separación de bienes




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ビエーネス 2015/04/19(日) 11:41:12
結婚の準備を進めているものです。

タイトル通り、彼に結婚のときはSeparación de bienesをしないと、離婚したとき、彼の両親の財産まで嫁にとられてしまうことになるから、と言われています。

別に今から離婚のことも考えていませんし、両親の財産なんて欲しいとも思わないのですが、どういう契約でどういう風にするべきなのでしょうか。

彼に言われた時は、あ、そうなの、いいよ、的に軽く返事したのですが、昨日、義父から最初にその話を切り出されてから、ちょっと気になり始めました。(あんたの最重要課題はそれか?と思ってしまいました。)

アナ 2015/04/19(日) 12:08:38
10年近く前に民事婚をしていますが、その時にSEPARACION DE BIENESをしています。
旦那は金持ちではないのですが、一昔前まではそれなりに格式の高い家柄だったらしく、
値の張る家財を沢山所有しており、やはりお姑さんから言われました。

方法が変わっていなければNOTARIOに行って手続きをし、
そこで貰う書類を結婚式当日にREGISTRO CIVILに行って提出し完了です。
家族手帳にその旨がしっかり記載されます。
ただ、教会で式を挙げる場合には書類の提出方法やタイミングが少し違うかもしれません。

私も相手側の財産はどうでもよかったので何とも思わずサインしましたが、
その後、結婚した義兄の方は言われなかったのか、拒否したのかは知りませんがしていません。
結局、外国人の嫁だからか。。。と、気分悪くなりました。

ぱんこ 2015/04/19(日) 12:35:09
私も結婚当初それを言われました・・・・なんだかこちらが財産目当てみたいで、とてもショックを受けました。

でもドイツ人の友人曰くEUでは普通に行われていることだし、あまり勘ぐらないほうがいいよと。まあそんなものなのか、と思いました。

結局私の親も幾つか東京に不動産を所有しているので、いずれあなたのものになるわよ!と言ったら彼もまんざらでも無さそうな顔になり、saparacionの話しはなくなりましたね。
別に私は財産とか関心がないからどうでもいいですけど。

その逆 2015/04/20(月) 06:31:37
ややトピずれかもしれません。すみません。

私もちょうどスペイン人との結婚の準備をしています。相手家族からこのような話はないし、こちらでも特にそういう事は考えたことがなかったのですが、今このトピを見てふと思いました。

そのnotarioに提出する書類には、スペインでの財産の身の記載になるのでしょうか、それとも配偶者(私=日本)側の財産についても同等に記載されるのでしょうか(両者お互いの財産にお互い関知せず、というような)?そうでなければ、日本側でも同等の手続きをしておいた方がいいのでしょうか?

うちの場合は逆で、日本の両親の方が持っているものが大きいので、仮に私が結婚直後死亡したとしたら、若しくは数年後離婚したとしたら、どうなってしまうのだろうと思いました。婚約者はこちらがイライラするくらい全くお金に欲がない人なので、例え何かがあっても私の親の財産を要求するとは思えないのですが、まぁいざとなったら家族が何を言い出すかわかりませんし・・・

BCN 2015/04/20(月) 13:25:11
聞いた話なのですが、スペインでは、分離財産とする為には通常、アナさんの言われている通り、書類準備が必要なのですが、地域によって異なるという事で、少なくともカタルーニャでは分離財産が基本で、共有財産の場合には別途書類の準備が必要、それ以外はその反対らしいです。

別の観点から 2015/04/20(月) 17:04:55
アンダルシアで結婚しましたが、Notarioでしました。
うちの場合は財産がどうのこうのと言うのではなく、
主人が会社を経営していて、separación de bienes をしていないと
万が一会社が倒産したりした時に、私にも負債の返済などの
責任が出てくるので、それを避けるためにしました。

Separación de bienes をしていないと、財産も借金も二人で
分けることになるという、ちょっと別の(?)観点から
コメントしてみました。

別の観点から 2015/04/20(月) 17:06:37
↑ ちなみに上記は主人の方から話を持ち出されました。

右に同じ 2015/04/20(月) 17:51:46
私も、「別の観点から」さんと同様の理由で、Notarioで手続きしました。
やはり、彼の会社が立ち行かなくなったとき、私の結婚前の財産にまで没収されないように。
手続きは、簡単ですし、変に勘ぐる必要もないかと思います。
それに、どこの世界でも、お金が絡んでくると、身内の中におかしな人が出てこないとも限らないので、今では手続して良かったと思います。
結構、ドロドロした話を聞きますからね〜。

ドゥだ 2015/04/21(火) 00:33:34
私も同じくseparación de bienesをしました。
彼も会社経営で、結婚したときに義父から薦められたそうです。
やっぱり彼の会社が負債をかかえてしまって、家や車や、すべてのもっているものを取られてしまわないように、私に負債の責任がこないように、ということですが、
ある時、主人と離婚話になったときに、
結局私が持っているものは何もなく、何をもって日本に帰れるのだろう
と思ってしまいました。
子供がいるので、例えば家にはいられるとおもうのですが。。。
色々と考えたり、周りの友達をみてもですが、この手続きをしている人は少ないのではないかと疑い始めました。
どちらがいいんでしょうね。  

財産分与 2015/04/21(火) 07:47:05
日本の場合、離婚のときの財産分与は結婚して以降2人で築いた財産だけが対象で、親の財産は、はじめからもらえません。
ですからこのような契約は必要ないのですね。
それに対してスペインのは親の財産も分与の対象となることがあるので、資産家はそれが気になるのでしょう。
スペインではありませんが、私の周りにもそれが気になって、結婚をやめた人がいました。
2人で話し合って、「これはよくあること」というところの違いを埋め合わせることもできると思うのですが、文化の違いを乗り越えられなかった、ということなのかもしれません。

財産の種類 2015/04/23(木) 19:50:35
皆さんのコメントを読み、疑問が生じてしまいました。
結婚前から保有していた預貯金や、相続した(結婚後にするものも含)親からの遺産などは、Separación de bienes にしてもrégimen ganancialであっても夫婦それぞれが所有権を保持するものと思っていましたが、スペインでは違うのでしょうか。
Separacionの対象となるのは結婚してから得た収入や借金であるという理解は間違いですか?

アナ 2015/04/23(木) 22:09:32
私もサインをしたのが10年前ですし、その時の語学力なのでちょっとあやふやだったり自信がない部分もあります。
ただその時の理解に間違いがなければ、次のようだったはずです。
@共有財産は2人の名義で購入したもののみで、また購入した時期の婚姻関係は関係はなし。
A婚姻後でも共有名義でないもの、またどちらかだ相続した遺産はそれぞれが所有権を保持する。
B逆にその中に万が一の時に相手に相続して欲しいものがある場合には遺言書を残さない限り渡らず。
C離婚やどちらか一方の死亡の際は子供がいれば子供に直接遺産が渡る(遺言書がない限り)。
Dどちらかの死亡の際にその親は存命で子供がいない場合は、相手に遺産は渡らない。

なんか書いていて自分の頭がこんがらがってきましたが、こんな感じだったはず。

価値観 2015/04/23(木) 22:18:03
私は、日本では考えられないような貧乏な家の出身の
スペイン人と結婚して10年以上。
私がお金を使うたびに文句を言われます。
十分な余裕があってもです。
なので、たまたまご両親が裕福な方とご結婚される場合
勘ぐられると思うのですが、相手のご両親も日本人が
どんな人間かも全くわからないと思いますので、その辺
少し考えてあげてもいいかなと思います。

すず 2015/04/24(金) 07:29:37
先日知り合いの弁護士さんとセパラシオン・デ・ビエネスについて話をしていたとき、結婚しても、独身のときに得た財産については共有とはみなされないので、セパラシオン・デ・ビエネスをせずとも別れるとき問題とはならない、もともと持ってた人のものとなる、ということでした。ただ結婚後に相続したものについては離婚のとき共有財産になるということなのではないでしょうか。アナさんのおっしゃる通りだとすると、遺言が大切ですね。とくに子どもがない場合。それがないと離婚のときはともかく不意の事故などの場合、住んでた家を伴侶の親兄弟に追い出されるとかありうりなわけですから。

どんぐり 2015/04/24(金) 13:19:23
皆さんのコメントを見て、調べもの好きの私はいろいろ調べていましたが、、。
スペインでも結婚後に相続したものは100%相続した人のもの、というのも出てきたりするので、よく分かりません。

>en España, los bienes adquiridos antes del matrimonio son privativos 100% de la persona que los adquirió;
>los bienes que uno de los cónyuges pueda llegar a heredar mientras está casado en gananciales son también privativos 100% del que los ha heredado, no le corresponde nada al cónyuge:
>los únicos bienes que serán al 50% son los adquiridos tras el matrimonio.
>Las cuentas bancarias también son privadas

スペイン人もよく知らないだけなのでは?
もしくはアナさんのおっしゃっているDのケースを防ぐだめかもしれませんね。
>Dどちらかの死亡の際にその親は存命で子供がいない場合は、相手に遺産は渡らない。

自分の子供が若くしてなくなり、孫はまだおらず、外国人の配偶者に全部持ってかれたら悔しい気持ちも分かります。

アパートの話ですが、titularはどうなっていますか?
遺言の前に、titular は権利を主張する時にも重要なので、夫婦の名義になっているか、hipotecaも夫婦の名義になっているか(夫婦ともに支払っていた証明になる)、
なども重要だと思いますよ。
titularに自分が入っていれば追い出されないはずです。

ビェーネス 2015/04/24(金) 13:52:37
皆様コメントありがとうございます。

結構、サインしている方が多いんですね。

でも、わざわざノタリオに払ってサインしなくても、法律できまっているのかも?

ま、私がこういう情報を伝えたとしても、サインしたくない、という風に取られて変に勘ぐられたりするのは嫌なので、
サインすることになると思います。

サインしたとしても、万が一の離婚理由が相手側にあるとすれば、慰謝料請求等はできるのかな、とさらに考えることが増えてきました。

どんぐり 2015/04/24(金) 14:39:52
ビューネスさん

よく日本で浮気などがあった時の、慰謝料請求のことをおっしゃっているならば。
スペインではそれはない、と聞いています。

自動的に 2015/04/25(土) 20:51:20
Separación de bienesにサインしたわけではないのですが、居住地域のルールにより自動的にSeparación de bienesになっちゃっている夫婦です。(州によってはサインしないとrégimen ganancialのところもあると聞きました。)

結婚前にSeparación de bienesのことを聞いたときは、私が専業主婦でいる限り二人で築き上げる財産も何もないということなのかな・・・と正直なところ淋しく思っていました。(現金を稼ぐ人だけが権利を持つ、みたいな印象をもち、それもイヤでした。)
でも、Separación de bienes故に財産らしい財産が受け取れず離婚に踏み切れなかった専業主婦の母親をみてきた夫が、「ラブラブで思いやりがあるうちに決めよう!」と言って夫婦共有名義の口座に積み立てる分と夫名義の口座に残す分との比率を話し合って決めました。

この共有名義口座に入っている分だけが私と夫の共有財産になり、その他の夫の収入から支出を除いた分は夫のもの、結婚前のお互いの預貯金や結婚後に亡くなった双方の父親からの相続分はそれぞれお互いのもの、というすっきり納得の形です。
もし将来的に家を買うことがあったら、それは共有名義にするとか離婚またはどちらかが亡くなった場合の処理についてノタリオで書類を作ろう、などと話し合っています。


結婚前に離婚時の取り決め!?と思うところもあるかもしれませんが、夫が言ったように、関係が悪化してからのお金の話はもっと泥沼化するから、一番幸せな時にお互いの納得できる条件を話し合えるのが一番いい結果に落ち着くのかな、と今は思ってます。
更に私達は結婚間もなくお互いの父親が相次いで亡くなりそれぞれの国・地域のルールで煩雑な遺産相続処理を行ったため、『愛情をもって』いざというときの処理をはっきり決めておくのがいいね、と前向きに話し合えました。

夫の家族とかが絡んでくるとまたちょっと違うのかもしれませんが、何を共有財産とするのかを決めておく、と捉えるとちょっとは前向きな決めごとになりますでしょうか。。。

ビエーネス 2015/05/01(金) 16:57:40
貴重なご意見ありがとうございます。

一応働いていますが夫になる予定の相手のほうが断然収入が多いです。基本割り勘なので、こっちは結構きつきつです。

専業主婦になると築ける財産がない、と判断されるのってきついですね。主婦だって一家のマネジャー的存在で重要な職なのに、と思うのですが。

基本、家族からの相続分はそれぞれお互いのものというのはもともとそうだと思っていたのでよいのですが、もしピソを購入することになったとした場合、向こうの持ち分が多くならざるをえなそうなので、共有名義にしてもらえるのかな、と心配になってきました。

こういうことを考えていると、自然と離婚を前提に想像が膨らんでしまってます。別に離婚しなければ、共有名義でもどっちでもいいんですよね・・・


追加発言は締め切られました。
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