ショック!財布を紛失!注意点をお願いします。




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自己嫌悪 2014/02/04(火) 00:34:42
まずはじめに、過去トピもチェックさせて頂き大変参考になったのですが、最新情報も得られたらと思いまして、トピを立てさせていただきました。
長文になってしまいますが、宜しくお願いします。

状況ですが、本日、バーゲンを見にショップを2軒回ったのですが、2軒目のお店で支払いの際に財布が無いことに気がつきました。
慌てて1軒目の店に戻ったのですが、1軒目の店では商品のサイズ交換をしてもらっただけなので、財布も出してなかったので、レジでの置忘れということはありません。
念のため、ショップには財布が落ちてなかったか聞いたのですが、ありませんでした。
盗まれたのか、私がぼけっとして落としてしまったのか、はっきりしません。
ただ、1軒目の店がすごく込んでいてレジの前が行列になっていて、その行列が階段の当たりにまできていて、その階段にベビーカーの女性が道をふさいでしまったため、そのあたりが大渋滞していました。
田舎ですので、外で人とぶつかることもないですし、怪しかったのはそのベビーカーの女性が回りの通行妨害していたことくらいです。
しかし、証拠もありませんし、もしすられたにしても、自分の注意力が足りなかったせいなので、犯人探しはしません。
私の住んでいる町は、中小都市なので、ほぼ日本に近く、それが油断に繋がったのかもしれません。
家が近いので、すぐに帰って、念のため家に財布を忘れたのではということも考えて探しましたが、どこにも無く、これは紛失、もしくは盗難だと確定。
いつもはお金は必要以上に持ち歩かないのですが、今日に限って、150ユーロも財布に入っていました。NIEやクレジットカード、その他スーパーのポイントカード、バスカードなども入っていたので、かなりの高額。
財布もブランド品でした。
お金のこともショックでしが、何より一番ショックなのは、NIEです。
発行されたばかりで、期限が10年あるものでした。
しかも、住所などの個人情報が、NIEに入ってます。
銀行のクレジットカードも入っていて、NIEとセットだと、窓口で下ろされる危険性があります。
紛失に気付いた直後、すぐに付近の道路とゴミ箱を見回りました。
でも仮に泥棒が捨てたとしても、物乞いの多いセンターだったので、すぐに財布は消えてなくなると思います。
交番に行きましたが届いておらず、そこは出張所のようなところなので、警察本部へ行くように、ただし、午後は開いてないので、その時点で夕方でしたので、明日行くしかないと言われました。
それから家に帰り、銀行の口座をブロックしてもらいました。
今の時点で不振な引き出しはないかと銀行のオペレータに聞きましたが、そこでは一切わからないので、明日銀行のオフィスに行って尋ねるようにと言われました。
これには少し驚きました。日本なら確認してくれるので。
銀行口座をブロックできたのは、このように交番に行ったりゴミ箱を見回っていたこともあり、財布の紛失に気が付いてから1時間半から2時間立っていました。
財布を盗んだ人が、銀行に私のNIEと銀行のカードで引き出すことは、夕方で窓口の営業時間外でしたので難しいとは思いますし、地方都市で中国人マフィアとかもいるような場所ではないので、それは大丈夫と思いたいです。

バルセロナやマドリードの大都市に住んでいたこともあるのですが、その頃は気が張ってまして、一度もスリにあったことはありませんでした。周りの女性からスリにあった話をよく聞きましたが、運が良かったのか自分は無縁でした。

ですが、この地方に来てから、実は財布の盗難は2度目です。
1度目はNIEが入ってなかったし、50ユーロほどだったので諦めも付き、一度失敗したことを繰り返さないつもりでいました。
それが住んで数年して、いつの間にか平和ボケして今回の事件が起きました。

私は専業主婦で、夫から生活費を預かってますので、その生活費を紛失しましたので、当然、夫はかなりショックで怒ってます。
夫には150ユーロとは言えず、思わず嘘を付いて、50ユーロ入っていたと言ってしまいました。
毎月のやりくりがギリギリで、食費も節約している状態なので、150ユーロも紛失したなんて知られたら大変です。
普段は20ユーロくらいしか財布に入ってなくて、レジでお金が足りないなんてこともしょっちゅうなのに、今日はたまたままとめて食材を買ったり、セール品を見るのもあって。
今日はセール品を買うどころか、食材すら変えませんでした。

独身時代の自分の貯金があるので、紛失下金額はそこから引き出します。
当然のことですが、夫からの信用を失いました。
これが一番痛いです。
やはり、2度目というのは酷いと思います。前回は5年前です。

現時点でやったこと
・周辺をゴミ箱含め見回り。
・交番を訪ねる。(財布は届いておらず、相手にされませんでした。)
・銀行の口座ブロック。

明日の朝すること
・警察本庁に、財布の盗難紛失届け。
・銀行で、怪しいクレジットの動きがないかの確認。

NIEの再発行は、見つかる可能性もあるので1週間ほど待ってから行うほうが良いと過去ログを見ましたので、その予定です。

それから、もう一点。
紛失した財布に、日本の期限の切れたクレジットカードが入ってましたが、期限切れでは使用出来ないだろうと私の理解でブロックはしていませんが、これは大丈夫でしょうか。

他に何か注意点があったら、アドバイスをどうぞ宜しくお願いします。
ここしか話せる場所が無くて、長文すみませんでした。

また明日、投稿します。

三毛猫 2014/02/04(火) 02:22:08
トピ主さんの今の心情を思うと、とてもお気の毒です。。。
長い長い文面からも、相当ショックを受けられているのがひしひしと伝わってきます。
ご自分が不注意だったと思われているようですが、私も在西十数年、似たような経験をいくつもしていますよ。
暗がりや、メトロで襲われたり、スリ未遂、ひったくり未遂、携帯の盗難・・・と数々。
今回のような被害はトピ主さんだけに起こりうる事ではないので、
あまりお気を落とされませんように。
DNIの紛失は、トピ主さんもおっしゃるように、お金自体よりもむしろ最大の痛手ですが、過去トピの方がおっしゃってたように見つかる可能性もありますよ。
それよりも私のように暗がりで襲われたりしない事の方が不幸中の
幸いですよ。(でも私も大怪我したわけではありませんので。)
予断ですが、そのお店のレジにいたベビーカーの女性、何気に怪しいですよね。
ベビーカーというのはあまり聞きませんが、そういう風に人の行く手を阻んだり、じゃましたりして、こちらがマゴマゴしているスキに本人や、仲間がすったりとか、結構常套手段じゃないですか。
ベビーカーの中に赤ちゃんいました?もしいなかったら、益々怪しいと思います。
それと、常習犯なら同じ現場で同じ手口を繰り返すと思うので、
もしも明日の同じ時間頃、同じ店にそのベビーカーの女性がいたら、更に犯人の可能性大のような気がします。
以前、私が列車の駅でひったくりに合った時(盗られた物はポーチでしたが)、あまりに悔しかったので後で現場に戻ってみたら、
同じ泥棒グループが犯行を繰り返していました。
逆襲はあまりお奨めできませんが、もしも現行犯を抑える事ができたら、盗られたお金は戻ってこないとは思いますが、
DNIは取り戻せるかもしれません。

ぴく 2014/02/04(火) 06:01:38
酷い目にあわれましたね、心中お察しいたします。私も以前バルセロナに8年ほど住んでいました。5年目のころにパンク泥棒にあいました。有名な手口に引っ掛かってしまい、自己嫌悪に陥りました。ですのでお気持ち痛いほどわかりますが、切りかえるしかないと思います。それと、冷たいようですが無くなった物、現金、カード類、財布、証明書類が戻ってくる可能性はないと思った方が良いでしょう。警察に届けられるなんてこと先ずありません。それよりも再発行や不正使用の防止策を急ぎされた方が良いです。NIEの再発行も問題なくできます。個人的には警察には行くだけ時間の無駄なので、他のことに時間を使った方が良いと思います。あと、犯人探しも無駄かもしれません。たとえトピ主さんの財布を盗んだ犯人を捕まえたとしても、確か150ユーロでは逮捕の対象にならなかったと思います。スペインにおいて、無くなった物、とられた物に対して、対応しても成果は殆どありません。気持ちを切り替えて、今後いかになくさないようにするかに注力する方が得策と思います。

地方都市在 2014/02/04(火) 07:29:26
大変でしたね。
でも、トピ主様が悪いのではなく、盗む方が悪いのですから、あまり気を落とさないように。
私も凶悪な犯罪とは無縁な地方都市在住ですが、ここの所、スリの話を良く聞きますし、実際自分も、自分のバックに手を突っ込まれているところに遭遇しました。 普段、いろんな物を大量に大きなバックに詰めこんで持ち運んでいるので、スリも財布を捜すのに一苦労だったようで、もぞもぞされているところを押さえました。

犯人は地元の人間じゃなく、ルーマニア系ジプシーでした。
多いようです。  トピ主様のケースは上の方がおっしゃるように、グループの犯行かもしれないですね。  

通りすがり 2014/02/04(火) 09:32:36
今回は事故ですよ。トピ主さんのせいではありません。あまりご自分を責めないでくださいね。道端でひったくられたり、痛い目怖い目に遭わなかっただけmenos malと思ってくださいね。

私も他国で経験アリ 2014/02/04(火) 11:16:34

さぞかしショックだったでしょうね・・・。本当にお気の毒です。
ここにこうやってここに書き込んで下くださるのも私たち在西者たちのいい意味での勧告になるので、ありがたいと思って読ませていただきました。

私は身内が2回ほど財布を捕られた経験があり、(スリ、車内置き引き)その時全力でサポートしたことがあるのですが、トピ主さんのとられた
行動はパーフェクトだと思います。

あえて更に言うのなら、
クレジットカードはブロックというか、(私自身、カードの仕組みを良く分かってないので、上手く説明できませんが)破棄して新しい番号で
作り直した方がいいです。
というのも、身内がすられてから2年後にスペインの北の端っこの高速道路で使おうした形跡があり、カード会社から連絡がありました。
家族の全員が「あのカード自体破棄したんじゃないの?」と思っていましたので、これは要確認です。

財布を無くした、すられた場所を存じ上げませんので、何ともいえませんが、近くに原っぱや草むらなんかがあれば棒でも持って道の側を
一通り捜索したほうがいいです。ヒョイと草むらなんかに投げるヤツが多いそうです。
通りがかりの人に変な目で見られたら「財布取られちゃって、もしかしてと思って探してるんですよ」と言えば、大丈夫ですよ。

これはちょっと言いにくいのですが・・・。
辛いかもしれませんが、もし良かったらどんな形のバックを持たれていたのか教えていただけませんか?すごく興味があるのです。
というのも、私は今子育ての最中ということもあり、恥ずかしいのですが、斜めがけバックを愛用しています。
ちょっと前までは旅行の度にタスキがけをする実母に「ダサッ」なんて言ってましたが、やはりバックを斜めがけにし、前身ごろに持ってくると
かなり違うんじゃないかと思っているのです。もちろん、レバハスの時は両手が空くこともあり、タスキがけ+フルジップ(バック内にも別にポケット+ジップ)
+前身ごろ です。

海外生活の経験があまり無いこちらの日本人の知人がいるのですが、大きい革のオープントートで肩に掛けています。
「危ないよ-」と言っていますが、お洒落さんなのもあり、「大丈夫、だいじょうぶ」なんて言いながら使ってます。
身長が150cm台で大きい人が上から覗けばもう、「取ってください」と言ってるようなもんなのになーといつも思っています・・・。

失礼ながら、トピ主さんのコメを今後のバック選びの参考にさせていただければと思っています。


もう、起こってしまったことはしょうがない・・・。
痛手を最小限に抑えて、素敵な春を迎えられますように。
前向きに行きましょうね。

無事を祈っています 2014/02/04(火) 11:37:12
良いアドバイスも出来ませんが泥棒はわずかな隙を虎視眈々と狙っており
トピ主さんに日があったわけではないと思います。
誰にでも起こりうる事件ですのでご自分を責めないでください。
かくいう私もバルセロナで2回、マドリーで1回盗まれました。
マドリーの場合はひったくりで転倒してしばらく恐怖感が抜けませんでした。
いずれも財布は盗られていないのでアドバイスはできないのですが、
今後は金目のものはカバンではなく身に着ける(衣服に隠しポケットを付ける)ことを
お勧めします。
ベビーカーの女性が怪しいですが、自分も赤ちゃんがいるのでもしその赤ちゃん連れの女性がグルならとても悲しいことだと思います。
このトピを読んだ私も含めみなさまが気を引き締め防犯できますよう祈ります。

無事を祈っています 2014/02/04(火) 11:38:01
トピ主さんに日があったわけではないと思います

非があったわけではない
です。

自己嫌悪 2014/02/04(火) 16:14:07
[[解決]]
まずは、書き込みしてくれた皆様、どんなにか気持ちが楽になったかとお礼を申し上げます。
昨晩は寝られないくらい悩みましたが、書き込みを読んで救われました。

実は、良い報告があります。
今朝、財布が届きました。現金は当然抜き取られていましたが、NIEや銀行のカード類、カード類、バスカードも全てそのままでした。
財布を届けてくれたのは、ゴミ箱を漁っていたというルーマニア人の男性でした。
カルネの住所を見て、家まで届けてくれたのです。
大変ありがたかったのですが、そのルーマニア人に財布に幾らはいっていたかとか、良い所に住んでいるけど家賃は幾らとか、いろいろ聞かれ、答えませんでしたがちょっと気持ち悪かったです。

拾った礼金として5ユーロくれないかと言われ、ちょっと待ってとドアを閉めてお金を探したのですが、50ユーロしか見つからず、どうしよう、とパニックになりました。
ゴミを漁るくらい貧しい人が、わざわざ財布を届けてくれたのに、お礼もせず返すのはできなかったので。
結局、外に出て、小銭がないので、バルでコーヒーを奢って、そのあと5ユーロあげるのでということにしました。
彼が怪しい人ではないという保障はないので、怖い気持ちはあったけれど、こうするべきと思いましたので。
家の前の行きつけの喫茶店に入り、一緒にコーヒーを飲みました。
ブランド品の財布や、日本人であること、住んでいる家のせいで、お金持ちと勘違いされていたようなので、こう見えて無職で貧乏なのって言ったら、生活保護のやり方とかを教えてくれました。460ユーロ毎月もらえるそうで、日本の生活保護のようにスペインにも法制度があるものなのだと関心しました。
ルーマニアの身分証明書も見せてくれました。マリア様の写真を見せられて、「神様のお陰で見つかって良かったね」と言われたので、「あなたのおかげですよ」と言いました。
コーヒーを飲んだら5ユーロ渡して、どこのゴミ箱から財布を見つけたのか聞くと、やっぱりそのベビーカーの女性の怪しかったショップの付近のゴミ箱でした。昨日もちらっとは見たのですが、人目があってじっくり見れなかったんです。人目をはばからず手を突っ込んで中を引っ掻き回せば自分で財布が見つかっていたのかもしれません。
その男性はこれから無料の食堂に行くんだと言って、握手で別れました。

夫には、ルーマニア人が届けてくれて5ユーロ渡したことを報告しましたが、20ユーロくらい渡さないと駄目じゃないか、あなたにとってどれだけ大事なものを届けてくれたか考えてごらん、と言われました。
確かに、その通りなのですが、財布の中に幾ら入っていたのか、とか家賃は幾らなのかとか、気持ちの悪いことも聞かれたし、必要以上にお金を渡すと、今後何度も尋ねてきたりするかもしれないし、第一、その人が泥棒とグルの可能性も0ではありませんから、本人が希望した5ユーロを渡して充分と自分では思います。
コーヒーを奢ったことは、夫には内緒にしました。この上、また怒られたらと思って。

その後、銀行に行き口座に動きが無いか確認してもらい、無事でした。
警察にも行ったのですが、状況説明しましたが、財布が戻って来ているからこれ以上することはないと、メモすら取ってませんでした。
スリは集団なので、盗んだ財布をどんどん仲間に渡すので、現行犯ですら捕まえるのは難しいとのことです。

質問のあったバッグですが、斜めがけの小さなショルダーバックで、もちろん、ファスナーは仕舞っていました。
ただ、紐が長くてどうしても横に動いてしまうことが多いのと、冬物のダウンコートを着ていたので、感覚的に気がつきにくかったということがあります。
以前、ある人のアドバイスで、ショルダーバックを持つことは、そこに獲物があるとハンターにアピールしているようなものなので、絶対かばんは持たない、貴重品は、ズボンの前ポケットにと、言われたことがあり、その通りだと思いました。マドリードに住んでいたときはいつもそうして、なおかつダミーの財布に20ユーロほど入れておいたのですが、一度もスリにあいませんでした。未遂なら一度ありましたが、気が付いて大丈夫でした。

今回は、田舎で平和ボケしていた自分に責任があります。
これからは、ずぼんの前ポケットに入る小さい小銭入れに財布を変え、身分証もそこにいれ、極力ズボンの前ポケットに入れるようにします。
ショッピングの時は要注意です。
前回のスリは、メルかディージョでしたが、普通の洋服の店にもスリがいるということも肝に銘じます。

とにもかくにも、財布が戻ってきたので、これにてトピを閉めさせていただきます。
在住の日本人の皆様にも、気が緩んだ頃が危ないと言う私を例にして、大事なものをすられないように気を引き締めていただければ、恥をさらしたかいがあります。
読んでいただき、コメントを頂き、本当にありがとうございました。

自己嫌悪 2014/02/04(火) 16:44:20
追記
書き忘れたことが一点あるので、加えます。
私も他国で経験アリさんお助言のあった、盗難後の銀行カード番号の変更なのですが、今日銀行で話してみたのですが、pinが分からなければ引き出すことは不可能だし、現時点カード類は私が持っているので不正利用は不可能、安心して良いといわれました。

アロバスペインさんの過去の記事や、今回の皆さん助言により、本当に参考になりました。
皆さんのおっしゃる通り、NIEが手元に本当に戻ってきたのにも驚きました。

自己嫌悪 2014/02/04(火) 18:18:40
追・追記
夫が帰ってきたので話をしました。
まず第一声が、初めてスリに会うのは誰にでもあることで許されること、でも2度目があるのは盗まれた本人の不注意の責任。
その通りだと思います。
バルセロナやマドリードで、首絞め強盗などで無理やり身包みはがされるのと、気を抜いている公衆の中で盗まれるのは、比較のしようが無いでしょう。

今日一番怒られたのは、財布を届けてくれた人に言われた5ユーロしか渡さなかったことです。
ゴミを漁っているほどの貧しい人にされた親切に、5ユーロしか渡さないということを本当にしかれました。
思わず、50ユーロしかなくて、50ユーロは渡せないからバルでコーヒーを奢ってから5ユーロを渡したことを白状したら、すぐさま怒られました。
「あなたは、貧しい人の前で50ユーロで支払いをして、5ユーロしか渡さなかったのか。なんて無情なんだ!」
と。
5ユーロほしいと言われたからというと、遠慮していただけで、本来はもっとお金を必要としていたはずだ。それに値する行為をしてくれたのだと。
「日本人というのは、目に見えるものや言葉だけで判断するけど、繊細さっていうものが無いんだな」
とも。
「マックス級のケチな対応」とも言われました。

言われてみて、確かに、ゴミを漁るほどの貧しい生活をどこか理解できてなかったことに気が付き、自分の行動に恥ずかしさを感じ、涙が溢れてきました。
しかも、考えてみれば、コーヒー一杯って、食べ物でも他に頼んであげれば良かったのに。
これから、無料の食堂に行くという言葉を鵜呑みにしてしまった自分が情けない。
夫からは、その無料の食堂に行くというのも、嘘だったかもしれないでしょと言われました。

もし、ゴミを漁っている彼を見かけたら、20ユーロ渡すように夫に言われました。さすがに、夫も50ユーロは出さないけど、5ユーロじゃ煙草すら買えないから有り得ない額とのことです。
普段切り詰めた生活をしているとは言っても、本当の貧しい人たちへの理解が浅かったことに、夫に言われて初めて気が付きました。
見ず知らずの素性の分からないルーマニア人の男性をバルに連れて行ったことは危険だとしかられると思ったのですが、それで、怒ったのではなく、貧しい人に、はした額を渡したこと、しかも50ユーロで目の前で支払ったことをしかられました。
全て言われたことは胸にひびき、更に自己嫌悪。
失敗からいろいろと学びました。
夫に、150ユーロを50ユーロと嘘をついていたのも、うすうすばれていた様です。額までは分かってないようですが、心を読まれていました。
いろんな意味で、信頼を裏切った事件でした。

2014/02/04(火) 18:35:03
自己嫌悪さんのコメントを読ませていただいて、なんだか感激しました。
心優しくて繊細で、すてきな旦那様ですね!自己嫌悪さんもとっても素直で純粋な方だと感じました。

お財布を拾ってくださった人も、貧しいけれど心は豊か、ですね。
ハプニングのトピなので恐縮なんですが、こういう人がいると思うと、なんだかうれしいです。

こうした体験が今後に活かせるといいですね。

トピずれですみません。

私も他国で経験アリ 2014/02/04(火) 21:24:46
とにかくお財布が戻ってきてよかったです。
今日一日、とぴ主さんのことばかり考えていました。(笑)
いろいろあったようですが、本当によかったです。

バックの件もありがとうございました。
「絶対」なんてないってことなんだなとつくづく感じました。

今夜はゆっくり寝てくださいね。

オガール 2014/02/05(水) 10:26:20
家の保険に入っていらっしゃいますか?でしたら、いくらか戻ってきますよ。
私の場合、150€、保険会社から振り込みがありました。損害金額から言うと、スズメの涙でしたが。

警察で作成してもらった書類、それも、被害金額が明記されたものを
保険会社に送るだけです。

もう一度、がんばって警察に行ってください。

自己嫌悪 2014/02/05(水) 15:49:12
引き続きコメントありがとうございました。
おかげ様で、ゆっくり眠りました。

まず、家の保険ですが、入っておりません。
保険に入れるほど生活に余裕がありません。

夫はさっぱりした性格なので怒るときは怒りますが、尾を引きません。
もうこの話は解決したわけですし、しばらくしないと思います。

私自身は、昨日、今日と、まだいろいろ考えておりました。
ルーマニア人にした対応も100パーセント良かったとは思いませんが、ゴミを漁っている人と一緒にコーヒーを飲むということは、人としてわるくなかったと思います。
ただ、食べ物くらい頼んであげればよかったとそこは反省点です。
5ユーロしかあげなかったというのも、高額をあげると、お金持ちと勘違いして、今後度々家に来てしまうこともありますし、判断としては間違ってもなかったと思います。

高い授業料を払ったと思うことにし、今後は気を引き締めたいと思います。
一日中心配してくれた私も他国で経験アリ様始め、他の皆様も、いろいろとありがとうございました。


追加発言は締め切られました。
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