アウトノモとSSの関係




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個人 2013/09/15(日) 00:37:53
タイトルの件なのですが、「アウトノモとして働くには、SSに加入しなければならない」という説明をいくつかの過去ログで見かけました。「アウトノモとして登録する際にはまずSSの加入(alta)が必須」、そして「例えば収入の少ない月にはbajaにすることもできる」・・・というような表記をみていて、疑問がわいたのですが、ということはスペインではSSの加入は義務ではないのでしょうか?(日本の国民健康保険、年金保険のように) つまり働いていない人(会社勤めをしていない人)はSSに加入していないのが普通、もしくはしたくてもできない、のでしょうか?もしくは、制度的には誰でも加入し続けられるが、お金がかかるので失業した時点でみんな自主的に選んでやめているのが現状ということなのでしょうか?(最後のは勝手な推測です)また仮にそうである場合、アメリカのように保険に加入していないがために医療にかかれない人が多くいるのでしょうか?

数年後のことですが、将来のスペインでの暮らしについて色々な可能性を試案をしているのですが、その上で、アウトノモとSSのalta/bajaとどのような関係があるのかとふと疑問に思いました。また、似ているようであまり関係ないようでもある質問なのですが、保険は保険でも、日本の国民保健・年金と、会社員の社会保険のように、スペインでも職業状況によって保険の種類(支払額及び受給額)が違ったりするのでしょうか?

移住となると、言葉の問題でも生活環境の問題でもなく、何より生活の基盤に関する制度の問題が、一番心配です。仮に職業によって受給額等が変わってくる場合、企業に勤めることができるのか、それとも自営業として働いていくのか、という時点ですでに生活の基盤がぐんと変わってくるでしょうし、やがて人生もずいぶん変わっていくでしょうね・・。スペインに居住している方、ご回答どうぞよろしくお願いします。

ミニー 2013/09/15(日) 10:00:21
ただいま出産後の専業主婦です。夫の扶養扱いでSSには加入していますよ。
失業保険をもらっていた時も、そこから引かれていました。
失業保険の給付が終わったような失業中の人でも、合法居住者であれば医療サービスは無料で受けられると聞きました。

ラベンダー 2013/09/15(日) 17:14:52
職業によって年金受給額が変わるということはありません。
年金受給額は、何年間いくらの社会保険料を支払ったかによって違ってきます。
自営業でも社会保険料をたくさん払えば(自分で決められます)その分受給額は多くなりますし、会社勤めでもお給料が安ければ、受給額は少ないです。
トピ主さんが男性と仮定して、自営業もしくは会社勤務になった場合、奥様とお子様は社会保険の医療を無料で受けることができます。ただし奥様が主婦で社会保険料を支払わない場合、医療は無料で受けられても、年金の部分はカバーしませんから、リタイア後はご主人の年金だけで生活することになります。

BCN 2013/09/16(月) 19:02:26
自営業者として恒常的に働いていても、それほど収入が多くない場合には、請求書を発行する月を決めて、それに合わせて社会保険の登録→登録抹消→登録をしている人の話を聞いた事があります。自営業者は社会保険上というか社会保険料金の設定上、本人が会社の様な扱いですので、社会保険料がサラリーマンの個人負担分に較べると、非常に高いです。
従い、前述の様にして、公年金は最低額がもらえるようにして、民間の年金プランを契約している人が少なくないという話も聞きました。

サラリーマンの場合、社会保険料の最高月額は2百数十ユーロ、それを定年退職前の15年間払って、しかも年金満額がもらえる37年間(?)支払っていれば、現在、毎月2千数百ユーロの年金がもらえます。かたや、自営業の人の社会保険料の最低月額も2百数十ユーロじゃなかったかな...。それで社会保険料を同じ期間払っても年金月額は最低あたりの600ユーロ強ではないでしょうか。

ラベンダー 2013/09/17(火) 08:18:15
自営業者の社会保険に関しては、BCNさんのおっしゃるとおりです。
サラリーマンの場合ですが、現在年金算定期間が退職前の25年間ですから、スペインの最高年金額の2千数百ユーロを受給するためには、25年間は高水準の保険料を払って、満額がもらえる37年間払わなければなりませんよね。
ただ、67歳まで高水準の保険料を払える(クビのつながっている)サラリーマンはひとにぎりで、多くのサラリーマンが意思に関わらず早期退職や解雇に遭遇します。そうなると会社の保険料負担がなくなるので、高水準の保険料をキープするためには毎月500ユーロとか、知人の例では1.000ユーロ近く社会保険料を払わなければなりません。収入がなくなるので結局最低保険料を払うことになる人も多いので、その場合、最高年金額よりどんどん遠ざかっていきます。

気になる年金 2013/09/25(水) 11:45:57
以前から気になっていたのですが、スペインでも個人的に公的年金の積立はできるのでしょうか?(日本の国民年金のように?)
今まで、どこかの会社に勤めるか個人事業主でないと年金の積立はできないと理解していました。
例えば、1度も仕事をすることなく結婚し専業主婦になった場合は夫の年金で暮らすことになる、と。

ただ、上のラベンダーさんの書き込みを見ると、退職後も自主的に保険料を払い続けることができるようですね。
これは勤めていた会社にお願いして代わりに支払ってもらうのでしょうか?
それとも、国民年金のように個人で毎月SSに支払えるのでしょうか?
(うちのパートナーはできないと言うのですが…)
うちはアルタとバハを繰り返しているので、もし個人でも支払えるなら将来の不安が少しは減らせるかな、と思っています。
情報頂ければ幸いです。

ラベンダー 2013/09/25(水) 13:52:42
書き方が悪かったようです。
解雇や早期退職で会社員でなくなって失業保険が切れる時に52歳(か53歳)以上であれば、引き続き同じ水準の社会保険料を払うことができます。
気になる年金さんのおっしゃるとおり、個人で社会保険の支払いをするには、個人業主になるしか方法はないと思います。

どち 2013/09/25(水) 21:46:22
>サラリーマンの場合、社会保険料の最高月額は2百数十ユーロ、それを定年退職前の15年間払って、しかも年金満額がもらえる37年間(?)支払っていれば、現在、毎月2千数百ユーロの年金がもらえます。かたや、自営業の人の社会保険料の最低月額も2百数十ユーロじゃなかったかな...。それで社会保険料を同じ期間払っても年金月額は最低あたりの600ユーロ強ではないでしょうか。

同じくらいの額を毎月払っても、年金のこの大きな違いはなんでしょうか?自営業者が損な気がしますが、他に利点はあるのでしょうか?

多分 2013/09/25(水) 22:35:48
サラリーマンの人の個人負担分は自営業の人の最低負担の分と変わらなくても、会社が大金を負担してるんではないでしょうか。

ラベンダーさんの知人の方で500とか1000とか個人で払うことになる、、、というのは、それまでは差額の300とか700とかを会社が払っていたということなのだと勝手に理解してました。

それなら個人負担の分と合わせて考えると自営業の最低金額を払っている人と比べると3倍以上になるので、受け取る年金が3倍以上になるのではないでしょうか。

気になる年金 2013/09/26(木) 02:03:10
ラベンダーさん、ご回答ありがとうございます。
年齢によってできたのですね。
公的年金の積立が自主的にできない以上、やはりどこかの銀行の個人年金を検討したほうが良さそうですね。

どち 2013/09/26(木) 10:03:04
多分さん、日本では会社が負担分もありましたが、こちらでもあるんですね。実際に会社員でお給料のかたにもお聞きしたいですが、どこかで違いがわかるサイトを探してみます。ありがとうございました。


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