マドリードとバルセロナの景気の差




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どっちが景気がマシ? 2015/01/29(木) 02:10:45
バルセロナに住んでいます。

最近、「se alquila」や「se traspasa」の看板が増えた気がします。
景気が悪くなると、みんなお金ないから、安い中国ショップに走るのか思いきや、
中国ショップのおじさんでも、売り上げの低下に渋い顔をしています。

最近の景気は、以前に比べれば、少し回復傾向にあるなどと言っていますが、
私の感覚では、逆のように(悪くなっているように)感じます。

みなさん、どう感じますか?

また、マドリードとバルセロナではどちらの方が
景気がマシなのでしょうか?
専門的な見解ではなく、「近所の人は、こう言ってたよ。」
「こんなこと、みんな言ってる」程度のお話で結構です。

景気回復のウソ 2015/01/29(木) 07:40:20
選挙が近いのでPPが景気回復をアピールしているだけで
2008年前と比べて明らかに貧しくなっています。
不景気を口実にして企業は給料を下げて従業員を解雇していってます。

残念ながら今後一層ジリジリと貧しくなっていくことは明らかです、、、
まあスペインだけではなく、世界的に一昔前の世代のように父親が働いて子供3人を養う、なんてのが
珍しくなり、夫婦共働きで子供一人をやっと育てるというのがスタンダードになってきていますよね。

バルセロナは一見観光で潤っていそうですが、観光業は不安定で季節による景気の移り変わりが大きいです。
余談ですが、友人がバルセロナのナビスコ社、カタルーニャの独立運動を言い訳にして、バルセロナ支社をたたむそうです。

マドリードには政府の機関や、企業の本部などが置かれていますので、やはりバルセロナよりお金があります。
マドリードのチャマルティン地区の失業率はEU平均より少ない8パーセントちょっとと新聞に昨日出ていました。
マドリードに住んでみて、バルセロナよりも景気がずいぶんマシだと、私は感じます。
私の仕事相手はスペインではない国なので傍観している感じではありますが、周りのスペイン人も同意見です。

バルセロナのほうが住むには楽しいんですけどね・・・

景気回復のウソ 2015/01/29(木) 07:43:22
余談ですが、友人がバルセロナのナビスコ社、

友人が勤務するナビスコ社バルセロナ支部

の間違いでした、すみません。

友人はマドリードから転勤していったので、マドリードのナビスコ社に再配属になりますが、
カタルーニャ独立運動を逆手に取った企業側の明らかな陰謀(?)かと。

マドリードの北のほうの高級住宅地やオフィス街を見ていると、明らかにバルセロナよりも豊かな層が圧倒的に多いと思うのですが、
他の方のご意見もお聞きしたいです。

今年のクリスマス 2015/01/29(木) 08:53:59
バルセロナ在住です。
確かに看板は増えました。(景気が悪くなった頃はマドリッドの方が看板が多かったそうです)

ただ2014年のクリスマスは、買い物客がすごく多かったです。
みんな袋をたくさん抱えていて、大混雑。
ちょうどLillaにいったのですが、何年振りだろうかと思うほどの混み具合でした。
あれを見た時に、トピ主さんと逆のイメージをもちました。景気が回復したんだろうかと。

不況になってすぐの頃は、Lillaでも中心部でもそうでしたら、買い物見てる人はいるけれど、袋を抱えている人がいないと言われてました。

「すっごい、みんな、買っている」とスペイン人の友人もびっくりしていたので、経費は回復したと思うのかと聞いてみました。

ちなみに私は、経費が悪かった頃も、企業やお店の縮小の話は聞いていたものの、周りで失業している人がほとんどおらず、いたとしても、すぐに仕事が見つかるという状態。日本で報道されているほど景気が悪い印象をもともと持っていなかったのです。

その印象を伝えて、前がどれぐらい悪くて、今はどれぐらい回復したと思うのかと聞いたところ、
ちょっと考えていた友人いわく、「みんな、今までは我慢をしていたのだと思う」と。「不安だし、怖い。何が起きるか分からないのでじっと我慢していた。ようやく落ちついてきたか、この状態に慣れて来た。だから今年はクリスマスにはお金を使おうと思っている」という分析をしていました。

お店は「我慢のときだ」と言っているひとも多いですが、
ここ数年より、今の方が、売り上げがもっと減ってるとは思いません。

それよりカタルーニャの人たちはじっと我慢していた、というのはあると思うし、今もお財布はしっかり緩めないようにしていると思います。(クリスマス以外)
もともとの気質もあります。

今年のクリスマス 2015/01/29(木) 08:58:14
traspaso が増えてるのは、法律で、長期契約のロカルが継続できなくなったせいだと思います。

contrato antiguoを持ってる店(今まで激安で借りてたお店)に影響があり,バルセロナの古いお店も「もう継続できないから閉める」と言っているお店、多かったですよね。
idealistaによると、20万店舗に影響。
http://www.idealista.com/news/inmobiliario/vivienda/2014/12/09/733213-el-fin-de-los-contratos-de-renta-antigua-afectara-a-mas-de-200-000-comercios-pero-no

そのせいであって、景気が今の方が悪化したから、ではないです。

景気回復のウソ 2015/01/29(木) 09:08:10
早朝の書き込みで、乱文ですがお許しを。
ショッピングセンターの買い物客が増えた、という分析興味深いです。
節約に努めるカタルーニャ人の気性もあるんでしょうね。
逆に、マドリードの人は外食とかすごいしますし、身なりもバルセロナの人よりも良いです。
一見してより豊かに見えるかもしれません。
(服装の違いはバルセロナとマドリードのメトロを比べるとその差が明らかです。)

が、やはり首都とそれ以外の都市という事から経済規模は全然違うことは両方の都市に住んでみて明らかだと思います。
また、カタルーニャに住んでいる人のほうが高い税金を納めているかと思います。

マドリードはやはりバルセロナに比べて潤っており、豊かな層が多いというのが正直な感想です。
個人的にはお金持ちになってバルセロナに移住するのが最高なんですがね。

今年のクリスマス 2015/01/29(木) 20:57:13
>ショッピングセンターの買い物客が増えた、という分析興味深いです。
クリスマス前の買い物シーズンでしたけどね。4つも5つも袋を抱えているのを見て、とっても人が多かったのは。

ところでたった今、家の修理のおじさんが来てくれたのですが、。
忙しいというところを、3週間待たされたのですが、「忙しいのは良いことだね」という話をしてたら、「crisisが終わって、仕事が増えた」とのひとこと。

おー、タイムリーな話題だと思いながら、crisisは終わったと思うの、仕事が増えた実感はある?と聞いてみたらば、建築が一番、景気に左右されたと思うよと、と言ってました。
確かに。バブル時も、crisis時にも一番はっきり来そうですよね。

実感する人、しない人がいるということは、全般的にはまだまだと言ったところなんだと思いましたが、「crisisが終わって」とはっきりした言葉が工事のおじさんから出たとなると、やはり少しは回復してきた、というところなんでしょうね。

マドリッドとバルセロナの景気の差は分かりませんが、crisisがスタートしてすぐの頃はマドリッドの友人が激しく不景気を感じると言ってました。首都である故に、落ちたときには落ち率が激しいのかなと思った記憶があります。

景気回復のウソ 2015/01/30(金) 00:20:05
景気は最悪なころよりは回復しましたが、不景気前に比べると格段に悪い、そしてこれから不景気を言い訳に各企業が人員削減や減給をしていくのは確実です。

とはいえ、建築業界は少し仕事が増えたようですね。
バルセロナの親友が建築業界の人で数年間失業していたのが、最近やっと忙しそうになってきたので私もホッとしました。

数年前のマドリードは外出するのが鬱になりそうなくらい物乞いがすごかったです。
スペインの南や、その他の地方から移民がいっぱい来るからかと。
ですが、まあ住んで見られればわかると思いますがやはり腐っても首都、経済規模はバルセロナよりも全然大きいですし、何度も言いますが富裕層もぐっと多いです。

両方に住んでみて、やはり景気がマシなのは断然マドリードだと思います。(アンチカタルーニャでは全くないので、念のため)


追加発言は締め切られました。
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