無責任な過去ログ-子連れ離婚について




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みいな 2014/05/11(日) 16:54:17
スペイン人夫と離婚をしたくいろいろと調べてきたものです。以下の過去ログに恐怖を感じました。ここで話されていることは本当ですか?

http://www.arrobaspain.com/cgibin/wwwlng/wwwlng.cgi?print+201109/11090060.txt

私が調べてきた事と違うのです。

スペイン人の国際離婚に精通した弁護士、日本の弁護士、外務省にも問い合わせました。
私の理解では、

・2014年4月1日より前に連れ去られたケースに関しては発効しない。よって、スペインで訴えられても日本の権威は連れ去った日本人に子供の返還を要求できない。スペインには戻れないが、日本で罪人にはならない。

・スペインはアメリカと違って返還を要求し、スペインの法の下で離婚を決定するのであって、日本人はスペインに戻って子供と定期的な面会ができることは可能である。アメリカ人のように罪人として扱うわけではない。

・里帰り、つまり夫の承諾があって日本に入国している時点で連れ去りとは異なる。(通関用に作った書類に夫にサインをさせるなど。)

・つまり、2014年3月にスペインを出て里帰り中の日本人が子供とそのまま日本に滞在し日本から離婚を申し出ても、スペイン人配偶者はそれを受け入れるしかできない。夫はスペインで訴えてもハーグ条約の対象にならず、面会ができる程度で、日本人は罪人にはならない。(ちなみに、日本から離婚ができるようにスペインの弁護士が代理で手続きできるよう手配済みです。)

上の過去ログでは、ハーグ条約発効前であるにも関わらず、連れ去ると罪人、という印象を受けます。これでは見た人が恐怖を感じるし、私も当事者なのでとても怖くなりました。今は発効してしまってますから、この先はそうなるのでしょうが、発効前であればまったく関係ないという認識です。(面会は求められますが。)

みなさん、コメントをください。現実、真実の話をしてください。

宜しくお願いします。

ポジショントーク 2014/05/12(月) 00:58:33
もちろん正確な情報を投稿するに越したことはないと思いますが、3年前のログですし、条約の運用についてその間に色々議論が行われて変わった可能性もあり、一概に現在の視点から無責任だと決めつけられないとも思います。

私自身は関係ないのですが、幼馴染の友人が子供を連れ去られた側なので、逆にどうして発効以前に適用されないのか?と不思議でしょうがありません。視点が変わると、感情の入れ方もまた変わってきます。

がんばれ 2014/05/12(月) 01:43:57
まずご主人が離婚後子供が母親と日本へ移住することを認めているのであれば何ら問題ないと思います。ですが、里帰りは認めても、離婚後子供が日本への移住する事を認めていない場合、また里帰りの同意書ではなく、移住を認める同意書やビデオ、録音など物的証拠が無い場合は、今後離婚裁判でスペインへ戻るよう判決がおりるでしょう。ここで戻らなければ日本では罪人にはなりませんが、ご主人に誘拐犯として訴えられた場合、ハーグ条約に加盟する全ての国においては国際誘拐犯となります。それらの国々にはお子さんが成人するまでは母子ともに入国すると逮捕、保護されてしまいます。将来修学旅行などで海外へ行く場合は要注意です。離婚を裁判所に申請した日付は3月以前でしょうか?日付も重要なポイントになると思います。
また、スペインでも民事での離婚裁判では罪人にはなりませんが、刑事裁判でご主人に訴えられたらスペインの法の下では誘拐ですので当然スペインでは罪人になると思いますが、もう一度スペインの弁護士にお尋ねください。
ご主人様は移住を認めていらっしゃいますか?裁判になるとスペインの裁判所ですから当然ご主人よりの判決になると思いますので、うまく下手に出て、同意にもっていくようにできると一番いいのですが。ご主人様を安心させるために、毎年必ず面会につれて行く、また日本へ会いに来たい時はいつでも来ていい、スカイプで毎月顔をみせる・・・など弁護士を通して話し合われてはいかがでしょう。とにかく裁判にならないで、同意書を提出する方向へもっていけるよう頑張ってみてください。

みいな 2014/05/12(月) 02:48:46
ポジチョントークさん、がんばれさん、ありがとうございます。
確かに、3年も前なので無責任というのは言いすぎでした。すみません。ただ、ハーグ条約自体が過去の案件には効力がないという事は締結時から変わっていないと思うのであまりにもそのような意見が出ていて無責任と思ってしまいました。

私の状況では夫が離婚後日本に子供を住まわせてくれることは不可能ですので、いわゆる「逃げる」方法しか残っていませんでした。その是非を問いたいわけではないのでそれに対する批判はご遠慮いただければと思います。
私としては、日本から離婚を申し出、同意離婚にムリヤリもっていくことです。スペインの法廷で争っても勝ち目はないといわれてましたので。(子供の日本への移住を裁判所が許すはずないというのが弁護士の見解です。)
4月1日以前にスペインを出国しているし、里帰りを許可している以上、連れ去りとして私を訴えることができないと弁護士は言っていました。また、訴えたところでハーグ条約発効前なので安心していいと。離婚に同意しないで夫が法廷で争ったりしても勝ち目はないので、だったら離婚に同意して面会などの条件を有利に持って行くほうが夫にとっては懸命だと弁護士は言っていました。確かに、夫が離婚に同意せず私を訴えたりすれば条約締結国に入国はできなくなりますが、私は日本で法的に安全でいられるならいいのです。

最悪、世界のどこかで自分が指名手配犯になっているなんてぞっとする話ではありますが、スペインに20年近く縛り付けられ、王様きどりの異常な元夫に振り回されながら生きていかなければいけなくなるとしたら、心の凍る思いです。
本当に、国際結婚で子供を持つなど、簡単に考えるべきではなかったと思う毎日です。

ポジショントーク 2014/05/12(月) 06:58:53
調べてみたところ、実際に遡及して問題を追及するかどうかは日本の国会で2011年に議論されていたようです。

ハーグ条約・遡及問題「取り組まなくてはならない課題だ。」松本外相
https://www.youtube.com/watch?v=efRs2AoXPzI

結局、遡及適用されないことになったということは別のソースで確認しました。繰り返しになりますが、私は連れ去られた側の辛さを見ているので、本当にこれがよかったのか、それは立場によりけりで簡単な問題ではないと思っています。

がんばれ 2014/05/12(月) 07:44:03
>私は日本で法的に安全でいられるならいいのです。

万が一ご主人が日本で訴訟を起こした場合、そう安全でもありません。ご主人の弁護士が国際離婚にあまり詳しくない事を祈るばかりです。

HP 2014/05/12(月) 07:58:12
外務省にも直接問い合わせているとのことでしたので、ご存知とは思いますが、下記外務省HPに詳細出ています。
Q&Aには、過去に連れ去った場合のことにも触れています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html


追加発言は締め切られました。
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