スペイン人の起業スタンスって。。。




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宮尾すすむ 2013/03/01(金) 14:15:01
スペイン在住の日本人です。

嫁(スペイン人)が雑貨屋を開きたいから
開業資金が欲しいと言ってきました。

それならば事業計画書なり、プランを見せてと言ったら
「そんなものは必要ない。店舗を確保して役所に必要書類を出して
 売りたいものを仕入れて販売すればいい。」
としか言わないんです。

いくらかかるかはその都度調べて言う、とは言ってますが
正直バカにされてる気がします。。。
銭だけ欲しいみたいな言いっぷりです

嫁いわく「スペイン人の商売ってそんなものよ!
 日本人が細かすぎて逆に信じられない」
ということだそうですが

実際はほかのスペイン人の起業家の方々も
「思いつき」ひとつでパッパと商売始めちゃうものなのでしょうか?

そうでなくても不景気のスペインでそんな程度の気持ちで商売つとまるの?って感じです。

でも、嫁の希望を汲んでやりたい気持ちはあります。
うまくやっていける根拠というか、ビジョンがもっとしっかり私に伝われば
協力してやりたいのですけれども・・・

もし起業するとして、資金調達のための銀行相談とかありますでしょうか?

半分グチになって申し訳ありませんが
同じようなご経験をされてる方の経験談など
お教え頂ければ嬉しいです。

商売 2013/03/01(金) 15:19:02
戦略無しの開業とは・・・
大金持ちの奥様が趣味で商売するようなスタンスに見えます。
雑貨屋さんってあまり利益がでなそうなきがするのですが。

銀行からお金をかりるなら、彼らを納得させるために、もろもろ書類作成等が必要かと。

とりあえず、近くの銀行に借りたい金額を相談してみたらどうですか?

BarcelonaActiva 2013/03/01(金) 15:29:42
バルセロナは結構起業家が多くて周りにもたくさんいますが、(Business Plan) Plan de Negocioは単純なものでも当然作るでしょう、ローンとかはきちんとしたPlanがないと申請もできません。Planがすべてではなくとりあえず始める行動力もかなり重要だと思いますが、

ぴーちょん 2013/03/01(金) 16:05:22
そういうノリでお店を開く人って結構いるんだと思います。
というのも、これまで我が家周辺でお店を出しては1年たたずに閉店というケースを何度も見てきました。
やはりインテリア、雑貨や子供靴、洋服などのお店が多かったですね。
長く続く商売をしている方は、ちゃんと下調べをして計画性をもっているのだと思います。
数ヶ月前にママ友が子供靴屋を開きましたが、この不況ですしどうなることやら・・・

私の周りでは 2013/03/01(金) 16:05:53
退職金を元手にとりあえずバルやカフェテリアやってみっか!と勢いで開業したのはいいけれど1年や数年程度で閉店…という人たちを見てきました。銀行からのローン云々については聞いてないのですが、残ったのは借金のみだと。
彼らを見て思ったのですが、他店と同じで特化したものが無くお客さんを引き付けるプランって重要だと個人的に思いました。

みや 2013/03/01(金) 16:55:53
プランなしで始めることはできるでしょうが、店の方向性を明確にするためにも、プランは作っておいたほうがいいと思います。
雑貨屋ではありませんが、我が家も、とても身近な人が、サイドビジネスでレストラン開くと言い出してトンでもないことになりました。

詳細を聞くと、お店の名前やジャンルなんかは決まっているんですが、売るものの単価や売り上げの見通しなんか何も立てていない。
若い人向けに自治体が援助している資金(といっても雀の涙の額)に申請するために、ビジネスプランは立てないといけなかったんですが、
本人たちは、よくわかんね、という状態で、周囲が手取り足取りで教えてあげた感じでした。
いざ、店を借りて内装工事して、って段階で予算がどんどん膨らみ(って当初の予算がいくらだったか、そもそも分からないんですけど)、
そんなにお金かかるの?って彼らも驚いていました。だったら始める前に考えろって思うんですが。

当然、本人たちは全然貯金がなくて、自分たちの家を担保に銀行からお金を借り、さらに親戚・友人に金を借りまくってました。
が、店の準備資金までは用意できても、開店後の人件費等の運転資金まで工面できなくて、断念。
店を一度もオープンさせることなく、Traspaso探しに奔走しました。
数ヶ月の地獄のような日々を過ごした後、幸い店がとても良いロケーションにあったので、カモ、いや失礼、Traspasoに応じてくれる人が見つかり、
お店のために借りたお金は、ぎりぎり全て返済できたようでしたが、一歩間違ってたら、一文無しになるどころか、家も失い、友人も家族も失い、となるところでした。
彼らの気まぐれのおかげで、周囲の私たちも、すごくストレスになったし、特に、その人の親は寿命が数年縮まったと後に話していました。

ですので、自分たちの貯金を使うにせよ、誰かから借りるにせよ、何ヶ月でコストを回収できるかを考えた上で、投資するお金のリミットを決めておく方がいいと思います。
そして、銀行は、そんなに簡単には貸してくれません。新しく設立した法人に貸してくれる可能性はかなり低いので、個人で借りる形になるでしょう。
もちろん、担保は必須な可能性大ですから、商売が失敗した暁には、借金返済で、トピ主さんがサラリーマンだったら給料から借金分差し押さえ、
担保にした自宅まで持ってかれる可能性もあります。
株式投資などと一緒で、最悪、全額失う覚悟もしたうえで臨む。のでなければ、緻密な計画とビジョンと決断力が必要になると思います。

そんなもの 2013/03/01(金) 16:56:28
まあそんなもんじゃないですかね、起業とか経営とかに今まで縁がなく、
専門の勉強もしたことがない人なら。
日本の話ですが、起業したい人向けに融資をする会社で働いている知人がいますが、
ほとんどの人が持ってくるビジネスプランは、それはひどいものだと言ってましたよ。

宮尾さんも、(実際の会話はどんな内容だったかわかりませんが)いきなり奥様を否定するのではなく、
事業計画とか資金計画という存在すら知らない奥様に、少しヒントをあげてはいかがですか。
言い方によって相手の反応だって違うはずです。

社長夫人 2013/03/01(金) 18:53:11
お店ではありませんが、夫が自営してます。
私は事業には一切関わってませんので詳細はよく知りません。
でも、自営にするにあたって今後の資金源とか予想収入、どういう経営方針で・・・とかそんな話は聞かされましたね。
自分なりに納得して、じゃ、やってみればと賛成しました。

まあ、奥様のように「やってみたいのよね〜(完全な思いつきレベル)」で開業される人もいるんでしょうけど、拾中八九短期間で潰れますよね。
トピ主さんに、いいよ、そんなはした金、とか言えるくらいの経済力があって、そういういい加減さを許せるならいいんじゃないでしょうか。
そうでないなら、金を出すからにはきちんとした納得できる内容のビジネスプランを提出する条件をつけるとかしたほうがいいですよ。
そうでもないと、失敗してもケロっとして忘れた頃にまた別のビジネスを・・・とか言うかもしれませんし。

ちなみにうちの夫は、若い頃に一回会社を倒産させてます。
その失敗からいろいろ学んだみたいです。

自営業 2013/03/01(金) 20:52:23
思いつきで開業って最近多いです。私の周りで。
そして3ヶ月もたずで資金繰りに困って閉店。

うちは夫の両親が開業。私達も自営業です。

最近うちのキッチンで働いてた子が、コントラトを捨てて個人商店を開業するに当たり、昨日付けでやめました。
今のご時勢コントラトが欲しい人は沢山いるのにね。

人口2000人弱の村で、中型ス−パ−2軒。
1軒は良く手入れされ非常に清潔なス−パ−DIA。
割引ク−ポンも沢山。品物も悪くありません。

もう1軒は開店当初の1年前は話題になりましたが、ど素人の集まりでプロ意識なし。ク-ポンもでないし、新しいプロモ−ションでも、プロモ−ション当日に値札は変えてない、品物も入荷していない。もう閉店は時間の問題。

うちの元従業員は隣村の子で、恋人はキュ-バ人。住んでる家も賃貸、銀行でロ−ン組んでフルゴネタを購入。そして開業する店も12畳ぐらいのお店で賃貸。雑貨と野菜類を販売予定。しかも大半の村民が行くDIAの目と鼻の先。店の前には毎週水曜日朝市がたち、村民のほとんどが朝市で1週間分の生鮮食品を購入。

小学生でも考えたらわかると思いませんか。あまりにも無計画なのが。貯金もほとんど無いみたいで、どうやって店とうちの賃貸料払っていくつもりなのか。

つい2ヶ月前にも雑貨とPOLLO ASADOのお店が、一度もPOLLO ASADOを作ることも無く、1ヵ月半で閉店。
残ったのは借金だけ。

村の価値観では、POLLO ASADOは家で作るもので買うものではない。そんなこと開店前に村民10人に聞けばリサ−チできることなのに。

おもちゃ屋も開店。1ヶ月で閉店。
大掛かりな看板作った割には、品物がCHINOレベル。

次にキオスコ。村には3世代続くキオスコがあって、中途半端なレベルの新キオスコは2ヶ月で閉店。

経営者はうつ病でダウン。

十分なリサ−チと資金、そして経営プランは必須ですよ。

一つだけわからないのが銀行。

コントラトも持ち家も貯金も無いカップルにどうしてフルゴネタ買うロ−ンが組めるのか?返す当てが無いでしょう?

村人 2013/03/01(金) 23:09:26
田舎に住んでいます。
知人が洋服屋を開きましたが、3ヶ月で駄目になりました。
私も行ってみましたが、「ターゲット客は、一体誰???」という品揃えで、
やっぱりね、という「誰も口にしないけど、皆心の中で思ってる」結果となりました。

あと、子供靴専門店…うちの近所の町にもあったんですけど、
これも1年ほどで潰れました。
私が子供を連れて行ったときにまるっきりシカトされたので、
潰れたときは正直「ざまぁ」と思いましたね。(鬼)
その子供の靴屋って…この田舎で売れるの?っていうこれまた不思議な品揃えでした。
品揃えっていうほど品がなかったんですけどね、その潰れた靴屋は。
日本で「子供靴専門店」って見たことなかったんですけど、こっちって結構子供靴専門店開きたがる人多いみたいですね…不思議。

うちも現在事業を立ち上げようとしているところですが、
全て主人がやりたいといったことです。計画書を出して
いま政府からの許可を待っているところです。あと一息なんですけどね、
ペーパーワークが日本並みにあるというか、
日本並みの書類の量&スペインの仕事のスピードなので
もう私はうんざりしてるんですけど…
幸いローンをは組んでいません。貯金を崩し、今も仕事をしていますが
そこから事業に向けていろいろ支払いなどしているので、正直、家計は火の車です。
お金が絡むとどうしても喧嘩します。
私もいい加減ぶちきれて「事業なんてやめちまえー!!」と大喧嘩したことあります。

私は「万が一」離婚のことを考えて
私は主人にお金を貸しません。泥沼化するのが目に見えてるから。

自営業 2013/03/02(土) 00:11:26
村人さん

>私は「万が一」離婚のことを考えて
私は主人にお金を貸しません。泥沼化するのが目に見えてるから。

賢い選択ですよ。うちも今の所何とか従業員に給料払ってますが、実は私も1年前から午前中ヘルプに入ってます。もちろん給料は1ユーロも貰ってませんしオーナーの妻ですが、altaしてないので、inspectorが来た日には屋根裏部屋に隠れてます。冬場の景気が悪い時には夫に「従業員の給料分だけ日本の両親に援助してもらえないか?」と言われましたが、「うちの両親は実家の事業がうまくいかない時でも一度たりとも援助してくれとは言わなかったし、スペインにくる時も全部実費でその上孫に毎年お小遣いまでくれるのに…うちの親に頼む前に、あなたの車売りなさい。甘えるな!」と、大喧嘩です。私も自分のヘソクリ絶対夫には言わないし見せません。共倒れになるのだけは避けたいですから。

2人 2013/03/02(土) 00:38:55

たくさんの知人、友人がお店を潰しました。(泣)

そのうちの2人(2店舗)が銀行でお金を借りるということで、書面におこしたPlan de negocioを見たことがあります。
A4でwardでただひたすらにダラダラと打ち込んだだけのもので6枚ぐらいありました。
内容は本当にたいしたことなかったです。

(こんなんじゃ銀行だってお金貸してくれないよ・・・)と思っていましたが、見事に貸してくれ、そしてその2店舗は潰れました。

耳に入ってくる悲しいお話はたくさんありますが、一番すごかったのが大きいチェーン店の家具屋さんを潰してしまった人のお話です。
返済の目処がたたなくなり、家を売り、奥さんと子供にその火の粉が降りかからぬようお互い愛し合ってるのにもかかわらず、離婚しました。
実の両親も退職後用に貯めていた蓄えをすべて息子に渡してしまったということです。

何か特化したものがあるのなら別ですが、右から左に動かす小売業は今とても厳しい時代ではないでしょうか。
もちろん、雑貨というと+センスなんかもあるのでしょうが。

また最近、スペインでもネットで買い物をする人が少しずつ増えてきました。
私自身、10年前に比べると品物が豊富に、そして送料が格段に安くなったと感じています。
「○○€以上送料無料」の数字のハードルも段々と低くなってきました。

こんな状況ですから、日々、実店舗の必要性を感じられない状況です。

ここまで書いてなんだかディフェンスに入ってしまっていますが、オフェンスが功を奏して成功している人もいるので、難しいところですけどね。

ドゥエニャ 2013/03/02(土) 11:14:44
店を開いたけど客が来てくれない・・・これは自分が悪いのじゃ
なくて来ない客が悪い・・・
これがおおかたのスペイン人のものの考え方で、したがって経営
努力はしないので発展する訳がないですね。だから破綻も多い。

質問者さんのお嫁さんが店を持つ能力があるか、どうかはご主人
が一番よく判ることだと思います。

ごく基本的にお嫁さんは、

丈夫で働き者である。
愛想が良く人から好かれる。
飽きっぽく無い。
センスがよく、お洒落である。
かなり欲張りで細かい計算がすべてにわたって出来る。

つまり頭が良い!・・・これが一番大事ですがいかがですか?

2013/03/02(土) 11:47:48
家も結婚したての夫婦ですが、義理の父が事業を始めようとしています。
>自営業さん
私もこれが怖くて・・・・
うちの両親も自営業で少ない休みをやりくりして来てくれますし、毎回義理の父母に
大量のお土産を持って来てくれます。万が一勘違いされていても困るので、
「あなたのご両親の家計が傾いても、私は一切実家に援助は頼めませんから」とはっきり旦那に言いました。
燃費の悪いカッコいい車に乗る事にこだわったり、ちょっと謎が多いですね、スペインの人。。

トピ主さん、トピズレ失礼しました。

マスターシェフ 2013/03/02(土) 12:34:21
ホントに無計画でお金目当てで起業したな、と手にとって分かる店結構多いですね。
私は雇われでシェフしてますが、他のレストランに入って料理見たら「ここのシェフ、全く授業してないな…」とすぐわかります。
私の義妹がカマレラノの経験しかないのに、カフェをオープンしようとしてました。幸い、小さいですがロカルは義父の物だったので家賃はいらないと言われてたのですが、にしても計画性ゼロ!
プランを聞かせてくれ、と一度聞いたら「オシャレカフェをやるの。ミニボカディージョをだして、タルタを作って売って…(以上)」
私が誰が「タルタ作るの?」と聞くと、「そうなのよねー。それが問題なの。あなた作ってくれる?」と聞いてくる始末。
結構本気で起業するつもりでしたが、ついこの間「不景気が無くなる待つわ。来年位にはいけるかも。」と言ってました。
来年に不景気がなくなってる訳もないし、その計画性じゃ潰れると皆が思ってます(口にはだしませんが)
まさに起業=金持ちなになれるとしか考えてないです。その義妹の彼氏も私の事をかなりあてにして、私と一緒に起業したいとずっーと言ってますが、私が苦労して学んだ料理技術や在庫管理、コスト算出、オーナーから学んだ経営技術をサラッと彼らに披露する気はサラサラありません。
が、いつか私と起業するつもりらしいです。

収入と支出 2013/03/02(土) 14:09:57
事業計画書を書く必要はないですが、収入と支出の見込み等の数字の考えはする必要はありますよね。

収入:実際にはその時になってみないと入るか分からない数字です。
支出:収入と違って、確実に出て行くお金です。中には税金とか機材が壊れたりとかで予想以外の支出が出ることが多いです。

実際に始める前は夢が多い故に多くのお客さんが来て収入を大きく見積もり、支出を小さく見誤ることがあると思います。

そこで奥様がやりたいということに関して理詰めに聞けば奥様も現状に納得されると思います。

(1)支出がいくらか?
【初期費用】
・店舗のトラスパソ、デポジット
・改装資金
・開店資金

【毎月の費用】
・家賃
・仕入れ
・人件費
・社会保険
・光熱費


(2)売上、利益がいくらか?
この数字が本当にやってみないと分かりません。
でも毎月の費用を最低カバー、そして投資を回収できるのかを考えないといけません。
毎月の費用が5000ユーロなのに、1ユーロの商品を1000個しか持ってないのであれば
お店始める前から儲からない話です。

また雑貨品は仕入れの単価が高いです。
10ユーロのもので8ユーロのコストかかったら、1個売っても2ユーロの利益。
これで人件費、家賃もろもろをカバーするのに1000個、2000個売る必要があります。


商売は勿論やってみないといけませんが、出来るだけリスクを減らした方がよろしいかとおもいます。

まさに・・・ 2013/03/07(木) 20:24:57
ちょうど主人が投資(?)のような話を持ちかけてきたので、大変勉強になりました。

主人の同僚の奥様がアクセサリーのデザインをし始め、将来は日本にも販売したいというのでそのお手伝いをするのは喜んで受けたいと思ったのですが、作業をするにあたってある機械が必要で12000ユーロかかるので、その半分を出してあげようと言ってきたので即拒否しました。

もし事業がダメでも機械を売ればいくらかは回収できるし、事業にリスクはつきものだって言うんですけど、それが初めからわかってるんなら一銭も払いたくないですからね。

もちろん事業計画書的なものは一切なく、どんなものをいくらかかって作成し、いくらで売るのかも全く不明です。

我が家の経済状況だって余裕があるわけじゃないのにそんな話を持ち出すなんて、主人はもっと論理的に物事を考える人だと思っていたので残念です。

自営業 2013/03/07(木) 22:06:44
まさに。。。さん

その昔、突然うちの夫から「すごい投資だ!日本にスペイン産のメロンを輸出しよう。君さえsiと言ってくれれば鬼に金棒だ!」と、電話。
夫はうちの実家近くのスーパーでマスクメロンが箱に入って2000円の値札に驚いて、スペインの自営のレストランにくる人達に話してたんです。

そのうちの1人がナンチャッテ網目模様のメロン業者。

1つが20センティモで叩き売りされてるのが100倍の値段で売れてるとなっては、目の色を変えて夫を説得。

売り上げの6割を私たちの取り分で良いから。。。とか何とか。

私はトラベルビジネス専攻で、関空の税関や検疫で説明と見学、実習をした身です。

検疫や輸入がどれだけ難しいか、通関業務が素人の手に負えないかは身を持って経験してる身なので、冷たく一言「No!」。

スペインでも名のしれた大学院卒の夫は最後まで「君は頭がおかしい」と吠えてましたが、非現実超ウルトラ楽観主義のスペイン人に唖然としました。
この人達小学校出てるの?って。

スペインから輸出経験ゼロの業者が船便で輸出より、東南アジアや、オーストラリアから輸入した方がローコストなのが解りませんか?

私は日本人で日本語わかりますが、通関士の資格ないですよ。

それがどうしてわからないのですか?

が、わかってもらえず、私も理解出来ませんでした。

検疫有りますよ。物によっては日本の農家守るために輸入制限ありますよ。
「Eso no pasa nada!」

3歳児相手にするより難しいですよ。

地中海ミバエ 2013/03/07(木) 22:57:53
トピずれしちゃいますが、一言。

自営業さん、そのメロンの話、実は旦那さんが幾らモガイテもスペインの農作物は「原則」日本には輸入禁止なのです。
それは「地中海ミバエ」という害虫がスペインにはいて、その害虫から日本の作物を守るタメ!という趣旨です。

だから、ご主人やそのお友達が、ホトボリが冷めたころにまた言い出したときには心配後無用です!現時点では絶対に不可能ですから。

それにしても、スペイン人は「なんとかなるさ」でガンガン進みますから恐ろしいです。
でも、失敗してもケロッとしていられる性格のようなので、それはそれでいいかもしれませんね。
失敗に引きずられる家族は堪ったものではないですが。。。
実は、私はその引きずられている家族です。。。。

収入と支出 2013/03/08(金) 08:31:37
 起業とは初めてすることですので、様々な分からないことに当たってそれに関して知るというプロセスは重要です。

 その際に本を読んだり、経験のある人に聞いたり、役所まわったりして自分の身になります。

 自営業様の旦那様の件では、経験者の自営業様の話しでより現実を知ったと思います。また地中海ミバエ様の件でダメ押しの情報です。

 ですので起業したいというスタンスは褒めながら、お金が先ではなく、調べつくして行けそうになったらお金をだすという形がいいのではないかとおもいます。

 日本人とそれ以外の国でのお金持ちに対してのスタンスが違うことがあります。日本人は「可能性のわからない起業」より有名大企業で働くことがよりステータスがあります。
それに返し多くの国では大企業はあくまで雇われ社員、起業こそが目標という人がいます。

私は不況の今、その意気があることに価値があると思います。

まあ失敗したら元も子もないので、そこは日本人の緻密さでサポートされたらよろしいのではないでしょうか?


追加発言は締め切られました。
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