自営業のIRPF
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脱サラ?
2017/05/05(金) 10:31:35
いつも拝見して、お世話になっています。税金の話は良く出ると思うのですが、参考になるトピがなく、申し訳ありませんが、お相手ください。
今なんとなく、店を出してみたい、という気持ちがあって、基本的なことを知りたいのです。
1 売値にはIVAとIRPFを入れないといけないということで合っていますか?つまり、10ユーロの値段で、ある物を売ったら、そこから、21%のIVA、2.1ユーロと、20%のIRPF、2ユーロ、つまり、4.1ユーロを税金として払わないといけないということですか?原価が3ユーロだったとして、純利益が2.9ユーロということになりますか?
約40%も税務署に持っていかれるのかと思うと、それだけで商売なりたたない気がしてしまいますが・・・。となると、原価の3倍の値段では成り立たないですね・・・。どれくらいが相場なんでしょう。
2 日本から品物と取り寄せた場合、関税がかかりますか?となると、さらに利益が減りますよね・・・。
3 こちらで仕入れた場合、その際のIVAは払い戻されると聞いたのですが、輸入品だとそれがないので、その分利益も減ることになりますよね?合っていますか?
宜しくお願いいたします。
脱サラ?
2017/05/05(金) 10:32:38
ヘストールへ行けといわれそうですが、もちろん、本当にやることになったら行きます。今は、ほんとうに漠然とやれたらなあという気持ちがあって、現実的なのかどうかだけ知りたいのです。宜しくお願いします。
IRPF
2017/05/06(土) 10:28:09
IRPFについてのトピが過去にも沢山あります。検索されてみると勘違いに気づくと思います。
脱サラ?
2017/05/06(土) 17:50:59
過去トピを全部見た上で、自分の質問に関する答えが見つからないので、質問させていただきました。
宜しくお願いいたします。
源泉徴収
2017/05/07(日) 12:54:50
IRPFというのは源泉徴収と理解しています。確定申告で一年分の税金を払うのではなく、サラリーマンなら各月の給与から、自営業であれば3ヶ月ごと(ですよね?)に売上げに応じた金額を納付して行って、確定申告で清算(過不足を払うもしくは払い戻しを受ける)するのだと思います。
つまり、自営業の場合、年間で利益が出なければ過納付した分は戻るし、これは販売金額にONする性質の税金ではないです。
IVAは日本の消費税ですから、最終消費者が負担する税金です。
スペインでは消費者に内税で価格表示するのが主流ですから、販売価格を決める際に考慮するのは必要かと思います。
ネット販売でもIVAは後付けの事もあるので、そこはやり方次第なのかと思います。
日本からの輸入の際にはIVAをかけられると思いますが、それは仕入れにかかるIVAなので、IVAの申告の際に売上げの際の預かりIVAから控除されます。なので、普通に事業としている場合は売上げの値段には影響させないのだと思いますが。
日本の消費税の仕組みを日本語で勉強してみてはどうですか。スペインのIVAに応用できます。
私はスペインの申告システムのModuloというのがわからないのですが、例外措置があるようですので、その辺は実際に事業を始めようとするときにスペインの専門家に相談すると良いとおもいます。
頑張って下さい!
自営業
2017/05/08(月) 16:00:50
源泉徴収さんがおっしゃっているように、まず日本語で日本のネットで勉強することをおすすめします。
あまりにもご存知ないようなので。
基本的にはどの国も基本の仕組みは同じです。
まず日本の仕組みを日本語で理解してから、それとスペインと相違がある点があれば
それだけチェックすればよいです。
私もど素人でわかっていませんが、トピ主さんはこりゃー、大丈夫かなと思ってしまいました。
(勝手な心配して、すみません!)
まずトピ主さんの質問を見て、「大きく間違えている」と感じた点を書きますね。
私も間違えている場合は他の方ご指摘くださいませ。
IVAは日本の消費税です。
IRPFは厳選徴収税、所得税です。(たぶん)
販売する際のスペインの品物にはIVAがかかっている。
IRPFはかかっていない。
IRPFは人を雇ったときに考える税金なので、
ものには含めない。
人を雇った時の給料には、IVAとIRPFが入るが、
IVAは会社が払うもの、
IRPFは雇われた本人(自営業の時?)が払うものである。
両方を会社が払うわけではないので、人の給与に対しても40%をこちらが払っているわけではない。
(税金の支払方法はまた違いますのでここでは書きません)
それと利益が減る、減るという書いていますが、そもそもそれがおかしいです。
考え方としては
2。関税がかかると、利益がかかる、ではなく、
関税分を考慮した、金額を品物につける、ということです。
あなたの会社ならあなたが利益を自分で決めればよいでしょう?
値段を高くつければ、利益は減りません。
3。輸入品だとIVAが払い戻されないので利益が減る、ではなく。
もともと払ってないので、減ることもなければ、損をすることもない。
存在しないものです。
IVAがなぜ払い戻しになるのかも分かっていないのかなと思いました。
これらはパットみて気づいた点ですが、
これら以外にもまだまだ勉強すべきことがたくさんあります。
まずは日本語で日本でお店を立ち上げる場合の勉強してみてください。
それがよく分かってから、スペインに応用しましょう。
自営業
2017/05/08(月) 16:13:11
続けて、私も職種の違う自営業なのですが、アドバイスを。
お店は最初にたくさんのお金が必要です。
お店じゃなくてもなんでもよければ、最初の立ち上げ資金のできるだけかからない方法、
もしくは職種にした方が良いです。
たとえばお店だったら、軌道にのるまでは実店舗を作らず、
ネット販売にする、
売り込みにいって他店で買ってもらう、
などです。
人を集められるか、場所が借りれるなら、ワークショップのような感じで1日もしくは
1か月の短期で仮のお店で販売をするなどの方法もあります。
また輸入するなら当たり前のことですが、軽いもの・重いもの、
かさばるもの・小さいのも、などで郵送費が変わります。
それから関税が高いものと、そうでもない品物があります。
例えばスペインから日本へ輸入するのに靴製品の関税はものすごく高いのだそうです。
そういう品物を売っていると、売れる前に関税を払うことになり、同じく最初に資金が必要な商売になってしまいます。
食べ物や薬品など検査が必要なものも、最初は手続きが大変で時間もかかります。
税関ですっと入ってこれないものは、保管料も必要になります。
何を売るかはよく考えた方が良いと思いますよ。
良いお店ができると良いですね
自営業
2017/05/08(月) 16:21:56
忘れてました。
自分の収入からは自営業ならIRPFは、払わなくてはいけません。
脱サラ?
2017/05/09(火) 10:17:31
源泉徴収さん、自営業さん、ご指導ありがとうございます!
本当に何も分かってなくてすみません。でも、自営業さんが書かれているようなことを、全く考えていないわけではありません。心配してくださってとても感謝していますが。
ただ、値段に関しては、関税分を考慮した値段をつける、とおっしゃっていますが、値が高くて売れなくてはビジネスにならないので、検討段階としては却下しなくてはならなくなります。だから、純利益がどうなるのかが知りたいのです。結局、私の疑問は払拭されないのです。
自分の収入からIRPFを払わなくてはならない、とおっしゃってますが、自分の収入は売った品物の純利益ですよね?合計の%かを払うということで、品物1品から算出することはできないということでしょうか。
日本で1ユーロで買ったものを、こっちで3ユーロで売ったら、いくらの純利益になるのか、それはそんなに難しい質問なのでしょうか・・・。
IRPFが源泉徴収、いわゆる所得税であることは理解しているつもりです。会社とは違い、ものを売って商売をするとなると、所得は物を売った際の利益の合計だと思っているので。自分の利益がどれくらいになるのを最初に知らないでビジネスなんて始められないなあと思ったもので・・・。
脱サラ?
2017/05/09(火) 11:14:24
ふと思ったのですが、IRPFが源泉徴収で、単価を割り出そうとすれば、例えば、
3ユーロをを100個売ったとして、売り上げが300ユーロ、IVA21%が63ユーロ、引くことの、利益が237ユーロ、仕入れが100ユーロで、引くと137ユーロ、それに源泉徴収を20%で、27.4ユーロ、137-27.4で、利益が109.6ユーロ、100で割ると、1.09ユーロ、これが単品の利益、ということですよね。
もちろん、源泉徴収をする前に、光熱費とか家賃とか、諸費用を引いてからということなんですよね?だから、簡単に単品に源泉徴収がいくらかって計算できないってことかなと。
あとは、日本から品物を仕入れた際の、質問の2と3について、どなたかご教授いただけると大変ありがたいのですが・・・。
宜しくお願いいたします!
追加発言は締め切られました。