スペインの家族関係の変化(びっくりして信じられません!)




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びっくりまな娘 2013/06/04(火) 00:10:46
長文で失礼します。
私のスペインの家族のイメージというと、言葉でも態度でも愛情を示し、暖かく濃厚な家族関係を築いているイメージです。
あんな風にスキンシップや言葉で愛情を示してもらったら、子供も幸せに育つだろうなとも思っていましたが、日本や余所の国に比べると、子供に甘過ぎて、しつけが足りないと思うことさえあったのです。
親子関係はべたべたのイメージです。

ところがたまたま4人のスペイン人と話していて、びっくりの話を聞きました。
「子供の頃、親に遊んでもらった覚えがない」
「愛していると言われたことがない」「たぶん今だにない」
っていうんです!

その場にいたのは親がカタルーニャ、アンダルシア、マヨルカ、中南米など地方様々な血の混じっている、全員が30代です。中の上のクラスの人達ですが、うち2人は親が厳しい家庭なので、普通じゃないのかもしれませんが、4人ともうなずいて「私も」「ボクも」と言うんですよ。びーっくりしました。

私は九州出身なのですが、知り合いの九州男児の人が(そんなに年配でもない)、「小さい頃父親が厳格で、食事をしている時に一切しゃべることができず、ご飯は黙って食べるものだった。九州はそんな土地だ」というのを聞いて、うちはそうじゃないし、周りもそんなの見たことも聞いたこともない、だからそれを九州はこうだと皆に言われると違和感があると思っていました。
だから家族関係は家庭によって大きく違うのだろうとは思いますが、、、。

友達のおうちは、普通のスペイン人家庭の典型例とは思えません。
でもそこにいた4人は少なくとも全員がそうだったのですよね・・。

そこで私の疑問なのですが、実際にこういう家族関係を過ごしたスペイン人は他にもいるんでしょうか?
身近なスペイン人に聞いていただけませんか?

たまたま私の友達4人が珍しいケースなのか。
それとも家族関係が急激な変化を遂げてしまっただけで、昔は本当は厳しかったのか?

良い子達なので、しつけの厳しいおうちに育ったというだけなのかもしれませんが・・。
聞いていただける方、よろしくお願いします。

びっくり娘 2013/06/04(火) 00:16:52
長いタイトルで投稿してみたら、字がおおきくて、大げさなタイトルに見えてしまいますね。すみません。

ちなみに友達に、九州の家庭の「食事中はしゃべらない」という話をしたら、大きくうなずいて、「子供の頃、私達も、大人の会話を遮ってはいけなかった」と言っていました。「大人が食事中に会話を楽しんでいるときはだまってたべなくてはいけなかった。今は、しょっちゅう、子供が大人の会話を遮る習慣になっているはね」と。

彼女は「子供が大人の会話を遮らないのは良い習慣なので、思い出したからやってみるわ」と言ってましたが、それ以外は「親に受けたのと真反対の接し方を子供にしようと思っている」と言っていました。

びっくりまな娘 2013/06/04(火) 00:17:35
名前間違えました。上の2つとも、トピ主本人です。

びっくりまな娘 2013/06/04(火) 00:32:36
もう1つ質問です。
スペインでは親が子供に手をあげることはどう考えられているのでしょうか。

日本の方がしつけのためには仕方がないというイメージがあり、例えば部活での先生の暴力なども容認されているイメージがあります。柔道の体罰が問題になってしましたが、統計でも半分ぐらいが「仕方ない」と出ていました。私はそれを体罰が伝統となっているからではないかと思っていました。

外国では先生やコーチは手をあげない文化だ。学校で手をあげない教育もできるはずだと思ってたのですよね。私は体罰には反対派です。

家庭では私自身はどうしても必要な状況になれば軽く叩くぐらいはあり得る派なのですが、一生に何回かよっぽどのケースです。

今回スペイン人の友達が言うことを聞かない子供のほっぺをとても軽くでしたが、叩いてびっくりしたのですが、それが「たたくほどのことでもなかった理由」だったために、これまた意外な気がしたのですよね。もっとスペイン人は上手に言い聞かせると思っていました。叩くなんて絶対にしないと思ったのですが。

今回の4人以外の友達に聞いた話を思い出したのですが。
友達の友達が子供に甘く、教育がなってないと前から思っていたが、先日その子供につばを吐きかけらたそうなのです。その時に母である友達が「何やってるのー。そんなことはしないものよー」と軽く言っていて腹がたった。私だったら、びんただわと言っていたのですよね。

大人につばをはいてもたいして怒らない、甘いおうちもあるけれど、すぐにほっぺを叩くような人達もいるのかと思うと、家庭のしつけは本当に差があるのだなと思うのすが、、。
ご意見お待ちしています。

日本の母 2013/06/04(火) 04:10:50
こんなこと言うともともこもないのですが、国は関係ないのでは。
日本でもいろんな家庭があり、本当にいろんな方針がありますよ。
たたくのをしつけという親もいれば、放任すぎのご家庭もあります。

びっくりまな娘はまだお子さんがいらっしゃらないのかな?
というのが正直な印象です。
これはもう人種とかいう問題ではなく、夫婦でも考え方が違うし、
きっと一度お子さんをお持ちになると、さらにお母さんと触れ合う機会が増え、どれが正しいとか、何が標準とかそういうものはないんだと気づかれると思います。

スペインでも昔の映画では先生が殴ったりしてますよね。
そんなのって国によって大した違いはないと思いますよ。
今は、日本でも先生がちょっとでも叱れば、親が怒鳴り込んでくる時代ですし、それはスペインも似たようなもので、昔と今、スペインと日本をごちゃごちゃに比べても比べられるものではないと思います。

たぶん、びっくりまな娘も含め、たいてい大人がそういうことを語るとき、ご自身の子供時代の経験に基づいて話されることが普通だと思いますが(だって自分の経験しか分からないですものね!)、実際に子供を持って、今の子供社会に触れると、自分のころの常識とは様変わりしており、驚かされるばかりです。

参考までに昔は小学生だと自分の部屋で寝てましたよね。今や3、4年生ぐらいの男の子でも親と寝てる子がいたり、それこそ、え、この年で抱っこ?男の子恥ずかしくないの?っていうスキンシップが増えており、昔人間の私はかなりびっくりしてしまいます。

スペインのスキンシップとはまた違うんですが、愛情表現も日本も変わってきましたね〜というのが印象です。

在スペママ 2013/06/04(火) 04:54:13
私も日本の母さんと同じ意見です。
我が家の子供たちの友達やその家庭を見ると本当にそれぞれなので、一概には言えないと思います。
それでも、日本に比べるとスペインの親は愛情表現を派手に(?)する印象がありますよ。
体罰ですが、学校では昔はあったようですね。それでも日本ほどではなかったようですが。

びくりまな娘 2013/06/04(火) 08:06:15
お二人ともありがとうございます。
そうですね。日本も含めて、様々なんだなと思います。
でも実際にどんな家庭でスペイン人が育ったものなのか、いろんなケースを聞いてみたいと思いました。

どこでどう叩く、かは家族の方針もあるし、トピがずれていく気がするので、いったん忘れてください。

日本でも今は親が子供に人前でもチューをして愛情を示すのを見るようになりましたが、その親はおそらくそういう経験がなく来ていると思うので、昔の習慣と今の習慣はかけはなして考えるべきなんでしょうね。

在マド 2013/06/04(火) 11:51:16
ある程度の家庭の方針がある上で、同じ家庭内でも子供によって叱り方が違ったりもします。
子供もそれぞれの個性があるので、同じ兄弟でも効率的な叱り方があるんだと思います。
うちは下の子は体育会系で叱ってよくきいてくれる子ですが、上の子は逆効果です。
他の家庭を見ていて自分の家では絶対にしないような叱り方とか教育もありますが、母親が我が子を一番良く知っていると思うので、批判はしないです。
私は個人的に自分の子供の頃の体験が影響していると思っています。小学生の頃から学校では体罰が毎日のようにありつらい思いをしたので、同じ思いをさせたくないという気持ちと、体罰で厳しく育てられて強くなったという変な誇りみたいなものもあります。スペインにいてよかったと思うのは、人目を気にせず思いっきり愛情表現が出来ることですね。

びっくりまな娘 2013/06/04(火) 22:01:31
ありがとうございます。
小学校から体罰というのも驚きましたが、ご自分の体験のお話をありがとうございます。

私はただただ、スペインは家族間の愛情表現がすごい!子供をすごくかわいがっている!というイメージが強かったので、友達の話とのギャップにものすごく驚いています。

日本も変わっているので、ということは世界全体が厳しい教育から甘い教育へ変わって来ているということでしょうね。男女間の愛情表現も昔はスペインだって教会で隠れて、、という時代もだったわけですね。ありがとうございました。

ちょうど昨日 2013/06/18(火) 11:30:37
スエグラと話していて同じようなことを言いだしたので、この書き込みを思い出しました。

いつもdame un beso、dejame un besoと言っている人なのですが、なんと彼女の母親からは子供の時から一度もbesoもabrazoもナシで接されていた、というのです。父親はいつでもbesoやらabrazoやらをしてくれていたらしく、自分はそれが必要だからお父さんが亡くなった後7年くらいはつらかったとのこと。(この会話は、日本では赤ちゃんや小さい子供にしかキスはしないんだよ、という話がしてある上での会話です)彼女曰く、スペインでも、besoもabrazoもしないで厳しく接するのがbuena educacion。それで、彼女の母親がそうであったように、そして母親に言われていた通りに、自分も子供たちにはbesoなしで育てたとのことです。でも本心は反対だったので、一番下の子にはbesoしまくり(?)で育てたようで、上の子たちにも同じように接してあげていればよかったと悔やんでいると言っていました。

時代が変われば習慣も変わりますけど、まさかスペインでも日本的な精神論が流通していた(あえて過去形で書きますが)とは本当に驚きでした。もしかしたら50年後、日本でも今のスペインのようになっているのかもしれません!?!?

ちょうど昨日 2013/06/18(火) 11:31:41
↑おっと、dejame darte un besoの間違えでした。


追加発言は締め切られました。
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