日本人がスペインで高等教育以上の学校を卒業するのは...




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FPで勉強中 2012/04/20(金) 23:08:09
その名の通り、わたくし現在 Formacion Profesional で情報処理の勉強をしています(昨年の9月から始めて、通常通りに単位を取得することができれば2年間で卒業できるコースです)。これを始める前、スペインにおいてFPが高等教育機関の最下級とはいえ、日本人のわたしにとって甘くはないだろうと覚悟はしていましたが、実際始まってみると、ホントに苦しくて、何年あっても足りないんじゃないかとしばしば真剣に悩まされている現状です。タイトルの通り、日本人にとってスペイン語は本当に、本当に難しい以外の何ものでもないとわたしは痛感しているのですが、よくこちらの掲示板でも“マドリッドの〜大学を卒業した”とか、“スペインの〜大学大学院で修士号をとった”とか、これらのような最高学位でなくても、例えば今わたしがやっているような Formacion Profesional でも普通にまるで難なく卒業したような方々のコメントがよく見受けられるのですが、みなさんがどのように言語のハンディや数々の難問を克服して卒業されていったのか同じ日本人として本当に興味があります(「オマエと一緒にするな、持ってるレベルが違うわ!」と言われてしまうかもしれませんが)。勉強の日々の中でどのような苦労があって、どうやって克服していったのかとか、時間の使い方など普段の掲示板では中々見られない、卒業に至るまでのみなさんの実際の苦労の中身、いろいろな体験談などをなんでもいいので是非お聞かせ願えればと思っています。
もしかしたらより的確なアドバイスがいただけるかもしれないので、わたくし自身の学校の勉強の中身、勉強状況、自分自身で課題だと思っていること、克服したいと思っていることを羅列ではありますがここにできる限りくわしく書かせていただきます。

・コースは全部で6教科(@プログラミングAデータベースBハードやソフトなどのシステムC統合開発環境Dマークアップ言語E労働法・各種労働実践に関する授業←これは専門には関係ないのですがFPを卒業するための必須科目のようです)。現在まで年に3回ある定期試験の2回までが終了しましたが、恥ずかしながら合格できたのは専門外の労働法、そしてマークアップ言語、データベースの試験だけです。
・授業は月曜日から金曜日の朝8時半〜14時半までで、その後半日の仕事へ行き20時に終了。20時に終了して21時ころに家に着くって考えると結構時間がありそうな感じもしますが、1日外でずっと勉強仕事とやって帰ると結構きつくて、ほんとその後ダラダラしたくなり、実際ダラダラしてしまうことがあり気付いたらもう寝る時間ってことが多々あります。
・これまでに一切の情報処理の勉強経験がありません。より理解を深めることができるように和書の専門書を併用しています(情報処理の本当に助かるなと思うところは知識が国際的に共通で授業でほとんどわからないところがあっても日本語の解説書やインターネットで理解し直せるところで、個人的に助かっています)。
・最後のこれは本当に課題中の課題で心底なんとしても克服したいと思っているのですが、
“レポートや論文作成、プレゼンテーション”
です。スペインで学位をとられた方々は当然これらを克服されたと思うのですが、本当にいったいどうやって克服されたのでしょうか??これは巷でよく言う「なんとなくスペイン語会話ができる」とか、そんな悠長なレベルでは全くなくてわたしにとって本当に難しいです。どうやって書いていいかわからないし、どうやってしゃべって(プレゼンして)いいかわからないし、がんばって書いてもしゃべってもへたくそでスペイン人のクラスメートが読んでも聞いても何言ってんたがわからないような感じになってしまうという恐怖感があります(そんなの恐れずにあたって砕けるしかないことは分かっていて、いつも勇気を振り絞ってはいるのですが、なんとか具体的な勉強方法、トレーニング方法を見つけてそれを実践して少しずつ克服したいと思っています)。ただクラスメートには結構恵まれたなって本当に感謝、ラッキーだなって思います。最初、アジア人で言葉もよく分からないからみんなに敬遠されるのも仕方ないなと覚悟していたのですが、実際始まってみるとかなりみんな親切に教えてくれたり、声かけてくれたり、同じ机のとなりのスペイン人はありえないくらい親切で「オマエがレポート大変なのよく分かる」って言ってわたしの分までやってくれているのです(これはすごく感謝しないといけないのですが、いつか克服しないといけないし、全く恥ずかしい限りでわたしのためにはなっていないですね、でも普通は2人や3人のグループ作業で各々分担してやるところを、嫌な顔ひとつせずお荷物のわたしを一緒にやってくれています)。あとスペイン出身のエジプト人の女の子もかなりわたしに理解があり感謝しています、その子は生まれも育ちもスペインだから言語の問題は一切ないのですが、バックグラウンドがアラブということで他のスペイン人と違うということで、同じく全然違うところから来たアジア移民のわたしに親近感があるようでよく声をかけてくれます。
なんとなくちぐはぐな書き込みとなってしまいましてすみませんが、どんな些細なことでもみなさんの貴重な経験談、アドバイスなどございましたら是非お伺いしたと思います。
とりわけスペイン語での論文やプレゼンテーションの勉強方法、トレーニング方法、それに関連して具体的にこんな本を読んだらいいとか、こんな番組をみるといいなどなんでもアドバイスいただけたら本当にありがたいです。
よろしくお願いします。

わかります 2012/04/21(土) 00:14:20
毎日の、この内容のお勉強と仕事を両立なさっている時点で大変な努力をされていると思いました。励みになります。

私も仕事と二つの学校を掛け持ちしているので(FPとマスター)お気持ち本当によくわかります。

私の場合ですが、授業内容に関しては、講師の許可を得て録音し、あとで何度か聞きます。これでかなり理解度が深まりました。授業中って、先生が話してることは理解できても、言葉の壁のために内容を自分のものにできない感じがしていたのですが、これで解消されました。

プレゼンや論文に関しては、もうされているかも知れませんが、人のプレゼンをひたすら見る、論文に関しても人が書いたものをとにかく読んで、そこにあるリズムをつかむことなのでしょうか。

論文などいくつか読んでいると、読みやすいものとそうでないものなど、ご自分の好みもわかってくると思うので、まずは良いと感じるプレゼンや論文の構成方法などの真似をしてみてはどうでしょう。

私もいい方法があったら、参考のため是非教えて頂きたいです!!お互い頑張りましょう。

方法 2012/04/21(土) 02:29:39
スペイン語さっぱりわからないのに、旦那からここまで追いつめられたらスペイン語ができるようになるだろうと大学に入れられました。

入った当初。大学自体が外国人がいたことがないために、先生も生徒もどうしていいのかわからないといった感じで、こちらも何言ってるかさっぱりわからず・・・

ノートも取れない、課題がでたのかわからない、クラスメイトともまともに会話ができず、ただただ辞めたいと泣く日々でした。

それでも、卒業できたこと奇跡だと思っています。笑

授業中は何言ってるのかわからないことが多いので、クラスメイト(字がきれいで先生の言ったこともきれいにまとめている人を探してください)のノートを全てコピーでした。
自分がする作業は、とにかく、先生が何度も何度もリピートする単語を書きとめることです。それがポイントになるかと思います。


観光学を専攻したのですが、4年間で学んだこと、英語・ドイツ語・法律・マーケティング・簿記・経営学・統計学・経済・地理・方法学・余興・ホテル学・代理店について・ガイドについて・アート/歴史・イベント企画・プログラミング・コミュニケーション・社会心理学などなどです。

英語以外はどの科目も勉強したことありませんし、専門用語が大量にあるので、日本の参考書と比べることもできずに大変でした。

そして、全てのクラスでレポートまたはプレゼンが絶対でした。
そして最後の卒論。脱走したくなる気持ちに何度もかられ、もういやだー叫んだこともありました。爆

スペイン語でのプレゼンって泣きそうになるぐらい大変ですよね。わかります。

プレゼンはもう、これは経験でなしていくしかないと思います。
私の始めてのプレゼンは長く、文章が大量にあり、堅苦しいもので、先生からもういいと途中で辞めさせられるようなものでした。

自分の見やすいなーいいなーと感じだ別の生徒のものをマネていくようにしていくといいと思います。

画像を多く、字を少なく、自分の言葉で説明することが絶対なので、必要な単語のみを画像と一緒に提示しておくことでこちらもそれを見ながら説明できますし、聞いている方もわかりやすいかと思います。また、字は大きく、色をつけて、何を見せたいのかはっきりさせるのも大事かと思います。
プレゼン前は必ず1度、家で最初から最後まで、質問例なども考えながら言葉に出すこともおすすめします。そこで組み立てるのも効果的です。

レポートは、起承転結。しかし、スペインは、どこか長く書けば先生の評価が上がるような傾向にあるので、始めと終わりをしっかりして、中はとにかく授業で習ったことをリピートしてみるといいと思います。中身は試験勉強のつもりで書くといいですよ。そして自分なりの見解をちょこちょこ入れる。その作業で授業内容を反復することでこちらの記憶にも残りますし、試験前にレポートを読み返すことで勉強が少し楽になります。

何書けばいいのかわからないレポートの場合。まず、箇条書きで何を書くか決めて、『ここでは○○について述べる』と最初から前書きを書いて書く。これでOKです。
レポートを期限までに出す提出することが1番です、次に理解していることのアピール。スペイン語が苦手なので、何について書こうとしているのかをしっかり相手にわからせるというのが大事だと思います。

試験勉強ですが、私自信の方法なので、あまりお役にたてるかわかりませんが、始めの頃はどの教科も日本語や英語に訳して勉強してしまいますが、結局試験はスペイン語で書くことになるので、その作業は忘れたがいいかと思います。

まず、まとめているノートやプリントをもう1度自分なりにまとめていきます。ここで大事なのは先生がリピートしていた言葉がある部分を必ずピックアップして、まとめていきます。
最高で5ページほどにまとめたら、それを理解するのではなく記号のように記憶していきます。図などを入れてまとめるのが効率がいいかなと自分では感じています。

完成したら、記憶したものを誰かに伝える感じで言葉にします。この時はスペイン語でも日本語でも好きな言葉で声に出してください。次に記憶したものを全く同じように書き出していきます。どここれはスペイン語のみです。これを何度か繰り返すとしっかり記憶できていますし、実は理解もできています。

後は、しつこいぐらいにクラスメイトや先生に質問してください。
ネイティブではないので間違った理解をしていることはたたあります。ですので、クラスメイトや先生に自分の理解が間違っていないのかその都度確認するこれも大事かと思います。

なれてくれば、レポートの課題より、プレゼンでよかったーなんて日もきます!がんばってくださいね。

一言 2012/04/21(土) 08:37:21
FPさん、
あなたのトピは、段落、行換えが無くちょっと読み難いです。
下の(わかりますさん)や(方法さん)のレスは読んで貰う為
の書き方の工夫をされていて、読み易いと思いませんか?
いやみでは無く言わせていただくと、他人に読んで貰うためには、日本語の勉強も併せてなさるといいと思います。
勉強がんばってください。

論文 2012/04/21(土) 13:13:25
大学院だと試験はなく全部レポートなので、かえって楽かもです。
最初は課題図書にうんざりしたりもしましたが、無理にでも読んで行くうちに、スペイン語力もついてきます。いつのまにか、あれ、こんなに楽によめてる?って思うようになります。
書くときにもそれがいきてきます。それでもネイティブと一緒とはなかなかいきません。スペイン語に自信がないなら早めに書き上げ、スペイン人の友人などに直してもらうのがいいですよ。

レポートの書き方は基本的に日本と一緒でいいと思います。
方法さんがおっしゃっていること、いいですよね。
書きたいこと、思いついたことをどんどんメモしてその中で起承転結まとめていく、という感じ。
アウトラインプロセッサー使うのもひとつの手です。

枚数を増やすには、引用を(もちろんちゃんと引用元を明記して)つかう、という手もありますね。引用があった方がアカデミックだといわれ、論文のときもむりやり入れたりしました。
いまだに“アカデミックな書き方”は苦手ですが、論文を読んでくれた人に「面倒くさい言い回しをしない分かえってわかりやすい」ともいってもらえました。外人ゆえのプラスかもしれません。って、学問の道に進むならだめでしょうけど。

FPで勉強中 2012/04/22(日) 17:01:46
みなさん貴重な経験談を書き込んでくださって本当にありがとうございます。考えてみたら、みなさん一人一人が苦労して成し遂げた宝物の経験談、アドバイスを惜しみなく教えてくださってすごく感謝しています。いろいろと読ませていただきまして、わたしの場合まだまだ工夫していく努力が足りないと感じました。これから根気強く取り組んでいきたいと思います。
わかります さん、わたしの方こそ励みになります!コメントくださってありがとうございました。
良い結果につなげられるようにわたしも頑張りたいと思います。


追加発言は締め切られました。
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