福島を忘れないで




[スペイン探偵局に戻る]
パンダ 2015/03/14(土) 13:04:08
福島出身のものです。3月11日、東日本大震災から4年が経ちました。私の実家は線量は低いですが、外に出ることができない子供がいる地域もあります。関東や他の地域の日本人達は、もう忘れたいという気持ちが強いのだと思います。でも、チェルノブイリと同じレベルの原発事故で日本国内に足を踏み入れることができない場所があるということは事実です。それをきっかけに原発をなくして、自然エネルギーに技術を使って欲しいと思います。

メルケル首相が訪日の際に「日本もドイツのように脱原発すべき。」とメッセージを送りました。本当にドイツのように過去から学ぶべきだと思います。
http://www.huffingtonpost.jp/2015/03/08/merkel-anti-nuclear-power_n_6825660.html

スペインにいる私にできることを考えて、グリーンピースの脱原発運動に寄付、署名をしました。
http://www.greenpeace.org/japan/ja/campaign/nonuke/fukushima-remember/#idogawa

スペインにいながら、福島の子供を夏、受け入れる運動などもできるかな、と思います。チェルノブイリの時は夏に移動して、きれいな空気を吸うことが健康回復に役だったそうです。アメリカの日本人の友達はやっていました。

どうか福島の事を他人事と思って欲しくない。忘れて欲しくない。福島の人はそう思っています。

黙祷しました。。。 2015/03/14(土) 15:19:21
私はその当時、東京にいました。あの震災は本当に怖かったです。
友人宅で朝まで、固唾をのんでテレビでうつされる被災地を見ていた気持ちは今でも忘れられません。
日本に帰った時には、東北の震災関連の市場や商品を見かけたら積極的に買っています。

パンダさんとは違う団体ですが、募金や援助はいろんな形があると思います。
(私はグリンピースという団体を信用できない個人的観点から、赤十字や大きな団体の募金には参加しています。)

何よりも思いをはせることが一番うれしい…と被災地出身の友人から言われたことを思い出しました。

これから 2015/03/14(土) 17:17:33
バルセロナのギャラリーカフェでは今年で3回目の“Korekara Japon”が3週間開催されています。http://korekarajapon.com/
コンサート、ワークショップ、お店などなどいろいろなイベントが行われています。
この様なイベントに参加する事で、遠くにいても東北の事を忘れず応援出来る事が大切だと思います!!

パンダ 2015/03/14(土) 18:22:40
ありがとうございます。バルセロナのイベント、東北の人は、励まされますね。ずっと、ずっと誰かが思ってくれるって嬉しいですね。情報、ありがとうございました。

みんな応援 2015/03/14(土) 18:49:29
>関東や他の地域の日本人達は、もう忘れたいという気持ちが強いのだと思います。

みんな自分のことに精一杯で、忘れかけているのだと思います。
私自身もあのつらい気持からちょっと忘れかけていたのは事実ですが、先日もKorekaraのイベントで写真が大画面に出た突端に、涙しました。

こちらの人や、それから案外、日本にいった時に感じるのですが、九州、四国、関西の人たちはまだまだ応援している人が多く、忘れたいと思ってる人なんていませんよ。

今年1月、関西九州で5基の老朽原発の廃棄が決定したそうです。
原則認められていた40年に達した原発で、再起動申請に合格したら、さらに20年可能と言われていました。そんなことになったら信じられないと思っていましたが、廃棄が決まってほっとしました。

その他にも3月に廃棄か続行か決まる予定の老朽原発があるそうです。

今回の災害を無駄にしないためにも、安全な資源への移行を、何年、何十年かかってもいいので、出来る限り目指してほしいです。本当は(お金が絡まなければ)それが可能なのが日本の技術と努力だと信じています。

パンダ 2015/03/14(土) 19:11:31
みんな応援さん、
それが可能なのが日本の技術と努力だと信じています。に強く同意します。5基の老朽原発の廃棄。良かったです。教訓を生かせるのが人間。おそらく今の原発事故は何十年も後に、水俣病のような公害病のように認められ、保障されるようになるのだと思います。まだまだ時代がついてきていないのかもしれない。
誰かが原発は「トイレのない高級マンション」だと例えていました。どんなにきれいに見えてもトイレがないのです。
日本、教訓は生かしてほしい。ドイツのように。

パパイヤ 2015/03/16(月) 13:49:52
パンダさん
1のコメントに対して一点だけ訂正を願います。
メルケル首相は脱原発についての発言はしていません。それは一部の日本人記者が意図的にするよくする間違った情報です。

原文サイトです。自分の目で確かめてください。
http://www.bundeskanzlerin.de/Content/DE/Podcast/2015/2015-03-07-Video-Podcast/links/download-PDF.pdf;jsessionid=4600D62F0EDA465CABF7174164BE83B5.s4t2?__blob=publicationFile&v=3

外国に住んでからというもの、正確な情報に固執してしまい、失礼しました。

なぜ 2015/03/16(月) 18:36:29
関東の人は忘れたがって応援しておらず、
関西以西の人はまだ応援しているという趣旨の
発言がありますが、なぜそうお考えですか。
私は少し前まで東京にいましたが、
そんな風に思われているんですね。

日本とドイツの環境はだいぶ違うので、
同じようにしたらよいというのはなかなか難しいでしょうね。
地続きで近隣諸国と電気を融通し合える環境ではないですし。

パンダ 2015/03/16(月) 18:40:32
パパイヤさん、
ありがとうございます。リンク、見てみましたが、ドイツご読めません。泣)
でも、上のハフィントンポスト http://www.huffingtonpost.jp/2015/03/08/merkel-anti-nuclear-power_n_6825660.html
の訳を改めて見ていたら、他のリンクに下記のことがありました。
http://www.huffingtonpost.jp/2013/10/31/volker-stanzel-interview-energyshift_n_4186441.html
ドイツ人も、将来のエネルギーを支えるのは原発だとかつては信じていました。私も、若い時代そう考えていました。研究者も政治家も企業家もそうだった。日本と変わりません。しかし、ドイツでは環境意識が強くなり、使用済み核燃料の最終処分の問題が起こり、段々と批判の声が出きた。チェルノブイリ事故後の1990年代初めには、原発反対派が5割に達した。その結果、2002年に法律ができた。長い長い過程の結果です。日本でもそうなるはずだと思います。日本でも2011年3月10日まで、原発推進派が8割だった。現在は3分の2が反対です。

メルケル首相が表明していなくても、ドイツ人の立場は見習うところがあると思います。日本もおそらく水俣病などの公害病が認められて保障されるようになったように、何十年後には考えが変わるかもしれません。

子孫の安全が、工業、経済に代わる事はないと思います。日本人、皆で福島をきっかけに、考えて欲しい問題です。

パンダ 2015/03/16(月) 18:47:42
なぜさん、
東北出身で関東に住んでいる人は、3.11にそれを話題にしていたけれど、そうでない地域出身の人(関西でも他でもっと南でも)は全然、話題にも出さなかったので、忘れているんだろう。と思っただけです。東京だけでなく、東北以外は、何となくそんな印象を受けただけです。でもバルセロナのイベントのような物に励まされます。覚えていてくれる人は覚えているんですね。

バルナ 2015/03/16(月) 23:53:11
パンダさん

忘れていませんよ。あれから、ずっと、どうにもならない状況にいらっしゃる方は多いことでしょう。もう4年が過ぎ、マスコミにはあまり出ていませんが、忘れるどころか、やっと心の中の整理が付き始めたみたいな方も多いのではないのでしょうか。
これ、ビデオ自体は長いですが、この1:25:40くらいから、アーサービナードさんが語っていること、ぜひ、お聞きください。
https://www.youtube.com/watch?v=NzofZ2mLId4

日本人だけでなく、スペイン人も、福島第一原発事故、忘れていません。
http://resumenesdesdefukushima.blogspot.com.es/
http://www.sirenovablesnuclearno.org/fukushima/fukushima2014.html
https://noticiasdeabajo.wordpress.com/2014/09/25/dr-shigeru-mita-tokio-esta-contaminado-y-es-inhabitable/

4号の使用済み燃料はなんとか片付きましたが、汚染水はもれっぱなし、1.2.3号基は手がつけられない状態。除染、除染とあんなに言ってたのに、最近はさっぱりですね。やはり除染は無理、ということになったのでしょうか。

今は、放射線管理区域(上限、年間6mSv)よりもひどいところに暮らすことが普通になっている、というのが大きな問題ではないでしょうか。でも、どうすればよいのか? わからないので・・・黙ってしまう、ではなく、考えて、そして、何より事故のことを忘れない、ということが大事だと思います。

食品汚染が怖くて、バルセロナやロンドン、その他、世界の各都市に「自主避難」している方もいらっしゃいます。でも、日本人コミュニティーに知られると「変人」と思われるのがいやで、静かに暮らしている方が多いようです。

不安を口にしてはいけない、という状況は、困りものですね。原発事故の怖いところは正に、これだ、と思います。

それでも、今、日本は、1年半原発なしでやっています。原発なしでも充分にやっていけることは証明されています。ドイツでさえ、こんなに長い期間原発が停まったことはありません。このまま再稼働せずに続いていけばよいのに、と願ってやみません。

パンダ 2015/03/17(火) 00:22:53
バルナさん、

ビデオ見てみました。外国人だから、こういう発言を受け入れられるのか、すごく直接的に私も思う事を口に出していますね。「避けるか、引き受けるか。」避けている人が大半で、原発の事を反対するのが気がひけるような。あると思います。

バルナさんの情報量、すごいですね。スペインのサイトでは、はっきりと、東京は住めない場所になっている。岡山に患者を移動させた。とありますね。悲しいけれど、福島だけで済まない原発問題です。昔の四大公害病よりたちが悪いかもしれません。

せめて、移動してきた人を快く受け入れて、仲間はずれにしたりしないで、一緒に日本人同士、外国でコミュニティーを作る。移動した人達は、何十年後に、正しい選択だった、と言われる日がいつか来るかもしれないですね。

このトピック、耳に痛いかもしれません。でも、嫌な気分にするためにトピック立てたのではなく、日本の未来を引き受けて、せめてスペインに住んでいる日本人(それ程、食の安全は心配しなくてもいい日本人)同士、結束して前向きに進みたいと願っています。

はあ・・・ 2015/03/17(火) 09:53:01
>東北出身で関東に住んでいる人は、3.11にそれを話題にしていたけれど、そうでない地域出身の人(関西でも他でもっと南でも)は全然、話題にも出さなかったので、忘れているんだろう。と思っただけです。
失笑。これってあなたが日本全国をくまなく聞き込み調査でもしない限り、わからないことですよね。

バルナ 2015/03/17(火) 11:36:15
パンダさん
原発事故から4年目、スペインのマスコミもちょっと注目しているようです。私は今ちょっと個人的なことで忙しくていてさっと目を通しただけですが、
http://www.terra.org/categorias/articulos/fukushima-la-tragedia-continua
http://www.tercerainformacion.es/spip.php?article82808

私にとっては、耳に痛いトピックどころか、パンダさんがこのトピックを上げてくださって感謝しています。うるさい方は多いですが、その方々の声が大きいだけで、実際には、小さな声で心配している方はたくさんいると思います。その方々の声を少しずつでも拾っていければいいですね。

なぜ 2015/03/17(火) 12:23:27
>移動した人達は、何十年後に、正しい選択だった、と言われる日がいつか来るかもしれないですね。

うん?
それが正しい選択だったと、そう言われる日が来る方がいいんですか?
それってどういう意味かわかって言ってらっしゃる?

自由 2015/03/17(火) 13:22:10
>なぜさん
行動しないよりも行動した方が、たとえどのような結果であっても悔いが残らないという意味だと思いますが。他人の言動を深く考えすぎというか、ネガティヴに捉えすぎだと思います。

なぜ 2015/03/17(火) 14:02:58
外国に避難するのはそう簡単じゃないですよ。
じゃあ例えば、外国に縁もゆかりもない、英語さえもままらなない(一般的な日本人像です)
福島在住の方が、ロンドンやバルセロナにどうやって避難するんです?
仕事は?ビザは?家族は?子供の教育は?
それに、日本国内でだってそれは容易なことではありません。

ロンドンやバルセロナに避難できる人は、偶然にその条件が整っていたか、
相当に裕福だったり恵まれた人達です。

バルナさんはいつも日本の状況はもう壊滅的という趣旨の発言をなさいますが、
では、私たちはどうすればいいんですか。
だって、どこかへ移住しなければ、被爆してガンになって死ぬんでしょう?
子孫にも影響があるんですよね?
外国へ移住すればいいなんて言わないでくださいよ。
煽るだけでなく、今目の前にある危機に対しての解決策は?

上から目線で、移住して来た人を温かく迎え入れてあげましょうとか、
今もう東北や関東に住んでいる=もうダメ、みたいなことを平気で言う人は、
本当は、この問題が身近なものではないってことがよくわかります。

私には 2015/03/17(火) 14:14:04
なぜさんのお言葉は、ネガティブに捉えすぎている上に、何か陰険さを感じます。

その前のご意見では、なぜさんは、少し前まで東京にいらっしゃったと言っていますよね。
そうしますと、少なくとも東北出身者の方ではないのかな、と推測しましたが(ご実家は東北の方だけれど何からの理由で東京にいた、というのならご容赦ください)、
パンダさんは、確実に被災地の東北の出身者の方です。
そういう方が発する言葉は、どんな例え話でも、仮説であっても
非被災地出身者の人達(私も含め)の発する言葉や気持ちの重みが
全く違うと思います。なぜなら、所詮は当事者(惨劇の渦中を経験された)の方々の痛みや苦しみというものは、想像はできても
決して図り知れるものではありませんよ。
当事者の方々にしてみれば、当地に残ることも、故郷を去って別の土地に移動することも、身を切られるような辛い選択だと思います。
そういう事を全部含めて、ご理解された上でなぜさんは

>それってどういう意味かわかって言ってらっしゃる?

このような発言をされているのですか。
だとしたら、ずいぶん不躾でデリカシーがなさ過ぎる言葉だと
私は思います。

私には 2015/03/17(火) 14:19:25
すみません。訂正です。

>非被災地出身者の人達(私も含め)の発する言葉や気持ちの重みが

正しくは、

非被災地出身者の人達(私も含め)の発する言葉や気持ちとは重みが

です。失礼いたしました。

パンダ 2015/03/17(火) 14:50:56
[[解決]]
上から目線とか、そういう趣旨ではなくて、自分は1歳未満の赤ちゃんをもっていて福島には帰れなくなりました。両親も「帰ってこない方がいい。」と言っています。

でも、母乳からセシウムが検出とかを聞くと、とても自分勝手に連れて帰ることはできないので、悲しいけれど、それでも私はスペインに住めるだけましな方だと思います。確かに移動したくてもできない人もいると思います。

少なくとも、国内でも移動できる人は嫌な思いをしない社会になって欲しいです。岡山県は避難者を歓迎したりしてますね。すごく前向きな発想だと思います。避けるより、引き受ける。

チェルノブイリから35km離れたベラルーシは日本よりずっと貧しいのに、10年後には、マーケットの物すべて、目の前で自分で放射能検査できるようになったそうです。住める地域に自分たちでしていったのですね。素晴らしいです。
http://financegreenwatch.org/jp/?p=34283
日本では、福島では病院に行っても、検査してもらえないのに、避けてばかりいたら、そういう未来は来るのでしょうか。

分かる人にはわかる。その内、わかる人には、分かるようになる。バルナさんをはじめ、少数でも引き受ける考えをしている人がいて嬉しかったです。このトピ、避ける人には炎上トピだと思うので、ここで閉めさせて頂きます。

ありがとうございました。

バルナ [E-Mail] 2015/04/12(日) 20:49:41
パンダさん

解決マークがついていますが、ひょっとしてバルセロナにお住みなら、低線量被ばくの問題に取り組んでおられる岩田渉さんが日本からバルセロナに来て講演を行います。
4月20日、月曜、19時から21時まで。

場所はAssociació de Veïns d'Hostafrancs,
住所:carrer Callao, número 9; Districte: Sants-Montjuïc.
メトロ LINIA 1, estació. Hostafrancs. バス: 50, D20, 115.

日本語でスペイン語(カタラン?)の通訳が入ります。

以下は岩田さんの紹介です。

岩田渉氏、作曲家、アーティスト、CSRP代表理事。2011年3月11日の大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故後、CRIIRAD; Commission de recherche et d'information indépendantes sur la radioactivitéの協力を得て, 空間線量測定を福島県内で開始。7月に市民放射能測定所(CRMS)の立ち上げに参加。10月市民科学者国際会議(CSRP)を開催。2012年から、毎年開催されている同会議の実行委員長を務める。

福島第一原発事故は4年後の2015年においても未だにコントロールができていません。放射能汚染は、福島県のみならず北日本一帯に広がり、また放射性物質のおよそ9割が太平洋へ向かって拡散し、ロシア、アラスカ、またアメリカ西海岸にまで影響を及ぼし、北半球広域にわたって広がっているにもかかわらず、過小評価しようとする動きが国際的に力を強めています。

「復興」というスローガンの下で、情報不足と隠匿が、地域や家庭の崩壊といった二次的な社会問題を引き起こしています。

本 原発事故が世界を揺るがしています。原発事故後の社会を生きるにあたり、社会的価値感を見つめ直し、新たな価値観を生み出し育てていくことが今、必要とされているのではないでしょうか。


19日日曜日に日本人で岩田さんと一緒にお茶、という案も出ています。もし興味がおありだったら、メールください。

バルナ 2015/04/12(日) 21:04:57
連投失礼いたします。

なぜさんのご意見に関して、パンダさんが解決チェックをされていたので控えていたのですが、

<ロンドンやバルセロナに避難できる人は、偶然にその条件が整っていたか、
相当に裕福だったり恵まれた人達です。

とは限りません。確かに多少は「裕福」な方かもしれませんが、私の知人は、家の購入のため何年もかかって蓄えた貯金を崩して来ている方、建てたばかりの家を急遽売却してそのお金で来ている方などです。縁もゆかりもなく言葉もできないままやってきて、日々、頑張っている方もいます。

<どこかへ移住しなければ、被爆してガンになって死ぬんでしょう?
いや、かならず癌になって死ぬとは言ってません。その可能性が高くなるということです。

<今目の前にある危機に対しての解決策は?
移住がベストですが、それができない方もたくさんいらっしゃることは充分承知しています。できることとしては、子供が集まる場所は除染する。食べ物に充分気をつける。ときどき保養で西日本に行く、などです。

<東北や関東に住んでいる=もうダメ
なんて、全然思っていません。ダメにならないよう、情報を交換しながら、がんばりましょうよ、ということです。

解決後の投稿、失礼いたしました。

不条理 2015/04/12(日) 23:44:15
情報不足で家庭崩壊、地域社会崩壊というのは違うと思います。皆、原発が爆発したとはどういうことなのか、それぞれに解釈して生きています。政府やメディアは情報を全て伝えていないか、情報の意味を曲解して伝えていますが、WEB上には政府が伝えていない情報や正しい情報もあります。(間違ったものもあります)危険ではないと判断して住み続ける人、危険だと判断して移住する人、それぞれいるわけで、皆が一様な行動をとるように働きかけることは全体主義です。

政府が安全だと言えばそこに住まなければならない、移住した人間は故郷を捨てた人間だとか、市民団体が危険だと言えばそこから移住しなければならない、移住しない人間は政府に洗脳されているとか、そういう極端な考え方は好きではないです。

原発関連の話題は、東電から補償を受けるには福島に住み続けなければならなかったり、補償を受けている方が補償金で豪遊したり、漏れているコップに水を注ぎ続けるように除染作業そのものが無意味であったり、廃棄物は最終処分場に保管するべきなのに廃炉派が国内の建設に反対していたり、廃炉派がデモをしながら放射性物質を防ぐマスクすらしていなかったり、不条理なことばかりです。

現在、フランスは電力の80%が原発ですが、ご存知の通りパリは大気汚染に悩まされています。空気を汚さないための原発依存なのに、別の人的活動で空気を汚してしまっているわけで、欧州も部条理なことばかりです。また事故直前に日本で認可された、放射性物質を排出させる医薬品は、フランスの原発従事者数百人の協力のもとに造られた医薬品です。(事故当時に調べました)原発が空気を汚さないのなら、なぜ従事者の体内から放射性物質を排出させる必要があるのでしょう。不条理です。


追加発言は締め切られました。
WwwLounge Ver2.16

e-mail address: info@arrobaspain.com
Copyright (c) 2000-2022 @Spain all rights reserved.

@Spainのトップに戻る