IRPFについて教えてください




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マユミ 2016/04/19(火) 18:30:18
こんにちは。どなたかIRPFについて教えてください。
アウトノモになったばかりなのですが、IVAについてはわかるのですが、
何度聞いてもIRPFがいったい何なのか?私はなぜ支払わなければならないのか?
IRPFは日本でいえば、どんな税にあたるのか、友人に聞いても
わかりやすく説明してくれる人がいません。
どなたかわかりやすい言葉で教えてください。よろしくお願いいたします。

簡単に説明してみます 2016/04/19(火) 21:04:27
日本でいう「源泉税」ですね。
日本でお給料を貰って働いた経験はありますか。その時、所得税がお給料から引かれていたはずですが、その引かれた源泉税は、マユミさんの代わりに会社が、一定期間内に税務署へ(国へ)納めていました。

現在アウトノマであるマユミさんの簡単な例をあげてみますね。

マユミさんが、会社Aから依頼を受けてお仕事をしました。
その請負金額は1000ユーロでした。
マユミさんはAに請求する歳、以下の計算式に より算出された1100ユーロの合計金額で請求を行います。(仮に、IVAを20%、IRPFを10%としますね)
1000+(1000×20%)-(1000×10%)=1100
Aは、一定期間内に税務署へ「マユミさんの所得税100ユーロ」を納める義務があります。
またマユミさんは、確定申告を行う歳に「既に私は100ユーロを納めて
います(税金を払う行為を行ったのはAですが、マユミさんが納めたことに違いないのです)」として、算出された1年間の合計事業所得税から、100ユーロが相殺されるという仕組みです。

逆に、マユミさんが会社Bから500ユーロの仕入れをしました。
上記の理屈で計算された550ユーロの合計金額の請求書がBから来ました。
500+100-50=550
マユミさんはBに550ユーロを支払うと共に、Bの所得税であるIRPF50ユーロを、Bの代わりに一定期間内に税務署へ(国へ)支払う義務があります。

消費税を20%、源泉税を10%としての例を挙げましたが、仕事内容や取り扱い商品により、実際は両方とも多様ですね。

言葉で説明すると本当に難しいです。
少しでもお役に立てればいいのですが。

Autinoma 2016/04/20(水) 01:26:43
一言でいうと、irpfはあなたが払う所得税です。
これを会社があなたの代わりに収める仕組みが源泉徴収です。

日本語で、源泉徴収とは、と検索すると出てきます。
日本と仕組みが同じなので日本語で仕組みを勉強するといいですよ

マユミ 2016/04/20(水) 11:06:36
ありがとうございます。
それでは、自分は売上に対して、消費税と所得税を支払うということですね。
今まで日本で企業で働いていたときは、細かくどんな税金分がひかれているなど気にしていませんでした。
とても参考になりました。

Autinoma 2016/04/21(木) 05:53:33
Irpfを分かってらっしゃらないので、
Ivaも本当に分かってらっしゃるのかなと思ってました。

消費税とはivaのことをおっしゃってるようですが、
Ivaはあなたが代行して税務署に払ってるだけで、実際に払ってるのは企業です。

Irpfの源泉徴収と同じで、相互に手続きしてるだけです。

マユミ 2016/04/22(金) 15:55:24
こんにちわ。やはり私は全くわかっていないようです。
消費税は物を買った時に払う税、これはわかります。
所得税は日本で勤めていたときに給料に対してかかる税、これもわかります。

しかしながら、自営業として始めた今、
自分の事業の中で、何に対してivaがかかるのか、そのivaとは何なのか、
何に対してirpfがかかるのか、そのirpfとは何なのか、わかりません。
本当の素人にわかるように、例えば私が林檎農家である場合で教えていただけると助かります。

ボブテイル 2016/04/22(金) 17:34:48
マユミさんは、IVAが物品購入した時に発生する、と考えられているから理解できないのですよね。
でもご心配なく、私も遠い昔やはり同じ疑問を持った一人なんです。
今、マユミさんは自営業としてお仕事をしていらっしゃる。
クライアントがいて、その相手にマユミさんが労働を提供するわけですね。
労働とはすなわちどのような形態であっても、それは“商品”なんですよ。
翻訳家なら翻訳を、デザイナーならそのデザイン作品を、という風に。アテンドやガイドなど無形の労働の場合でも同様で、その人の“サービス(Servicio)”を提供するわけです。
そして、相手方(クライアント)は、その“サービス(Servicio)”を利用(購入)するわけですよね。
従って、誰しもが物品購入の際にIVA(消費税、付加価値税)払わなくてはならないようにクライアントも払わなくてはならないですよね。
ですので、IVAを加算して請求なければならないわけです。
例えるならマユミさんは、商品を販売する側の“お店”のような立場ですね。
どなたかがすでに説明されているように、徴収して支払い手続きをするのはマユミさんですが、
それは本来そのサービスを購入したクライアントが支払う税金なんですよ。

イヴァ 2016/04/23(土) 15:28:20
マユミさん

林檎農家のマユミさんが1kgのりんごを1€で売りたいと考えています。でも林檎を販売するには4%のIVAをつける義務がありますので、実際の販売価格はIVAを含めた1,04€です。最終的に1年で10000kg売れましたので、マユミさんのもとに入ってきた総額は10400€でしたが、そのうち400€はIVAですので国に渡す義務があります。それがIVAの支払いです。

しかしその商品である林檎を作るのには肥料代や水代、梱包費用や運送費用などがかかり、その経費総額に対するIVAがトータル150€かかりました。そこでIVAの400ゆーろを支払う前にマユミさんは経費として支払ったIVAとして150€を申告します。

すると400€-150€=250€のIVAを国に収めればよいということになります。

IVAは基本的に最終消費者のみが支払わなければならない税金です。ですから製造過程や商品の販売過程でかかった経費に対するIVAは申告すれば返金されます。ただ実際は販売によって「預かっている」IVAと相殺される形になりますので、上のような計算になります。

イヴァ 2016/04/23(土) 15:58:31
IRPFは年収に対する所得税ですが、国が取りはぐれることのないように(?)、毎月の収入から天引きされます。分割の先払いと考えればいいでしょう。例えば年収12000€の人には10%の所得税がかかるとしましょう。すると国はその人の月給1000€に10%の所得税をかけ、月ごとに先払いさせます。ですから手取りは900€ということになります。100ユーロは所得税として先に支払っている(支払わされている)形です。

しかし途中で解雇されたり、転職したりで、年収が12000€ではなく
10000€に下がったり、15000€に上がる可能性もあり、そのことにより所得税率が8%に下がったり、12%に上がることもあります。そこでDECLARACIÓN DE LA RENTA(確定申告)があります。そこでは前払いした所得税の調整がされるわけです。

IRPFは年収に対してパーセンテージが決まっていますので、最終的な年収に対する税率で計算され、多く支払っているときは税金が払い戻しされ、少なく支払っているときは追徴されます。

IRPFは家族構成(既婚・未婚、子供の有無)や住宅ローンの有無など様々なことで税率に対する控除がありますのでDECLARACIÓN DE LA RENTAの際にしっかりと申告した方がいいでしょう。

マユミ 2016/04/25(月) 08:48:50
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みなさんありがとうございます。
とてもわかりやすく説明していただきました!
少しずつ勉強していきます。


追加発言は締め切られました。
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