人は、科学の授業を高校生たちにやってたと言ってました。
口コミでどんどん紹介されて、授業数が増えたと言ってましたよ。

受験 2018/01/06(土) 23:23:58
バルセロナですか!
その家庭教師の先生は、どのようなところで見つけられるのでしょうか?
学校の授業に遅れがちで、その補習のために大学生に頼んでいる人はいましたが、受験対策もしてもらえるでしょうか。

評判のいい学校 2018/01/07(日) 01:38:27
スペインでも学校によって教育水準が違うので
大学進学を考えてる親御さんは、中学高校選びを
しています。ランキングはネットでも調べられます。
その高校で合格し、またいい成績をとれば、まず受験でもすべることは
あまりないと思われます。お子さんが将来どんな職業につきたいの
か、どの学部を志望するのかにも勉強の仕方が違ってきます。

家庭教師 2018/01/07(日) 13:15:50
どこで見つけたかと言われると、どこだったか。
私の周りが受験生だった時代なので、もう20年前ぐらいですが、、。

広告で見た気がします。
当時の新聞の、教えます・売ります・アパート探します、のようなもので。
今はネットでそういうのがあるんじゃないでしょうか?

私の友人の科学の授業をしていた人は、
臨時で学校の先生もしていた人でした。
ですから、学校関係で紹介を受けたんじゃないかと思います。
こちらの掲示板でも、学校の先生から、
家庭教師を紹介してもらう話が出てましたよね。
普段から教えて、自分も受験した人なら、受験対策準備で集中的にやってくれるのではないでしょうか。

入試準備のCursoの話も聞いた気がしたので、
検索したら、出てきましたよ。
curso para selectividadで。

こちらの子供たちは成績で、受けれる学部が変わりますよね。
受験ですべる話は聞きませんが、希望の学部の受験さえできない話は聞きます。

いったんあきらめて、違う学部に入学したが、やはり諦めきれず、
違う年に入りなおした知り合いはいます。

受験 2018/01/07(日) 13:43:53
curso para selectividad
情報、有難うございます。
間もなくコースを開始するところが多いので、週明けに問い合わせてみます。
スペインでは、このようなコースに多くの生徒が通っているのでしょうか?
日本の都市部では、かなりの生徒が塾通いでしたが、

>受験ですべる話は聞きませんが、希望の学部の受験さえできない話は聞きます。
そうなのですか!
事前に受験するところを調整する(される)とは聞きましたが、つまるところ、妥協すれば、たいてい合格できるということですか?
でも、受験者数が年々、増えていってますので、ちょっと心配。

今のところ、大学生のアルバイトの家庭教師ならば見つかりそうなのですが、通っている学校でも聞いてみます。
そして、アカデミアのコースとどっちがいいのか、よく内容を聞いてみます。

システム 2018/01/07(日) 19:12:38
スペインの大学受験は、日本とは全然違うので、まずはスペインのシステムを理解する必要があると思います。
トヒ主さんのお子さんは、これから高校に入られるのでしょうか?

(これはカタルーニャの公立の場合ですが…)
まず、高校では理系、文系、芸術にクラス分かれます。理系と文系はさらに2つに分かれます。どのクラスを選択するかで、目指す大学の学科も決まってくると思いますよ。
高校1年生の時に、大学の説明会があり、スペインの大学の学科の偏差値一覧表が配られるので、参考にされたらいいと思います。
レベルは5から12で、8から12の上位は理系の学科で占められていますね。

偏差値は、高校2年の最終成績+研究論文+入試の点数の合計です。
(論文は20%を締めるので大きいです)
これで、どの学科にエントリーできるかが決まります。ですから大学に入学できないことはないですよ。
ただ、希望の学科に入れるかは成績次第です。

評判のいい学校さんが言わんるように、学校のレベルはとても重要です。
レベルの高い学校と低い学校では、点数が同じでも実力が違います。
友人の娘さんは学校の成績も良く、希望のMedicina に入学できましたが、授業についていけず、3カ月で諦めましたと聞いています。

スペインでは特に受験準備をするというのはありませんが、2年生の最終成績で、1つでもsuspendido を取ると、入試が受けれなくなるので、普段の勉強をしっかりする必要があると思います。

受験 2018/01/07(日) 21:58:51
システムさん
詳しい説明を有難うございます。
今まで、ぼやけていた部分がよくわかりました。

私の子供は、すでに高校の最終学年で受験目前なのです。
論文発表も終わったのですが、先生との面談は申し入れをしない限り、三者面談のような個別進路指導はなさそうです。
新学期になってから一度、面談してもらったのですが(親のみ)、その時は、現状の学習状況についてのみで、受験のことは「まだ先」と言われました。

>ですから大学に入学できないことはないですよ。ただ、希望の学科に入れるかは成績次第です。
第一希望がすれすれの成績だと、どうするべきなのでしょう・・・・
イチかバチかで受験して、PAUの結果、不合格となったら、そのまま、第二希望へスライドできるわけはないですよね?(第一希望でそこを志望している人が優先ですよね)
そうなると、定員割れしている学部にまわされるのでしょうか?(9月の試験は欠員のため?)
新聞に発表される偏差値は、その年の最低ラインだと理解しています。
ですから、余裕をもってないと安心できません。

ここで教えていただきたいのですが(先生に聞くべきなのですが・・・)、偏差値のレベル5〜12というのは、毎学期、もらってくるNOTAから、どう判断すればよいのでしょうか?
NOTAは1〜10点ですので、そのまま、12点満点に換算すればよいのでしょうか?
それとも、また、別の判定基準があるのでしょうか?

受験 2018/01/07(日) 22:00:21
追記 「第一希望がすれすれの成績」とは、「すれすれの偏差値」という意味です。

匿名 2018/01/08(月) 12:15:43

システムさんが詳しく書いてくださっているので、私も大変勉強になりました。
まだ我が子が大学受験の年齢でないにもかかわらず、興味があってアンテナを張っています。
まだ現実味が無いため、情報が右から左へと行ってしまう状態ですが、わかるとこだけ書き込みます。

>>第一希望がすれすれの成績だと、どうするべきなのでしょう・・・
知り合いのお子さんを見ているとやはり第一希望は第一希望なので、そのまま出しているようです。
しかし、何人かは落とされ、第二希望などにまわされているようです。
どういう風に足切りされるかはわかりませんが、第二希望、もしくは第三希望まで書けると思います。
これは日本のセンター試験でもいえることですが、毎年倍率が違うので、私ならダメもとで希望通りに出してみます。
※もちろん、先生に要相談です。

>>スペインでは特に受験準備をするというのはありませんが、2年生の最終成績で、
>>1つでもsuspendido を取ると、入試が受けれなくなるので、普段の勉強をしっかりする必要があると思います。
本当にその通りです。
ただ、かなり前ですが、高校二年の最終学年で2つ追試を受ける状態で仮入試のようなことをした人を知っています。
なので、恐らくできると思います。
ただ、こういう子はもちろんと言うべきか、大学一年目でかなりの単位を落とし、結局、学部を変えざる終えませんでした。
未だに大学生をしていますが、4年で卒業できるところを今6年目です。

>>評判のいい学校さんが言わんるように、学校のレベルはとても重要です。
私はこれに関してはあまりそうとは思いません。
というのも、進学率がブービー賞な州に住んでいるのですが、(調べると州ごとの進学率が出てきます。1位はマドリだったと思います。)
そのパーセンテージで計算すると:
(つまり、私が住んでいる州にしか当てはまりません)
小学校:1クラス25人中、大学へ進学する人6,7人
大学を卒業する人:小学校1クラス25人中2,3人 なのです。

あまりにもアバウトな計算なのですが、大学を卒業できた人の出身校を見たり、聞いたりしても、公立、コンセルタード、私立の差がほとんどないように思えるのです。
ただ、某総合大学の卒業式を見て唖然としたのですが、学部による入学人数も違うでしょうが、理数系の卒業生が圧倒的に少ない。

こういうことからもわかるように理数系の大学初年度のドロップアウト率が恐ろしく高いのです。
淘汰、淘汰、淘汰されて残るのはほんの一握りなのです。
なので、Medicinaに入られた子女さんも当然というか、確立で言えばただ、ただ、十分にありえるということなのです。

>>高校1年生の時に、大学の説明会があり、スペインの大学の学科の偏差値一覧表が配られるので、参考にされたらいいと思います。
これは絶対にどこの学校でもあります。
ちょうど7年前に受験のシステムがガラッと変わった時があったのですが、その時は近くの高校では臨時説明会のようなものがあったと聞きました。
もしかするとですが、去年あたりに近々、受験のシステムが変わると聞いたことがあります。
その時に20○○年と聞き、自分の子供に当てはまらなかったので、頭の中でスルーしていました。
もしかすると、7年前と同様、まだシステムが確立されてなくて、大学受験説明会がなかったのかもしれないとも考えられるかなと。
これも含めて担任に要確認です。

大学受験のためというか、高校でアカデミアに通っている子はほんの一握りで、少ない印象です。
また、行っていた子も居ましたが、驚きのお値段だったはずです。

どうしても高校で追試になってしまいそうだ、危ないという子はその科目だけ家庭教師をつけて、ほぼ全員家に来てもらっているようです。
科目は物理や化学などほとんどが理系でした。
なので、前にもトピで出ていましたが、理系で高校生に勉強を教えられる人は引っ張りだこです。

匿名 2018/01/08(月) 13:00:04
じゃぁ、どうやって入試に向けて得点を上げていくかということですが、
>>偏差値は、高校2年の最終成績+研究論文+入試の点数の合計です。
>>(論文は20%を締めるので大きいです)

論文はもう出した、残るは高校2年の最終成績+入試の点数
入試テストは全範囲だと聞いています。なので、これは復習するしかない。

残るは高校2年の最終成績ですが、家は学年が変わるごとに各教科○○科目、○○先生、成績配分表というのをもらってきます。
これは更に学期ごとに細分化されており、例えば

授業態度10%
テスト60%
ばんしょ提出30%etc ...などというのがあります。

これで傾向と対策を練って、勉強を始めます。
こんなんで?と思われるかもしれませんが、先生によってこの配分はマチマチでかなり驚きます。
また、数値ではっきり見え、notaもそれに100%沿って出てくるので、ゲーム感覚で毎年やってます。
蛍光ペンで重要なところに線を引き、今年のこの先生にはこうやって攻めようなんてやってます。

これらを細かく読み込んでいくと小さい字で「castellano:感想文1提出に点き2ポイント」とかもあったりします。
クラスで誰も提出していないようですが、いい機会だからやってみな。と、わが子にはやらせたりしています。

今のご時勢、日本でもスペインでも大学をでればいいっていうものではないですが、コツコツとこういうことを習慣づけさせ、
ブレない子に育ってくれればいいなと思っています。

出すぎたまねをしていたら申し訳ありません。

受験 2018/01/08(月) 17:28:21
匿名さん

すごく現実的な説明、とても有り難いです。

>第一希望は第一希望なので、そのまま出しているようです。
>しかし、何人かは落とされ、第二希望などにまわされているようです。
第一希望に入られなくても、第二希望の合格ラインに達していれば、成績順に第二希望に入れるのでしょうか。
小学校(P3)入学の時などは、第一希望に外れると、そのまま第二希望校に行けるのではなく、第二希望校を第一希望として申請した人が優先だったので、結局、第一希望に外れると、全く希望していない学校に回されていたようです。
大学の場合は、たとえば第一希望のA学部は不合格でも、第二希望のB学部の成績には、第一希望者を含めても上位に入っていれば、可能なのでしょうか。
確実性を考えて、最初から、第二志望のB学部を第一志望にした方が良いのかと思っていましたが、「第一希望は第一希望なので、そのまま出しているようです」なので、すれすれの成績であっても、第一志望で出しておいていいようですね。(もちろん、この情報をふまえて、先生とも話をしてみます。)

>>>高校1年生の時に、大学の説明会があり、スペインの大学の学科の偏差値一覧表が配られるので、参考にされたらいいと思います。これは絶対にどこの学校でもあります。
新学期早々にあるreuniònで一般的な進路説明がありました。
でも、あまり意味がわからず、理解できないままでおりました。(怠慢です)
最近(10月以降)、いきなり、受験科目が、急きょ、追加されたのを新聞で知りました。
生徒達には説明があったと思います。

>>>偏差値は、高校2年の最終成績+研究論文+入試の点数の合計です。
>>>(論文は20%を締めるので大きいです)
偏差値の一覧表は生徒に配布していましたが、偏差値は12Pなので、10P評価のNOTAとどう照らし合わせてよいのかわからないのです。
この偏差値には、入試の結果も含まれるのですか?
そうすると、「高校2年の最終成績+研究論文」で、どのあたりにいれば良いのか判断できません。
「高校2年の最終成績(10P評価?)」+「研究論文(最高2P?)」で合計12Pになるので、これがリストにある偏差値に対応するのかと考えましたが・・・。

>大学受験のためというか、高校でアカデミアに通っている子はほんの一握りで、少ない印象です。また、行っていた子も居ましたが、驚きのお値段だったはずです。
日本ですと、模擬試験を受けたりしますが、塾通いしていた生徒と、していなかった生徒では、「試験慣れ」の違いがあると聞きました。(日本の場合)
そういう意味で、対策コースのアカデミアがいいなと思いましたが、サイトをのぞいてみたところ、どこも、明確な金額を記載していないのです。(おそらく「驚きのお値段」なのでしょう)
こういうところに行くのは、偏差値10P以上の学部を狙っている子たちなのでしょうね。

>学年が変わるごとに各教科○○科目、○○先生、成績配分表というのをもらってきます。
これ、いいですねぇ。
面談の時に知ったのですが、このような配分はあるようです。
「castellano:感想文1提出に点き2ポイント」などとわかっていたら、親として、お尻を叩いてでも、提出させるでしょう。

ご指摘のように、「コツコツとこういうことを習慣づけさせ、ブレない子に育ってくれれば」と私も思います。いろいろな助言、有難うございました。

システム 2018/01/08(月) 21:10:15
そうなんですか、お子さんは今年受験なんですね…。
勝手にこれから高校に入られると思っていたので、あれこれと偉そうに説明をしてしまいました…。だぶん、ご存じの情報ばかりで恐縮です。

実はウチの子も今年受験です。同じ立場なので、気持ちわかります。心配ですよね…。
やはり、スペインの学校は日本と違って、大学受験についてそれほど熱心に指導してくれないようです。新学期の父母会でも、テーマは研究論文の発表についてのみでした。
子供にクラスルームの時間に、受験についての説明があるのかと聞いたところ、担任からは、受験の詳しい概要はGeneralitatのウェブサイトにでているので、よく調べておくようにと言われたそうです。

偏差値ですが、高校の成績と入試の点数が出ないと計算できないので、目安として知りないならば、やはり担任の先生に相談されるのが一番いいと思いますよ。

だた参考までに、ウチの子が調べたことを書きますね。
偏差値14点が最高点です。(高校成績オール10、入試全教科10の場合)
この内訳は、60%(高校成績+TR) 40%(PAU)になるそうです。
ですから、全て満点の生徒の偏差値は、高校成績8.4でPAUが5.6で、合計が14になるそうです。参考になりましたか?

それから主人が言うには、第一希望の学科の点数が満たない場合は、まさにP3のSorteo と同じそうです。第二希望の学科に空きがあれば、入れるそうです。他には、例えばトピ主さんのお子さんがどうしてもMedicina を勉強したいとして、大都市の大学では無理でも、地方の大学なら偏差値も下がるので、入学が可能になることもあると思います。

トピ主はバルセロナでしたよね?
去年はカタルーニャの独立騒動があったので、もしかしたらバルセロナの大学を受験する人が少なくなると思ったのですが、これって希望的観測でしょうか…。

受験 2018/01/08(月) 22:10:24
システムさん
同じく受験生をかかえる親御さんでしたか。
説明いただきましたことは、私が理解していないことも多々あり、とても助かりました。
学年初めの全体のreuniónの時、「受験の詳しい概要はGeneralitatのウェブサイトにでている」と、まさしく同じことを言われました。
スペインのシステムがわかっていない上に、語学力不足も手伝って、読むのに苦労します。

偏差値は高校の成績と入試の点数が出ないと計算できない、ということは、入試が終わらないと自分のレベルがわからない? 
各自のPAUの結果は公表されるのですか?
でも、入試が終わってから、志望校を出すわけではないので、それでは困ります。
ということは、先生が高校の成績と本人の学力によるPAUの結果を予測して、志望校を指導することになるのでしょうか???  不安・・・・・

>全て満点の生徒の偏差値は、高校成績8.4でPAUが5.6で、合計が14になるそうです。
ここの「高校成績8.4」は「60%(高校成績+TR)」になるわけですが、「高校成績」については、10Pで表示されるNOTAで良いわけですね?(最終成績が出ていませんので、今のところ、promer trimestreのNOTAを参考にしています)
primer trimestre のNOTAは9科目が10Pで評価され、TRは空欄になっています。
TRは20Pで評価していましたので、すべて満点の場合、10科目110Pになります。
そして、科目数10で割る。
オール満点だと11Pになります。
これを、「高校成績8.4」に相対させれば良いわけでしょうか?
10:NOTA = 8.4:X

>第一希望の学科の点数が満たない場合は、まさにP3のSorteo と同じそうです。
これが恐ろしいのです。
地方に行く気もない、行かせられない、といった事情ですので、確実に入れそうなところを第一志望にしなければなりません。

>去年はカタルーニャの独立騒動があったので、もしかしたらバルセロナの大学を受験する人が少なくなると思ったのですが、これって希望的観測でしょうか…。
そう願いたいですが、現実としては、希望的すぎると思います。😞
他の地方から来る人は、地元の大学に希望する学部がないので都市部へ来るのではないですか。
また、カタルーニャ在住の者が、経済面を考えると、あえて、他の都市で就学することは考えられないでしょう。
残念ながら、競争率が低くなるとは、ちょっと想定できそうにありません。

大学生の母 2018/01/09(火) 17:53:38
>第一希望に入られなくても、第二希望の合格ラインに達していれば、成績順に第二希望に入れるのでしょうか。

1昨年受験生だった娘に聞いてみました。入れる とのことです。
PAU終了後1週間くらいだったか、もっとだったか、第1回の足切り点の発表があります。この足切り点より上であれば入学の保証がされます。その時に、第一希望に点が足らなかった子は第2希望の足切り点よりも上であれば、第2希望の入学保証がされるということだそうです。第3希望からも同様に、それぞれの足切り点を超えていれば保証されます。
第1回足切り点の発表から3週間くらいだったか、第2回足切り点の発表があり、これは上記の理由から第1回よりも必ず低くなります。この足切り点に達しないと、保証はなく、9月の入学手続き終了まで待って、その時に定員に足りなかった学部(非常に少ないです)しか選択肢はありません。

受験 2018/01/09(火) 20:51:16
大学生の母さん
>第一希望に点が足らなかった子は第2希望の足切り点よりも上であれば、第2希望の入学保証がされるということだそうです。
貴重な情報、有難うございます。
(システムさんのご主人様、ごめんさない!こちらの情報通りであってほしいと望みます。)
もう少し、教えていただきたいことがありますので、どうか宜しくお願いします。

>PAU終了後1週間くらいだったか、もっとだったか、第1回の足切り点の発表があります。
この「足切り」の発表とは、新聞に公表される5〜14Pの点数のことでしょうか?

Resultadosは、各個人に点数が通知されるのでしょうか?(webで確認だと思いますが)

今年のPAUが6/12,13,14で、Resultados de las pruebasが6/27です。
結果発表後、Solicitud reclamación y doble correcciónというのがあるのですが、これは、第一回の足切りで、第一希望の学部の点数に届かなかった人が、第二希望に変更する場合などでしょうか?

第一回の足切りで、第一希望に点数が僅かに足らなかった場合、合格ラインをクリアしている第二希望の学部は保証されるというのはわかりました。(嬉しい情報です)
しかし、後日、第2回足切り点の発表があり、第一回より点数が下がるということは、それまで待っていれば、僅かに届かなかった第一希望の学部も可能性はあるということですか?
ただ、第二回発表を待つには、保証されている第二希望を放棄しなければならないでしょう。
そして、第二回の足切り発表は、辞退者がでた場合のみであって、第一回の足切りで合格保証された人がすべてmatrículaしてしまったら、もう第二回はないということになりますか?
いつの時点で、第一希望と第二希望の決定をしなければならないのでしょう?

思いつくままに、質問ばかりで申しわけありませんが、ご存知のことがありましたら、ぜひ、教えていただきたくお願いいたします。

心配な母 2018/01/12(金) 16:25:07
こちらでのやり取りを参考にさせて頂いております。
マドリッドでのケースも教えて頂ける方がいないかと便乗で恐縮ですが、質問させて頂きます。
ご質問者さんと同じく、第一志望からどのように入学が決まっていくのかという点が、未だによく理解出来ません。
前年度の足切り点(NOTA DE CORTE)を参考に志望学部を決め、第10志望まで記載出来るのですよね。
それを決める時点では、今年度の足切り点は未定。あくまでも前年度から予想して決めるで正解でしょうか。
マドリッドの公立高校の場合は第4希望まで記載出来ますが、もともと席自体が志望生徒に数に比べて極端に少ないので、第1志望の高校に入れなかった場合は既に第2希望の高校はそこを第一希望にした生徒でいっぱいで入る事は出来ませんが、大学の場合この様な事はないのでしょうか?
第1希望の学部に入れなかった場合、第2希望の学部にそこを第一志望にしていた学生と同じ条件でトライ出来るのでしょうか?
上手く説明出来たかわかりませんが、どなたかこの疑問を解決して頂けないでしょうか?
特にマドリッドで、EVAUになってからの昨年度の入試を経験された方からのアドバイスを頂けますと幸いです。
宜しくお願い致します。

受験 2018/01/12(金) 17:39:26
心配な母さん
当方、カタルーニャですが、大まかな点ではシステムは共通していると思います。
とはいえ、あくまでもカタルーニャでの観点からですが、私の理解している範囲で書かせていただきます。

>マドリッドの公立高校の場合は第4希望まで記載出来ますが、もともと席自体が志望生徒に数に比べて極端に少ないので、第1志望の高校に入れなかった場合は既に第2希望の高校はそこを第一希望にした生徒でいっぱいで入る事は出来ませんが、大学の場合この様な事はないのでしょうか?
カタルーニャのP3(就学前の学校=日本の幼稚園のようなもの)の入学申請は、まさに、そのようなものです。
第8希望まで記載できるのですが、第二希望校を第一にした人が優先ですので、第一希望校に外れると、第二希望も、ほぼアウトです。(第二希望が定員割れするような学校の場合は大丈夫ですが)
大学の場合はどうなのか、この疑問に対して、システムさんのご主人様は、下記のように答えて下さっています。
>第一希望の学科の点数が満たない場合は、まさにP3のSorteo と同じそうです。第二希望の学科に空きがあれば、入れるそうです。
しかし、大学生の母さんのお嬢さんからの情報は下記のとおりです。
>PAU終了後1週間くらいだったか、もっとだったか、第1回の足切り点の発表があります。この足切り点より上であれば入学の保証がされます。その時に、第一希望に点が足らなかった子は第2希望の足切り点よりも上であれば、第2希望の入学保証がされるということだそうです。

ここで疑問なのですが、新聞に7月半ばに発表される点数は何なのでしょうか?(matrícula直前くらいの日程だと思います)
時期的にみて、これが、最終の「足切り」だと思いますが、では、第一回めの足切りも新聞に発表されたのでしょうか?(私が見落としていたのか?)
webで見ますと、第一回、第二回のデータがあり、第二回のNOTA DE CORTEは、確かに、若干下がっています。
でも、下がっていない学部もありますが、そこは、第一回の点数で定員いっぱいになったのでしょう。
第一回のNOTA DE CORTEを新聞、または、web等で知ったとして、そこで、第一志望にちょっと足りない場合、
@第一志望学部への希望をもって、第二回NOTA DE CORTEの結果を待つ
→A第二回NOTA DE CORTEにも入れなかった
→BA 第二志望の学部には足りているので、そのまま、第二志望の学部に入ることができる
または、
→BB 第二志望学部を第一志望としている生徒が、たとえ、自分より点数が低くても優先される

[BA]ならば、第二回Nota de corteの発表を待ち、そこでも第一志望がダメなら、そのまま第二志望に入れます。
しかし、[BB]ならば、たとえ、点数が足りていても、第二志望の学部に入れるとは限らないので、そのリスクを避けるために、[@第一回Nota de corteで、合格ラインに入った第二回志望の学部に決定する]というのが一つの方法でしょうか。
この場合、どの時点で決定しなければならないのでしょうか。

最近の情報をお持ちの方、どうか、宜しくお願いいたします。

心配な母 2018/01/13(土) 08:56:49
受験さま・・・論点整理をして頂き、有難うございます。
正にその点が心配なのです。EVAUの結果を受け取った時点で、どの様に志望大学・学部を選択すればいいのか。
昨年度はLOMCEが施行されてから初めてのEVAUだった事もあり、全体的に設問が易しくかった為平均点が上昇、それに伴いNOTA DE CORTEが前の年よりかなり上がったという話を聞いています。
その事からも、わが家の様に志望学部足切り点ぎりぎりの点数が予想される生徒の場合、志望学部選択では非常に迷うところです。
マドリッドの6大学では、第2回めのNOTA DE CORTEはほとんどの学部で記載されておりません。それは恐らく第1回めの募集で定員がいっぱいになったという理解をしておりますが、それでよろしいのでしょうか。
引き続きご経験者の方の書き込みを待ちます。
ご質問者様に感謝しつつ。

心配な母 2018/01/13(土) 09:04:05
続けて投稿し申し訳ありません。
「受験」様の当初のご質問ですが、わが家の受験生は近所にあるACADEMIA(日本の塾のようなところと理解しております。)に週2回通っております。
ずっと不得意科目の数学を教えて頂いていて、成績は上がりました。
通っているACADEMIAでは数学のクラスにはBACHILLERATO1年生と2年生の混合で最大6名の生徒がいるそうで、それぞれの課題に取り組み、わからないところを指導してもらう形です。
個人授業ではありませんが、先生がとても良い方で、効果はございました。
理系ではありませんので、Matemarica Aplicadaの数学です。
マドリッドではどこの地域にも個人経営のこういったACADEMIAはあります。
授業料は月8回・1時間で75ユーロです。

受験 2018/01/13(土) 13:20:59
心配な母さん
分からない者同士で話していても、埒が明かないのですが、でも、同じような心配事を抱えている親御さんがいらっしゃると思うと心強いです。

マドリードで”EVAU”というのは、統一試験のようなものでしょうか?(カタルーニャでは、”PAU”です)

>昨年度はLOMCEが施行されてから初めてのEVAUだった事もあり、全体的に設問が易しくかった為平均点が上昇、それに伴いNOTA DE CORTEが前の年よりかなり上がったという話を聞いています。
そういう事情があったのですか。

アカデミアですが、1時間75ユーロとは高い!!!
カタルーニャで調べたわけではないのですが、上の方で、受験対策のコースとなると「びっくりするようなお値段」と聞きましたので、それが相場なのかもしれませんね。

ところで、基本的な質問なのですが、カタルーニャの方に教えていただきたいのです。
毎年7月半ばに新聞に掲載される”Las notas de corte del próximo curso”が、最終のNota de corteだと考えておりました。
しかし、過去の新聞(2013,2014年)のデータを保管しているのですが、その数値と、webのhttps://accesnet.gencat.catで確認した下記のリストとが年度によっては一致しない学部があるのです。(別資料の2017年のものは一致しています)
たといえば、新聞には「8.5」と記載されているのに、webでは「5.0」になっているなど、webの方が低い点数になっています。
”Quadre comparatiu de la nota de tall de la 1a assignació amb la nota de tall de l'última assignació. Darrers 6 anys
Ordre alfabètic per centre d'estudi i població VIA Titulats universitàris. Convocatòria juny”
この疑問にどなたかお応えいただけませんでしょうか。
どの数値を目安に学部を選べばよいのかわからないのです。

心配な母 2018/01/13(土) 16:18:27
受験様
書き方は悪くて申し訳ありません。
アカデミアの授業料は月謝75ユーロです。1回1時間の授業を週2回、合計8時間の授業料ですので、マドリッドではかなりお安い方かと思います。

受験 2018/01/13(土) 16:52:52
心配な母さん
私が早とちりしていました。
月謝が75ユーロですと、かなりお安いですね。
英語のアカデミアより安いです。

受験 2018/01/16(火) 20:53:12
心配な母さん
断片的にですが確認できたことをお知らせします。(カタルーニャ州)

@3月6日〜20日:PAUのInscripción (この時点で、志望校、学部を決める必要はありません。)
A5月下旬:Bachilleratoの最終NOTA (1,2年の平均+TR)が出ます。
B6月12.13.14日 : PAU
C6月27日 : Resultado de PAU (自分の点数/14P [Bachilleratoの最終NOTA+PAUの点数]がわかります。)

第一回Nota de corteが、新聞には毎年7月12,13日頃に掲載されていますので、webなどでは、その前に発表されているのではないかと思います。(私の憶測)
そこで、自分の点数/14Pと照らし合わせて、第一志望に行けるかどうか判断します。
点数が届いていれば合格、不足していれば、第二志望に行けます。(志望順位優先ではなく、点数優先)
つまり、志望校は、PAUも終わって、第一回Nota de corteが出てからでいいということです。
そして、9月に第二回Nota de corteがでます。
7月のmatrículaで、定員に余裕がある学部に入れます。(第二回Nota de corteの数値が第一回と同じということは、9月の募集はないということです。)

Resultado de PAUがでて(6/27)、第一回Nota de corteが発表されて、その後のmatrículaまでにはどのような手順が必要なのか、そこのところは、まだ確認できていません。
とにかく、受験前に、第一志望、第二志望とかを、大学、学部別に決めておかなくて良いと理解しました。
ただし、希望する学部によって、受験する科目が異なるので、大まかには決める必要があります。
それは、おそらく、すでに、Bachilleratoで科目を選択しているはずです。(理系、文系、芸術など)
そして、第一志望に点数が届かなくても、第二志望に達していれば入れるようです。

私が理解できたのは以上のような内容です。

大学生の母 2018/01/17(水) 01:22:15
ごめんなさいね。しばらく忙しくしていて、こちらには来ていませんでした。

>第一回Nota de corteが、新聞には毎年7月12,13日頃に掲載されていますので、webなどでは、その前に発表されているのではないかと思います。(私の憶測)

学生は皆Web便りです。

>そこで、自分の点数/14Pと照らし合わせて、第一志望に行けるかどうか判断します。
>点数が届いていれば合格、不足していれば、第二志望に行けます。(志望順位優先ではなく、点数優先)
>つまり、志望校は、PAUも終わって、第一回Nota de corteが出てからでいいということです。

志望校と第2〜希望は、PAU申請時に記入します。第1回Nota de corte (カタランではtall)と同時に、自分が希望する大学、学部すべてで、合格か不合格かがわかります。ここで第一志望であれば、入学手続き申請をします。

>そして、9月に第二回Nota de corteがでます。

第1回の2週間くらいあと、9月ではなく、7月中に第2回が出ます。ここでノータが下がる(同じばあいもある)ので、第1回で入学申請をせずに、この時まで待てば、ぎりぎりであれば、入れる可能性はかなりあります(学部にもよりますが)。ここで入学申請をしないともう保障はありません。ほとんどの学生はここで、希望を出したうちの入れる大学、学部に入学申請します。

7月は入学申請で、9月になって入学手続きをします。
ホントに少しだけ点数が足りなく、どうしてもその大学の学部に入りたい場合は、ウェイティングリストに載せてもらうと、入学申請はしたが手続きはしなかったという子が少数出る場合があり、その場合は、入れる可能性がありますが、これに引っかからないと、志望を変えることは不可能です。その年は大学浪人となります。

これは、1昨年のバルセロナの情報です。ご存知と思いますが、制度は、年により、場所により変わることが頻繁にあります。お子さんは、だんだんとわかっていくと思うので、お子さんとよく話しながらやっていくか、または、お子さんにまかせてしまう方が賢明かもしれません。

受験 2018/01/17(水) 02:28:05
大学生の母 さん
正確な情報を有難うございます。
改めて、教えていただきたいことがあります。
お手すきの時で結構ですので、宜しくお願いいたします。

>志望校と第2〜希望は、PAU申請時に記入します。
やはり、そうですよね。
PAU受験前までに決定していなくてもいいっていうのは、ちょっとおかしいなと思っていたのです。
これをもとにして、足切りのポイントを決めるのでしょうから。
けれど、PAUの申請は3月だと思うのですが(webを読み間違えてなければ)、BachilleratoのNOTAも出ていない時点で、どうやって学校を決めれば良いのでしょう。(同じ学部でも、学校によってレベルが異なります。)

>第1回の2週間くらいあと、9月ではなく、7月中に第2回が出ます。
第二回Nota de corteが9月に出るというのも間違いだったのですね。(心配な母さん、私の前の書き込み、訂正です!)
この2回目のNota de corteは、新聞に掲載されないのですか?
私が見落としていたのかもしれませんが、手元には、毎年、7/12前後のものしかないのです。

第一志望にちょっと点数不足なので、第二回Nota de corteまで待ちたい。
その場合、一応、第二志望に申請しておいて、第二回Nota de corte次第で、第一志望に変更するということはできるのでしょうか。
それとも、どうせ、第二志望には点数は足りているのだから、第二回Nota de corteまで何もせずに待っておけばよい、第二回Nota de corteがでてから、運良く、第一志望に入れるかもしれないし、やはり、第二志望しかダメだったというように。
たぶん、これは無理ですよね。最初のNota de corteで、自分より低い点数でも、そこを第一志望としている人、あるいは、第一志望がダメだったからと先に申請した人が優先でしょう。
このような場合、どの時点で申請をするかが賭けになりそうです。
思いっきり、第一志望に達していなかったら、諦めやすいのですが。

>お子さんにまかせてしまう方が賢明かもしれません。
そうであってほしいのですが、自分のことなのに、ちっとも、あくせくしたところが見られないので、親として心配なのです。

受験 2018/01/17(水) 02:32:31
追記
勘違いしていたかもしれません。
第一回Nota de corteのあと、すぐに申請できるのは、第一志望の合格者のみなのですね?(第二志望に合格していても、第二回Nota de corteまで待たなければならない?)

心配な母 2018/01/18(木) 09:35:08
マドリッドの公立6大学の今年度EVAU(Evaluación de Bachillerato para el Acceso a la Universidad)は以下のページに出ています。
試験日までは公表されていますが、結果の受け取り日などはまだ未定の様です。
今年度からは9月のRECUPERACION(落第科目の追試)はなくなり、中学・高校共追試は6月に行われます。
それに伴い5月にBachilleratoを卒業出来なかった生徒の為の第2回の大学入試もマドリッドでは、7月第1週に行われます。
これは今年度大きく変わった点なので、Nota de corteにどのような影響が出るのか(発表日時などを含め)、蓋を開けてみない事には分からないというのが最も不安なところです。
子供が通うBachilleratoの先生も懇談会などで質問しても「わからないものは答えようがない。」との返答で、全くこの国の教育行政は・・・と思ってしまいます。

心配な母 2018/01/18(木) 12:52:48
リンクを貼り付けるのを忘れてしまいました。失礼致しました。

http://www.emes.es/Accesouniversidad/Bachillerato/tabid/247/Default.aspx

受験 2018/01/19(金) 00:38:59
心配な母さん
今のところ、カタルーニャでは、PAUは、今まで通り、6月と9月に実施されるようです。(高校の追試を6月中に終わらせて、一斉に受験できるのはいいと思います。)
webを見ますと、9月に実施する州としない州がありました。
日程や手続きの全般的なことは、webに掲載されますが、それまでの細かいことがほとんどわかりません。
Nota de corteについては、一番、気がかりですよね。
学校訪問の日程が設定されていて、生徒達は希望する大学の指定日に訪問したりしていますが、単なる学校見学のようなものだそうです。
他の親御さんに、個別に進路指導として三者面談があるのかと聞いたところ、特にないとのことです。
PAU申請の手続きなども、ほとんどがwebでするようになっているので、親がシステムをわかっていないので、不安でしょうがありません。

PAUのPreinscripciónが3月に始まりますが、各学部のレベルが明示されないと、決定条件が成り立ちません。
昨年のNota de corteを参考にするしかないのでしょうか・・・・

・・・・と、まぁ、私の心配事ばかり書いてしまって、全然、心配な母さんのお役に立ってないのですがお許し下さい。


追加発言は締め切られました。
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