スペインの家(集合住宅)について
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むち
2014/04/02(水) 18:11:53
スペイン人のパートナーと家を購入する話をしています。街中から外に行く気はないのと、予算が限られているので、ほぼ100%ピソを購入することになりそうです。
そこで色々と家の情報を見ているうちに気付いたのですが、各ピソは個人なり、団体なりが、それぞれ直接もしくは間接的に(不動産屋を通して)販売していますが、ピソ全体(建物)はどういう状態になっているのでしょうか?例えば、月々comunidadを払いますが、それは各住民が協力しあって共有部分の修理代等に回すものですよね?
でも、その建物全体は誰のものなのでしょうか?土地は??私はずっと一軒家で生まれ育ったので、アパートとかマンションとかの仕組みがいまいちよくわからないのですが、日本だと、ある会社がビルを建てて、そこに入居者を募集する形ですよね?スペインでも同じ形態なのでしょうか?ピソを買うのはいいが、例えば100年後に、建物自体がどうにもならなくなって取り壊さなければならなくなったりしたら、誰がどうするのでしょうか?まさか少ないcomunidadだけではどうにもならなそうだし・・・。
ピソを買うにあたり、将来が不安なんです。一軒家と違って、家族うちの意見だけで立て替えたりできるものでもないですし、まして立て替えることが少ないスペインではなおさらですよね・・・建物にガタが来た時、どういうことになるのか、不安です。かといって、一軒家タイプを購入するとなると、普通の地域はとても高くて無理なので、治安が悪めの地域のボロ屋になってしまうし・・・。日本の親が、マンションなら買わずに借りていた方がいい、と口癖のように言っていたのにも影響されているのかもしれませんが、どなたかピソのメリットをお聞かせいただきたいです。
月々のhipotecaは賃貸より安くなりますが、払い終えたとき(将来)の状況が思い浮かべられません。(今後の貯金の予定をたてるにあたって)
知識が乏しくて、なんだかわかりづらい書き込みですみません。
あめ
2014/04/02(水) 21:13:56
スペインのピソは日本よりもずっと長年もちます。昔私が住んでいたところは百年以上昔の建物でした。だからあまりご心配せず。
土地も建物もその持ち分が自分のものになります。
コムニダはその建物によって違うでしょうが、うちの場合は共有部分の修理費というよりも共有部分の電気代、おそうじ代、エレベーターの保守点検代などが主で、建物の塗り替えなどのときには別途請求されます。10年に1度くらいですが。ほかにもなにか故障があったりすると請求されます。どちらも持ち分のパーセンテージでそれぞれ負担するようになっています。
いえ
2014/04/03(木) 03:10:33
こちらはピソが多いですよね。
一軒屋は泥棒が入りやすと聞いたことがあり、私もピソ派。
ほかの方も住んでるし、掃除も出入り口してくれるし、気に入っています。借りていますが。
購入してもいいかなと思います。ほんとに建物が長持ちしていますよね(^-^)
日本のマンション
2014/04/03(木) 09:18:32
日本のマンションは価値の下落が早いから、賃貸の方がいいとご両親
はおっしゃっていたのではないでしょうか?
今は不況で家の価格は下がる傾向にありますが、それでも、スペイン
のピソは日本のものに比べると嘘のように価値が下がりませんので、
その辺の感覚は切り替えがいりますよね。
むち
2014/04/03(木) 13:00:52
皆様、ご回答くださりありがとうございます。
スペインのピソと日本のマンションとで、価格の下落に関する差があったのですね。その点安心できますね。そうなんです、スペインのピソは日本のより耐久性が高い、ということで、それでより心配だったんです。築70年、100年、という物件をよく見るのでそれが当たり前であることはわかっているのですが、例えレンガ造りの建物で頑丈だとはいっても、まさか300年も500年も持つものではないですよね??今100年たったものも、100年前に立て替えたわけですよね。中世の建物が補強工事等なしにそのまま数百年もっているとは思えないので・・・。それで、例え内部をリフォームしても、配管だとか、外壁だとか、絶対ボロが出ていて、何かと修繕費等かかる気がして、・・・。
ちょうど今、住んでいるピソ(賃貸)の廊下でペンキを塗りなおしているようなのですが、強い刺激臭が漂ってきています。例えば私だったら、窓が開けていられる(寒くない)季節にするであろうことを、前触れもなく急に始められて、嫌な工事の臭いが漂ってきたりして、こういうのがあるから集合住宅っていやだなと思っていたんです。でも裏を返せば、確かに他人も住んでいる安心感というのもありますね。一軒家はやはり泥棒が入りやすいんですね・・・確かにスペインの家はどこも、地上階や一階の家の窓に防犯の柵(?)がついていて、物騒そうだなぁとは思っていました。パートナーが高層階を好んでいる理由が何となくわかってきました。
ピソを買うと言うと、何だか自分のもの(持家)のはずなのに自分のものではないような、そんな感覚がぬぐえなかったんですが、少しは心持ちが変わりました。ありがとうございました。
不動産バブル
2014/04/03(木) 20:17:41
スペインの不動産価格が下がらないというのはバブル前までの話で、2007年以降は下がり続けて、現在ではピーク時の半分ほどになっています。http://economia.elpais.com/economia/2014/01/15/vivienda/1389778262_410774.html
スペインの住宅ブームって桁外れって、2003年の時点ですでに住宅の数が住民1000人あたり500件、二人に一件なんていうとんでもない数になっていたようなので、現在ではこの割合はもっと多くなっているはず。
http://cincodias.com/cincodias/2003/06/17/economia/1055829381_850215.html
供給が多すぎることからまだまだ価格は下がるようですので、急いで結論を出さずに、納得いくまでじっくり検討されたらいかがですか?
家賃の相場も下がっているので、もし今のピソが気にいっているのなら、家賃の値下げ交渉というのもあり。契約を結び直す費用がかかりますが、更新が迫っていたり、下げ幅が大きいなら元は取れると思います。
賛否両論?
2014/04/04(金) 09:10:15
「スペインのピソは長年持ちます。」というよりむしろ「長年持たせてます」といったほうが正しいかもしれませんね。かなりきてる物件を内装だけ「お化粧」して耐えてるような印象ですが。。
日本のように立て替えて価値をあげる経済観や、高層にしてもともとの居住者に低予算で提供するようなディベロッパーがいないのかもしれません。
古い物件でもそんなに市場価格がさがらないのなら、個人的にはあまり年数の経っていない物件を買ったほうがお得なような気がしますが・・・反対意見もあるでしょうが。。。
興味ありますが・・・
2014/04/04(金) 17:20:34
ご両親が借りる方が良いと言ったのはメンテナンスの費用もかからず、常に新しいところ移れるメリットがありますし、固定資産税等の費用もかからないからでしょう。私も調べましたが現在の価格でもとても投資に見合うリターンは得られない価格でしたのでやめました。スペインの経済環境が怪しいことも踏まえて十分検討されることをお勧めいたします。
cafe
2014/04/04(金) 18:10:06
極たまに銀行担保の掘り出し物件があるそうです。いわゆる「差し押さえ」された物件ですね。
こういうものは売出しから2日、3日で売れてしまいます。
中には売り出したその日に売れてしまったものもあるそうです。
こういうのをじっくり狙ってみるのも手かも。
慎重に
2014/04/05(土) 00:25:28
友人が住んでいるピソの住人の中に数年前から共益費、管理費の滞納をしているピソ所有者が続出し、現在非常に高い共益費、管理費を払うを得ない状況に陥っています。共益費の中にはもちろんエレベーターやフロアの電気代が含まれており、電気代が払われなかった場合、これらすべての電源が停止します。維持するためには、支払われない共益費を他の所有者達が負担することになります。未払い分の請求も裁判を通して行なったとしても、失業者や多額負債者からの回収はほぼ不可能です。建物内の全世帯が滞りなく管理費、共益費を毎月支払っていることを確認するといいと思います。また、管理会社の中にも不当な金額を上乗せしている場合もあるので、管理費がいくらなのか、またその内容など細かく開示してもらった方がいいですよ。慎重に。
追加発言は締め切られました。