人気のある日本の小説




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黒うさぎ 2013/01/20(日) 22:10:50
読書好きのスペイン人の知人(女性・30代)から「スペイン語で読める日本の小説でオススメは?」と聞かれました。スペイン語に訳されている日本の小説で、スペイン人が読んで面白かった、良かったと言っている小説にどんなものがあるでしょうか?

私自身はスペイン語で読んだ日本の小説というと数えるほどしかありませんが、村上春樹などはずいぶんたくさん訳されているようですね。
日本人が面白いと思う本とスペイン人が面白いと思う本はちょっと違う気がします。
また日本語だと面白いのに、スペイン語版が読みにくいというのもあるかもしれません。

クラシックでも、最近の本でもかまいません。
これはオススメという本を教えてください。

curiosa 2013/01/20(日) 23:21:59
読書大好きなスペイン人の主人は村上春樹は受け付けないようでしたよ。
三島由紀夫とかは好きみたいですね。
図書館で私が借りてきた”蟹工船”もすぐに読み上げましたが、
ちょっと日本人の印象が悪くなるのでどうかな・・・と。

東野 2013/01/20(日) 23:35:04
東野圭吾さんの容疑者Xの献身がスペイン語になっていましたよ。
サスペンスなのでおもしろいと思いますよ!

夫のおすすめ 2013/01/20(日) 23:50:37
スペイン人の夫が読んで面白かったと言っているものを。
宮部みゆき「火車(kasha)」
東野圭吾「容疑者Xの献身(LA DEVOCION DEL SOSPECHOSOS)」
桐野 夏生「OUT(OUT)」
小川洋子「博士の愛した数式(LA FORMULA PREFERIDA DEL PROFESOR)」

個人的には「阿弥陀堂だより」をスペイン語で読んでみたい。

黒うさぎ 2013/01/21(月) 09:52:10
curiosaさん、東野さん、夫のおすすめさん、貴重な情報を有難うございます。
私に質問した彼女も村上春樹はたくさん読んでいるようですが、日本文化に関心があるとのことですから、もう少し違った作者の本も読んでみたいのかもしれません。

三島のスペイン語訳では「仮面の告白」が売っているのをみたことがあります。彼女にも是非挑戦してもらいたいと思います。
小林多喜二の「蟹工船」。有名な小説ですが、私もまだ読んでいませんでした。スペイン語版が出ているのですね。無料で読める青空文庫から早速ダウンロードしたので、私も読んでみたいと思います。

東野圭吾は私も大好きです。「容疑者Xの献身」は面白かったですね。スペイン版もドッキリするような表紙が印象的です。

宮部みゆきや桐野夏生もいましたね。スペイン語版があるなら是非勧めてみます。
小川洋子の「博士の愛した数式」は記憶障害などの治療にあたっている彼女にとっても面白いと思います。
南木佳士の「阿弥陀だより」は、まず私自身が読んでみたいです。

上記以外にもまだ、スペイン人が好きな日本の小説がありましたら、教えていただけると嬉しいです。

BCN 2013/01/21(月) 15:40:54
スペイン語に翻訳されているので一番多い小説作家は三島由紀夫、村上春樹がそれに次ぐといったところでしょうか。村上春樹はカタルーニャ州政府から国際文学賞みたいなものも受賞しました。
谷崎潤一郎や大江健三郎、村上龍、吉本ばななの翻訳も目にしたことがあります。村上龍のコインロッカーベービーズは確か昨年、遅ればせながらって感じで翻訳版が出版されました。

バルナ 2013/01/21(月) 18:03:20
確か今月のOCSニュースに「窓ぎわのトットちゃん」のスペイン語版が
スペイン国内に限り販売されるというニュースが出ていました。
ただ、OCSニュースが現在私の手元にないため、
どのように購入すればよいのかちょっとわからなくてすみません。
どなたかお分かりになる方、お助けください。

戦後日本で最も売れたベストセラー小説なので
お友達も興味を持たれるかもしれませんよ。

Tsutsui 2013/01/21(月) 19:48:33
三島ファンの私の主人、筒井康隆の<PAPRIKA>を読ませたところ(勿論スペイン語版)
かなり気に入っていましたよ。

黒うさぎ 2013/01/21(月) 23:32:12
BCNさん、バルナさん、Tusuiさん、有難うございます。
皆さまのオススメを拝見して、私自身いかに日本の小説を読んでこなかったか、実感させられます。

先ほどCasa del libroのホームページをのぞいたところ、三島の小説のスペイン語版がたくさん出版されていて驚きました。
谷崎純一郎の世界。日本文化が好きな人ならわかってくれるかもしれませんね。
村上龍の「限りなく透明に近いブルー」も読んでもらいたいです。
吉本ばななの「Tsugumi」も気に入ってもらえそうです。
 
黒柳徹子の「窓ぎわのトットちゃん」スペイン語が出たら勧めてみたいです。純小説とは一味違ったユニークなエッセイ、スペイン人にも面白いと思いでしょうね。

筒井康孝の「パプリカ」。まだ読んだことがありませんが、スペイン語版でよいから私も読みたくなりました。

一度日本からの荷物が税関で引っかかって以来、本を日本から送ってもらうのを躊躇しています。
でも、せっかくスペインにいるのだから、この機会にスペイン語版の日本の小説を読んで再発見するのも良いかなと思い始めました。

いろいろ教えていただき、本当に感謝感謝です。

黒うさぎ 2013/01/21(月) 23:37:17
Tusuiさん→Tsutsuiさん
面白いと思いでしょうね→面白いでしょうね

ワインでほろ酔い気分でタイプミスをしてしまいました。失礼しました。


追加発言は締め切られました。
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