ムッとしてしまう。(駄)




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半人前ママ 2016/02/25(木) 10:57:25
スペインの田舎に住む一児(1歳10ヶ月)の母です。
田舎に住んでいて日本人の友人がいないので、こちらで質問(愚痴?)をさせていただきます。

義家族(スペイン人)はいい人だけど、苦手、という方はどうやって乗り越えていますか?我慢あるのみですか?

スペイン語の言葉を覚えていく子供にムッとしてしまう私に対処法はありますか?

義両親は、とてもいい人でたまに電話をくれ私を気にかけてくれたり、実家に泊まるときも歓待してくれます。
遠方に住んでいるので年に数回、こちらに泊まりに来たり私達があちらに宿泊することがあるんですが、
ずっと一緒にいると疲れるんです。
なかなか孫や息子(夫)に会えないことやうちの娘が、唯一の女孫であることもあって、喜んで遊んでくれるのもありがたいんですが、一緒にいると自分ひとりが蚊帳の外にいる感覚が拭えません。
子供が産まれる前から薄々この感覚を感じていましたが、子供が産まれてからより一層周りとの温度差(?)、を感じるようになっています。

娘は娘で、いつも遊んでくれるおばあちゃん(姑)が大好きで新しい言葉を覚えては、嬉しそうにしています。
そんな娘を見て喜ぶでなく、内心大人気なくムッとしてしまいます。(私が娘とは日本語で通しているので、スペイン語を覚える娘に焦りを感じているんだろうと思います。)誰もがスペイン語を話す環境で、覚えるな、とは無理な話だと分かっているのですが。

それもあってか娘と遊んでくれたり、家事を手伝ってくれる夫に対してもイライラする自分がいて、ほとほと自分の心の狭さに辟易しています。。

皆さんのアドバイス、体験談を頂けるとありがたいです。

souy [E-Mail] [HomePage] 2016/02/25(木) 11:41:38
それはいいチャンスです。
お子さんと一緒にスペイン語を学びましょう!

私もまだまだ半人前 2016/02/25(木) 11:42:48
半人前ママさん、

お気持ちお察しいたします。
私も同じような状況で苦しみましたが、半人前ママさんの場合全然恵まれていると思います。
義両親さんは遠くに住まれているようですし、電話もたまにということは、こちらで暮らされている多くの方に比べ
どちらかというと健康的な状況ではないでしょうか。
なんせ私はほぼ隣の家で生活していたため、ノイローゼ寸前でした。
今は引っ越して少し平和に暮らしていますが、一緒に過ごす時間は未だに得意ではありません。

ちょっとした慰めにしかならないかもしれませんが、カウンセリングにも通って先生に言われたことは、
スペインに住んでいても子供が小さいうちは、子供にとっての母国語はやはりママの言葉であって
子供に影響を与える教育は両親が与えるものであり、祖父母が与えられるものではないとのこと。
(状況にもよると思いますが、半人前ママさんの場合は必ずそうなると思います。
私たちの場合はそれさえも危うい状況になっていたので旦那と話し合って引っ越しを選びました)

うちの子もおばあちゃんが大好きで、一緒に遊びだすと半人前ママさんがおっしゃるように蚊帳の外です。
住んでいた状況もあり、それが嫌で嫌でしょうがなかったのですが、
今は状況も変わり、「ここ何時間、何日間を我慢すれば…」と自分に言い聞かせ何とかやり過ごしていますし、
最近では段々それが自然になってきました。
それに、子供が大きくなるにつれてその気持ちも少しずつ落ち着くものだと思います。
カウンセリングの先生に言われて納得したことは、大きすぎようが少なすぎようが、
祖父母の愛情が子供にネガティブに反応することはないので、多少は多めに見る必要ありです。

私の場合は何度か義母とも話し合いましたが、改良の見込みなし。
スペイン人に相手を思いやって行動する(うちの義母がたまたまそうなのかもしれませんが・・・)と
いうコンセプトは存在しないのかもしれないと諦めた上での引っ越しでした。

まだお子さんも小さいですし、時間と共にそのイライラも少しずつ解消されると思いますよ。
それに自分自身のためにも、子供のスペイン語習得は当たり前だと寛容にならないと、
将来Colegioなどに行き始めた時に、半人前ママさん自身が本当に辛い状況になると思います。
私のまわりでも、その年になるとスペイン語の方が得意なのが当たり前になってしまいます。
ママと過ごす時間が少なくなり、お友達ができてしまうのでそれが当然の状況なのです。
もちろん、ママが言っていることは理解しているのですが、返ってくる言葉はスペイン語になってしまうんですよね。

いい旦那さんのようですから、自分が思っていることをきちんと話して、
状況は変えられなくてもせめて悲しみや辛い思いのはけ口ができたらと思います。
たまには長期間、お子さんと日本の家族のもとに帰るのもいいかもしれませんね。

アドバイスというアドバイスはできませんが、
そういう気持ちであることが悪いことではないと思います。
ただ、私のように内に溜め込まず、自然に旦那さんと話をして、うまくはけ口を作っておけば、
将来的に大きな問題にならないと思います。
一人ぼっちではないので、お互いがんばりましょうね。

通りすがりのおっさん 2016/02/26(金) 06:22:26
はい。私は、いつも蚊帳の外です。
我が家の中で、妻と子供たちは、いつもスペイン語で楽しく話をしていても、
私は、中に入れません。
妻の母親の家に遊びにいっても、私は、一人でテレビを見ています(何を言っ
ているか分かりませんが・・・)。
なので、子供に日本語を覚えさせようと頑張ってみました。
ところが、妻から強烈な抵抗にあいました。その抵抗は、どうやら、半人前
ママさんが感じられている何とも言えないもののようでした。
日本に住んでいるので、子供が日本語を覚えていくことで自分から離れてしまう、
スペインというアイデンティティが消えて行ってしまうというような事も含まれ
ていたようです。
私は私で、小学校に入る際に日本語が分からないと大変なぁんて思っていたので、
日本語で話をしている後ろから妻がスペイン語で説明することが許せず、
結構、喧嘩しましたよ!日本語を教えているのにスペイン語でかぶせるなぁって!

私も感じているし、妻も感じている事柄ですから、きっと、その感情や感覚は、
本能的なもので普通のことなのかもしれませんね。
ちにみにですが、プレスクールに入るまで、まだ時間がりますから、それまでの間、
娘さんとべったりして、日本の絵本を読ませたりしていると、日本語をちゃんとに
覚えてくれますよ。スペイン語は、勝手に覚えますから、ママは日本人で良いの
ではないですかね。

ちなみに私は、こう対応しています。
 1.子供たちと妻がスペイン語で話している間に敢えて入り込まない
   ※その分、私と子供が話をしている内容は私達だけだもんねぇって感じです。
 2.子供たちに日本語を強要しない
   ※パパは、日本人だから日本語しかわからない!だから、日本語で話をしてね!
    って子供と暗黙の了解って感じです。

半人前ママさんは、ママなので、ちょっと立場が違うかもしれませんが、娘さんは、
ママが大好きなはずなので何とかなります。愛情を注いでください。
うちは、子供がちゃんとに日本語で間に入って教えてくれるし、パパにスペイン語も
教えてくれるし、良い子に育っていますよ!

半人前ママ 2016/02/26(金) 17:21:31
私もまだまだ半人前さん

大変な思いをされましたね。
仰るように遠方に住んでいる分恵まれているのかもしれません。近くに住んでいたら状況は今よりもっと悪化していたと思います。
カウンセリングに行くことも考慮していたので同じような状況で苦しんでいた方からのご意見、大変助かります。

子供も祖母も普段会えないからこそ楽しんでいるのだから、ここは私が寛容になるべきですね。

>スペインに住んでいても子供が小さいうちは、子供にとっての母国語はやはりママの言葉であって
子供に影響を与える教育は両親が与えるものであり、祖父母が与えられるものではないとのこと。

まさにそうですね。おそらく言葉って毎日耳にしていれば口にしなくても覚えているんですよね。実際、何かの絵を見せて「○○はどこ?」と聞いても、ちゃんと指をさしてあっているので発音はしなくても分かっているのかなーと思っています。
私の甥っ子がまさにそうで、放任主義の両親が子供を祖父母に預けっぱなしで、一緒にいるときに叱るポイントで叱らず、祖父母は甘やかしで、本人は難ありの性格です。。

夫にも打ち明けてみると、
「両親(私たち)以外の大人に慣れることは、私たちにとっても子供にとっても大切なこと。いつも遊んでくれるおばあちゃんと一緒にいてはしゃいでるだけで、寝るときや泣いたときなんかの重要な場面ではお母さんを求めてるよ。」と言われ、
確かにそうかもしれない。と納得しています。また、
「母親が悲しんだり、落ち込んだりしたら
子供には伝わるし、影響する。半人前ママに何かあったらどんなことでも相談してほしい。」とも言われました。
自分が打ち明けてたつもりでも、溜め込んでしまったのでこれからはどんどん言っていこうと思います。やはり、家族とはいえ、他人同士、言わないと分からないですよね。


通りすがりのおっさん、さん

お子さんが日本語で間に入ってくれるとは微笑ましい、素晴らしいですね。
むっとしてしまう感覚が誰もが持つ普通の感情なんだと分かり、安心しています。

>日本に住んでいるので、子供が日本語を覚えていくことで自分から離れてしまう、
スペインというアイデンティティが消えて行ってしまうというような事も含まれていたようです。

私の感じていたものだと思います。スペインで生まれども、日本の血が流れ、頻繁に会えなくとも日本の家族がいる。
自分の親や、日本の家族と言葉の壁でコミュニケーションできない、それって寂しいですよね。

幸い、私が娘と話していると、スペイン語の横やりは入らないですが、(姑や義妹が「何を言っているのかねーハハハー」程度。夫は日本語が分からないのもあります。)逆に、娘が夫とスペイン語で話していると私が横やりを入れています。例えば、エレファンテ⇄ゾウさん、のようにスペイン語から日本語が分かりやすいように訳してしまうんですが、果たしてこの方法でいいのでしょうか。夫と要相談ですね。
コレヒオの始まる三歳までは1年半ですが、日本語だけに固執せず出来る限り一緒にいようと思います。「三つ子の魂百まで」ともいいますしね。

体験談、ありがとうございました。


追加発言は締め切られました。
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