ローカル学校or日本人学校inバルセロナ




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迷い母さん 2016/04/24(日) 23:27:57
こんにちは、いつも楽しく拝見させていただいております。
本日はタイトル通りの子供のローカル学校or日本人学校という選択をどうするかについて、経験者の皆様のご意見をお伺いしたく書き込みさせていただきました。

当方バルセロナ在住の未就学のミックス児(一歳半)を持つ母なのですが、子供のコレヒオインファンティル〜その後の教育について、ローカルの学校にやるか、サンクガットの日本人学校にやるかで夫婦で悩んでおります。

夫はスペイン人、私は日本人で夫婦フルタイム共働き、
唯一の日本語話者の私が平日寝る前の二時間ほどと週末しか一緒に居られないため、子供は完全にスペイン語が優勢になっています。日本語はある程度理解しておりいくつか単語も出ていますが、日本語で返しても同じ単語をスペイン語でリピートしてくるといった具合で、この先どんどんスペイン、カタラン語が優勢になってくるんだろうなと、、

主人(日本語初級)は日本語教育には理解があり、必要ならば最初の数年日本人学校に入れて、その後ローカルに移すのはどうだろうと言ってくれているのですが、子供が将来スペインのローカル学校に馴染めないのではという不安もあり悩んでいます。また将来的に日本に越すという予定もありません。

補修校は勿論考えていますが、その年齢までにある程度日本語を理解していないと授業についていけないという話も聞くため、それだけでは不十分なのかなと、、

また日本人学校は料金が高い&遠い事もありそれも躊躇している原因です。
日本に戻ること前提の駐在さんのお子さんなどが多くローカルのミックス児などは少ないのでしょうか?

似たような境遇の経験者の皆様、うちはこういう感じで日本語教育うまくいったなどアドバイスあればよろしくお願いします!

迷い母さん 2016/04/24(日) 23:35:19
追記:
主人(日本語初級)と書き込んだのは、少しだけですが家で日本語で会話することもあるという状況説明をしたかった為です。90%はスペイン語なので雀の涙ほどの効果しかなさそうですが、、、

バイリンガル 2016/04/25(月) 13:50:02
当方、スペイン人の夫とミックス児です。
私も、子供をバイリンガルに育てたいと思っておりました。
意に反して、子供は小さい頃は母親の話す日本語がメインだったのですが、学童期になりますと、現地の友達も増え、スペイン語が優勢になりつつあります。
今では、家の中でも込み入った話はスペイン語といった状態です。
私は常に日本語で話しかけますが、文字や文法を教えたことはありません。
ですから、会話は通じるものの、書くことはできません。
また、会話も文法的に正確でない部分もあります。
しかし、学校の勉強以外に日本の文字を教え込むということは子供にとって負担になると思い、控えております。
お子さん自身が非常に興味を持ったなら教えてあげるのも良いでしょう。
実際、私の子供は中学生になってから、友達が日本のマンガの話をするので、遅かりしながら、日本語に興味を持ち始めました。
いずれ、どこかのアカデミアで学ぶことでしょう。

もし、日本人学校にいれた場合、高校、大学はどうされますか?
英語力があれば、インターナショナルという手もありますが、授業料はかなり
高いです。
私の家庭では、補習校へ入れるのは、経済的+距離的に厳しいのであきらめました。
しかし、結果として、子供はスポーツクラブに入っていますので、毎週末にリーグ戦があり、物理的に補習校へは通えません。

公私立を含め、日本語学校には多くのミックスの生徒が通っています。
学校が原則として16歳以上からしか入学できないということもありますが、通っているミックスの生徒は、たいてい大学生以上です。

日本人学校に通っているミックスのお子さんの日本語力は、確かに、ウチの子とは雲泥の差です。
でも私は後悔していません。
経済的、地域的に日本人学校へ行かせてやれなかったという気持ちがありましたが、今では、現地のおおらかさ(大雑把?)を身につけたと考え、スペインで生活していくであろうことを想定すれば、プラスマイナスゼロということにしています。

バイリンガル 2016/04/25(月) 13:52:19
注釈
「日本語学校」とは、語学学をさしています。

通りすがり 2016/04/26(火) 11:08:18
成人した子供がおり、地理的、経済的に日本人学校も補習校も通えなかった母です。

>主人(日本語初級)は日本語教育には理解があり、必要ならば最初の数年日本人学校に入れて、

数年と言わず、1年生から6年生まで6年間ばっちり日本人学校に通わせてしまったらどうでしょう。
その後、現地校の中学に転校させても、問題なく適応したミックスのお子さんをたくさん見てきました。

それは思うに、日本に住み日本の学校に通っている子と、
スペインに住みながら日本人学校に通い現地校に移るのでは
後者の方が断然カルチャーショックも低く有利だからでしょう。
さらに、片親がスペイン/カタルーニャ人であれば、言葉の苦労も比ではないです。

ただし、カタルーニャ語とスペイン語の読み書きは、
きちんとフォローしていたという方が多かったです。
でも、現地校に通わせながら日本語をやらせるよりは、はるかに楽だと思います。

近くて安ければ、そして、あんなに苦もなく現地校になじめるなら
うちも日本人学校に通わせたかったとつくづく思います。

土日がしっかり空くので、好きなスポーツや習い事をさせたり、
毎年夏休みに日本の学校に体験入学させる代わりに、
別の形でバケーションを楽しめるという醍醐味もあります。

>また日本人学校は料金が高い&遠い事もありそれも躊躇している原因です。
>日本に戻ること前提の駐在さんのお子さんなどが多くローカルのミックス児などは少ないのでしょうか?

別トビで過去に
水曜会会員の子息と水曜会会員以外の子供の入学金+授業料の格差が問題視され
話し合いがもたれたという内容が話題になっていましたが、
その後、もしかして改善され安くなっているかもしれませんよ。

また、噂ですが、駐在さんのお子さんより、むしろミックス児童の数が同じか多くなっていると聞きました。

とにかくこれらのことは、直接日本人学校に問い合わせてみてはどうでしょう。
年々日本人学校も生徒が少なくなり、幼稚部まで設立したくらいですから、
経済的な問題に、理解をしめしてくれるといいですね。

日本人学校も安くなればね。 2016/04/26(火) 15:11:53
日本人学校は、以前は駐在員さんの息子さんが大部分を占めていたようですが、
最近は、スペインから撤退する企業も多く、逆に日本人学校に通っているミックスの生徒(通いたいと希望している家族)が多くなっているようですね。

日本人学校もその辺の状況を踏まえて、授業料を下げれば、もっと多くの生徒が集まりそうな気がしますが。

スペイン人でもスペイン式の教育に不満を持っている人も多いようですから、言葉だけの問題ではなく、礼儀、秩序、道徳や数学などの点でも、良い教育を提供することをアピールすれば、日本教育や文化に興味のあるミックスではない、スペイン人同士の家族の子供も来てくれたりするかも。

ま、理想論だけの考えですが。

祖国とは国語 2016/04/26(火) 21:55:18
ゆくゆくは日本に帰国するならまだしも、スペインに住む可能性が高い場合にあたってなぜ日本人学校に入れたいのでしょうか。

日本人学校って高校はありませんよね?
高校からいきなり現地の学校に入れるのでしょうか。文法・語彙など国語としてのスペイン語がほぼゼロの状態だと現地の高校で苦労するのではないでしょうか。

どっちも中途半端になりかねないという危険性があることを頭に入れておくべきかと。
日本人学校に行っててもそれ以降こっちに住んでいると、カタコトになる場合もありますし。

祖国とは国語 2016/04/26(火) 22:15:14
あ、すみません。トピ主さんは最初の数年っておっしゃっていますよね。

バイリンガル 2016/04/26(火) 22:44:46
「最初の数年」ということは小学校高学年まで日本人学校で?
幼稚園はどうするのですか?
P3から現地校に入っておかないと、公立、コンセルタドの場合は、欠員がでない限り、希望校には途中から転入しにくいですよ。(エリアによりますが)

それから、中学生から、現地校にスムーズに移れますか?
習慣、友達、言語の問題もありますし、勉強が急激に難しくなっていく時期に、大きく環境を変えるのはお子さんが戸惑うのではないでしょうか。
現地校は義務教育でも落第があります。

上の方がおっしゃてますように、「どっちも中途半端になりかねないという危険性があることを頭に入れておくべきかと。」

迷い母さん 2016/04/27(水) 10:09:27
皆さま沢山のコメントいただきありがとうございます!

バイリンガルさん
やはり学校に通いだすとスペイン語があっという間に優勢になってしまうんですね。お子さんが日本語に興味を持ちはじめてくれたとのこと、うれしいですね。
日本人学校に通わせた場合は10〜12歳くらいでローカルに移すのはどうだろうと考えていました。勿論その時点での本人の意向もあるでしょうが、、
語学学校は16歳以上からというのは知りませんでした。それも考慮したいと思います。
あまり躍起にならずバイリンガルさんのようにおおらかに構える姿勢も大事かもしれないですね。ありがとうございます。

通りすがりさん
「その後、現地校の中学に転校させても、問題なく適応したミックスのお子さんをたくさん見てきました。」というコメントに希望を感じました!
勿論子供にもよるのでしょうが、、。私の友人たちのケースですが、15歳で英、仏語圏などに海外移住し、現地の高校大学に行ってそのままバイリンガルになった人を何人か見たのでそこまで難しいことではないのかもしれません。ただ彼らが同様に口を揃えて言うには、日本語レベルが15歳止まりになったという問題があるそうです。
我々も週末はのびのび好きなことをさせたいという思いがあり、補習校はそういう意味でも厳しいかなと思っていました。
日本人学校にも問い合わせてみようと思います。ありがとうございました。

日本人学校も安くなればね。さん
ミックス児も増えているのですね。もう少し安くなればハードルはかなり下がるなあと個人的には感じています。日本企業が撤退することで児童数が減らないといいのですが、、

祖国とは国語さん
はい、中学生になる年齢か少し前の、最初の数年と考えていました。それとこちらの家族は私以外スペイン人で近所に住んでおり祖父母、叔母、大叔母など家族間のつながりも強いため(毎日会うレベル)スペイン語は嫌でも覚えるかなと、、ただ日本人学校とローカル学校のレベルの違い(どちらかが低い、高いなど)は懸念しているので、そういう意味ではあまり大きくなってからでは厳しいかもしれません。

バイリンガル さん
なるほど、ローカルに中途入学させにくい場合があるというのも考慮しなくてはですね!ローカルの場合は近所にある夫の通ったコンセルタドがいいかなと思っていたのでそこにも問い合わせてみようと思います。いずれにしても親に選択肢があるのは小さいうちだけで、そのうち子供自身が意思を主張してくるでしょうから最初から全て予定立ていくのは厳しそうですね。

月子 2016/04/27(水) 13:15:34
ハーフリンガルという言葉を聞いたことがありますか?
私も西日ハーフの子がいるので気持ちはわかりますが、
第1言語をしっかり定め、
それを完璧に身につけた方がいいのではないでしょうか。
あくまでも個人的な意見です。

迷い母さん 2016/04/27(水) 14:58:55
月子さん
コメントありがとうございます。第一言語は思考の基盤になるのでしっかり身につけさせるべきということや、両方が中途半端になるというケースがあるのは存じております。
ポジティブ&ネガティブ体験談含め、経験者の皆様のお話を色々伺えればと思っております。

Nicolao 2016/04/28(木) 14:26:58
スペイン南からいつも楽しく拝見しています。
さて、雇い主の立場から見ますと、ハーフの子供であっても日本語がしっかり話せないと採用は難しいです。
逆に日本人で、スペイン語に不備があっても採用しやすいのは事実ですね。
つまり、将来に、日本の会社で働くことを想定にするならば、日本の教育有無は非常に重要です。
残念ながら現在の日本人学校は経営指針が非常にあいまいで、足りない分は翌年より授業料増加。
としていると聞きますが、教育はしっかりしていますよね。 教員の質もまずこちらとは雲泥の差か。
そしてこの教育の差はその後大人になったときの教養や忍耐力、正直性、責任感。といったところに出てきます。
ただ打たれ弱かったり融通が効かない、といった日本人マイナス面もありますがね。

因みにスペイン語には 『空気を読む』 という言葉が無いので、日本人の感覚は解り辛い。という側面もあります。
こうした所からも雇い主としては日本人の方が採用しやすい。
ただそこに甘えや、反対雇用主が無理強いしてしまうという悪い面もあるので気を付けねばなりませんがね。
しかし“大半の”日本人が持つ規律や謙虚さというのは、日本の教育でないと難しいのも事実。

郷に入れば郷に従うは基本ですが、それを除外して考えてみますと、
人生の大半をこの地で暮らし働き多くの人間を見てきて、日本でも日本人とも働けるスペイン人。
というのは1人しか見たことがありません フフフ。 その位、教育・その地での暮らしというのは大きな違いを生みます。
日本人学校に入れるかその地の教育受けされるべきか? は、その後の彼・彼女の人生左右するといっても過言ではないですね。

バイリンガル 2016/04/28(木) 16:10:09
日本人学校に通っていたお子さんのお母さんから伺った話で、事実確認はしておりませんので、ご了解の上、お読み下さい。
反論なさる方もいらっしゃるかもしれませんが、一例としてご理解願います。

近年、在籍生徒にハーフの子供が増え、やはり、駐在員のお子さん達とは言語の生活環境が異なるので、どうしても、日本語力が日本人の子供より劣ります。
段々、授業がわからなくなって、授業中に他のことをして遊び始めます。
そうしますと、周りの子供も、楽しいことにはすぐ同調してしまうので、授業が成り立たなくなります。
結局、全体的に授業レベルを下げるなり、速度を落とすようです。
また、英語の授業は、わりと、まともに受けるようですが、スペイン語の授業となると、親もあまり熱心でないそうです。
もちろん、定められた学習要綱はクリアしているはずですが、駐在員の親御さんは帰国後が心配だと言います。
ただ、生活習慣など、日本式ですので、これは喜ばしいことです。

このような状態と仮定して、日本人学校でネイティブなスペイン語、カタラン語力が身につくでしょうか?
もちろん、日常生活には支障ないでしょうけれど、先々の勉強に影響するように思います。

日系企業の採用についてですが、これは職種にもよるでしょうが、日本人を採用する場合、英語、スペイン語(カタラン語ができればなお良し)と日本語が必須というところが多いです。
ワーホリが認可されるようですので、将来的には、このあたり、状況が変わっていくかもしれませんね。

Barcelona 2016/04/28(木) 19:22:18
横やりで豚切ってごめん。あまりにもおかしくて。。。
私の知り合いが日本人学校の先生だけども、
>近年、在籍生徒にハーフの子供が増え、やはり、駐在員のお子さん達とは言語の生活環境が異なるので、どうしても、日本語力が日本人の子供より劣ります。
段々、授業がわからなくなって、授業中に他のことをして遊び始めます

えっ、ちょっとなにそれ!! 何時の話をしてんの? それって補習校の子らが体験入学に来た時の話でしょ。
ちょっといい加減すぎよね。この人の情報って。しかも伺った話でって自分は知らないじゃないの知らないのに情報だすってねぇ。 しかも日本人学校は日本教育の学校でしょ。 ネイティブ言語を学ぶなら最初から現地校行けばいいじゃないの。>それなのに日本人学校でネイティブが身につくでしょうか? って www

バイリンガル 2016/04/28(木) 23:32:16
Barcelonaさん

私の書き込みでご立腹のご様子、申しわけありません。
私は、「・・・・事実確認はしておりませんので、ご了解の上、お読み下さい。 反論なさる方もいらっしゃるかもしれませんが、一例としてご理解願います。」と前置きしました。
ちなみに、補習校の話ではなく、正規の授業にお子さんが通っていた親御さんから伺いました。
これが、いつのことかは知りません。
私は、単に、偶然、耳にしたことを書き込んだだけですが、それがいけないことだとは知りませんでした。
確かに、私自身が確認した事項ではありませんので、未確認事項を記載するのが不適切ということでしたら、管理者の方で削除願います。

もし、Barcelonaさんの他にも、このように不愉快な思いをされた方がいらっしゃいましたら、ご容赦願います。

迷い母さん 2016/04/28(木) 23:57:14
Nicolaoさん
バイリンガルさん

ご意見ありがとうございます。確かに日系企業や日本市場と関わりのある職へ就くことを希望する場合は日本語での高等教育を受けていないと厳しいものがあると思います。15歳で海外移住した数人の友人達のケースを見ていてもその通りだと感じます。

個人的には仕事に関して言えば語学はネイティブ並でなくとも何か専門を極めていればどこでも働けると考えているので、子供の日本語力に関してもそこまで求めてはいないのですが、やはり日本語を理解する=日本の文化を理解して欲しいなあという思いがあります。あとは子供の頃のベースがあるのとないのとでは将来の可能性の範囲が変わってくるのではと。当然第一言語になるであろうスペイン語をきちんと習得していることを前提としてですが、、

それと仰るように日本人学校でスペイン語、カタラン語力をつけさせるのは不可能ですので、日本人学校にやる場合はスペイン語、カタラン語は家でフォローすることになると思いますが、その場合も家族の人数が多い&家での会話がスペイン語なので、逆の場合(ローカル校にいかせて私が一人で日本語を教える、しかも家中の会話がスペイン語の中で、、)よりは効率的な気がします。

私の仕事の同僚の中国人の方が9歳の時スペインに越してきて、ローカルのコレヒオに入学、そのまま大学までスペインで学び、その後言語面ではなんの問題もなく西・英語環境で働き、且つ中国語も母国語として流暢なので、そのくらいの年齢なら現地校にも馴染みやすいのかな?とその方に話を聞いて思いました。

いずれにしてもキモは第一言語をしっかり習得させるべし、ということですかね、、日本人学校に通わせる場合はスペイン語側へのかなりのフォローが必要ですね。

Barcelonaさん
> それって補習校の子らが体験入学に来た時の話
だといいのですが!
小学校低学年程度の子供なら授業を受ける度に日本語が上達し、遅れをとることもないのでは、、という気が私もするのですが実際どうなんでしょうね。先生のお話を伺ってみたいです。

母国語 2016/04/29(金) 00:48:16
うちの場合は、娘と私は日本語、娘と主人はカタラン語で、みんなで話す時はスペイン語です。娘はもう中学生ですが、普通に私の家族や友達と日本語で話します。3歳で現地の学校に入った時は、それはカタラン語に押されましたが、家では日本語を通しました。
正直、いちいち日本語に言い直させるのも面倒でしたが、その甲斐あってか、5歳を過ぎた頃からカタラン語、スペイン語、日本語をそれぞれ人によって使い分けられるようになりました。

読み書きも時々教えてましたが、現地校ではカタラン語の他にスペイン語、英語、中学ではフランス語もあってたいへんだったので、日本語は本人が興味があれば続ければいいと思ってました。
幸いにも娘は日本オタクで、神社とマンガ大好きです。去年から本人の希望でアカデミーで日本語の勉強も始めました。読み書きは初級ですが、かなり上達しましたよ~。

でも、娘の母国語はカタラン語です。いろんな言語が話せますが、それは母国語がしっかりあってのことだと思います。
迷い母さん、今後スペインに住む予定ならば、現地校に入れたほうがいいのでは…?
日本語は迷い母さんしだいですよ。例えば、お子さんがテレビを見るようなったら、日本語で聞かせようにするとか。幸い、スペインでは日本のアニメがたくさん放送されていて、言語がオリジナルに変換できるのでお勧めです。娘が小さい時は、日本から送ってもらったアンパンマンやしまじろうを、よく見せてました。

迷い母さん 2016/04/29(金) 08:02:11
母国語さん
日本人学校に行かず日本語も習得できたというお話に希望の光です!言い直させることも大事なんですね。
私も日本のテレビや絵本をよく見せているのでそれを根気よく続けようと思います。

ところで母国語さんはお子さんとどのくらいの時間日々一緒に過ごされていましたか?私は平日仕事で朝早く帰りも遅いので二、三時間しか一緒にいられないのですが、(しかも家事も夫婦の会話もあるので子供とずっと日本語で話している訳にもいかず)それでは不十分ではという不安がありまして、、

OBACHAN 2016/04/29(金) 08:49:18
西日ミックスの2人の子供を持つ母親です。
彼らは3歳からマドリッドの現地校、4歳から土曜日の日本語補習授業校に通いました。日本への帰国予定はありません。全日制の日本人学校に通わせる選択も考慮しましたが、経済的・距離的な理由で断念しました。出来れば通わせたかったと今でも思っています。

いかんせん、日本語は読み書きが出来ないと本当の意味でモノにならない言語です。子供たちは日本語での会話は語彙に限りがあり、拙さはあるものの、全く問題はありません。しかしながら読み書きはというと、やはり同年代の日本人の足元にも及びません。日本人学校に通わせていたならと、後悔しきりです。

お子さんをどの程度のバイリンガルに育てたいと思っていらっしゃるか、それぞれのお考えによって、選択は違ってくるかと思います。これまでの議論で第一言語を完全に習得する重要性が言われていますが、こういったスペイン語と日本語の性格上の違いを少し考える必要があると思います。あとは親御さんがどこまで頑張れるかだと思います。
スペイン語はご家庭での会話と当地に住んでいる事である程度の習得は可能です。土曜日の補習校通学と宿題は本当に大変です。もしそれも断念されるなら、読み書きをご家庭で教えるのは至難の業です。

それでも、本当の意味でのバイリンガルを育てる事は親御さんの覚悟があれば可能です!
「第一言語をしっかり身につける。」ことの重要性を説いていらっしゃる方が、どうもそこから逃げていらっしゃる様な気がしてなりません。
3歳児ですべてこれからというのがとっても羨ましいです!日本人学校を考慮してくださるご主人もご理解のある方の様にお見受けします。どうか、お子さんの為に良い選択をされます事をお祈りします。

みつき 2016/04/29(金) 10:05:17
私もトピ主さんと似たような立場にあるものです。うちは今年からP3ですが、いろいろ考えて結局現地校を選択しました。でもまだ迷いはあります。小学校から日本人学校っていう選択肢もまだ捨てきれていません。
子供は、2歳過ぎからたくさん言葉が出始めましたが、日本語ばかりです。せっかく日本語を覚えてるのにこれで現地校行くのはもったいないなーと思ってしまいます。
ただ言葉というのは本人の人格形成にもかかわってくるので、今後どこで暮らすのか、何人として人生を送っていくのかが関わってくるので慎重に考えています。
本などの情報や周囲を見ますと、8-9歳ごろに、私は誰というアイデンティティが形成されている感じがしますので、この時期に日本人学校へ通っていると、その後、スペインで生活したとしても、スペインに住む日本人として生きていくことになるのかなと思い、それがどう影響するのかなという心配はあります。でも、子供の将来を考えると日本という選択肢を残したいという気持ちがどうしてもあるんですね。
おそらく会話レベルならどの言語も本人のやる気があれば到達できると思うのです。ですが、高校、大学レベルの抽象的思考をして、論文・記事・エッセイ等をきちんと書けるようになるためには、その国の高等教育を受けないと厳しいかな、そのためには当然ベースとなる小中学生レベルの学力が必要なわけで、特に日本語は漢字がネックになるなというのは感じています。
とりとめのない文章になってしまいましたが、現在もぐるぐると考えてしまう毎日です。

Nicolao 2016/04/29(金) 11:24:32
おはようございます。 本当に興味深いですね・・・ 何度も読み返しました。
南部州には残念ながら日本人学校が無い為、思い切って子供を日本の母親の街へ。中学・高校の6年間です。
ですから女房自体は年の半分をスペインと日本で暮らしており、
父親としてはさみしい限りですが、子供の学力は、大きく飛躍しました。
『完璧に話せる書ける読む商売できる日本語力と日本と日本人を知る』
将来的に大学をスペインでも日本を選んでも構いませんが、しっかりとした日本のベースは出来たと思います。
結果、思考回路が2つに分かれ、どちらの言語でも対人に合わせて自由に話せ日本人とも上手く暮らせています。

実はこうした背景に私自身の経験もあります。
父親が南米で働いていた関係で私が生まれましたが、幼い頃はアイデンティティに迷ったものでした。
ところが最終的に大学を日本国に選ぶことで 『日本人』 を形成できたと考えるのです。
勿論日本の学校にもピンキリありますが、日本人という信用力は捨てたものではなく、大きな武器であり教育の賜物。
スペインの教育が悪いわけではないが、こちらの大学1年生のレベルは日本の高校生とTVで言う通りでしょう。
特に数学などは。日本を崇拝するわけでは全く無く、単純に教育・風土・環境の違いは大きい。
年間延べ休日数差が日西学校で2ヶ月程あれば9年間で18ヶ月。 この差は大きく特に夏休み3ヵ月は学力落とします。
当たり前の話で15歳近辺の子供達は親の送り向かいでディスコへ行きます。週末明け方まで。 う〜〜ん考えてしまいますね。

さて、その教育です。 私自身、人生はあと30年くらいでしょうか。
現在会社を経営しており、日々の生活や金銭的なものには不自由なく家族にも恵まれています。
しかし、自身が将来子供に残せるものとは何だろうか? と考えたとき、それは資産や家や車やお金ではなく、
教育そのもの。 であると辿りついたのです。 また良い教育とは高いものではないとも。 なかなか難しいですがね・・・

通りすがり 2016/04/29(金) 13:02:51

皆様、お子さんの日本語教育に関して真剣に考えていらっしゃる姿勢がひしひしと伝わりとても感銘を受け、再び出てきてしまいました。

日本語やその他の言語が中途半端になってしまうのではないか、アイデンティティクライシスに陥ってしまうのではと心配される方が多いですが、
私の知る限り、個人が特定される恐れがあるので詳細を言及できないのが残念ですが
日本人学校からそのまま日本に進学したケース、途中から現地校に編入したケース、
それぞれ、進路先にしっかり適応し大変個性的な道を歩み活躍されていらっしゃいますよ。
もちろん、そこには保護者や先生の助言や支援、本人の並ならぬ努力と強い意志があったのだと思いますが・・・

我が家は日本人学校や補習校に通わせることができませんでしたし、このような掲示板で相談できることもできなかった時代、
乳飲み子を抱え日本語教育に悩み奮闘したのが今ではなつかしい思い出です。

すりきれた絵本やビデオ、CD、ぼろぼろになった通信教育の教材など今でも捨てられず我が家の宝物です。
うちは、幼稚園から中学まで毎年夏休みいっぱい使って日本の学校に体験入学できたのが日本語習得の大きな助けになりました。
でも、もちろん、今でも日本人学校に通えていたら、あんな苦労しなかったのに・・・と強く感じます。

さて、成人した現在メインの言語はスペイン語、カタルーニャ語ですが
成績はいつも学年のトップ、先生から「お宅ではスペイン語orカタランを話しているんですか?」と聞かれたほどでした。
自慢したいのではなく、日本語を勉強することが現地語習得の弊害にはならな1つの事例とご理解いただければ幸いです。

もちろん、子供とは日本語以外話したことがありません。
ただし、日本語の分からない夫や友人の前ではスペイン語、カタルーニャ語を使い分けました。

日本語は日常会話に不自由せず敬語も使えます。読み書きもその気になれば日本人ネイティブレベルになれると思いますが
たそれが必要のない環境のため現在のレベルに至ります。国際的な職場のため英語、フランス語も堪能です。

日本人はどうしても完璧を目指しがちですが、我が家は日本語や日本の文化を理解してくれればそれで十分という方針だったので、
(というより、そうせざるおえない言語環境だったため)あまり葛藤を感じることなく過ごすことができました。

アイデンティティに関しても、本人は1つにしぼらずスペイン&カタルーニャ&日本と自覚しているためか、
それをもとに今ではスペイン語圏やアジア圏、果てはアラビア諸国に至るまで交流の輪が広がり、大変有意義な人生を送っているように見受けます。

はるか昔、子供の日本語教育に悩み、泣き、放り出したくなった日もあった母の経験が
少しでも現在子育て中の保護者の方の励まし、助けになれば幸甚です。

そもそも全ての書き込みが 2016/04/30(土) 11:47:48
バイリンガルさん

そんなに気になされることはないですよ。
書き込んだ内容が、事実なのか、人から聞いたことで未確認なのかなんて。。。

そもそも、匿名の掲示板ですので、「本当です」「事実です」なんてことも、ホントは嘘だとしても、簡単に言えてしまうわけですから。

迷い母さん
>西・英語環境で働き、且つ中国語も母国語として流暢なので、

親子の中国語の会話だけを聞くと、問題なく流暢に話せているように聞こえることもありますね。

でも実際は、同学年の中国人のネイティブに比べれば、語彙力や表現力が乏しいかもしれませんし、漢字を書くとグダグダだったりするかもしれません。
(もちろん、その人がそうだと決めつけているわけではないですので、お間違えなく)

私がスペインに来て間もないころ、日本から友達がスペインに旅行に来ました。「案内してよ」と言われ、レストランでの注文やバスチケットの購入のやりとりなど、まだスペイン語もよちよちだったので、何度も聞き直して、ひやひやしながら話していましたが、友達からは「すげー、スペイン語、もうペラペラだね!」なんて・・・苦笑

なので、その言語をしらない人が、その未知の言語の初級レベルでのやりとりを聞いているだけでも、しっかり話せているように聞こえるものですよ。

バイリンガル 2016/04/30(土) 12:08:20
そもそも全ての書き込みがさん

そのようにおっしゃっていただいて、心持ち、気分がはれました。
有難うございます。

どちらでも 2016/04/30(土) 19:31:06
どちらでも本人の意思と努力、そしてご家族の意思と努力があれば、どうにかなると思います。

私も知っているケースでは、
スペイン人・日本人のミックス。小学校はこちらで日本人学校へ。
中学からスペインの現地校へ。

別のケースは真反対です。
Nicolauさんのように、中学高校と、日本で生活させてらっしゃします。

どちらのケースも、ネイティブか!と思うほどスペイン語も日本語も話せてらっしゃいます。
本当のバイリンガルという感じでうらやましいです。

結局、語学力は、小さい頃から耳さえ慣れていれば、
中学からでもバイリンガルなみに現地人としての能力を取り戻せるんだなと思います。

そもそも全ての書き込みが 2016/04/30(土) 21:38:23
子供が、会話を聞いて、自然と言葉を覚えることができる年齢って、10歳前後までだと言いますよね。

そのくらいの年齢までに偏りなく、「会話」で両方の言語を使う努力をしておけば、家族間での会話レベルではある程度は問題ないようです。つまり、「言語を学ぶ土台」はできるのかと思います。

両方の言語で、仕事で使えるレベルの「読み書き」もできるようになるかは、その後、コツコツ勉強できるかでしょうね。

それができれば、語彙は増えますから、先の「言語を学ぶ土台」を活かせるので、良い方向にいくのではないでしょうか。

大学生くらいになった人が、「漫画やアニメが好きで、日本語を勉強したくなった」と、その年から、ゼロから始める人は、やっぱり時間が掛かってしまいますし、吸収力もあまりよく無い人が多いので、幼いころに身につけた「言語を学ぶ土台」って大きいなって実感します。

迷い母さん 2016/05/01(日) 00:40:21
OBACHANさん
暖かい励ましのお言葉ありがとうございます!

>日本語は読み書きが出来ないと本当の意味でモノにならない言語です。
全くその通りだと思います。その読み書きが他の言語に比べて格段に難しいということを考慮しなくてはですね。

実際補修校に通われているということ、体験談非常に参考になります。今おいくつなのか存じ上げませんが、6歳〜10歳くらいに覚えた言語が一番後々に残るようなので、もしその年齢に達していなければまだまだこれからかもしれませんね!4歳までアメリカで育ち現地の保育園に行っていた友人が、その後日本に移ったらすっかり英語を忘れてしまったと言っていたのですが、大人になった今また勘を取り戻し、発音も俄然いいので子供の頃のベースがあるのかなと思いました。
周囲が全員スペイン人の時、子供にもついついスペイン語で話しかけそうになりますが、ここはぐっとこらえて日本語で貫こうと思います!ありがとうございました!

みつきさん
お気持ちすごく分ります。私もまさにそういう考えが頭をぐるぐる巡っております。みつきさんは現地校を選択されたんですね。私達はこの掲示板でいただいたアドバイスなどに背中を押され、小学校から最低3年ほど日本人学校に入れるのが一番効果があるような気がしてきました。夫もバイリンガルに関する信用できる研究文献を調べてみると言っているのでまた何か情報があれば書き込みたいと思います。お互い頑張りましょう!

Nicolaoさん
ご自身とお子様の体験談、どちらも非常に興味深いです。6年間日本にやるという大胆な決断をされたんですね!その時期はさぞお寂しかったこととお察しします。

>年間延べ休日数差が日西学校で2ヶ月程あれば9年間で18ヶ月。 この差は大きく
なるほどです。確かに数学は日本の方がレベルが高いようですね。
また教養などの面でも日本の教育は魅力的だなと思います。

>自身が将来子供に残せるものとは何だろうか? と考えたとき、それは資産や家や車やお金ではなく、教育そのもの。
同感です。経済的な問題を完全に度外視はできませんが、できる範囲でできる限りのことをしてやりたいですね。

>通りすがりさん
コメント拝見して少し涙が出ました。インターネットのない時代、日本は今よりずっと遠くに感じたでしょうし、海外での子育てには沢山のご苦労があったとお察しします。その中でお子さんを立派にバイリンガルに育て上げられたとは。本当に尊敬します。

日本人学校や補習校に通わせず夏休みめいっぱいを日本の学校で過ごさせる、という方法もあるのですね。我々は仕事の休みがそんなにとれない且つ、実家にもあまり頼れない状況なのでその方法は難しいかも知れませんが、お子さん達のご経験はバイリンガルにするために子供にとって一定期間日本語環境で過ごさせることの重要さが分りました。私が専業主婦だったならもっと日本語どっぷりの環境を作ってやれるのになあと歯がゆい思いです。

>日本語を勉強することが現地語習得の弊害にはならな1つの事例
お話伺えて本当によかったです。勿論通りすがりさんやお子さんの頑張りがあったのでしょうが、やる気があればそこまで到達できるという目標になりました。

お子さん達が日本語だけでなくフランス語も習得され、国際的な職場で頑張っておられるとのこと、多言語環境で育った経験が多いに影響しているのでしょうね。
大先輩を見習い私も頑張ろうと思いました。ありがとうございました!


>そもそも全ての書き込みがさん
>バイリンガルさん

私も全く気にしていませんのでお気になさらず!

>でも実際は、同学年の中国人のネイティブに比べれば、語彙力や表現力が乏しいかもしれませんし、漢字を書くとグダグダだったりするかもしれません

それは私も思いました笑 日本語の場合も9歳までの語学力で完全!とは言えないですものね。でもその方の場合ビジネスシーンで中国語も使われているのでそこそこのレベルはあるのかなと。(勿論英西語も仕事で使用しつつ、、)自分の子供にも完璧とは言わないまでもそのくらいの日本語力をつけてもらえると嬉しいなあという思いがあるので、好例の一例として見ていた次第です。
土台形成の為には語学以外の日本の何か、食べ物でも漫画でも武道でもなんでもいいですが、に興味を持たせるというのも大事かもしれないなと思い出しました。

>どちらでもさん
コメントありがとうございます。全く真逆の二例、どちらも上手くいくこともあるんですね!
中学からでも適応できた例をここでもお聞きできて嬉しいです。
これからも積極的に日本の絵本、音楽やアニメなどを見聞きさせ土台形成したいと思います!

子どもクラス 2016/05/03(火) 22:44:56
どなたかが日本語学校は原則として16才以上でないと入学できないと書かれていたようですが、私立学校の中には(少なくとも現時点では)、子どもクラスを設けているところもあるようです。
たとえばJaponiaさん(academiajaponia.com)では、11才から受け付けているようです。
探せば他にもあるのではないでしょうか。
ご参考までに。

バイリンガル 2016/05/04(水) 00:27:29
すみません、私がアカデミアの語学学校は16歳以上からと書きました。
オフィシヤルなcertificadoが取得できる学校を対象に考えておりましたので、子供クラスをやっているところもあるということを忘れておりました。
訂正いたします。

迷い母さん 2016/05/06(金) 08:15:50
子供クラスさん
11歳から受け付けてくれるところがあるのですね!年頃になったら検討したいと思います!情報ありがとうございます。

バイリンガルさん
スペイン人として日本語関係の仕事をする場合にはcertificadoが必要になりそうですね。こちらも参考になりました。ありがとうございます。

匿名 2016/05/06(金) 11:32:05
ほぼすべての意見が出揃ったところで・・・。
教育熱心な第一子目、一人っ子のスペインx日本のご両親であれば誰もが通る道だと思います。

>>最初の数年日本人学校に入れて、その後ローカルに移すのはどうだろう
私はバルセロナに近いものの、バルセロナではないのですが、他の国、他の国の学校(インター)からCPに移る場合、
子供の年齢によって、市の教育課、担当の人によって、最初から1つ学年を落とす、すなわち留年をすすめてきます。
規定では(これはスペイン全土だと思いますが)その学年を半年以上履修しなかった場合、自動的に留年です。
4,5年前まではうるさく言われてなかったようですが、1,2年前の情報では私の知っている人のお子さんも1つ学年を落として、
すなわち、1年留年した状態で学校に入ってきました。

実はこの家庭、お母さんのカプリッチョで2年ほどインターに入れて、出戻ってきた子供達で、
上の子は一年落として再入学というのはこのカプリッチョお母さんも想像していなかったようで、どうも、暴れたらしいです。
下の子はどうにか同じ学年に入ることができましたが、Catalan, Castellanoなどは一年近く別部屋でした。
これも当初、一年学年を落とすように言われたらしく、同じく暴れたようです。

なので、ご自分で詳しく調べてください、といいたいところですが、先月もフランコ政権以来の全国模試開催か否かで揉めに揉めました。
当初から拒んだ州あり、推進している州ありもう、それは大変でした。

結局何が言いたいかというと、これらは政権をとった党によって、スペインはガラッと教育が変わってしまうということです。
日本も言われて見ればそうかもしれませんが、その比にならないくらい、教育やちょっとしたルールがかわります。(NIE情報しかり)

また、わが子の学校は自称人気校で入るのが難しいのですが、毎年トピ主さんと同じような考えでドイツ人、イギリス人子弟が
入学し、インファンティルのみを過ごすのですが、私の感覚だと2/3の子供達は綺麗さっぱりスペイン語を忘れてしまっています。
残りの1/3の子供達はスペイン語の会話のみペラペラですが、その理由は両親がスペイン語を上手く話せないため、幼いころから
通訳をやっているからだと思います。
(逆にスペインでインターに行っているイギリス人子弟はスペイン語会話はペラペラです。でも第三国出身の両親でインターの子達は
スペイン語をほとんど話せません。)

頭がこんがらがってきましたが、要は家庭次第なんだと思います。

うちはよく主人とこの話をするのですが、
「○ヶ国語話せるからいいというものではない。言葉はあくまでツールであって、(私達の場合はアイデンティティ形成の一部でもありますが)
その根幹には自分の強み、専門性を持たなければならない」
適当な日本の大学に行き、卒業した私にとっては耳の痛い話です。

お仕事でお子さんと接する時間が取れないというのなら、私なら、近所の同じ学年を持つ日本人専業主婦の日本語教育に熱心な方をここで探して、
Tutorとして雇います。
信頼できる人にめぐり合えるかどうかが問題ですが。

迷い母さん 2016/05/10(火) 15:11:10
匿名さん

コメントありがとうございます。なるほど、そういうケースもあるのですね。留年も視野に入れなくてはならないというのは想定外でした。幸いうちは年末生まれなので一年留年してもあまり問題はなさそうですが、、
政権によって方針が変わるというのもなるほどです。それはその時々で臨機応変に対応するしかなさそうですね。

日本人の方を雇う、というのも考えたことはあるのですが、家から職場が遠く私は朝7時から夜7時まで家の外でして、例えばコレヒオにお迎えを頼む、もしくはコレヒオの後家に来てもらうか相手のおうちにお邪魔するにもある程度同じ地域に住んでいる人でなければダメですし、同年代の子を持つ専業主婦のお母さんはそれどころではないだろう、などなど考えると現実問題難しそうです。ある程度の年齢になって日本語教室的に日本人の方と数時間一緒に過ごす、というのもあまり効果があるようには思えず。放課後の日本人子ども会みたいなものがあったとしても遠ければ通えないですし、またそのお迎えもとなると、、

とそんなこんなで現在は日本人学校に通わせる方向で考えがまとまってきています。

おそまつ 2016/05/18(水) 10:28:25
失礼ですが、はっきり言わせていただきます。主さんは自分勝手ですね。カルソナソのだんなさんもしかり。普通は現地の学校に行かせたがるものです。こここで育つんですから。

平日1日2時間と週末、これが少なすぎると?バルセロナにいる日本人がどれだけ子供と一緒にいると思ってるんですか?日本の専業主婦じゃないんですよ?それとも、あなたは重要な仕事に就いてる凄い日本人だとでも思ってるんですか?十分な時間だと思いますけど?

そもそも、日本に行く予定もないのに、なぜ、日本語学校に入れようと思うんでしょう?あなたのエゴでしょ?バルセロナの日本語学校の人数が少ないのは知ってますよね?それも殆どは駐在員の子供達。あなたの子供は過疎化の酷い島の全校で10人しかいない学校に通わせるのと同じですよ。卒業式は一人ですよ。人生で出会う友達の数も、100分の1ですよ。そんな人生を、自分の言語をしゃべらせたいというあなたのエゴのために、自分の子供に強いるんですか?だったら理解あるだんなさんつれて日本に帰ればいいと思います。

日本語学校に通わせて、スペイン語やカタランは父親から学べばいいと思ってるの?世話をする母親ほど父親には影響力がありませんよ。でも、学べるだろうとタカをくくっているのであれば、現地校に行ったってあなたと十分日本語学べますよね?

他の人も言ってますが、数が限られているから、みんな必死で、3歳から学校を探すんです、この町は。後で現地校に入れればいいって、ろくな学校残ってないですよ。順応できないかもしれないって自分で分かってるんだから、日本語学校に入れようなんて考えるのがあさはか。

あなたのエゴでお子さんの人生を台無しにするのはやめてあげてください。語学はあればあるほどいいです。小さい頃苦労しても、オトナになって絶対感謝することになる。それは正論でしょう。でも、それと、現地校か日本語学校か、って話は別問題。バルセロナの日本語学校に生徒が少ないこと、駐在員の子ばかりだってこと、を考えたら悩む余地なしでしょ?

たまに日本語学校に入れてる人いるけど、ほんと子供がかわいそう。だったら日本に住めばいい、国際結婚なんかしなきゃいい。

あなたが愛情注いで接していたら、あなたの言葉をある程度は自然にしゃべれるようになるんですよ。そうじゃなければ、あなたの愛情と努力が足りないだけ。

そもそも、2歳程度でスペイン語が優勢、って、殆どしゃべってないでしょ、っていうか当たり前だし、今焦る問題じゃないし。早め早めにとか思ってるんだろうけど、まだ言葉学び始めたばかりなのに・・・。ほんとかわいそう、子供。

自分のエゴは捨てて、お子さんの身になって考えてあげたら、答えは簡単に出ると思います。

迷い母さん 2016/05/18(水) 12:14:19
おそまつさん
仰ることは一部正論ですが、色々認識間違われているようですので、コメントをする前によく内容を読んでいただけますか?
拝読する限り日本語学校に行って人生が台無しになったケースをご存知なのでしょうか。
一緒にいる時間が少ないか多いかは個人の感覚によって異なります。私は平日1日2時間と週末が日本語を学ぶのに十分な時間だとは思っていません。「世話をする母親ほど父親には影響力がありません」というのも家庭によって状況は異なりますよ。

最後に、匿名だからといってウサ晴らしのような攻撃的物言いをするのはやめていただけますか。非常に不愉快です。

迷い母さん 2016/05/18(水) 12:16:49
[[解決]]
皆さま沢山のコメント本当にありがとうございました。いただいたご意見を参考に今後どうするか家族で話し合いたいと思います。遅ればせながらこれで解決とさせていただきます。

すっきり 2016/05/19(木) 01:29:46
迷い母さん
おそまつさんのコメントに対する毅然とした態度にスッキリしました。
この掲示板でたびたび見られる、憂さ晴らし的コメント、本当に不愉快ですよね。
せっかく色々な方からの有意義な意見交換が続いていたのに、非常に残念です。

からまつ 2016/05/19(木) 10:12:05
おそまつさんの意見には同意できないなぁ。

学校って、言葉を学ぶだけじゃないですよね。
スペイン語が完璧でない日本人でも、スペインで活躍しているしている人たくさんいますよ。
言葉だけでできてもダメなんでしょうね。

スペイン人でも仕事が見つからない人が多い中で、日本人が活躍できる場があるということは、まずはある技能を身につけることが大切だと思います。

その技能を身に付けるために、勉強が必要で、その際に本を読んだり、学校の先生のいうことを理解したり、自分の意見が言えたりするための語学力や論理的な理解力がいるのです。

私なんかは、おそまつさんとは逆の考えで、スペインの学力の低さから、日本人学校に通わせたいくらいです。

特に、算数(数学)教育の高さや行事などを通じて学ぶ協調性などは、スペインの学校にはない良さださと思いますが。

子供は、大人が思っているよりも環境に対して柔軟に対応できる能力があります。2つの言語を学ぶことって、よほど怠け者でない限り、それほど難しくはないですよ。

もっと肩の力を抜いてもいいのでは・・・?

Nicolao 2016/05/20(金) 17:47:08
スペイン南は、非常に熱くなりました。 皆さんも体調にはご留意ください。
あまり私自身の意見を何度も書くのは非常に醜い為、1回2回ほど書いたら書くことは止めておりますが、
上の方の意見の酷さに驚き、ご本人は解決した。としておりますものの、今一つ書かせてくださいませ。

私自身は幼少の頃、日本人学校へ行っておりましたし、当時も児童数少なくとも楽しく良い思い出しかありません。
おかげで日本語には全く問題無くなり、スペイン語母語の英語と併せ不自由なく商売できております。親に感謝してます。
現在も元日本人学校教師・現日本人学校教師、元生徒たち、少しだけBarcelona日本人学校も含め繋がりはあります。
少人数教育には確かにマイナス面もありますが、それ以上にプラス面もあります。 実体験として。
また、これは大学時代の友人で現在奄美の離島で教師を行っている者も同じことを言っておりました。
規律・責任感・忍耐力・正直性・謙虚さ。    というのは日本社会では当たり前であっても、スペイン教育ではまず難しい。
勿論、これらが全て良いというわけではない。が、言葉の出来ない日本人への信頼性とはこうした所から生まれているのでしょう。


さて、子供達の将来など、これ程不確かなものはありません。
彼らが将来を何処で暮らし働くか? などは親が決めるものではありませんし 『そもそも日本へ行く予定はないのに』
と断定するのはいただけませんね。
なんだか、ご自身が出来なかったことが余程悔しくて書いているようにしか読めませんね。
また現状Barcelona日本人学校の4割ほどはハーフの子供達です。
駐在員の子供達だけの学校というのは語弊であり、それはそれで多彩なバックグランドと多様性の富んだ学校でしょう。
子供教育に(会社経営にも) これという方程式と正解は無いのです。 他人が他人の子供を 『可哀相』 というのはお門違い。
そして親とはエゴの塊です。 どうせ思った通りに子供は動かないのに良かれといろいろ試行錯誤します。 それで良いのです。
私自身含め、成長と共に痛い目に会いながらも上手く育ちました。 親の敷いたレールなど走らず、それは子供達も同じでしょう。
国の宝は子供、子供の教育は難しい。 相談に対するサポートは良くても、真っ向からの反対意見など全く意味持たないのです。


また文体より、圧倒的に日本人お母さんのコメントが多いですね。
これらテーマの別ページにて、是非ともスペイン人女性と結婚された日本人男性の意見も聞いてみたいものですね。

迷い母さん 2016/05/22(日) 00:41:08
すっきりさん、からまつさん、Nicolaoさん

引き続きコメントをありがとうございます!解決としたのでもう書き込むのは止めようと思ったのですが、お三方のコメントを読み再度出て来てしまいました。

読み返しているうち、おそまつさんは子育ての終わった(もしくは終盤の)比較的年配世代の方なのかなと感じました。もしかすると悪気はないのかも知れませんが、意見の仕方や考え方が非常に断定的で上から目線なところが、、このような考え方をする人もいるだろうとは予想はしていましたし、何が正しいとは言えないので確かに一部正論ではあると思うのですが、こういう言い方をされると説得力が失われますね。

からまつさん
知人でスペインの大学で数学を教えている人がいるのですが、曰くやはり日本は数学強いようですね。スペイン、日本双方で教育に関わっているスペイン人の友人も日本の子供は平均的にスペインの子供に比べ、行儀などの面で、よくしつけられている感じがすると言っていました。スペインののびのび自己主張できる教育も魅力的ですし、贅沢ですが双方の良いとこ取りができるといいですね!


Nicolaoさん
コメント頷きながら拝見しました。

「そして親とはエゴの塊です。 どうせ思った通りに子供は動かないのに良かれといろいろ試行錯誤します。 それで良いのです。」

全くその通りだと思います。最終的には自身に選択をさせなければいけませんが、まだ未熟で判断を誤りやすい子供に対し、年長者として導いてやろうと試行錯誤するのが親ですよね。

Nicolaoさんがご自身のご体験を非常にプラスに捉えられていると伺い嬉しくなりました。日本人は英語も不得手な人が多いのに国際社会において経済的に成功できている(最近は停滞気味ですが)のは何故だろう、としばしば考えていまして、それは手先の器用さや勤勉さによるものかと思っておりましたが、仰る通り、規律・責任感・忍耐力・正直性・謙虚さというのも多いに関係していますね。日本の教育をあまり客観的に見られていなかったので、改めて言葉にされるとはっとするものがありました。ありがとうございました。


追加発言は締め切られました。
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