スペイン人との結婚




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Duda 2012/04/20(金) 09:34:01
スペイン人と結婚して6年になります。二人合わせて給料は2600ユーロです。
その中からローンを払って、時折外食して、3年に一度帰国して・・・
このごろこれが私の望んだ生活なのかと焦ることが有ります。日本では名の知れた大学を卒業してマドリッドでは修士をとりました。でもこの国にいる限り、アカデミックな仕事にはつけそうになく、その日暮らしがやっとです。日本にいる友人達の経済的に恵まれた生活環境やクオリティーの高い仕事をしている様を見るにつけ、焦りがわきます。夫は愛していますが、愛だけでは救われない現実を感じます。そこ頃では彼の将来ビジネスマンとしての限界も見えてきます。こんなジレンマを抱えてスペインとの結婚生活を続けている人はいますか?

トピズレ 2012/04/20(金) 09:41:14
結婚生活ではないので、ちょっとトピズレになりますが、
スペインは20年前30年前は物価も安くて、あまり働かなくてよかったですよね。
お金がなくてもスペインでは人間らしい生活ができる、なんて言っている人もいました。
そんな時代が夢のよう。
先日も魚屋でおばさんたちが物価高について文句を言ってましたが、私達が日本人であるというだけでなく、スペイン人も過去にない壁にぶつかっている、と思います。
働きぶりや、その考え方が、日本人とスペイン人は違うので、夫やパートナーの仕事ぶりにはいらいら、という人は多いですね。

似てる 2012/04/20(金) 11:44:34
うちも今は毎月きつきつな生活です。
日本に住む同年代の友人達の暮らしをみていると何やってんだ私?と思うことがありますよ。

こちら仕事を探すもなく、今は日本の在宅ワークをやっていますが、安定職でもなんでもないですし、ただただ、毎月必要な額とちょっと好きなもの買える程度を稼いでいるという状況にむなしくなります。

日本に帰ったら、別の国行ったらもっといい仕事があるんじゃないかと思ったりもしますが、家のローンが終わっていないですし、行動を起こす状況じゃないので、悶々としてるという感じですね。

長子 2012/04/20(金) 12:22:55
隣の芝生は青く見えるだけなのか、それとも本当に青いのか、悩むことってありますよね。

経済的に恵まれている日本の友人さんにしても、
お給料はあっても出費も多くて実際はカツカツかもしれないし、
お給料は良くても仕事が忙しくて家に殆ど帰ってこなくて夫婦の会話が殆どないのが悩みかもしれないし、
お金に余裕のある男は愛人をつくるかもしれないし、
会社のほかの同期は昇進したのに旦那だけまだで、奥さんはこんなはずじゃなかった、と思っているかもしれないし。
そんなでも、スペインに住んでいる私たちよりずっといいじゃない!かもしれないし。

日本に住んでても、スペインなみの少ない給料で、でも精一杯生きている人たちもたくさんいますしね。

結婚生活でも人生全般でも何にプライオリティをおくかはきちんとはっきりしておかないと悩むことになると思います。

どうしても、お給料たっぷり欲しい、経済的に恵まれた生活をしたい、というのが第一にあるのなら、
他のマイナス要素(夫婦で一緒の時間は減るかも、自分も働くなら家のことはヘルパーさんに頼むか、ちょっと
乱雑になる室内はやむを得ないとする、などなど)は多少なりとも目をつむって、そういう生活ができるべく、
日本移住、果てはパートナーと別れることも視野に入れて、自ら動くしかないと思います。
それでも、時間的制約等で叶わないこともあるでしょう。仕方ありません、それが人生。

でも、やはり実際は、今の生活の中に、捨てがたい素敵な要素というのもあるんじゃないかと思うのです。
他の男性にはないパートナーの方のすごく良い所とか。生活のリズムの中にある至福の時とか。

綺麗事に聞こえるかもしれないですけど、我が家は現在、夫婦で失業中です。もう1年くらい。
でも、こういう状況下で初めて分かる、相手の頼もしさのようなものがあります。失業してても夫は毎日外へ出て、
仕事の営業先開拓などせっせとやってます。うまくいくのかわからないけど、こういう人は
地球が終わりそうな日でも、どっかから食べるもの持ってきてくれそうな感じで、外のことは任せてみようと
思わせる安心感があるのは、私にはとっても重要なことです。
私はパートナー選びにおいて、周囲に流されない強い心を持った人、というのが第一にあったので。
どんなにお給料が高くても、上司の言うことを第一に考えます、という人と私は人生を共にはできないと思います。

とにかく、人それぞれ、ここだけは譲れない、という生活の部分があると思うので、それが何なのか見極められれば
悩む場面は減る気がいたします。

ちょっと自分語りも入ってしまい、乱文失礼しました。

長子さんプラス 2012/04/20(金) 14:59:06
長子さんの意見に賛同します。
Dudaさんの気持ち、解からなくはないですが、自分を信じて今のご主人との結婚を決定したのであれば
マイナス面を見るより(しかもご主人を愛しているのなら)他の人にはないご主人の或いはお二人の
プラス面を見ながら生きていく方が楽しいですよ。
その中で、ご自分に適した仕事を探し続けるなど前向きに歩いて行くのは大切だとは思います。
友人の中に、いつでも今の状況に不満を持っていて(私から見ればどこに不満があるの?と言う感じですが)
仕事を変え、家を変え、環境が変わってもしばらくすると又、不満。
長子さんが仰るように、ご自分に「譲れない物」があって、それが達成しているなら、O.K.として
後は長い目で少しずつお二人の人生設計の向上を図ってくださいね。

ららら 2012/04/20(金) 15:50:53
個人的な意見ですが、幸せの第一条件は家族にあると思っています。どんなに経済的に恵まれていても、納得いく仕事をしていても、それはプラスアルファーで、パートナーや子供と納得のいく関係を作る事が人生で一番大切で、また一番努力が必要なことだと思います。お金がその助けになる事は否定しませんが。
愛してるって言い切れるパートナーがいらっしゃるって、素敵じゃないですか。と、自分にも言い聞かせながら書いてみました。

傍から見たら 2012/04/20(金) 15:51:19
スペイン人との結婚、というタイトルで皆さんそこに焦点を当ててご回答くださってるようですが、、、わたしが質問内容を読んで一番に感じたのはスペイン人との結婚生活についての悩みというより、単にスペイン社会についての悩み、もっと具体的には仕事への悩みに聞こえますが、どうでしょうか?ご主人とはうまくいっているんですよね?

アカデミックな仕事というのは、専門を生かした仕事、ということでしょうか?
・専門を生かして働くことができないのは、単にスペインの失業率の問題ですか?→日本でだったら可能性が大いに上がるのでしょうか?
・専門性が非常に高いことが問題ですか?→どこの国でだったらその知識を生かせる可能性が高いのでしょうか?
・ご自分のアピールが足りないことが問題ですか?→自分の売り込み方を変えたらスペインでも可能性が広がることはないですか?

その次に気になったのが、ご主人の将来性に希望が持てないというくだりです。ご自分の就職状況以上に、ご主人の就職状況の今後に期待が持てないのでイライラするということでしょうか?この点でも同じく、
・ご主人の地位(給料)が向上しないのはスペイン社会のせい?→日本のように年数に応じて給料の上昇が保障されている会社って少ないそうなので、スペインでは希望が見いだせないということになりますね。
・ご主人自身に意欲もしくは能力がないせい?→ご主人がその仕事が好きではない?会社で何か問題がある?単に仕事があまり得意ではないタイプ?

まずは根本的な問題を追及してみてはどうでしょうか?それに応じて解決策が見えてくると思います。専門を生かした仕事ができないから生きがいが感じられないのであれば、そこを追及していくのもいいでしょう。収入の少なさが問題なのであれば、内容を選ばず仕事を選ぶ必要もあるでしょう。スペインでの可能性のなさが新たな問題になるのであれば、そこで初めてスペイン脱出の可能性を探ることにもなるでしょう。そうして改善できるところを改善するように頑張る。どうしても無理な状況であれば、それは受け入れる。妥協というとネガティブなイメージがあるかと思いますが、人生干し芋のすべてを手に入れることは不可能なので、どこかで折り合いをつける、他の表現でいえば、自分にとってよりよい方法を選んで進んでいく、ということが必要になってくるんだと思います。その時、他の方がおっしゃっているような、どこに幸せを見出すか、ということも心理的にとても重要なことになると思います。

傍から見たら 2012/04/20(金) 15:54:02
(上の書き込み)
下から二行目にとんでもない変換ミスを発見しました。人生干し芋の→欲しい物 の間違えです。

女性の労働環境 2012/04/20(金) 17:15:10
私も傍からみたらさんの意見に賛成です。

私は日本でも働いていましたが、正直日本で女性が働くということは、こちらでは感じないようなプレッシャーを感じていました。
実際、ジェンダーギャップ指数を見ても、スペインと日本では天地の差があります。

こちらの仕事で出会う人の中では、女性でも重要な地位でバリバリやっている人も多いですし、正直なところ外国人として働くことの難しさより、女性でも頑張ればごく普通に認められる!というこちらの方が、女性の労働環境として悪くないんじゃないか、と最近、思ったりします。
年齢がいっても、経験をちゃんと評価してくれますしね。

なので、旦那様がビジネスマンに向いていなくても、奥様の側がプロフェッショナルを極めてがっつり稼ぐことを目指したらよいのでは、と思います。

質問者さまも高い教育を受けて、能力をもてあましているようにお見受けしますので、力加減や旦那様への遠慮なしに、どんどん能力を発揮できる道をまい進されたらよいんじゃないんでしょうか?

その過程で、もしかしたらスペイン以外の国へ出るという選択肢もあると思いますが…。

こんな状況であっても、むしろこの不況だからこそ、高い価値を生み出せる能力のある人は、それなりに求められていますよ。
成功を祈ります!



人生干し芋って美味しそう…。

だん 2012/04/20(金) 17:36:48
「日本では名の知れた大学を卒業してマドリッドでは修士をとりました。」
ここから自分はもっとできるんだと思っているように感じます。

それと旦那さんに押し付けたらひどいですよ。

一度の人生 2012/04/20(金) 17:39:06
自分が生かされる仕事を追及してはいかがですか。それがどこであっても。ご主人とは別に離婚するわけではないですし。 
家族第一主義と自分第一主義が両立できると思っているひとりです。一度きりの人生。欲張って!

長子さんに同感 2012/04/20(金) 20:44:01
>婚生活でも人生全般でも何にプライオリティをおくかはきちんとはっきりしておかないと

まさにそうだと思います。私は現在スペインで失業中の身ですけど、働いてる時も稼ぎは日本での半分以下でした。
主人のお給料も一般的スペイン人と比べると良い方だけど、裕福とは言えないですね。
それでも夫婦で過ごせる時間がたっぷりで、関係は良好ですし(もう10年近くになります)、高級レストランには中々行けなくとも時々外食したり、小旅行や日本へ一緒に帰ったり、仲間とワイワイ過ごしたり、すごく幸せだな〜と思います。

これでも日本にいた時はマテリアリスタで、ブランドものの洋服着て、ミシェラン星付きのレストランを開拓したり、それはそれで楽しかったけれど、昔婚約していた彼との関係はそれはそれは冷めたものでした…。
平日彼が家に帰ってくるのは深夜1時、2時、朝も6時、7時には出勤していたし、週末でさえも顔を合わせない時だってありましたから。
学生時代からの長年の彼でしたが、あまりに2人の時間が持てず、これで将来子供ができたらどうしたら・・・?と散々悩み、最終的には別れる事にしました。
時間も信頼関係もお金では買えないですからね。

もちろんスペインでもそういうカップルもいます。
だけど日本よりは、もっと大らかに暮らせてるんじゃないかなーと、周りを見ていると私は感じるのですけど。

人と比較しだしたらキリがないと思います。そりゃ私だって時々比べて落ち込む時だってありますけどね、人は人です。

トピ主様も、何が自分たち夫婦に取って一番大事な事なのか考え、ノートなどに書き出してみてはどうでしょう?
普段見えない事が見えてくるかもしれませんよ。

きり 2012/04/21(土) 01:29:43
私は夫婦共働きで、お互い週1回の休みの日位しかまともに一緒にいれませませんが(仕事のある日は1時間位)それでも仲良くやってます。私の収入の方が夫の収入より1.5倍程多いですが 仕事の拘束時間は私の方が少ないので家事は基本的に私がやります。
時々、「もっと収入の良い素敵な旦那様が見つけれてんじゃないか。それなら私も仕事しなくて良いのに。」とか思ったりすますが、「収入の良い素敵な旦那様」にもそれなりに難点は絶対あって、ウチの旦那様は稼ぎは私より少ないけど誠実だし優しいし真面目だし浮気はしないだだろうし、これはこれで良いんだと思ってます(自分に言い聞かせてる訳じゃないですよ)
「英雄、華を好む」と言う言葉がありますが、社会的地位のある人や高収入の人等は浮気がちと聞きますよ。
全国的に結構有名なインテリア会社の社長と不倫してた友人は、その手のお金持ちの間で愛人を転々としていました。
そしてそのお金持ちの人たちは愛人を常にひっかえとっかえして尽きないそうです。
「普通」が一番なのかと思います。
人と比べだしたらキリないですもんね

Despejada 2012/04/21(土) 03:38:37
日本で社長の女性の知り合いがいますが、今一番欲しいのはやっぱり愛するパートナーだとか。DUDAさんは「愛だけでは救われない現実を感じます」とおっしゃってますが、彼女なら「仕事だけでは救われない現実を感じます」と言う所なのでしょうね。

ちょっと厳しいことを言いますが、旦那のせいにしては駄目ですよ。彼のせいでスペインに住むことになって、自分の能力も生かせない、とお思いかもしれませんが、そもそも彼と結婚したのもスペインに住むことにしたのも、ご自分で決定したことです。誰も力づくでDUDAさんに無理強いした訳ではありませんよね?

今まで自分で決めてこれたのなら、これからも同じです。よし、これからも不満を持って生きよう、いや、少しずつでも満足出来る方向に持っていこう、いずれにしても誰もDUDAさんに強要したりしません。

自分の人生の主導権を握るのが大切かと。うちもDUDAさんと同じような収入・状況で、私も以前はもっと収入・ポストの良い仕事をしたいと思っていましたが、不況の煽りで定職があるだけでもありがたいと思うようになりました。それで今の仕事にも身が入るようになったせいか、収入が少しだけですけど上がりました。

旦那様の笑顔を見れて幸せだな、とか、ちょっとづつ小さな幸せを積み重ねていけるよう、お互い頑張りましょうよ。

青山 2012/04/21(土) 09:12:12
(そうそう、人生干し芋・・・って変換するのかなり大変)
冗談はさておき、
日本人と結婚したって同じ事いってますね、トピ主さん。
なんでも思う様にならないことを全部他人や環境のせにしては
駄目よ。一生そんなこと言って過ごす事になりますよ。
私がいい例なので、申し上げていてるんです。
「足らぬ、足らぬ、は工夫が足らぬ」って昔の格言です。
生き甲斐って自分で作るんですよ

DUDA 2012/04/23(月) 09:40:53
[[解決]]
もう一度自分が何にPriorityをおいているのか頭を整理します。
自分ですべて決めたことですが、人は同じ価値観を持続できないと思います。これ、正直な気持ちです。
ご批判されるかもしれませんが、スペインの生活で失うものが得る物より大きいのであれば、やはり現状を変えてみたいと・・・正直おもいます。いろいろご批判があると思いますが、ひとまずこれにて解決といたします。


追加発言は締め切られました。
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