日本の会社か、日本の自営業か、スペインの自営業か

コストは低く 2015/06/05(金) 20:57:04
自分で事業を起こしたいのですが、タイトルの通り、「日本の会社か、日本の自営業か、スペインの自営業か」で迷っています。

１）日本の会社
日本で会社を立ち上げ、海外の駐在員として、スペインで働く

２）日本の自営業
日本で自営業として立ち上げ、海外の駐在員として、スペインで働く

３）スペインの自営業
スペインで自営業として立ち上げ、スペインで働く

スペインで働くのですから、普通に考えれば、３）なのでしょうが、
月々の税金が２８０ユーロくらいで高いと聞きました。
また、利益に対する税金も、２５％（ほんと？）と聞きました。

それなら、最初の手間は掛かっても、日本の会社、または自営業の駐在員として、働いたほうが長い目で見れば節税になるのかなぁと感じたりします。

日本の税金や所得税はどのくらいなのか、おおまかで良いですので、
ご存知の方、教えてください。

各１）～３）において想定されるメリット、デメリットがあれば、ご教授ください。

二 2015/06/05(金) 23:56:15
日本で会社を立ち上げ、スペインでも立ち上げたら2重にコストかかってしまいませんか？
海外の駐在員としてもスペインに法人作って、そこの社員として働くので税金はスペインに
払います。

スペインで事業を起こしたいのであれば、(3)になると思いますが・・・

簡単に日本で会社の立ち上げ(1),自営業立ち上げ(2)と書いていますが、その後のスペインでの子会社設立でもある程度の資本金がないとビザの申請が却下されてしまいます。（数百万以上必要と言われています）。

どのような事をされるかによって、やり方が変わると思います。

三 2015/06/06(土) 01:44:15
スペインで自営業をしています。

仕事が忙しいので手続きなどはGestorに丸投げしてます（請求書の発行は自分でやっていますが。）

280ユーロ/月というのは税金というよりも社会保険で大体最低額が260ユーロです。年金を多くもらいたい場合はもっと多く払います。

消費税は21パーセント、それ以外にIRPFと呼ばれる税金がありそれは自営としての年数や儲けなどいろいろな要素がありますが、初年度は9パーセントだったと思います。なので税金は儲けの30パーセントですね。（100ユーロの請求書の場合、あらかじめ税込か税抜きかで話をしておき、税抜きで100ユーロの場合は消費税21パーセントを上乗せして請求します。私の場合ですが。）

IRPFは収入によっては確定申告で還元があります。

簡単に言うとこんなところでしょうか...。

そして日本で会社立ち上げですが、これは、日本に1年に半分以上住んでいる必要があると聞きました。もちろん住民票もおいておかねばならないので税金などの支払義務が出てくると思います。

思いついたことを書き留めたまでですが、こういうことはGestorやAsesorなどを雇って具体的に聞いたほうがよいかなと思います。同じような体験をしている人もいますが、みなが回答してくれるわけではないと思いますので...。

四 2015/06/06(土) 08:57:14
質問の答えは分からないのですが、みなさんが答えてらっしゃるように３）が自然だと思います。目先の高い安いにこだわっていても、どこかでしわ寄せが来ると思いますし、双方の国での辻褄あわせなど、嫌になりませんか？

個人的な人生の感想ですが、シンプル、正直が一番だと思っています。

三さんの説明に補足ですが、
消費税＝IVA２１％は取引先の会社が払う税金です。自営業が払うのはIRPFです。

時々，会社によってIVA を込みで、と言ってくる場合があります。
三さんはそれでやってらっしゃるのかな？と思いました。IVA(21%) + IRPF(9%)　＝３０％と計算してらっしゃるので、、。

職業にもよるかもしれませんが、本来はIVAは別で交渉します。
私のタリフはいくら、取引料金はいくらで提出し、IVA は別と伝えます。
（IVA込みに計算すると、割高に見えてしまうので、IVA なしで交渉です）

OKが出たら、自分の料金 A +IVA 21% の金額を、相手会社に請求します。
ですから自分の料金はAであることには変わりありません。
IVA２１％は上乗せしているので、実際にあなたのタリフには関係ありません。ですから、IVAも自営業が払っている、というのは違います。

自営業が会社のIVA の支払いの代行をするので税務署に支払いに行きますが、実際には上乗せしているだけです。
（IPRFは会社が代行します。仕組みが分かりにくかったらごめんなさい）

ですからタリフA から、実際に自営業が払ってるのは　IRPFのみ、です。

このIRPFについてですが、収入によって大きく差があります。
どれだけ稼いでるかによりますが（収入はしリませんが）、知合いでも１５％ー３０％ぐらい払っている人がいて、バラバラです。

三ヶ月ごとに支払う時には今年は１９％（初年度は今は７％のようです）ですが、実際にはレンタの時に清算です。

私が聞いたのは自営業初年度の人は収入が低い可能性があるので、三ヶ月ごとの支払いでは７％にしてあるが、実際にたくさん稼いでいると、レンタの時に一括徴収される、と聞きました。

IRPFは結局、何％になるのか１年終わってみないと、分からないということですね。
また人による、ということです。

三さんの説明の補足のもう１つですが、
＞280ユーロ/月というのは税金というよりも社会保険で大体最低額が260ユーロです。

初年度の最初の頃は、月５０ユーロだそうです。だんだん高くなって、１－2年する頃には一般の金額と同じだと聞きました。

コストは低く 2015/06/06(土) 12:19:52
みなさん、ご回答ありがとうございます。

二さん

なるほど、色々考えなければいけない要素が沢山ありますね。

三さん

初年度IRPFが９％とのことですが、「売り上げ」に対してですか？
それとも、（商品を売るのであれば）原価、光熱費、家賃などの経費を差し引いた
「利益」に対してでしょうか？

「利益」に対する場合、例えば、１２１ユーロ（IVA込み）の売り上げ、IVA２１ユーロ、その他の経費（仮に、30ユーロ）を１００ユーロから差し引いて、７０ユーロが利益で、その９％、つまり、６．３ユーロでしょうか？

そうですね。仮に、日本在住者の知り合いの名義を借りても、めんどくさいことに
なりそうですね。。。

四さん

そうですね、2カ国にまたがる対応はそれこそ時間が取られますね。
シンプルがいいですね。
別に、脱税をしたいと言っているわけではないので、「正直」にというのは違うと思いますが。

初年度は、税金の優遇があるのですね。
色々、情報を頂き、計算ができそうです。

二 2015/06/06(土) 13:27:30
(1)の日本の会社として取引する場合ですが、スペインの会社は基本的に請求書(Factura)を発行する際には、相手会社のNIF（CIF)が必要になります。
日本の会社にはNIFのような税務番号がなく、国際取引になるので、スペインの会社も結構面倒くさがる場合もありますし、日本・スペインの国際法に詳しい会計士に頼まないといけない事になると思います。

四 2015/06/06(土) 13:30:28
＞別に、脱税をしたいと言っているわけではないので、「正直」にというのは違うと思いますが。

私が書いたのは別にあなたのことを何か言ったわけではなく、
税金に対する、私の持つポリシーを書いただけです。
あなたが正直じゃないなど、そんなことを言ったつもりではありませんでした。

言葉尻を取られて噛み付かれたようで、せっかく一生懸命説明してみたのに、気分悪いです。

あなたのことを何か言うつもりもなければ、思ってもいませんでしたが、
指摘されたので、こちらからも指摘してみると、

＞日本在住者の知り合いの名義を借りても、めんどくさいことに

これは実態と違うということになり、「正直とは違う」のではありませんか？

↑
こんな指摘すること自体、私の本意でもなくて、自分で書きながら気分も悪いですが、反論されて、黙っているのも悔しいので書き込みました。

最初から何も書き込まなければ良かった。

コストは低く 2015/06/07(日) 12:03:53
二さん

なるほど、色々煩雑な作業が増えることは確かですね。

四さん

そうですね。あなたのおっしゃる通りです。

らら 2015/06/18(木) 01:56:27
とぴ主さんは、最初から立ち上げるビジネスが業種、国にかかわらず無条件に必ずうまくいくことを前提にお話を進めているようですね。

起業家のサポートコンサルタントをしている専門家の何人かがいつも同じようなことを言っているのを目にします。「皆が事業にしようとするアイデアはどれもすぐれているものです。そのアイデアをどう具体化し進めていくかが、成功するか失敗するかを決める鍵でなのです」

絵に描いた餅ではありませんが、事業を起こして軌道に乗せる前に節税の心配をするのは順序が逆のような気がします。もちろん、企業家として出費を抑えることを考えるのは大切だと思いますが、そうであれば、まずは、１）～３）を想定してきちんとしたビジネスプランを立て、比較されてみては如何でしょうか？

日本とスペインの会社法に詳しい専門家のアドバイスを受けながらプランを立て、その上で妥当なオプションを選ばれるのがよいように思います。

スペインと日本での起業のメリット、デメリットを具体的に述べられる知識や経験があるというのは、なかなか出来ることではありませんよ。

追加発言は締め切られました。