マイナンバー制度でおきる、海外在住者の不都合




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ペペ 2015/09/12(土) 08:50:55
来年1月1日よりマイナンバー制度になると聞きました。スペイン人にとってのID番号、私たちにとってのNIEのようなものだと理解しています。住民票がある人には10月から番号が配られるそうです。

これによって所在がはっきりしてしまうため、外国に住んでいる私たちの不都合が生まれてしまうだろうなと思っています。

たとえば私は日本でもっていた銀行口座をそのまま持ち続けていますが、将来マイナンバーは(すぐにではないようですが)銀行口座と関連づけられてしまうようです。私は住民票を持っていないのでマイナンバーが支給されないため、銀行にマイナンバーを聞かれた場合に在住者ではないことがばれてしまいます。非居住者口座というのは作れるそうなので、そろそろいい加減に変更しようと考えています。

また本当は日本在住者に限られるのですが、その口座でクレジットカードを作っています。(楽天は審査が甘いため作れてしまいました)時々日本のサイトで外国のクレジットカードを受け付けないものがあるため、双方の国にカードがあるのはありがたかったのですが、日本のクレジットカードともおさらばかな、、と思っています。

他にマイナンバー制度ができることによって、注意したほうがよいこと、いまのうちに変更した方がよいことはあるでしょうか。

日本へ帰った時に住民票をうつしかえて健康保険を使う、というようなことは一切やっていないため、問題ありません。

ソフトバンクのプリペイドは1年に一度帰っているため、長年使用していて、重宝しています。海外在住者がよく使用していると聞いた気もしますが、あれも本当は日本在住者に限られていたのかどうか覚えていませんが、もしそうだったら将来使えなくなってしまいますね。

他にも何か思いつくものがある方、教えてください。
よろしくお願いします。


おばちゃん 2015/09/12(土) 22:49:35
私も、マイナンバーのことは気になっています。
先に挙げられていることのほかに心配していることは、日本からネットで出来る仕事をもらう時のことです。現在でも「日本に銀行口座を持っている人のみ」という案件は少なくないのですが、これに加えて「マイナンバーを持っている人」というのが付け加えられる日が来るのではないかと心配しています。税金が絡んでくる事柄ですから、仕事をするのにはマイナンバーが必要になるのではと思うのです。そうなったら、海外にいながら日本から請け負った仕事をすることはもちろん、一時日本に帰った時にバイトもできなくなるんじゃないでしょうか。
そのへん、もっと詳しいことが知りたいです。

気になります 2015/09/13(日) 16:18:28
恥ずかしながら全く知りませんでした。
確実に将来、居住者用の普通の口座を持てなくなりそうですね。
マイナンバー法案が銀行口座に適用されるのは、利用者の任意で適用されるのが、2018年から、そして3年後の21年をめどに義務化を検討とありますね。

恐らく 2015/09/14(月) 07:06:40
おいおい海外在住者にも何らかの方法で配られるのではないでしょうか?
だってマイナンバーって、スペインでも国民(&外国人居住者)全員に割り当てられる国民番号のことでしょう?
日本在住者のみを対象にしているのではなく、日本人全員を対象に発行していくものだと認識していたのですが、違うのでしょうか?

今回住民票の登録先に通知されるというのは、単に通知するのが簡単だからそうなるだけではないかと。
一旦配布が終われば、今度は国外在住者への配布対策に入るものと単純に考えていました。いずれ自分ももらえるのだろうと考えている私は呑気過ぎます?笑
それに、いずれ銀行口座に適応されるということは、年金の支払い状況なんかもわかるようになるという事なのではないかと思うのですが、だとすると海外在住者でも払っている人はいるわけですから。

もし皆さんがおっしゃるように日本居住者とそうでないものの区別の為(その税収等の管理の為)に、という事であれば、それはなんだか面倒な制度になりそうですね。
まぁ私の雀の涙ほどの貯金額では大した問題にもならなそうですが、親からの相続等の話になった時に不都合等出てきそうな気もします。

こういう疑問はどこにぶつければいいんでしょうかね?市区町村の役所に尋ねても詳しいこと(先行きの事)は知らなさそうですし・・・

ぺぺ 2015/09/14(月) 07:46:29
みなさん、書き込みありがとうございます。どれも参考になります。

おばちゃんさんのおっしゃってる点は思いもしませんでしたが、たしかに仕事上でもかかわってきそうですね。まだまだ先のことかもしれませんが。

気になりますさんの義務化の年は知りませんでした。調べてみます。21年であればまだまだ先のことなのでゆっくり考えれそうですね。

ぺぺ 2015/09/14(月) 08:02:00
恐らくさん、
>もし皆さんがおっしゃるように日本居住者とそうでないものの区別の為(その税収等の管理の為)に、という事であれば

いや、私も(他のみなさんも)それの区別の為とは言ってませんよ。
(私が心配しているのは、日本在住者のみという権利や資格が条件の場合あるので、それがマイナンバー制度のためにばれてしまわないかなという心配です)

昔は、日本の戸籍は世界に誇れる仕組みだ、、なんて言われてましたが、
戸籍と住民票だけでは実際には管理できてないですよね。
複数の町で住民票登録をし、複数の町で生活保護を申請してた、なんて話がニュースになってました。

こちらの、一生与えられてすべてに適応される番号制度のほうがずっとそのような不正を防げる便利な仕組みだと思います。
日本も不正が多くなり、海外に倣うことにしたのだろうと思います。

話がずれましたが、私たちが心配したのは、住民票のある人に配られると聞いたからです。
年金は、海外在住者で任意で払っている人には別のやり方がでる、と聞きました。

住民票のある人に配られるのはとりあえず便宜上だと思いますので、別に海外在住者と区別するためではないと思います。
国籍を持っていても、日本に帰ることもなく、親も住んでいないので縁遠くなった、という人だっていますから、そんな人たちにまでわざわざマイナンバーを配るつもりもない、と思います。
ただおっしゃってるように、日本に(非居住者であっても)口座や、相続などある人もいるでしょうから、将来的には海外在住者にも配られるかもしれませんね。

ただし時期としてはどうなるでしょうね。
21年までに、海外在住者にも配られるかというと、まだのような気もします。

疑問をどこにぶつければいいかですが、今はまだ役所もみんなわからないんじゃないでしょうか。(笑)
しばらくは特に相続などの問題がなければ、その時になって考える、というのは私も楽観的ですかね?

アルバイト 2015/09/14(月) 09:57:26
内容からは少しずれますが、日本での短期労働についてです。

以前、日本に一時帰国した際に友人の仕事を手伝う可能性があり、税務署に海外居住者の日本国内での労働について質問に行きました。

回答は、”給与を支給する者が支払額の20%を所定の用紙で納税する必要がある”とのことでしたので、このシステムが変わらない限りはマイナンバーを持っていなくても、日本でアルバイトをする事は可能だと思います。

トピズレして申し訳ありませんが、どなたかのお役に立てればと思います。

気になります 2015/09/14(月) 11:47:36
マイナンバー法案というのは、今のところ日本に住民票のある人を対象にしたもので、海外在住者は全く視野にいれたものではありませんよね。
ただ、海外在住で任意で年金を払い続けている人等の事務手続き等で必ず問題が出てくることかと思います。で、それなりに遅れながらも対処法がでてくるのではないかと思います。

それと、銀行口座に関していえば、日本の銀行には、幽霊口座?住所変更等で口座主不明等のまま閉鎖されていない口座等が山のようにあったりするため、全ての口座とマイナンバーの紐付け作業は難しく、また莫大な労力と費用がかかるため、銀行はあまり積極的でないとは言われています。 

まあ、とりあえずは、ここ数年の動きを見守るって感じかなと私は思っています。

おじい 2015/09/14(月) 11:48:16
この件はとても気になっており、ネットで調べたりしていましたが、
海外在留邦人に関してはあまり出てこず、日本在住外国人の記事ばかり。
海外在留邦人は年々増加しており、85万3千人いるそうですが、
日本から取り残された気がしてなりません。
(別件ですが、選挙の投票や、JRのパスや免税店の説明も日本人向けのが充実していなかったり)
いずれはマイナンバー支給されるとは思っていますが。。。
私も日本の銀行口座数件保持して、利用もしています。
今後、非在住者につき規約違反ということで
解約させられることもあるのかと思っていた所です。
口座保持については、あやしいお金の動きがなければ担当の采配によるでしょうね。
海外在留邦人85万3千人のうち何人が日本の銀行口座持っているかはわかりませんが、
全員解約になったら、銀行も困るのかな?なんて思っています。
どこかに海外在留邦人のマイナンバー支給について書かれている所はないでしょうか。
こんな記事もありました。
引用
50万人近い住民登録のない国民にはマイナンバーは付番されず、通知カードも届かない
http://blog.jjseisakuken.jp/blog/2015/04/50-58d9.html

ぺぺ 2015/09/14(月) 15:50:25
みなさんありがとうございます。いろいろ情報ご存じですね!

たぶん、おばちゃんさんの心配ですが、
日本で海外在住者が働けるかどうかという問題ではなく、
銀行口座を持っている人に限る、というような条件がつく場合があるように、
マイナンバーを持っている人に限るという条件がついてしまったら、働けない、とおっしゃってるんじゃないかと思います。

私の友人も、住む場所は関係なくできる仕事なので、日本在住者ということにして仕事をしている人がいます。

海外在住というと、信用性の問題で、不安に思うお客さんがいたり、
時差があるためすぐに対応してもらえないと考える人がいたりするので、仕事が取りにくいのだそうです。


請求書には必ずマイナンバーを明記することなったら(スペインの請求書はそうですよね)
実は海外在住なんですよと言わざるを得なくなりますから、今までと同じようにはできませんね。


追加発言は締め切られました。
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