第3国の人間と対話する上での『英語の必要性』




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さとし [HomePage] 2013/05/11(土) 16:37:46

現在、自身の病気の署名活動と語学留学ためバルセロナに住んでいます。

以前の「英語が話せない日本人が〜」の投稿で、たくさんの方から様々なご回答をして頂きました。回答してくださった文章を読み自分自身でもいろいろ考えたりするこができ、大変勉強になりました。

http://www.arrobaspain.com/cgibin/wwwlng/wwwlng.cgi?print+201304/13040049.txt

今は授業内容も改善され、今後も頑張ってスペイン語を習っていこうと思っています。

外国語を習得しに海外に行くのは、自分の意思があって行くので、別に英語が話せなくても、その国の母語を頑張って習得し話せればそれでいいわけなんですが。

英語圏以外の海外に住んでいて、他国籍の人間とコミュニケーションをとる上でやはり共通言語、媒介語となるのが99%英語だということ。昨日も同じクラスの生徒とバルに飲みに行きました。誘ってくれた生徒の友達、そのまた友達も来て最終的には20人くらい集まりました。

私、僕はカタルーニャ人、デンマーク、チェコ、スイス、スウェーデン、オランダ、ノルウェー、ロシア、カナダ、ドイツ、フランス、イタリア、ヨルダン、サウジアラビア、バハマ・・・などなど色んな国の人たちが集まりました。

みんな初対面同士でしたが、それぞれ英語で話し合い、5分もしない内に互いに大笑いしながら話し合っていました。それを真近で見ると「自分も英語が話せたらなぁ〜」なんてやっぱり思ってしまうわけなんですが、自分は自分で英語は話せないから、しょうがないと割り切り、知ってるスペイン語をフルに使ってコミュニケーションをとりました。滑らかに意思疎通はできなかったものの、所々互いに笑い合えたりしたので、それなりに充実感はありました。

・・・でも、多国籍の人間同士が自分の国のことや趣味など、いろんなことを英語を通して長時間 笑いながら話し合ってるのを真近で見続けると、やっぱり「英語の必要性」というのを いやでも肌で感じました。

でも上記で述べたように自分が英語を話せないのは、今更 後悔しても無駄なことなので、きっぱり割り切りっています。周りにも自分は英語が話せないのを知らせ、意思を伝えるために人より多くジェスチャーしたり、片言の英語をとにかく喋り続けたりなどいろいろ工夫して、できる限りのことは全て出してつくして対話していく。そのことがだんだん定着しだしています。周りも「さとしはこういう人間なんだ」と理解しだしています。今まで英語を勉強しなかったことへの後ろめたさは全く無い、ということではありませんが、でも今はそれを割り切っています。

・・・でも決して楽ではありません。正直苦しいです。英語が話せたら・・・とうらやむ気持ちもあります。しかし前ほど苦でもなくなってきています。

私は半年間スペインに滞在予定です。残り5カ月です。滞在期間中はスペイン語のみを習っていきます。やはりそれは当然ですよね。

そこで質問なんですが、『英語圏以外の国に行き、第3国の人間とコミュニケーションをとる上で英語の必要性、または対話できない劣等感などを感じ、習っている言語をひとまず置いておいて、英語を習いはじめた方はいらっしゃいますか?』

体験談や、理由をお聞かせ下さい。

二兎を追うもの一兎を得ず 2013/05/11(土) 16:52:15
 私は逆でした。
英語圏の国でスペイン語母国語者とばかりつるんでいたので
スペイン語習いたいなと思いましたよ。友達に色々な単語を教えてもらったり、文法を教えてもらったりしてました。
でも、私の場合二兎を追うものなんですよね
語学センスのある人ならともかく、同時に2言語勉強するのは難しいと思います。
結局集中力を乱して、英語の大事な試験に落ちました。

なので、自分の失敗談からしてお勧めできません。

夫と知り合ってスペインに来て始めて本格的に学校に行きました。
それまでは、夫とは英会話でした。 今では100パーセントスペイン語です。 もうスペイン語アクセントも付いてしまったので、恥ずかしくて英語で話せません。ですので、スペインでは全てスペイン語で通しています。旅行に行って片言の英会話くらいは話せますが、その前にスペイン語できますか?と質問してしまいます。
 

目的次第 2013/05/11(土) 17:19:04
本人が何のためにその国にいるのかにもよるのではないでしょうか?
語学留学ではなく、あるスポーツの為に滞在していた事があり、当時はその国の言語を勉強していました。
ですが、他国からの参加者も多く、彼らとの会話は英語、現地のレストランやお店などでは現地語でした。
私の目的は語学習得でもなく、将来住んだり、仕事をしたりという事は考えていなかったので、英語の勉強も進めました。
おそらく、現地語だけやっていればもっと上達していただろうと思いましたが、若かったのもあり、
その時が楽しければいいやという感じで英語に流れました。
英語ができないと言っても、中学から勉強している訳なので、ベースはあるので、
全くの初めからの現地語に比べれば逃げやすかったのかもしれません。

さとしさんの場合は語学学校は半分は滞在ビザのためで、メインの目的は署名活動と
治療ですので、バルセロナは観光客も多いので、英語もできた方が良いだろうとは思いますが。目的次第だと思います。

通常 2013/05/11(土) 17:41:54
通常、語学留学をする人というのは、留学地の語学を学ぶために滞在するので、
英語はできたらそりゃ楽ではありますが、途中で英語に切り替えるという人は、
ゼロとはいいませんが、少ないのではないかと思います。

ちなみに、私はスペインにはスペイン語留学で、それ以外の欧州の国(非英語圏)には、
夫の事情で滞在しましたが、後者の時は、英語ができずにやはり苦労しました。
しかし、仮に英語ができても、結局その土地の言葉がある程度使えるようにならないと、
日々の生活自体が立ち行かないので、英語は諦めてその土地の言語を学びましたよ。

結局、滞在目的次第なのだと思います。
さとしさんの滞在目的および語学学校通学の主要目的はなんだったのか、
もう一度確認なさってはいかたですか。
多国籍の集まりで談笑できるようになるためでしたか?
そうではなかったと、私は思うのですが、記憶違いでしょうか。

最後に、個人的な意見をひとつ。
実はわたし、かねてからおっしゃっていたさとしさんが備えるべき語学ツールは、
スペイン語ではなく、英語ではないかと思っていました。

なぜなら、奇しくもさとしさんが身を以て実感したように、英語ができれば、
いろいろな国の人とコミュニケーションが取れるからです。
メッシの財団に訴えるのに、スペイン語である必要はおそらく全くないはずです。
メッシ本人をはじめ、英語を理解する人は財団にたくさんいますよ。
街頭署名集め、難病を理解してもらうための活動、先進医療を受ける、
これらすべて、スペインにおいても、英語での活動が可能だと思いますし、
英語なら、スペインにこだわらずに、様々なところで活動ができるでしょう。
(長期滞在はできませんが)

みもふたもないことを言ってしまってすみません。
今辛い時期だと思いますが、なぜスペイン語を習得しようとしたのか、
滞在の目的はなにか、それをもう一度棚卸ししてみてはいかがでしょうか。

通常 2013/05/11(土) 17:50:23
ちなみに、仮にさとしさんが英語圏の学校に転校したり、
バルセロナで英語のクラスに通い始めても、
最初は今と同様、同レベルであるクラスメイトの英語のおしゃべりに圧倒されて、
なんで自分はこんなに話せないんだろうと、きっと悔しい思いをするはずです。

クラスメイトの英語、よく聞くと文法的にぐちゃぐちゃだったりするんですが、
彼らは間違いなど気にせず堂々と話しますし、会話のコミュニケーションが得意です。
アジア系の生徒は総じておとなしく、話に入っていけないのが普通です。

今のさとしさんの悩みが、会話に入っていけないとか、思うように話せないところにあるのだとしたら、
英語の学校に行っても同じジレンマを感じるでしょう。ただし、日本人は英語を最低6年間勉強していますので、
スペイン語をゼロから学ぶよりは、英語のほうが上達が早いかもしれません。

さとし 2013/05/11(土) 19:08:12

>二兎を追うもの一兎を得ずさん、目的次第さん、通常さん

ご回答ありがとうございます。
「習っている言語をひとまず置いておいて、英語を習い始めた方は〜」と質問しましたが、『帰国後、日本で習う』という意味です。説明不足ですいませんでした。

でもそんなことは特に重要ではなく、日本でも現地の海外で習うにおいても、本来なぜここで外国語を習っているのかと客観視する必要もありますよね。お三方がおっしゃられるように、そりゃ英語を話せたことに越したことはないですよね。しかし、本来の目的に沿って習得すべきものはなんなのかしっかりと定めなければならならないですね。

指摘された通り、談笑するために言語を習得するのではなく、自分の口から活動趣旨を説明するのが本来の自分の役目のひとつでありますので、それに沿った物の考え方にならないといけませんね。

確かに、スペインだけに限らず欧米諸国では英語が必須ですし、それらの人間に自分のことを伝えるにはスペイン語より英語ですね。

しかし上記でも記した通り、今後もスペイン語の授業を受けます。
そして今回のご回答を参考に、いろんな人たちに伝えるために、自分の病気の現状をスペイン語でも英語でも伝えられるべき単語やフレーズは覚える。(もちろん活動当初から思ってはいたことですし、今スペイン語を習っているのもそのためです)そのことを念頭に入れ、人とも接していきたいと思います。

でも本当のところ、あまり深くは考えていないのです。考えないようにしていると言った方が適切かもしれません。考え込むことによって自分の体調が左右されやすいからです。ですので今回も質問しようか迷いました。でも伝えなければ、答えようもないわけですしね。
通常さんがおっしゃった「アジア系の生徒は総じておとなしく話に入っていけない〜」ということにならないよう、完璧でなくても本来の目的意識をいつでもしっかり持って、物事を習っていくことを
大切にしたいと思います。

なんか ちゃんとした答えになってなくてすいません。。。

逆に 2013/05/11(土) 19:36:37
スペインに来る前にオーストラリア・アメリカに住んでいました。
アメリカに移って、カリフォルニアに住みだしてびっくりしたのはスペイン語の使用頻度の高さでした。

そんな中で偶然スペイン人の今の旦那と出会い、スペイン語が話せたら楽しいだろうなーと思うようになり。

アメリカでスペイン語の授業がある大学へ入学しました。
クラスはご両親がスペイン語圏で生まれがアメリカという方がほとんどだったりして、話す機会がそこそこあったのでスペインに来る前にいい準備ができたと思っています。

スペインに来てからは、ドイツ語を平行して勉強し始めましたが、スペイン語ができずに進めていくことが難しいですし、スペインにいる意味がないと思い、話せるようになるまでは勉強することを辞め、ここ最近再開しました。

2つの言語を同時に学ぶには1つの言語をある程度取得していないと頭の中がパンクしてしまうような気がします。

さとし 2013/05/11(土) 22:34:21
逆にさん>

ご回答ありがとうございます。

やはりそうですよね。
例えば単語でも、これはスペイン語なのか、それとも英語なのか考え込んでしまうのが一番ストレスかもしれないですね。アクセント記号などが付いてたらスペイン語だとわかるんですが。初心者だったら、ごっちゃごちゃになるかもしれないですね。

前の質問事項でも『スペイン語と英語がごっちゃになって、結局覚えられずじまいになった・・・』とありましたので、いまは現地語(スペイン語)を頑張って習っていきます。英語圏以外の国に来て、自分がこのような壁にぶち当たるとは思ってませんでした。
片言英語でもなんとか通じますが、でもみんな英語ペラペラ・・・。でもこれをいい機会にして近い将来絶対、英語を習得すると信念が宿りました。そしてスペイン語も。おっしゃられるように並行してはできませんが、ある程度スペイン語を習得できたら英語も習いたいです。

独習者 2013/05/12(日) 16:52:55
外国人たちで他国に出ている人はどこの国の人も、みんな自国語
だけということは無く、曲りなりにも英語が話せる人が多いですね。
私は教科で通算8年も英語を習った筈なのに、読解力は別にして、
会話力は殆どゼロに近いです。
西欧人、北欧人が多いスペイン語のクラスに行って居た時も授業
が終わって、皆でお茶ということになると、初めは「スペイン語
で話そう」なんて言っていてもいつの間にか英語なってて、
私はニコニコしてるだけ。淋しかったですよ。
さとしさんの書いていらっしゃること本当によく判ります。

今「中学英語」の独習を始めています。

さとし 2013/05/14(火) 17:23:29
[[解決]]

独習者さん>

ご回答ありがとうございます。

授業の時は皆、知ってるスペイン語で喋るので、簡単な事柄を通して和気あいあいとできますが、複数人でお茶やバルに飲みに行った時には、やっぱり英語にきり変わっちゃいますよね。みんな楽しそうに英語でいっぱい喋ってて、途中で「Hey! Satoshi, hablar! hablar!」なんてよく振られるのですが、「・・・Si,」とだけしか返せず、自分のせいで話が半分遮断しちゃうので、気まずいというか相手にも申し訳ないというか・・・。
時々、目があったら「楽しんでる?」ってな感じで笑ってくれ、自分も「楽しんでるよ!」ってな感じで笑い返すんですが、やっぱりそれだけで終わっちゃうんですよね。

>皆でお茶ということになると、初めは「スペイン語
で話そう」なんて言っていてもいつの間にか英語なってて、
私はニコニコしてるだけ。淋しかったですよ。

やはり海外ならでわの、独特の孤独感や哀しさを感じますよね。
・・・でも負けずにスペイン語をがんばって覚えます。
そして英語も数年後には喋れていたいです。

なんか答えになってなくてすいません。。。


追加発言は締め切られました。
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