日本の無犯罪証明書のもろもろ




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前科なし 2013/08/28(水) 21:03:31
学生として5年近くスペインに滞在してきましたが、ついに雇いたいと言ってくれる会社が見つかりました。

しかし運の悪いことに、前の学生証が切れたばかりで、今更新手続き中です(必要書類を提出し、返事を待っている所)。
5年も学生証を更新してきたこと、経済力の証明の金額が少ないことで却下される可能性も高く、今回はダメ元での更新申請でしたが、そんなタイミングでの雇用の申出で、嬉しいやら困ったやら。
急ぎ弁護士に相談したのですが、学生証から労働できる居住許可への切り替えにしても、arraigoにしても、日本の無犯罪証明がいるとのこと。

その無犯罪証明の件で質問があります。

(1)実は去年入手したものが、開封もされず手元にあります。1年以上たっていますが、有効期限はあるのでしょうか。スペインへ入国するまでの5年間の無犯罪を証明するもの、ということなので、1年経とうが5年経とうが内容が変わるわけではないと思うのですが(弁護士は多分ダメだろうとの見解ですが、書類になにか書かれていたりするのでしょうか)。
(2)取り直さなければいけない場合、大使館や領事館でもお願いできるのは知っていますが、数ヶ月かかってしまいます。これまでスペインで学生証から就労許可に変更された方は、その間ずっと手続きを会社に待ってもらっていたのでしょうか。それともそのためだけに一度帰国されたのでしょうか。体験談をお聞きできればと思います。
(3)過去ログでもありましたが、スペイン語になっていない部分の翻訳を求められた方はかなりいらっしゃるのでしょうか。
(4)そもそもこれはアポスティーユは必要ないのでしょうか。開封したことがないので、そのあたりのことを確認するすべがありません…

あと、弁護士が戸籍と出生証明書がいると言っていたのですが、ネットで見ても労働許可やarraigoの申請にそれらが必要という記載はないように思います。うちに帰って気がついたのですが、これは単なる勘違いか、実際は提出を求められるのか。明日電話で確認したいと思いますが、もし提出したという方がいれば教えて下さい。

質問だらけで申し訳ありません。体験談でいいので聞かせていただければ幸いです。

経験してわかる範囲です 2013/08/29(木) 13:45:13
無犯罪証明書の有効期限は発行されてから3か月だと市役所付の弁護士さんにいわれたことがあります。ただしこのことはどこにも明記されていないと思います。

ほかの書類がちゃんとしたものでかつ全部そろっていれば、スペイン語への翻訳はなくても大丈夫です。

アポスティーユの必要はありません。日本大使館から送られてきたまま提出すればいいです。

発行から3か月、といってもその発行の日付は封筒を開けてみないとわからないようになっています。そしてその封筒には「権限者以外が開封したら無効」と書かれています。しかもスペイン語翻訳がない。日本政府はスペインに居る申請人のことを考えているとはとうてい思えません。
日本以外の国ではこんなふうに緘されてはいないそうです。

中身はね。 2013/08/29(木) 14:13:35
最初のスペイン大使館での入国許可証取得の際に無犯罪履歴を提出して、大使館から返却された際に開封されていたので内容のコピーを取っておきました。
ちょっと見てみましたが、書類が発行された日付、書類の提出先機関のが記載する欄があり、書類に関する有効期限などは書いてありません。そしてすべての項目が英語併記になっています。
こんなとこでしょうか。

arraigo 2013/08/29(木) 20:34:58
arraigoを以前にしたものです。戸籍、出生証明は提出した覚えがありません。
でも法律がコロコロ変わるスペインなので変更があった可能性もありますね。弁護士さんに念を押して聞いてみた方がいいと思います。

arrelament social 2013/08/29(木) 23:31:43
今やってます。日本の警察証明に、有効期限がなくても、スペインのarraigoのルールですべての書類は6ヶ月以内のものが必要って書いてあったと思います。弁護士にはそういわれました。 自分も仕事を探しながらとりあえず書類はしばらく前にそろえておいたのですが、仕事が見つかったときには既に6ヶ月すぎていたので取り直しました。雇い主には、うまく説明して待ってもらうしかないです。
お互いbuena suerte!!!

前科なし 2013/08/30(金) 00:43:09
トピ主です。
皆さん早速のお返事ありがとうございます。

経験してわかる範囲ですさん
スペイン語がないんですか! 過去トピに重要な部分はスペイン語になっているとあったのでてっきりそうなんだと。翻訳もアポスティーユもなしで受領されるというのは、狐につままれたようなかんじですね。

中身はね。さん
わざわざ確認までしてくださり、恐縮です。やっぱり英語だけですか。確か最初のビザ申請では翻訳はいらなかったんですよね。

arraigoさん
arraigo経験者の方がいらっしゃるとは嬉しいです。戸籍と出生証明書、やはりそうですよね。夏休み明けで弁護士も忙しいようで、問い合わせメールの返事がまだ来ません。

arrelament socialさん
ここにもarraigoの方が!私も同じく、一度就職しそびれてせっかくとった証明書の数々が無駄になりました。領事館にはこれまでもお世話になりましたが、もっともっと書類の取り寄せが簡単かつスピーディーにならないものでしょうかね。ネットがあれば即日発行も物理的には可能だと思うのに。

皆さんがおっしゃるように、やはりとり直したほうがよさそうですね。

arrerament social 2013/08/30(金) 08:27:34
学生証が切れる事だけど、前科なしさんのタイミングなら合法でいられる方法はありますよ。もし却下されても、"recurso de reposición"で却下された事に対して控訴すると、”更新手続き中”というステータスは保持できます。これで多分2、3ヶ月稼げるはずです。autorización de regresoとかはとれなくなると思いますが、、

経験してわかる範囲です 2013/08/30(金) 12:03:01
肝心の「このひとは過去に犯罪を犯したことがない」云々の所は英語訳、フランス語訳とあとドイツ語だったと思いますが、スペイン語訳はないんです。スペイン側は「スペインに提出する書類はすべてスペイン語訳またはスペインの準公用語に翻訳されていなければならない」と明記していますし、このことは日本大使館も当然知っているはずですがなにもしてくれないです。私は直接大使館でそのことを訴えて改善してくれるよう頼んだことがありますが、日付の件も然り、無駄ですね。
封筒に「関係者以外が開封したら無効」と書かれているのを真に受けていたら、cita の場でスペイン語訳がないことを初めて知りビックリ仰天ということです。それでも過去の例では問題なく申請は通ります。

有効期限を過ぎている無犯罪証明書をcita の場に持っていき、指摘されたら、それだけ後日新しいものを持参するということで手続きを進めてもらったという例は聞いたことがあります。ただ、こういうのは資格を持った弁護士同伴の場合のみのようです。申請者だけで行ったら追い返されるということも聞いたことがあります。弁護士資格がものをいう、ということだと解釈しています。

戸籍や出生証明などがいるかどうかということですが、Hoja informativa 36 で検索したら arraigoに関する公式情報が入手できますよ。

先日ARRAIGOで 2013/08/31(土) 03:17:47
居住労働許可がおりたものです。

確かスペイン側の法律で、公文書については3ヶ月か6ヶ月(この辺り記憶があいまいで申し訳ないです)以内に発行のもの、といっていると、理解しています。日本側から有効期限が書いてあった記憶はありません。

そして、スペイン訳なのですが、一応日本の無犯罪証明書にはスペイン語の表記もあったと思います。ただ僕の場合(アンダルシアのですが)、日付・名前などの、どーでもいいようなところがスペイン語になっていない、との理由で一回アライゴの申請自体を却下されました。弁護士によると前はそんな事なかった、今は不況のご時勢、外国人には相当厳しい、との事です。でも、そのRECURSOでJUNTA公認の公文書を翻訳できる方に頼んで、一言一句すべてスペイン語に訳して再提出したら、認められましたが。

そして、勝手にあけると無効という文言は日本側からの要請なのですが、スペイン側としてはあまり気にしてない感じがします笑 

あと、確か弁護士が同伴でなくとも、不足していた書類の提出は後日できたと思います。もちろん、その間は審査はされていないと思うのですが、はじめに10日の猶予、その後も、まだ提出できない理由を文面でしめせば猶予を延長してくれてたと思います。

と、ここまでの僕の経験から言えるアドヴァイスは、とりあえず無犯罪証明を大使館に申請し、それとほぼ同時にEXTRABJERIAのCITAをとり(これ自体何ヶ月も歳っておともありますし、もし間に合わなければ、またCITAを取り直せば良いと思います)、無犯罪証明書が手元に届いたら、なりふりかまわず開けて、翻訳してもらい、申請を完了する、もちろんその間は働けないので雇用主さんにその旨は伝える、という感じになります。

僕もこういうところで苦労したので少し熱くなってしまいますが、これはあくまで、僕のアンダルシアの1都市での経験上のアドヴァイスなので、お近くにお住まいの方、もしくは信用できる弁護士さんの支持にしたがうのが一番かと思います。

応援してます。

経験してわかる範囲です 2013/08/31(土) 21:47:28
記憶違いしてたかもしれません、、、本文はスペイン語訳がありました、確か。スペイン語訳がなかったのは個人情報の部分だったような。私の場合、cita の場担当官にスペイン語訳がないと指摘され、公定翻訳家に翻訳を依頼しました。
結局無駄な出費に終わったそのときの翻訳の実物が家にあるのですが確認せずに書いてしまいました。

申し訳ないです。ごめんなさい。

大使館から送られてきた封筒に『開封無効』と書いてあってもその封筒さえなければ、提出時移民局側にはわからないわけです。このことは私自身が以前に建てたスレッドにも書いていますし、参加者の方から「世界には封筒にさえ入れられずに渡される場合が多い」との情報がありました。しかしながら「開封無効」と書いてあるのを開封するというのも勇気が要りますね。

arraigo 2013/09/01(日) 22:00:36
無犯罪証明書は受け取り後、弁護士と一緒に開封しました。「開封無効」と書いてあることを弁護士に伝えたら「中になにが書いてあるか確かめないと意味がない」と言われ開封し、内容を確認してもらいました。確かスペイン語でも書かれていたと思います。結局そのままで問題ないとのことでそのまま提出しました(封筒には入れず紙のまま)
私の場合は特にそれで問題ありませんでした。

前科なし 2013/09/02(月) 20:13:36
トピ主です。皆さん本当にありがとうございます。こんなに書き込みがあるとは正直思っていませんでした。

arrerament socialさん
前に書いてくださったarrelament socialさんと同じ方ですよね?
その手がありましたか。かなり焦っていたのですが、だいぶ気持ちに余裕が出てきました。2〜3ヶ月あれば、少なくとも書類は揃いそうです。

先日arraigoでさん
労働許可がおりたとのこと。良かったですね。自分のことのように嬉しいです。
翻訳の件、最新かつ詳細な情報助かります。
数々の書類の中で無犯罪証明書が一番時間がかかるので、おっしゃったように他の書類だけ先に提出することも検討したほうがよさそうですね。
あと、東京の外務省での受取ができるそうなので、他の書類のアポスティーユ手続きと一緒に行政書士に頼んで速達で送ってもらおうと思っています。お金はかかりますが、領事館も遠いので、交通費と時間短縮を考えれば価値はありそうです。

経験して分かる範囲ですさん
何度もありがとうございます! 
翻訳の件、このトピだけでなく他のトピだかネット上でもいろいろ意見の食い違いがあったような気が。
もしかしたら大使館経由で頼むものと、現地警察で入手するもので違いがあるのではないかという気がしてきました。あくまでも憶測ですが。
というのは、アポスティーユがないというのはどう考えてもおかしいので、
大使館(外務省管轄)経由のものは特別な措置があるのじゃないかと。
どちらにしても、先日arraigoでさんの仰るように、スペイン語訳付きとされるものでも訳されていない部分で引っかかるリスクがあるなら、訳して出そうと思います。
開封するかは、仰るとおり勇気の問題ですね。
ところでHoja informativa 36で検索すると、例えば下記のリンクの場合、
http://www.cograsova.es/extranjeros/INFORMACION%202011/doc_pdf/36.pdf
3−必要書類の5番にcertificado de nacimientoなどがありますが、これはスペイン人との間に家族関係があるなどの証明のように思えるのですが・・・。そのかわりinforme de inserción socialでもいいってことですよね。
ただ弁護士に聞いた所、必要と書かれていなくても要求されることもあるとのこと。どっちにしろ準備しようと思います。

arraigoさん
弁護士立ち会いのもとの開封だと、少し安心ですよね。
とりあえずこのトピでは、開封して問題があったケースはないようですので、それを信じることにします。


追加発言は締め切られました。
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