バルセロナで日本人が働くことについて(経済状況、雇用の機会等)




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kiki 2015/08/27(木) 14:04:45
バルセロナのスペイン人男性と付き合っており、近い将来結婚することを話しています。

結婚後に住む場所を、バルセロナにするか日本にするか、悩んでいます。

ネックは仕事が見つかるかどうかです。
現在のバルセロナでは、日本人が働けるような雇用の機会はあるのでしょうか?
職種は特に問いません。広く探していこうと思っています。
(ちなみに、日本語教師の資格は持っています。)

彼は英語は話せますが、日本語があまり話せないため、日本で仕事する機会は限られていると思います。
また、彼の職業はフリーランスのイラストレーターなので、スペインに住む選択肢を選ぶ場合も、彼だけの収入に頼ることはリスクがあります。

他方わたしの方の状況はといいますと、英語は話せますがスペイン語がまだ初歩のため、バルセロナへ移住しても仕事が見つかるか心配です。
また、経済危機の影響も気になります。

経済危機の影響から日に日に回復している・・・と彼は言いますが、日本のメディアの報道する経済状況と、彼の話す楽観的な意見に齟齬があり、どちらが本当なんだろう?とよく分からなくなります。

何かご意見等聞かせて頂けたら幸いです。

kiki 2015/08/27(木) 14:06:46
追伸:
ちなみに現在、彼はバルセロナ在住、わたしは日本在住で、現在は遠距離恋愛をしています。

三児のママ 2015/08/27(木) 15:42:27
私だったら、先ずは日本で暮らすと思います。
スペインは経済危機から少しずつ回復しているとは世間で言われていても、実際にはまだまだ失業中の人がわんさかいます。
失業率は2011年終わりから見て一番低いそうですが、それでも22,37%だそうですよ。
それに比べ日本では2015年6月時点で3,4%。

旦那さんになる方がフリーランスでイラストレーターをしているということなので、
ひとまずネット環境だけで仕事をするということは不可能でしょうか。
それが可能であれば、kikiさんは日本で仕事を探して社会経験を積む。

私はバルセロナ在住ではないので分かりませんが、
全般的に言って今はスペイン人でも仕事を見つけるのが難しいです。
スペイン語も初歩とのことですし、バルセロナで仕事を見つけようと思ったらカタルーニャ語はどうなんでしょう?
もしかしたら必要になるのかもしれません。

もしくは、考え方を少し変えて、kikiさんに貯金などで経済的な余裕があれば
仕事をする前にバルセロナに語学留学する、とか。
スペイン語を上達させる。仕事も見つかれば始められる。
どうしてもすぐに仕事を始めなければならない理由が特になければこれも選択肢の一つかも。

在バルセロナ 2015/08/27(木) 16:07:08
どんな職種であれ最低限のスペイン語会話ができることは前提になるでしょう。その上で職種は選ばないとおっしゃっているので、掃除婦、ウェイトレス、スーパーの店員などなら仕事はあります。それはバルセロナであろうとどこであろうと同じです。

質問者さんとお相手のご職業を比較してより安定している方の国で暮らすのが一番だと思います。

バルセロナ在住 2015/08/27(木) 21:19:48
バルセロナで働いている者です。

スペイン語はゼロ、英語はビジネスレベルという状態でしたが、夫が安定した職を見つけ、ちゃんと食べていける環境が整ったので移住してきました。


以前住んでいた他の国ではビザがあってある程度英語が話せるという条件を満たせばあっさり日系企業に就職できましたが、スペインでは事情が違いました。

日系企業の求人は見たことがなかったので、スペイン語とカタラン語を勉強しつつ、英語での求人をひたすら探して、不安な時期を過ごし、結局日本と一切関係のない現職につきました。

国際的な企業が結構求人を出していますので、英語での就職に的を絞ってからはスムーズに就職できました。なので、英語が武器になるのであれば職が見つけられないことはないと思います。

ちなみに社内は英国企業なので100%英語、スペイン人の同僚たちも基本的には英語でコミュニケーションをとっています。バルセロナにはそんな職場もあります。

しかし、私生活では義理の両親や親戚、ご近所付き合いがとても濃いので、スペイン語やカタラン語を勉強し続けて絶対に損はないと思います。


それと、結婚される前に一度肌に合うかどうか暮らしてみるのがいいと思います。バルセロナに住む日本人妻の方とお会いした時、結婚前にスペインに旅行に来たときは最高と思っていたけれど、住んでから文化や風習が肌に合わずうつ病になったとおっしゃっていました。仕事だけでなく、根本的な生活スタイルがネックになっているようです。

私は旅行に来たときはそこまでここにはまりませんでしたが、住んでみた今はわりと満足しています。

生活面ではしっかりバケーションがとれたり、フルーツが安くて美味しかったり、家族とたくさん過ごせたり、天気がいいので常に明るい気分で過ごせたり、日本では難しかったことが多くできていいことも多いです。

お給料面から言うと日本の同職業と比べて半分くらいではないかと思います。現職についていなければ、いくら夫の収入があると言えども子どもの将来が不安すぎてスペインを去っていたと思います。


また、結婚当初、私の夫は日本語が話せなかったのですが、日本で仕事を見つけて働いていました。日本で就労できるビザがあって、英語とスペイン語も話せれば、外国人配偶者の日本での就職は、日本人がスペインで就職するほど難しくないと思います。

どちらに住んでも長所と短所が挙げられますが、仕事をメインで考えるのであれば日本かな、と思います。

kiki 2015/08/30(日) 04:27:49
> 三児のママさま


実は、来春頃からとりあえず1年ほどバルセロナへ行き滞在してみようと思っています。これまで短期間に旅行で行ったことはありますが、長期で滞在したことがないからです。

一緒に暮らしていく上で、お互いにとってフェアな関係を築いていきたいということ、
また将来子育てのことを考えても、お互いの国について、お互いに、できるだけ身近に感じられる環境にしておきたいと思うからです。

どちらの国に住むかという選択肢を、できるだけ自分たちで経験しながら、模索していこうかと考えています。

日本で長年勤めてきた仕事がありますが、その仕事もそろそろ潮時で、転職を考えていた時期と重なったこともあります。

おっしゃる通り、彼の仕事はパソコンさえあれば、スペイン国外にいてもできる仕事でもあります。
ただ、取引先の相手によっては、Skype等の方法ではなく、実際に会って打ち合わせを希望する場合もあるので、その点がネックのようです。
そういった点も、どうしたら解決してけるか、考えていくことが必要ですね。

スペイン語とあわせて、カタルーニャ語も段階的に学んでいきたいと思っています。
彼とそのことも話し合ったところ、彼のお父さんがカタルーニャ人ではなく、スペイン語話者であることもあり、まずはスペイン語にしましょうということになりました。

スペインは地域によって、スペイン語以外を母国語とするところがあり、その点は魅力でもありますが、注意が必要な点でもありますね。

前向きに様々な方法を探っていきたいと思います。

ありがとうございました!

kiki 2015/08/30(日) 04:35:29
> 在バルセロナさん

そうですね。どんな職業にせよ、スペイン語の習得はいずれにしても必要だと思います。

安定面を考えると、彼の仕事は彼の母国であるスペインでも安定しないため、日本に住む方がよいと思います。

ただ、彼の仕事の専門性がイラストレーターという特殊な仕事であること、
また日本にこれから住むことを選べば、スペイン語習得がどんどん遅れてしまうことを考えると、
たとえ1年ほどであっても、バルセロナ滞在を試してみる価値があるかなと今では思っています。
(現在日本で週一でスペイン語の授業を受講していますが、仕事をしながらそのペースで受講していても、なかなか上達していかないのが現状です。)

ありがとうございました。

kiki 2015/08/30(日) 04:58:41
> バルセロナ在住 さん

実は、来春から1年ほどバルセロナに滞在することを考えています。
バルセロナ在住さんのおっしゃるように、語学習得を含めて、肌に合うかどうかを試してみたいと思うからです。
これまで旅行をしたことはあっても、住むとなるとやはり様々な面がもっと現実的に見えてくると思うからです。

バルセロナでは、英語が話せたら外資系企業で働くという選択肢もあるのですね。
彼の外国人の友人も、同じことを話してました。

英語はビジネスレベルではありますが、社内言語は日本語という環境で働いているため、スペイン語を学ぶかたわら、英語力もブラッシュアップしていこうと思います。

彼のお父さんがカタルーニャ人ではなくスペイン語話者ということもあり、まずはスペイン語を勉強する方向で進んでいますが、
近所づきあいや、カタルーニャの歴史等を考えると、段階的にでもカタルーニャ語も習得していけたらと思っています。

(英語をネイティブレベルに引き上げる、スペイン語を習得する、その上カタルーニャ語も将来的に習得・・・と、自分の頭がパンクしないか少し不安ですが。。。笑)


また、彼が日本で仕事をするということにおいては、彼も表向きは賛成してくれています。

ただ、専門がイラストレーターという特殊な仕事で、
これまでの職歴もそれに特化していること、また彼自身もイラストレータとしても仕事を見つけたいという意志もあるようです。

将来的に日本で暮らすことになったら、しばらくは自分が大黒柱として仕事をして稼ぎながら、
彼には専門性の生かせる仕事が見つかるまでは、ときどき他の仕事もしてもらう等、柔軟な対応をしてもらうことになると思います。
そして同時進行で、彼と一緒に、彼の専門性を生かせる仕事を一緒に情報収集し、トライしていくことになりそうです。

メッセージをありがとうございました!

まだまだ手探りで、将来的にも手探りの日々が続きそうな予感もしますが、様々な選択肢を考慮しながら、やっていきたいと思います。


追加発言は締め切られました。
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