スペインで歯医者に行って、その後(泣)




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ショック 2014/12/04(木) 13:33:31
ちょうど一年前、日本で十年以上前に治療してもらった奥歯の銀歯が取れたので、近所の歯医者に持って行きました。

2~30代らしき歯医者いわく、「こんなの教科書の中でしか見たことない!」
歯に被せて、「あ!ぴったりはまった!」(今まではまっていたのだから、当たり前ですけど・・・)

私が特に何も言わないでいると、銀歯がぴったりだからこのまま再利用しようと言う。私もお金に余裕がなかったので、セラミックか何かで作り直しを強要されて高額請求されなくてよかった、と思い承諾。

でも治療後にやや不安が残りました。というか「治療して」もらいたかったのですが、素人ながらに観察していたところ、どうやら単に銀歯を「乗っけ直した」だけのようでした。
まさか掃除も消毒も何もせず、単に乗せただけではないのだろうか???疑問だったのですが、まぁカチャカチャやっていたのでとりあえず接着してくれたのだと思うことにしていました。

一にヶ月前から、何か微弱なズキズキ感がたまにあり、あの時の銀歯の治療が不適切だったのではないかと、悪い予感がしました。ちゃんと処置をせずに乗っけた結果、中で虫歯が再発している、という予感。
不安が募ってきていたので、今一時帰国で日本に戻ってきているのですが、ずっと通っていた歯医者へ行って、上記のいきさつを話し、見てもらいました。

結果からいうと・・・私の嫌な予感が的中でした・・・・・・・・・涙

というか、さらに酷いものでした。というのも、銀歯が接着すらされていなかったのです!歯医者が力いっぱい銀歯を取ろうとした際に、あっけなく取れたのです。

歯医者「あれっ!接着されてないよ!?」

その後虫歯を削っていったのですが、削っては確認し(ピーと音が鳴る器械で)削っては確認しの繰り返しで、合間には「予想以上に深いな・・・」と独り言まで。
挙句、治療後の説明では、すでに神経ギリギリまで広がっていたので、今日の状態で様子を見て、もし痛むようなら神経を抜かないといけなくなる、とのこと。次回痛み具合で治療を決めましょう、と・・・・

銀歯を扱ったことがないからって、適当な処置をするなんて言い訳になりませんよね・・・・。知らないなら知らないで、スペインの方法で対処してくれればよかったのに。
「パスタを食べる」と言うのが、「茹でて、ソースで和えて、食べる」ことであるように、「銀歯をかぶせる」と言うのは、「消毒して、接着剤を付けて、かぶせる」ことだという事くらい、素人でもわかりますよね・・・。
歯医者さんになれたのだから、それくらいわかると思うんですが・・・・。それとも変な外国人が来たとでも思われてあえて杜撰に対応されたのでしょうか・・・。

とりあえず今は神経が痛まないことを祈るのみです。愚痴トピにお付き合いくださり有難うございました。

ところで、半分冗談ですけど、これって医療事故に入るんでしょうか!?苦笑


ちなみに、愚痴のみでは申し訳ないので情報(?)も書き込みたいのですが、スペイン(やヨーロッパ)で使われている安いempaste、あれは膨張する性質があるそうで、小さい虫歯はともかく、大きい穴にガツンといれてしまうと、後々膨張して歯が割れてしまうそうです。私が今後スペインで治療を受けなくてはならなくなった時にまた変なことされないように、スペインのやり方ができるのなら(先生は知識があったので)同じような感じで治療ができるのかと尋ねたところ、日本ではそんな治療はしていない、その理由として割れてしまうことを言っていました。保険がきかないので早く安く仕上げないと患者(お客)から文句が出るから、日本のように手間もコストもかかる歯型を取ってはめ込むものを作るなんてことはしないのだとか。スペインで銀歯の人を見ない(特に最近)のは単にesteticaの問題かと思っていましたが、そうではなかったようです。

ショック 2014/12/04(木) 13:37:42
それにしてもショックです。歯はキレイに手入れしてきたつもりなのに、ここへ来て医者の間違えのせいで大切な神経を抜かないかもしれないなんて(涙)
ちなみにあの時の請求は20€でした。はめるだけなら自分でもできたのに・・・・・

歯は命 2014/12/04(木) 21:50:05
悔しいお気持ちよくわかります。歯、一生ものなので大切ですよね。私はスペインの歯医者はかかったことがないですが、初めての土地での歯医者って大体当たり外れがあって、1回の治療じゃわからないものですよ。立地より近所の人の紹介やうわさが大切かと思います。特に、歯科関連の仕事に就いている方々の噂は信憑性が高いです。日本でしか治療したことのない私ですら、無駄な治療をして儲けようとする歯医者やら、親切だけれど技術のない歯医者やら、もう最悪の思い出ばかり。良い歯医者を見つけるまでい何度痛い目に逢ったことか!!大泣

ところで、トピ主さんの歯の神経は残っているというので、すべてが銀になっている銀歯ではなく、たぶん部分的に銀になる詰めもののインレーでしょうか?以前歯医者さんに聞いた取れる原因は「セメントの接着が弱まった、キャラメルなどがくっついて力が掛かり過ぎて取れた」もしくは「詰め物の下が虫歯になり詰め物が取れた」のどちらかのケースが多いようです。

私の通っている歯医者さんいわくは、歯の充填物は一度治療したら心配なし、ということではなく、それぞれ寿命があるようです。力のかかり方や唾液の量で変わるとのことですが、銀の詰め物で約10年くらい、強化プラスチック(白い奴ですね)だと強度が弱くすり減るのが早いので6年くらい、それくらい持ってくれればと思い治療しているとのことでした。

問題は充填物の下。取れたときは虫歯になってらっしゃいましたか?そうなると治療が必要で、歯を削ることになり、患部の大きさが変わります。元々つけていた銀歯は使えないと思います。
もし取れた跡が虫歯になっていなかったら、ただセメントをもう一度つけて固定するだけの治療になったことと思います。その際に、ちゃんと消毒をしないと虫歯が進むと思います。

なので、「銀歯が取れた跡が虫歯になっていなかったのに、スペインの歯医者で銀を消毒もせず置かれたために虫歯になった!」のであれば、大いにその歯医者を恨んでよいと思います。
「銀歯が取れた跡が虫歯になっていてただ単に銀歯を置かれただけだった」のであれば、行っても行かなくても同じだったかもしれません。でも、嫌な歯医者の経験者の私から言うと、変に歯を削られて無駄な治療をされないだけヨシ、な気もします。歯を削られたら元に戻せません。

今回は、歯の神経が無事であったらよいと思いますよ。不幸中の幸いです。20Euroじゃ歯の神経は買えません!!

ショック 2014/12/05(金) 15:19:17
歯は命さん、レスありがとうございます。少し慰められました。

おっしゃる通りで、問題は当時の状態なんです。既に虫歯になっていたのか、いなかったのか。前者の場合、治療をせずに隠ぺいした(虫歯になっているとは一言も言われなかった)ことになります。後者の場合、1年後に虫歯ができていたのは明らかにその時適切な処置をしなかったからということになります。その時他の歯に出来かけの虫歯があるということで同時に治療してもらったので、その時銀歯のかぶさっていた歯について言わなかったということは恐らく虫歯などできていなかったのでしょう。

つまり、いずれの状態だったとしても歯医者として適切な対応をしてくれなかったことになると思うんです。その結果、恐らく手遅れの状態(今日も痛んでいるので)にしてくれたんだと思います。やっつけ仕事に20€払っただけならいいんです、勉強代だと思えば終わりますから。でも自分のせいでもないのに大切な歯をなくす(神経を抜くとは、そういうことですよね・・・)ことになるとは・・・ショックすぎます(涙)

スペイン側の家族と相談して、とりあえずクレーム用紙をもらう方向で話を進めようと思っています。もう一年前のことなので私自身は何も期待していませんが・・・。


追加発言は締め切られました。
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