借家か持ち家か




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不動3 2016/11/24(木) 22:31:49
現在スペイン大都市在住で、夫の親戚のピソを安く借りています。(相場より300-500は安く借りられています)
しかし、それも数年という期限付きなので、2-3年後には引っ越しが必須です。
現在の家賃ではとうてい同じようなピソは借りれないので、私はこれを機にピソを購入した方がいいかと思うのですが、夫は何かとメンテナンスでお金がかかっている彼の両親や周囲の話を聞き、持ち家にあまり乗り気ではありません。
そこでみなさんにお伺いしたいのですが、みなさんは借家派ですか?持ち家派ですか? 
ちなみに私たちは30代前半夫婦、現在子供はいませんがそろそろ考えています。
アドバイスよろしくお願いします。

さきは分からないですよ 2016/11/25(金) 02:26:30
日本で、マンションの購入の話などをよく聞いたことがあります。
スペインか、日本かとかではなく、一般的な話です。

現在、ご夫婦で子供がいらっしゃらないようですが、
「将来、子供が二人欲しいから、最低3部屋あって・・・」などとお考えかもしれませんが、3部屋以上のピソを購入後、お子様が授からない可能性もあります。

また、ピソを買った後に、仕事や家族の都合で、他の都市に移動しなければいけなくなることもあります(もちろん購入時には予期しなかったことかもしれませんが)

不動3さんは、幸い2,3年は安くご家族のピソを借りられるわけですから、お子さんの計画を踏まえれば、引っ越し時に、ピソを買う場合、部屋数や学校までの距離などを決める判断材料のひとつにすれば良いのでは。

よく「借家は、ずっと払い続けても、自分の持ち家にならないから、損だ。だから、早くピソ買って、ピソを借りるためのお金をローンに当てた方がいい」という人がいますが、それは一概には言えません。

おっしゃっていたように、維持費や修理代に加えて、税金が発生しますし、身動きが取りづらくなります。

ピソ購入の目安の条件として、

・仕事柄、他の都市へ引越しする可能性が低い
・家族の都合で、他の都市へ引っ越しをすることがない
・家族構成が、決定している。(子供が既にいる、子供を産む計画が今後ない)
・安定した収入がある

上記の条件が揃っていれば、仮に購入しても焦るような展開になる可能性はかなり低いと言えます。
一番大事なのは、最後の条件ですね。

Alquiler 2016/11/25(金) 08:45:02
私はAlquiler派です。絶対。
不動産は買う意思はありません。
スペインでも、日本でも。

私は、今は正社員として安定した収入がありますが
今後、現在の会社の状況もさながら、自分のやりたいこと、
住みたい場所等どうなるか分かりません。
そもそも、ずっと同じところにとどまって同じことをずっとやるつもりはないです。
不動産を買ってしまって、それが将来どこかに動こうと思った時に足枷になってしまうのは嫌です。

支払いの面からしても、皆口をそろえてAlquilerも持ち家も、
払う金額は変わらないといいますが、その辺はきちんと総合的に計算した方がいいです。
月々払う金額は同じくらいかもしれないけど、最終的に払う金額はどうでしょうか。

持ち家の場合、Interesで払っている部分は銀行に払っているだけで
こちらにとっては何の利益にもなりません。
ローンを組む際に、トータルでどれくらいの金額を余分に支払うことになるのか
しっかりと把握しておいた方がいいと思います。
その分を投資と考えるか単にどぶに捨てているのと同じだと考えるか。
(私は後者です。そのお金は別のところで投資したい。)

持ち家は色々と自分のしたいようにリフォームしたりできるのがメリットだとは思いますが
Alquilerであれば必要に応じて引っ越しができる(安い賃貸、部屋数の多い・少ない賃貸、駅・会社・家族の住む地区に近い賃貸等々に移れる)のがメリットだと思います。

というわけで、私は特に持ち家にこだわりがあるわけではなく、
他にも理由があるので個人的にAlquiler派です。

我が家も 2016/11/25(金) 09:38:12
不動産購入考えている最中です。

さきは分からないですよさんもおっしゃっている通り、絶対的な理由がない限りはあと2〜3年そこに住めるのであればぎりぎりまで住んだほうがいいのではと私も思います。

我が家の場合は子供が2人いますがこれから増えてもあと1人と決めているので最低3部屋、でもリフォームして部屋数を増やせる様にある程度広さのあるピソをと思っています。
あと極力不動産価格の半分以上を頭金で払ってしまって10年ローン位で完済できる様にしたいのでものすごい掘り出し物に出会わない限りはしばらくは住みたい場所や価格のリサーチ程度に留めて購入資金貯蓄に励んでいます。

税金やローンを組む際の金利等も合わせて考えてみたらいいのかなと思います。

うちは 2016/11/25(金) 10:10:05
3年前に近隣EU圏で家を購入(夫の地元です)しましたが、
夫の仕事でスペインの大都市ではない都市に来て、
今はスペインの家賃と買った家のローン、両方払っています。

私達は老後を考えると、いくらもらえるかわからない年金で
家賃を払えるのか?という不安と、どこに行っても最後に帰る
家がある、という安心感のようなものがあって、正確に言えば
家を買い換え(夫が独身時代に家を購入、
新婚当初はそこに住んでいました)ました。
こちらに来ることになり、今は独身の友人に住んでもらい、
共益費分ぐらいの家賃だけいただいています。

うちは子供がおらず、夫は自分が死んだら
家を売ってそのお金で日本に帰って暮らせと言っています。

家を買って良かったのかどうかは実際のところ
よくわからないのですが、
夫が外国で働くなど全くの予想外で、皆さんが
おっしゃっているように、このご時世何が起こるかわかりません。

買った家の近隣住人の騒音が酷いけれど引っ越せない
などもよく聞きます。借家、持ち家、それぞれメリットも
デメリットもありますので、ゆっくり考えながら
市場や地域、ローンを組む銀行の調査など
入念にされると良いと思います。
あとはうちはタイミングとご縁でした。

ピソ購入したところ 2016/11/25(金) 11:54:36

地方によるかもですが、私のところは今物件価格が底値をついている状態。
銀行の利子もかつてないほど低い。
不動産勤めの友人が、市場に出る前の掘り出し物を紹介してくれた。

という状況で購入に至りました。
私はインドア派+引っ越し嫌いなので、
これから自分好みの内装にリフォームして、毎日の生活を楽しむつもりです。

基本的にスペインの物件は経年で値崩れしにくいので、
立地などの条件が悪くなければ、将来賃貸に出したり、売却できるでしょう。

私の購入した物件は不動産バブルとユーロ切り替えによる物価の値上がりが始まる直前に建てられたもので、
バブルがはじけた今でも、当時より4万ユーロほど値上がりしています。
バブルの頃は今より6万ユーロ高い値がついていました。

私の友人は街の中心地に古くて安い物件を購入し、全面リフォーム。
頭金が十分にあったのもあり、30年ローンで月々の支払が約300ユーロだそうです。
その後、直ぐに妊娠結婚となり、御主事と更に広いピソを購入、引っ越し。

最初の物件は街中&リフォーム済みということで、家賃700ユーロで広告を出したら
1週間で20組も内覧にきたそうです。
日本でもそうですが、立地が一番の肝ですね。

確かに賃貸の方が身軽です。
不都合が生じれば、大家に連絡一本で直してくれますし、
保険や税金の支払いもありません。

でも家を購入するのも一種の投資だと思って私は購入に至りました。

老後 2016/11/25(金) 15:31:26
私も30代前半、スペイン大都市在住です。

ピソ購入を考えていますが、元々本心はピソ購入に乗り気ではありません。土地付き一軒家ならともかく、箱(?)だけ買っても実際に全てが自分の物ではない、というところが、一軒家で育った自分としてはどうしても納得できないからです。例えば5階の一部を買ったとして、玄関ホールや階段などは、自分の物であっても自分の物ではないという感覚が嫌というか・・・説明が難しいのですが。やはり後々の修繕時の話し合いなど、近所の人とのやり取りなどが面倒に思えてしまうのです。そういう面倒なことも買うのか・・・と思うと気が引けてしまって。更に面倒なことというだけで済めばいいですが、これから人口も減っていくのに、ピソの住民の大方が他界し、最悪家族と縁の切れた方などばかりでコムニダも払われず、売却もされず、放棄されている家ばかりになったらどうなるのだろう・・・と思うと不安です。かといって、今の自分たちの収入では、街中に一軒家など買うこともできず、結局ピソを購入する流れになっています。

持ち家のメリットは唯一、老後の心配が減少することですね。収入がない時に、問題なく借り(更新し)続けて行けるのだろうか。借りられるとしても、保証人になってもらったり、最悪の場合に家賃を立て替えてもらうことになったりと、家族に迷惑が行くのではないか・・・と思うと、やはり住むところくらいしっかり持っておきたいと思えます。

ジプシー 2016/11/25(金) 15:32:30
借家も持ち家も一長一短がありますね。どちらが良いとは一概には言えませんが、生活環境も含め、良い物件が見つかれば住居の購入も悪くはないかなと、私は思っています。だからと言って賃貸は自分のものにならないから金の無駄だとは思いません。賃貸の方が良い場合も沢山ありますので。

自分は引越しが好きなので、今まで住居を購入しようと思ったことはありませんが、条件が整った良い物件が見つかったら、買ってもいいかなぁと思ったりもします。まあ、なかなかそういう物件はありませんし、あっても高額だったりしますので、恐らく自分の持ち家は一生持たない可能性の方が高いです。でも、多くのスペイン人同様、LOTERIAが当たったら買ってしまうと思います。自分にとって住居とはそんなものです。貸家でも自分が住んでいる間は自分のもののようなものなので、やっぱりそれで十分なのかもしれません。

2016/11/25(金) 15:47:03
バルセロナですが、ここ1年くらい賃貸の値上がりがすごいです。不動産価格自体はあまり変化がないと思うのですが。
買うつもりなどなかったのですが、検討せざるを得なくなるかもしれません。

貯金の有無 2016/11/25(金) 16:32:45
どっちが良いかどうかは、その人の状況によります。

私の場合は、一番下がった時に、お買い得のピソに巡り合い、購入しました。
頭金もたくさん貯め、あせらず物件を探し、本当に気にいったアパートに巡り合いました。
もちろん欠点や修復はありますが、大変満足しています。

払えなくなったら貸せる部屋がある、売りたくなったら売れる物件である、も第一としました。
もちろん値段もお買い得なピソであることも重要です。
大変、堅実派だったと思います。

うちは大家さんに振り回された経験があり、
歳を取った時に、引っ越ししなくてはならない状況も嫌だというのも購入に踏み切った理由でした。


ただ周りの人のピソ購入の動機を聞いてみると、
「賃貸は捨て金なのでもったいないから」という理由が多いです。
話を聞いてみるとお金もためていないのに、高額なアパートを購入をしようとしている人がいて、他人事ながら心配です。

まず20年30年のローンを組むと、利子だけで20-30%アップすることもあります。それを多くの人は知りません。
頭金がない人、これからでも貯めれない人には、まったく購入は勧めません。


現在、安いアパートに住んでる人にも、お勧めしません。
親戚の人とのご縁がなくても、相場より安い賃貸を探してみればよいのです。
時期を選ばず探せば見つかることもあります。
相場より安いアパートは、絶対にローンを組むよりも、人生の総額はお得です。

離婚で大変な話も聞いたことあるので、万が一離婚の場合、自分だけでも払い続けられるか?
もしくはすぐ売り手が見つかる物件か?も重要です。


トピ主さんの状況だったら、まだ探しません。
子供のために何部屋必要か、学校はどこがいいかで、家探しは変わってしまいますから。

とりあえず、子供が学校に入るまでは、安い賃貸探し。
その間に、がんばって貯金。
それからご主人とどうするか相談しても良いと思います。
もしくは長い年月でアパートを急がず探してみて、安くて良い物件に出会えたら、ご主人に相談する、でも良いと思います。

私は貯金がなかったですが、購入を決心してから3年ほどで貯めました。
その間本当に節約生活しました。
貯める能力があるかは、もちろん結果的に見て、買った方が得か、賃貸が得かの、結果を決定づけます。
また、その後、何があってもローンを返すことができるのか?の経済能力の見極めにも役立つと思います。

不動3 2016/11/27(日) 22:19:51
ご回答いただいた皆様、ありがとうございました。
不動産購入に正しい答えはなく、それぞれの価値観と貯蓄との相談ですよね。 どのご意見もふむふむとうなずきながら拝見させていただきました。とても参考になりました。夫とも相談しながらとりあえず備えあれば憂いなし、貯金増やしに勤しみます!ありがとうございました!

不動3 2016/11/27(日) 22:20:41
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解決ボタン押し忘れました!解決です!


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