薬の内服量について




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何が基準? 2012/03/12(月) 13:44:53
こちらには医師や薬剤師のお知り合いの方がいらっしゃるようなので、いい回答が得られるかと思い質問します。

タイトル通り、内服薬の分量についてなのですが、たいていのアドバイスによるとスペインの薬は日本のものより強いので、量を減らして飲むとよい、とあります。それに関して常々疑問だったのですが、スペイン人(極西の人間)と日本人(極東の人間)では、体の仕組み(内臓の強度?成分浸透具合の違い?)が違うからなのでしょうか。それともスペインに限らず、欧米ではマジョリティーの体格が大きいから、ということで内容量が多いのでしょうか。

個人的に、体格によって摂取分量を分けるのが基本かと思っていたのですが、もしそうであれば、日本人と似た体格(身長、体重)の人が多いスペイン人が摂取して問題のない内服薬なら日本人でもそのまま摂取してもいいのではないかと思ったのです。手持ちの、日本の鎮痛剤が、150程度のイブプロフェノンを含んでいますが、スペインでは400と600が主流だと聞きました。わたしは日本ではどちらかというと大柄な方に分類される体格なのですが、最近生理痛がひどく、鎮痛剤の摂取量が以前2錠から3〜4錠/回に増えました。1日3回まで、と限度が書いてありますが、これはスペインの市販薬に満たない量と言うことになりますよね。それで、今回の疑問がわいたんです。極端な例ですが、日本人のお相撲さんと、スペイン人の小柄なサラリーマンとが風邪薬を飲む場合、やはり日本人だから(人種の問題?食生活の問題?環境の問題?)日本の規定量、スペイン人だから(人種の問題?食生活の問題?環境の問題?)スペインの規定量、の方が効くのでしょうか?私個人の場合に当てはめてみると、私はスペインの鎮痛剤400を服用しても問題ないのでしょうか、それとも日本で育った東洋人の私にとっては、多すぎということになってしまうのでしょうか。(今150×4回飲んでいるといっても、400を一回で飲むこととは変わってくるものなのかどうか・・)

長くわかりづらくなってしまいましたが、非常に気になっていますので何かご存知の方がいましたらご回答いただけると嬉しいです。もし具体的な情報ではなくても、この疑問の解決のカギになる情報があれば大歓迎です(例えば、同じヨーロッパでも体格が大きい北欧諸国ではスペインよりさらに含有量が多い、や、様々な人種が住んでいる北米やオーストラリアなどでは人種別に容量が違う薬が売っている、もしくはアジア人は常に少なく飲むのが常識となっている、等々)

医者でも薬剤師でもないですが 2012/03/12(月) 14:14:19
基本的に、薬の量は体重によって決まりますよ。
基本的には体重に依存して決まるものというのは、ほぼすべての人間は、体重の1/13が血液となっており、この割合は人種によらずほぼ普遍だからです。
あとは、治験の結果と安全率を総合的に判断して決めているはずです。
日本で発売される薬は、ほとんどすべて日本での治験結果によって安全の承認が得られているはずですので、欧米と基準が異なることはままあります。
そのようなことをやっていると、欧米でつかわれているよい薬が日本ですぐに手に入らないということが起きますので、欧米の基準をそのまま日本に適応させてもいいのではないかという議論もされてます。
とにかく、薬の基準は国によって違うと思います。
日本はすべての薬をちゃんと検査している(はず)ので日本人の一般的に体格にあった容量でしょうが、いちいち検査していない国は、検査したことのある国の基準(たとえばアメリカ)の一般人の体格にあわせたように売られるのが普通だと思いますよ。

結局のところ 2012/03/12(月) 14:23:58
トピ主さんはどこに住んでらっしゃるのでしょうか?
手持ちの、日本の薬と書いてあるので、スペイン在住なのだろうと推測しますが、もしこのトピが日本在住で質問されているとすると、簡単には答えられないですよね。体重が重ければいいのかどうかという問題ではなくなります。

結局のところ 2012/03/12(月) 14:26:42
なぜこんな質問をしたかというと、私はスペインではスペインのお薬をお医者さんが言うとおりに、日本では日本のお薬をお医者さんの言うとおりに飲んでいるのです。スペインの薬は日本よりも強いという話は聞きますが、鎮痛剤や風邪薬の程度では、あまり深く考えたこともありませんでした。

咲子 2012/03/12(月) 15:19:04
私も同じ疑問を持っていました。
日本では100gのイブプロフェノンを飲んでいましたが、スペインでは600gをいつも処方されます。それで、自己判断でジュニア用の200gを飲んでいます。薬局の人は、それは子供用だよって驚いてましたが。
でも、200gで痛みが治まるということは600gも飲む必要がないということですよね?私は効いているか効いていないかで量を判断しています。
その他の知らない薬は医者の言う通りにしています。
私も真髄を知りたいです。

タブレット 2012/03/12(月) 15:24:07
スペインに来た当初、在西の長い人たちから、ここの薬は強い
から、薬によっては錠剤を半分に割る、あるいは14歳以下の分量で飲むという話をよく聞かされました。
先日、軽いギックリ腰になり、
行きつけのFarmaciaの小父さんに奨められたのが、Voltarén 50mg
で一回2錠、非常によく効いて1度で治りました。
ためしに日本のサイトで調べたらVoltarénありましたが、日本では50mgは発売されていず25mgしかありませんでした。
逆にスペインでは25mgは売っていません。
スペインに住んでいても体は日本人、生理学的にも日本人は肝臓は欧米人より弱く腸は長いといわれていますから、そういうことであるなら、薬の飲み方も要注意、かなり疑問が多いです。

タブレット 2012/03/12(月) 15:32:19
ちなみに日本とスペインでは、コレステロールの基準値も
違いますね。
以前Medicoにそのことを言ったら、肩をすくめて両手を広げる
例のゼスチュアをされて、ノーコメントでした。

curiosa 2012/03/12(月) 15:56:02
スペインでは胃腸系のガンが日本ほどないところを見るとやはりその系統は強いんだと思います。そう考えると胃の弱い私も薬の量を一考せねばと思います。
先日処方された抗生物質も服用した後、胃の下辺りが変でした。

コレステロールの基準値はスペイン内でもlaboratorio(検査した場所)により違いますよ。

聞いてみた 2012/03/12(月) 16:04:33
日本の薬剤師に質問してみた事があります。
ずばりあなたの体格によります。平均的な日本人体格であればスペインの薬は強すぎるので少なめに、大柄であれば気にする必要はない。医者も馬鹿ではないので通常は患者の体格を考慮して処方箋を出すため、基本的には医者の言う通りの量を飲む。
きつすぎれば減らす、医者に相談してみるなど臨機応変に行くと良いとの事。

市販の薬を飲む際に気になる場合は半分の量から試してみてもいいと言ってました。
私もよく薬の成分量をスペインと日本で比較し、参考にしています。

例えば 2012/03/12(月) 16:29:37
いつも処方された通りにイブプロフェン600の大きい錠剤1個飲んでいます。
が、スペイン人の友人(背も高く割と体格のいい女性)が半分に割って飲んでいるのを見て以来、症状によっては半分飲む時もあります。

日本の鎮痛剤でも半量飲んでました 2012/03/12(月) 18:07:40
私は胃がとても弱いので、鎮痛剤はほとんど飲みません。
でも、あまり症状が強い時は半量だけ飲んでいます。
日頃から薬を飲まない為か、効きやすい体質なのか、日本の鎮痛剤でも半量で効きます。
薬の効き方は個人差があると思うので、多いのでは?と心配になるのなら、量を減らして飲んでみるのはどうでしょうか?
効かないか効きが悪いようであれば、規定量に戻してみるのはどうでしょうか?
一時的に症状を和らげる為の薬ならいいと思いますが、もし、持続して飲まないといけない薬(例えば降圧剤等)であれば、納得がいくまで医師と相談する必要があると思いますが・・・

BCN 2012/03/12(月) 19:41:34
聞いてみたさんのおっしゃる通りかと思います。
ただし、日本の市販の錠剤は“緩め”に作られているとも聞いた事があります。これは、実際に日本の製薬会社にお勤めの方から聞いた話で、市販の風邪薬とか痛み止めは、記載されている服用量の1.5倍から2.0倍くらいの量をとっても、問題になる事はまず無いし、欧米のものと比べると一般的に主成分は半分くらいだという事でした。

私は風邪を引くとFrenadolという薬を飲みます。
もう20年以上前、初めて服用した時、鼻水が止まらない状態だったのが、一夜にして鼻の中がカラッカラになったのでびっくりしました。

こちらの医者は患者を薬付けにするのが、どちらかと言うと好きな方で(というか、安心できる様で)、私は友達に医者が居ますが、ちょっと頭が痛いとか風邪気味だとか言うと、すぐに薬を飲ませたがります。
そういう環境もあってか、今はスペインの薬剤の効き目は、スペイン人並みになってきている様です。

半分くらいの量で試していくのが、普通体系の日本人にはいいかもしれませんね。

何が基準? 2012/03/12(月) 23:09:29
半日の間にたくさんのご回答お寄せいただきあありがとうございます。

服用量は体重・体格によって変わる、という意見を聞き、ひとまずほっとしています。ただ確かに、薬の種類によっても変わりますよね。今回は一般的に家庭でよく使われている鎮痛剤と風邪薬に関してと言うことで話を進めたいと思います。

効き目がある量で、という経験に基づく飲み方、いいですね。こちらで買う初めての薬などは、内容量を比較しつつ、日本の物に近い分量から始めてみるのが安全ですね。私の場合は腹痛が以前よりひどくなってきていて、日本の物より少し上回る量が必要になってきていたので余計に心配していたのですが、特に小柄ではない私には特別大きな悪影響が現れるということでもなさそうなので安心しました。ただ、やはり元々の身体のつくりも人種によって変わっているんですね。いらぬ副作用に悩まされないためにも、小柄なスペイン人でもこれだけ服用できるんだから大丈夫、などと安易に考えず、日本での基準と、自分自身の体調とを常に比較しながら適量を摂取できるように考えていけたらと思います。

ところでスペインの鎮痛剤(400/600)を飲んでいる方に是非お伺いしたいのですが、錠剤を服用した後、効果はどのくらいの時間持続しますか?私は日本から持ってきた150の鎮痛剤を飲むと、たいてい5時間程で効き目が切れてきます。ですので最近は5〜6時間毎に3〜4回続けて、というスタイルで服用しています。仮に600を摂取すると12時間は持続する(例えば)、というのであれば、就寝前や頻繁に摂取できない予定の時に活用したいと思いますし、そうではなくて単に初めの効きが早い、というだけなのであれば、薬は少ないに越したことはないですし、今のままの日本の錠剤の摂取でいいかな、とも思います。

子供用の200というものがあるんですね。子供用といっても日本の成人用の物より多いことに驚きますね。150で少し足りない私にとってはちょうどよい量として活用できるかもしれません。役立つ情報をどうもありがとうございます。

咲子 2012/03/12(月) 23:29:56
先程気付いたことがあるので書きます。
私はジュニア用の200を飲みますが、子供はイブプロフェノンのシロップを飲んでいます。使用書を見て改めて驚いたのが、乳幼児への服用量です。
3−6ヶ月の乳児で一回量が50mg、1−3歳で一回量が100mg、10−12歳で一回量が300mgになってます。
http://www.prospectos.net/junifen_suspension_oral

今自分の子供が、私が日本で飲んでいた量より多く飲んでいると考えたら怖いです。こんなに日本と違ってていいんでしょうかねえ。

タブレット 2012/03/13(火) 11:01:59
以前このトピとおなじ趣旨の質問をこの掲示板でしたことが
ありますが、回答が殆ど無く、
「医者の言う通りにする」というものが2,3あっただけでした。
でも、欧米の薬はかなり強いという印象はどうしてもぬぐえず、
以後、私はネットで調べて日本で発売されている同じ薬
(かなりある)は日本の用法で用いるようにしています。

BCN 2012/03/13(火) 14:03:02
トピ主さん、文面から常用されている薬は腹痛用のものの様ですが、どういったタイプの薬でしょうか? 
風邪の初期症状やちょっと気分がすぐれない、身体がだるいといった際にはParacetamol系の薬がよく服用され、腫れや腫れを含む痛みを抑える場合にはIbuprofeno系の薬が服用されると思います。医者が、後者の薬を処方する場合、通常胃を保護する薬も処方してくれます。
以前、ビールス系の風邪(?)にかかり、お腹から来たものの様だったのですが、その際にもやはり胃を保護する薬も同時に処方されました。
私は腹痛といえば、前記のビールス系のものを除いては、どちらかといえば消化不良とか酸を抑えるくらいのものしか経験した事がなくAlmax(だったと思います)でいつも済ませているので、差し支えなければどういう症状でなんという薬をお飲みなのかご教示戴ければと思います。

何が基準? 2012/03/13(火) 22:52:02
スペインの子供用の容量に非常に驚いています。10歳ー12歳で日本の大人用1回量の倍ですか・・・。手持ちの物と言うのが、日本のナロンエースです。これによると、15歳以下は摂取しないこと、となっています。日本の薬剤師さんに市販品の中ではこれが一番効くと言われて、以来愛用していました。帰国した際に大量に買ってきていたのですが、トピ冒頭に書いたように危機が悪くなってきたのか腹痛が悪化してきたのかどちらかはわかりませんが、以前より服用量が増えたので、もし一回分の容量が多いスペインの物でも害がないのなら、または一回で持続時間が長いのなら、切り替えてみようかと考えています。今まで薬は全て日本から持参した物だけで済ませて(済んで)いたのでスペインでの銘柄に関しては全く知識がないんです。

スペイン人ともこのことについて話してみたのですが、「日本もスペインもどちらも長寿国だし、ということは薬の量はどちらが少なすぎる・多すぎる(良い・悪い)ということもなく、うまく行ってるということじゃないの?」という、的を得たような得ていないような微妙な結論に至りました・・・苦笑

こちらの400または600の鎮痛剤を利用している方、持続時間や効き目の出方について体験談を教えていただけるとありがたいです。どうぞ宜しくお願いします。

curiosa 2012/03/13(火) 23:27:30
先日主人がgripeになって処方されたParacetamolはなんと1gで、
私も同じ症状だったので、何錠か飲んでしまったのですが、今気づいてびっくりです。ちなみに8時間おきに服用となっています。

結局のところ 2012/03/13(火) 23:30:58
たくさん意見が出ていますが、結局は日本の150gースペイン400gまで差があって、
どっちの国も長寿で、その国では問題がない。
だったら許容範囲だと受け止めて、あとは個人で調節すればいいのではないでしょうか。

皆さんの意見を拝見しても、強いと感じる人もいれば、効かないと感じる人もいる。
体重も違えば体質も違う。
胃の荒れる人もいれば、気にならない人もいる。
だったら自分に合う量を何度か試していくのが一番である気がします。

トピ主さんの場合は効かないと感じて、大柄なので大丈夫と感じるのなら、スペインでOKの量をMAXの目安に、ちょっとずつ増やしていけばいいのではないでしょうか。

ナロンエース 2012/03/14(水) 08:37:50
私も生理痛の時、一般的な(生理痛特化のものではない)ナロンエースを服用しています。
以前日本の薬局で、薬剤師さんに市販の鎮痛剤の中ではナロンエースが一番強いと聞きました。
何が基準?さんが聞いた「一番効く」とは、つまり一番強いという意味だと思います。

何もないので、大丈夫なんだろうとは思いますが、指定の服用量以上を摂取するのであれば、市販の薬ではなく、逆に医者に行って今までこれを飲んでいたけど・・と説明して処方してもらった方が良いような気がします。

イブプロフェノ 2012/03/14(水) 18:32:44
数年前、奥歯が痛くて治療するまでの間、イブプロフェノ600を処方されました。
その時は、強い薬なので、一日2錠まで、7〜8時間くらいは間隔空けてね、と言われました。
実際、8時間くらいは効いてた気がします。
スペイン人の相方も前に処方されましたが、一緒に胃の保護薬っていうんでしょうか、胃の薬も飲んでましたよ。
肝臓にもよくないから、3日が限度って友達の薬剤師さんに言われてました。

何が基準? 2012/03/18(日) 16:01:34
スペインではイブプロフェノ600が使用されているとはいえ、胃の保護薬が合わせて出されるということはやはり強い薬であるという認識はあるようですね(ほっと一安心?)。8時間連続で効果が続くというのは用事がたて続いている多忙な時には重宝できるかもしれません。いつかのための参考になりました、お教え頂いてどうもありがとうございました!

機会があれば、こちらの医者と直接相談して分量についての意見等を聞いてみたいと思います。ちなみに日本の医者に以前服用量について聞いてみたことがあるのですが(その時は鎮痛剤についてではなく、さらに市販薬ではなく処方薬でしたが)、こちらの医者で出されたのなら問題がないのだろうからそれに従って、とのことでした。強さの違いに関して何かアドバイスがもらえるかと思っていたので意外というか、期待はずれな回答でした。


追加発言は締め切られました。
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