オレオレ詐欺(スペイン版)




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被害者 2015/11/16(月) 15:50:48
仕事で海外によく行く親友から、旅先のタクシーに携帯と財布(カードと現金)を置き忘れてしまい無一文になってしまった、至急送金してくれないか、というメールがありました。普段からそそっかしい人なので、呆れながらも何度かのやり取りの後2000ユーロ送金しました。

それから特に音沙汰もなく、大丈夫なのか、いつ帰国するのかメールを送ったところ、色々理由をつけて再度の送金願いがあり、私の名前では送金金額オーバーで出来ないので共通の友人に伝えたところ詐欺だと分かりました。

ちなみにやり取りは携帯でのメール送受信だったので気がつかなかったのですが、メールは本人のものが Yahoo だとしたら、ユーザーネームは同じのまま アドレスはHotmail のものでした。ここに気づけなかった自分に腹が立ちますが、本人が普段名乗るときの癖そのままの名前があり、送金先の細かいアドレスや彼のDNI番号も書いてあり信じてしまいました。ただ共通の友人にやり取りをみてもらうと、スペイン語の言い回しが少し妙なところもあるそうです。言われてみればもっともなのです。落ち着いて考えたら本当に不審なことだらけなのです。携帯をなくしたので連絡はメールオンリーにしてくれとか、送金先がアフリカとか(今までの彼の出張先でアフリカはなかったはず)、恥かしいから誰にも言ってくれるな、とか(知るか!とは思いましたが)。ただ海外で立ち往生していると泣きつかれると無視できずに送金してしまった。中距離なので本人の安否を確かめる術も時間もなく、普段からそれほど相手の行動を把握しているわけでもない。これは日本のオレオレ詐欺で孫を語る人間に騙されるお年寄りのパターンと同じなんですね。海外で一人で仕事して、生活して、と自分ではしっかりしているつもりでもコロリと騙されました。

ちなみにに本人とはまだ連絡取れていません。本来のメールはエラーで戻ってきてしまうし、携帯電話はつながらず。共通の友人が職場まで行ったところ、同僚が「今までオフィスにいたけど、携帯が壊れたとかで出かけてる」とのことでした。

メールや携帯のエラーは偶然かもしれませんが、アドレス帳や本人のDNI盗用の為の侵入はされています。

私のそそっかしさを晒す内容で恥かしいですが、もし知り合いの名前のメールでヘルプメールが来たときは、皆さんも気をつけてください。

振り込み詐欺 2015/11/16(月) 16:39:05
2000ユーロも!私が涙してしまいます。悔しいですね。

でも今回はメールということですが、
日本在住の友達が数人Lineで同様の詐欺未遂にあっています。
日本語で。
Line乗っ取りというやつらしいですが、怖いですよね。
だから世界中でありえる手口ですよね。

詳しい報告ありがとうございました。

確認 2015/11/17(火) 01:09:25
これって日本のオレオレ詐欺の対策と同様に、
自分が知っている番号(相手の番号)に、
まずは電話をかけてみることです。

つながらなかったり留守電になっていたら、お金は振り込まない。
本人と直接話して確認が取れるまでは、どんなに大変な内容でも、
お金は振り込まないのが鉄則です。

しかし、いろんな犯罪が次から次へと出てきますね。

確認 2015/11/17(火) 01:11:14
補足です。

先方からかかってきて、その番号が自分の知っている番号ではなかったら、
基本的には振り込まない。
話してその声が本人だと確信が持てる場合には例外です。
自信がない時には、ちょっと個人的な話題を振って、
反応を見てみるのも手です。

被害者 2015/11/17(火) 18:08:21
[[解決]]
レスありがとうございます。一緒に悔しがって頂くと救われます。

そうなんです、電話確認の手間を惜しんでメールに返信してしまったことが失敗でした。
最近は業務連絡もWhatsappだったり、各機関への問い合わせもメールが多かったりと、電話をすることが減っていました。

LINEものっとりがあるとは本当に油断できませんね。
高い授業料でした。

疑問 2015/11/19(木) 21:48:52
解決済みですみません。
その友人と今だに連絡が取れないことに違和感を感じていました。
いくらその偽物の友達が被害者さんを騙したのだとしても、そのご友人の名前によって被害が出ているのだから、それを知ったらすぐ、被害者さんに直接心配の連絡をしてもいいものかと思います。
疑って申し訳ないのですが、そのご友人に対して何となくモヤモヤが残ります。
既に解決してるようならお節介ですみません。

被害者 2015/11/20(金) 10:51:00
詐欺が分かった日、本人とは連絡が取れました。
メールは使えなくなり、友人知人仕事関係のコンタクトも全て失くし、殺到する方々から問い合わせにキリキリ舞いという状態でした。
私が送金してしまったことを話すと、なんで確認の電話をしなかったのかと怒られましたよ。後で謝ってきましたが、私も盛大にモヤモヤしています。
全く散々な経験でした。

現時点で彼はハッキングされたことの被害届、私は詐欺の被害届を出しています。
でも警察も犯人がアフリカじゃぁね、という感じでどうにもならないでしょうね。

次のステップは偽のIDで送金受領させてしまった Western Union なんですが、
その情報公開を請求しても、極秘情報なので警察にしか公開できないという返事です。
消費者センター案件のようですが、Western Union にしたら日常茶飯事でしょうし、
私にしてみればストレスの上塗りという感じです。


追加発言は締め切られました。
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