バイリンガルの子供




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みさき 2015/05/01(金) 14:00:07
もうすぐ2歳になる娘がいます。私は仕事はしていないので基本的には私といる時間が圧倒的に多く日本語で話しているので日本語で話しかけるとほぼかなり理解しています。物や挨拶など単語はわりと話しますが、ほぼ日本語です。義家族がスペイン語で話しかけるとわりと理解はしていますが、スペイン語での単語は二、三個くらいしか出ません。そして単語をつなげて話したりはできません。日本の友人の子達は同じ年で単語をつなげて話したり、これなに?ときいたり、花どこ?花ある。など話せます。担当の小児科医に聞いたらまだそれくらいで大丈夫と言われましたが、言葉が遅いのかなと少し心配しています。ちなみに我が家は家では旦那とは日本語です。二カ国語の環境で育てている方、お子さんの言葉はどうですか?

2015/05/01(金) 15:40:55
うちは日本語、スペイン語、カタラン語やっぱり全て普通の子より少し劣ります。
でも個人差もあるし、男の子ならもっと遅いと思いますよ。

みさき 2015/05/03(日) 21:47:50
ばさん、やはり少しゆっくりになりますかね。カタルーニャだとそうですね、3つになりますもんね、うちもそうです。もう少し大きくなるとスペイン語やカタラン語は普通にいけるようになるかもしれないですが、今度は日本語が出なくなりそうな。。ありがとうございました。

MOM 2015/05/04(月) 10:42:40
我が家も少し遅かったです。でも、個人差があるし、バイリンガル環境だとまた遅いと言われているので気にしないでいいと思います。友達の子供ははたから見ても遅いかな?という感じだったのに、コレヒオに入ったら急に流暢になり驚きました。コレヒオに通い出したら、圧倒的にコレヒオの言語が優勢になります。それでも根気よく日本語で話し続ければ、そこそこの会話レベルはキープできますよ。がんばってください。

みさき 2015/05/05(火) 01:56:23
MOMさん、そうですね。コレヒオに行きだすと急にスペイン語も沢山でそうですね。日本人の友達や日本語で話す環境も私と旦那以外はないので、私は日本語で話続けようと思います。ありがとうございます。

とおりすがり 2015/05/15(金) 05:41:22
参考までに。

家の子は、言葉がでるのがすごく遅かったです。大丈夫か?っと思うぐらい遅くて、3歳ぐらいまでまともに言葉を発していなかったような気がします。
ところが、ある日を境に、も・・・・言葉が止まらない!!
家の場合は、日本にいて、母親とはいつもスペイン語なので、逆に日本語が変です。
スペイン語の文法に日本語の単語がくっ付いてきます。
Noネンネ!!っと言われた時は、眠くないのか・・っと気づくのに一瞬時間を要しました。
学校に行きだすと、とたんに学校の言葉がメインとなり、家庭でのスペイン語がおろそかになり始めました。
上の子の経験があったので、家では、スペイン語の勉強、学校では日本語と話すだけでは無いバイリンガルとしての状態を維持するためには、想像以上に大変な努力が親にも子供にも必要です。
話せれば良いレベルでも、10歳までにメインとなった言葉が最終的に母国語になる傾向が強いようなので、子供の文化をどっちにするかで母国語を上手く誘導する必要があります。
周りの人たちをみていて一番あかんのが、中途半端。
どっちつかずは、言葉というより、その子のパーソナリティにかかってしまい、例えばスペイン人にも日本人にもなれないというかわいそうな事態になっている人を結構みます。
親は良いのでしょうが、子供にとっては、とっても精神的に負荷のかかる状態のようです。

子育て済んだ 2015/05/17(日) 17:25:19
「とおりすがり」さんと私は、ほぼ同じ意見だと思います。

私の娘は19歳。現在日本の大学で外国語を勉強しています。うちはバルセロナなので、現地語、カスティーヤ語、日本語が幼少時の言語でした。その頃日本に行くと、同じ年のいとこ(女子)が、まあペラペラよくしゃべること・・・。うちの娘は電車を「シャ〜」と言うのが精いっぱいでした。でも、能力の100%を1つの言語習得に使える環境と、3つの言語に対処する環境ではそれが普通だと思います。ただし、私は娘がのびのびと育ってくれれば良かったので、特に家庭で言葉の教育はせず、学校まかせでした。

保育園、幼稚園は現地語で、小学校は(娘のたっての願いをきいて)日本人学校へ。中学からは(嫌がる娘を引きずって)また現地語の学校へ。つまり、小学校から6年の日本語教育、中学校から6年の現地語教育を受け、学校内で習得する英語を入れると、彼女の言語レベルは、1:大好きな日本語、2:父親と話すカスティーヤ語、3:学校で話すカタルーニャ語、4:授業を受けた英語、の順になりました。

どうしても大学を日本でやりたいというので、帰国子女枠で受検するために1年だけ英語塾に通わせ、今は日本で別のヨーロッパ言語に挑んでいます。娘の日本語は、時々読めない漢字があったりしますが、ほぼ普通の日本人レベルで、スペイン語も今のところネイティブレベルです。繰り返しますが、私は前述の英語塾以外には何もさせずにここまできてしまいました。

結論として、学校教育はとても影響力が強いですが、娘の場合は一番好きな(愛国心を感じる)日本の言語が第一言語となっていきました。ただし、第二言語からは、全てが第一言語より下のレベルにとどまるのが一般的なので、多言語を習得させたい場合、本人の「第一言語」の国語力をしっかりレベル上げてあげるのがコツだと思います。頑張ってください!

MOM 2015/05/18(月) 15:14:28
私も子育て済んださんの意見と同じです。第一言語をしっかりさせることが重要だと思います。さもないと、最近たまに耳に入るハーフリンガルになってしまうでしょうね。我が家は残念ながらカステヤーノが第一言語になってしまいましたが、カステヤーノでずっと教育を受けているのでこれでいいと納得しています。

便乗すみません 2015/05/19(火) 00:50:23
>子育て済んださん

便乗ですみません。私もバルセロナで子育て中でして、子育て済んださんのお話が非常に興味深かったので質問をさせていただきたく書き込ませていただきます。

小学校は日本人学校、中学校から現地の学校とのことですが、日本の中学生同様13歳から現地学校に通っていらっしゃった、ということでしょうか。その際、現地の学校に適応するのに問題はありませんでしたか?

うちはまだ子供が小さいのですが、既に小学校どうするかという話も夫婦で出ており、子育て済んださんのお子さんのとられた方法はバイリンガルになるのにとても適しているような気がして(勿論子供にもよると思うのですが)夫に相談してみたところ、適応障害がでるのでは、という話になりまして、、

日本語は特に難しいので小さい時にやっておかないとバイリンガルレベルに達するには無理な気がしています。特に我が家は夫婦間の会話も夫の家族
(子供にとって祖父母)との会話ももカスティーヤ語で、日本語話者が私だけなのでどうしたものかと、、

子育て済んだ 2015/05/20(水) 17:33:54
便乗さん、私の経験談にご興味寄せていただいて光栄です。単刀直入にご質問にお答えすると、現地校への適応には丸4年かかりました。つまり、中学4年間は嫌だ嫌だの連続だったのですが、5年目になって良い友達グループができ、ストンと学校が好きになりました。

もう少し詳しくお話ししますと、うちの娘は赤ちゃんのころから派手な日本びいきで、周囲も親戚も私もとても不思議なことでした。ちなみに私はスペイン大好き人間で、とくに娘に向かってスペインを悪く言ったことはありません。この娘の感情が、現地の幼稚園を終わるやいなや「日本人学校行きたい」という要求となったのですが、うちは駐在員ではないためバルセロナ日本人学校の高額な学費を払い続ける自信がなく、「じゃあ小学校だけね」という約束で入れました。

日本人学校でもそれなりにいろいろあったものの、さすがは好きこそものの。。。なのか、国語はばっちりでした。ただしスペイン語は父親と話すのも私を通訳に使うほどにまで落ち込み、カタルーニャ語に至ってはゼロになりました。

この状態で現地の中学校を探したところ、自宅に隣接する私立学校から「現地語理解できできないなら入学しないで」とまで言われましたが、最終的に徒歩圏内でカタルーニャ色がすこし薄い学校に ESO 1年から入れました。

入学直後は現地語は全然話せず、でも授業はすべて現地語。宿題も四苦八苦で発言もできず、階段で一人で座り込んでいたこともあるようです。本当にかわいそうでしたが、こういう経験は日本のような独自性の強い文化を脱して国際人になろうとする時にに必ず経験はするもので、駐在んのお子さんもこちらで突然外国語学校に入れられたら一様に経験していますし、私達だってそれを乗り越えて今スペインで逞しく生きているのではありませんか。なので、娘の先輩として、彼女の気持ちはよーくわかることと、これは質の良い苦労なのだということ、国際人になるにはどうしても乗り越えなければならない壁であることを説明して支え続けました。そして5年目、うざかったクラスメートが落第していなくなったという点もあるかもしれませんが、良いお友達グループができて学校がたのしくなったのです。

日本の大学に合格して旅立つ時、「いろいろあったけど、日本語もスペイン語もできるようになって、結果オーライだった」と言い残して行きました。子供それぞれによって通る道は違うと思いますが、うちの娘にはこれでよかったようです。

以上、ご参考になれば幸いです。頑張ってください!

まおみ 2015/05/28(木) 20:59:28
横になりますが、子育て済んださんのケースはすごく稀だと思うので、あ
モデルケースにはならないと思います。

私はスペインが嫌いで日本に帰りたいので、かといってスペインの悪口は言えないですから、自然に日本が好きになってくれたらバンバンザイです。でも、周りを見てもそのようなケースは滅多にありません。それに、現地にいて、現地語ができないのはあまりよくないと思います。私の知り合いで、小中と日本語学校に行ってましたが、スペイン語もカラルーニャ後も完璧な人を知っています。私はそれをすごく自然だと感じました。その人に聞くと、現地語は現地の生活で自然と身についたといっていました。これもまれなケースかもしれませんが、私には子育て済んださんのケースよりは普通に思えます。

最終的には感謝すると思いますが、思春期に4年間も学校に行きたくない思いをしたのはかわいそうに思います。それでも曲がらなかったということは子育て済んださんが素晴らしいフォローをされたのだと思います。ただ、たとえ学ぶのが遅くても、言語取得の強制は小さいうちにやればやるほどいいので、子育て済んださんのようなミラクルは期待すべきではないと思います。

日本語補習授業に土曜日行かせるというのもありますし、日本の学校に7月だけ通わせるというのもありますが、お母さんの徹底したフォローがあれば、日本語はできるようになると思います。漢字は相当努力が必要なようですが。

うちは2歳半ですが、最近やっとフレーズが言えるようになりました。保育園に通い始めても半年はあまり言葉がでませんでしたが、私と一緒だったことによって日本語の単語ばかりを言っていたのが、カタルーニャ語に逆転しました。やはり保育園の力は大きいです。また、カステヤーノのクラスメートもいるので、先生はカタランでも、カステヤーノもたくさん覚えてきます。

5歳くらいまで辛抱強く待たないといけないみたいですよ。焦る気持ちは私も分かりますが、お互いに努力を惜しまず頑張りましょう。

便乗すみません 2015/05/29(金) 17:11:30
>子育て済んださん
詳しいお話ありがとうございます。赤ちゃんの時から日本びいきだったなんて、そんなことがあるんですね。小学校入学前の年齢のお子さんが自分で進路を決める程の意志があったとは驚きです。日本語を強要するのではなくまず日本の文化に興味を持たせることが先決ですね!

>まおみさん
確かに小中と日本語学校に行って、現地語はその他の環境で覚えるという方が自然ではありますね。でも色々なケースを聞いて、全ては子供次第なのではという気がしてきました、、
知人に日本で生まれ育って、今でも在日のオーストラリア人の方がいるのですが、小学校からずっとインターナショナルスクール、家でも英語だったらしく、日本語はまあ上手いけれど典型的な外国人訛りで、ネイティブには程遠いです。
やはり保育園の力は大きいんですね。公立の保育園に入れようかと思っていましたが入園枠から漏れてしまったのでこの際日本人保育園を検討してみようかと考え始めました。


追加発言は締め切られました。
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