ギターを日本に送る
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フラ
2017/04/23(日) 13:12:01
こんにちは。この度、こちらで買ったギターを日本に送りたいのですが、emsではなくcorreos から飛行機便で送ることは出来るのでしょうか?
ご存知の方、いらっしゃいましたらアドバイスいただけたら幸いです。
パコ
2017/04/25(火) 07:01:33
emsもcorreosが扱っていますけど、paquete internacionalとかで送りたいということでしょうか?ギターを送ったことはありませんが、他の楽器なら何度か。ギターでも200cmのサイズに収まるでしょうから、大丈夫ではないでしょうか?
それから、フラさんの状況がよくわからないので、蛇足になるかもしれませんが、今年からローズウッドの規制が変わったので、もし該当されるならCITESの輸出許可取得手続きも頭に入れておいたほうがいいと思います。
フラ
2017/04/25(火) 23:20:57
パコさん、レス、ありがとうございます。paquete internacionalは検討していました。
そちらで無事に到着するのであれば利用したいと思うのですが、友人の家に個人的に送る場合でも輸出許可が必要なのでしょうか?
重ねての質問、申し訳ないです。
パコ
2017/04/26(水) 10:59:45
>>>友人の家に個人的に送る場合でも輸出許可が必要なのでしょうか
まず、使用されている木材を確認します。ギターのサイドバックによく使用されているローズウッド種 (Dalbergia)やブビンガなどは、ワシントン条約CITESの附属書IIに記載されており、これらの木材に関しては許可を得た上で輸出入をすることとなっています。ただし、個人の携行品で持ち込む場合や、ミュージシャンなどの職業道具などは例外として定められています。詳しいことは、経済産業省ワシントン室に電話すると(めんどくさそーな)回答が得られます。
http://www.meti.go.jp/policy/external_economy/trade_control/02_exandim/06_washington/cites_ex2.html
友人の家に個人的に送る場合とのことですが、例えば仮に規制対象の木材が使われているギターを友人に送り、フラさんがその料金を受け取る (つまり、フラさんが個人輸入の代行をすることになる) ような場合ですと、商業目的と見なされますので、スペインにて輸出許可を取得しなければなりません (2017年1月2日以降に採取された規制木材を使ったギターの場合には、これに加えて日本の経産省の輸入許可が必要ですが、普通は木材を数年乾燥させるはずですので、これは恐らく該当しないでしょう)。
自分のギターを日本の友人の家に送り、一時的に預かってもらうなどの場合には、通常は例外に当てはまると思いますが、別送品ならともかく、そうでない場合(つまり、送り主と宛先の名義が異なる場合)には、どのように個人の携行品かどうかを判断するか、私にはわかりませんので、念のため経産省に確認されるのがベストかと思います。
ネットにはいろいろな誤った知識などが流れていますが、担当部署に確認するのが一番確実です。私も音楽に携わっている関係で、何度か個人輸入のお手伝いをしたことがあるのですが、今年の制度変更は規制対象が大幅に増えたため、影響が大きく、大手の楽器店などでは、書類手続きを行なえているようですが、まだ個人輸入関連のノウハウは蓄積されていないのが現状です。
paquete internacionalもemsも、無事に到着する時はしますし、しない時はしません。どちらも追跡番号が付きますし、高価なものであれば、保険をかけることも可能です。
フラ
2017/04/27(木) 11:45:36
[[解決]]
パコさん、丁寧なレス、ありがとうございます!
そうですね。担当部署に確認してみたいと思います。
本当にありがとうございました。
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