理系女のスペイン語




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理系女 2012/03/01(木) 09:42:20
縁あってスペイン人と結婚し、スペインに移住しました。
覚悟はしてきたものの、スペイン語に苦戦しており、
自分の適性のなさに愕然としている日々です。

もともと家系的な要因もあるのですが、中学に入った頃から理系科目>文系科目の差が
顕著になってきました。テストでも理系科目は勉強しなくても常に95点以上、
文系科目は必死に勉強しても赤点ギリギリというありさまでした。
大人になってからは得意分野に進む事ができたので、不自由なく暮らしていましたが、
まさかのスペイン人との結婚で学生時代の悪夢が蘇った気分です。

夫との会話はまだ日本語中心で、たまにスペイン語の単語が入る程度です。
学校にも通ってみましたが、常に落ちこぼれで、クラスメイトについて行けないので止めました。
友達を作ると良いというのも聞くのですが、人見知りで、1週間くらい誰とも会話しなくても
平気なタイプで、頻繁に電話やメールがくると煩わしいと思ってしまう程なので、
スペイン語の為に友達を作るというのもどうかと思っています。

こちらで知り合った日本人の方々は皆文系学科の出身の方で、文系の方の印象は
お喋りで、ちょっと早口、きっと頭の回転が早いんだろうなぁと関心しています。
今までは理系の人が多い環境でしたので、新鮮な感じです。
適正の違いなのか、お店やレストランの場所の話題になると、皆は通りの名前で話をするのですが、
私は景色や建物の外観、看板のデザインなどで覚えていて、通りの名前は覚えられないので
話にもついていけない事がしばしばです。
子供の頃から映像や画像は1度見ただけで覚えられるのですが、お店の名前などの固有名詞は
テキストではなく、イメージ画像として覚えてしまうので、説明に困る事も多いです。

こちらの掲示板でもスペイン語についてのトピがあり、「とにかく単語を覚える」「動詞の活用を覚える」
などのアドバイスを見かけるのですが、どうやって「覚える」のでしょうか?
やはり繰り返し書く・読む・喋るというのが王道でしょうか?
不得意分野なので、自分で考えつく方法には限界があるので、アドバイスいただけたらと思いました。
その中で自分に合う方法を試したいと思っています。

また、気になっているのが、やはりスペインに住んでいる方は圧倒的に文系学科出身の方、
または文系科目が得意だった方が多いのでしょうか?
普通に考えればそうだろうなという仮定は立つのですが、実際はどうなのか?と。

宜しくお願いします。

ICHI 2012/03/01(木) 10:24:13

 たぶん,理系,文系の問題ではなく どれだけ訓練するかだと思っています. よく話をする人は それだけ訓練する量が多いということではないかと思います. スペイン人は 理系文系関係なく スペイン語を流ちょうに話しますし,日本人も日本語を話します 頭の良し悪しに関係なく. 話す内容はともかく...

 覚えるのは 単語帳を作って,1日10個覚えるなどしてはどうでしょうか. きちんとした単語帳である必要はなく 簡単に持ち歩けるように,小さい紙を2折りにして,片側に単語 他方に意味として どこ行くにも持ち歩いて 頻繁に見て覚えてという感じ.

 作るだけでも 覚える助けになっていくのではないかと. 考えるよりも,まずは 何かスタートしてはどうでしょうか.

理系は文系を兼ねる 2012/03/01(木) 10:24:57
私自身切ないくらい文系女なので理系の皆様がうらやましいです。
さて、私の周りには超理系のスペイン人で日本好きがかなりいて皆日本語がとても流暢です。
私の婚約者も経済学部卒の理系ですが語学や人文学系の知識を学ぶことが大好きでロシア語英語他流暢にしゃべっています。
私は理系は文系を兼ねると確信しています。
というか言語が出来る出来ないに理系だから文系だからは関係ないと思います。

勉強法ですがこれは理系女さんが言われる通り繰り返し書く・読む・喋る、です。
一番良いのはスペイン語でどうしてもコミュニケーションしたい人がいること(モチベーション強化)とスペイン語圏で生活すること、です。
理系女さんはその点理想的な下地が有るため時間の問題でスペイン語が出来るようになると思います。

理系は文系を兼ねる 2012/03/01(木) 10:26:47
ICHIさんとちょうど投稿のタイミングが一緒だったみたいですね。(笑)まさにそうだと思います。

らばこ 2012/03/01(木) 11:27:33
こんにちは、欧州在住7年目(スペインは2年目)です。

私も高校で理系クラス、大学は工学部、就職はエンジニア と
ずっといわゆる「理系らしい」道を通ってきました。

理系女さんと同様、理系科目はクラスで上位に入れても、
文系科目、とりわけ英語はもう目も当てられず、
受験の時は、英語はもう諦めてその分を数学と物理で補なうように と、
先生にまで言われていたほどです。。

正直、英語を避けたくて理系を選んだ と言っても過言ではないのに、
何の因果かヨーロッパに住むことになり、
スペイン語の他にスペインの前に住んでいた他の国の言語も勉強しましたが、
その言語で仕事ができる程度にはなりました。

元々外国語が苦手だし嫌いだったので初めは大変でしたが、
私としては英語よりスペイン語の方が活用や文法、発音がシステマチックで、
理系にはあっているような気がしています。(あくまで私見ですが、、、)

私も理系女さんと同じようにイメージで覚えるタイプなので、
私の場合は本などで勉強したものを自分で覚えやすいようにもう一度ノートにまとめ直し、
それをイメージとして覚えていました。
例えば動詞の活用表なども、表の縦横や、色、線の太さなどを自分の見やすいように書き変え、
その表をイメージとして覚えてしまいます。(私の場合、文字位置が縦に揃っているか、
横に揃っているか だけでも、覚えやすさに違いが出るので)
こうすると一度自分でも書くことになるし、あれなんだっけ?と思った時に、
あのページのあの辺にあったな と思い出しやすく、
私にとっては今のところ一番効果がある勉強方法かなと思っています。

単語は、暗記が苦手なのでなかなか覚えられず、未だに苦労してます。
よく言われるように、ひたすら書いて覚えるようにしたこともありますが、
どうもそれはあっていないようで、昔ながらの単語帳を作ってそれをひたすら見て、
イメージとして覚えるようにしています。

私もスペイン語はまだまだ勉強中です。お互い頑張りましょう。:)

もも 2012/03/01(木) 12:11:31
理系文系は関係ないと思います。
そのスピードに個人差はあるものの、ある程度のレベルまでは誰でも、
勉強と経験で上達するのが語学だと思います。
なんと言っても、自分と全く違わない同じ「人間」が道具として使っているものなのですから。

名前を覚えるのが得意不得意も、理系文系関係ないと思います。
たぶん、興味の方向性の問題だと思います。
(しかし、一度見た映像や景色などを、寸分違わず細部まで頭の中で再現できる能力を、
トピ主さんがお持ちだとすると、それは別の意味で、かなり特殊な能力だと思います)

全く個人的な意見なのですが、語学、特に文法に関しては、理系が得意な人のほうが、
学びやすいと思います。スペイン語ならなおさらです。非常に規則的な文法を持った言語ですから。

というわけで、理系だからと言い訳をせず、辛抱強く勉強するしかないと思います。
頑張ってくださいね。

Almendro 2012/03/01(木) 12:35:16

理系女さんはしっかりと日本語で文章を書かれているのだから、スペイン語が
苦手と言われても全然ピンときません。日本語をきちんと操れる人はきっと外国語にも
対応できると思います。文系だったら外国語を得意ともあまり思えません。

私は高校から英語よりも数学が苦手になったので文系ということになるのでしょうか。
スペインに住んで1年、スペイン語は初級レベルですが、最近発見したのは暗算は
日本語でないと無理、ということです。無理にスペイン語を交えて考えずに、元の
数字を日本語に直して頭の中でとか計算して答を出してからまたスペイン語に戻します。
理系の方の頭だとこういう作業が不要なんでしょうか??

上の方らが仰るように、スペイン語は英語よりも発音や文法のルールがしっかり
守られているし、音も母音が多く、しかもアイウエオなので、英語よりは
日本人にはわかりやすいように感じます。

焦らなくてもそのうちきっと慣れるでしょう。いつのまにか日本語を使えるように
なってたのと同じように。

文系理系 2012/03/01(木) 12:50:20
あまり文系と理系という区別に縛られないほうがいいんじゃないかと思います。自分が文系だと強く意識しすぎると、理系の勉強に対して苦手意識を持つようになるでしょうし、逆もまたしかりです。

こと語学に関しては、苦手意識ほど厄介なものはないと思っています。一度苦手意識を持ってしまうと、実際以上に言葉が難しく感じられることでしょう。言葉の習得の適正というものは確実にありますが、わざわざ自分の方から苦手意識を持って、自分でハードルを上げる必要もないでしょう。

大事なことは理系であることを言い訳にしないことだと思います。無心で文法を学び、単語を覚えてみてください。通訳レベルまで行こうとすれば、多少の才能も必要になるかもしれませんが、必要ない先入観を排除してコツコツやってれば、日々の暮らしに不自由しない程度のスペイン語力は身につくはずです。がんばってください。

バレンシア在住 2012/03/01(木) 12:50:23
私は理系で、こちらで理系の勉強をしております。
もちろん、英語(や日本語)を含めて語学は大の苦手でして、
トピ主さんと同じような状況です。
半年前にスペイン語を知らないままこちらに来て、日々がんばっております。

トピ主さんの頭の構造と私の頭の構造が似ているような気がして、親近感が沸いてきます。(お気を悪くしたらすみません)
スペイン語は文法がしっかりしているので、文法については最近ようやくわかってきたのですが(もちろん規則的なものだけですが)、会話が全く無理です。
私の頭では、たぶん、スペイン語→英語→日本語と聴いた言葉を理解して、それを日本語→英語→スペイン語とたどっている感じです。
それだと、全く会話に参加できません。しかも、その道筋のひとつでも途切れてしまうと、ちんぷんかんぷんです。
器用ではないので、一足飛びに理解することができないので、文法からしっかりやっていればいずれは、と期待する毎日です。
電子機器も、しっかり説明書を読まないとわからないタイプなので、いわゆる「慣れるより習え」という状況です。頭の構造上、一足飛びが難しいということでしょうか。

いずれ慣れるでしょうという皆様の言葉を信じ、一緒にがんばりましょう。

きっかけ 2012/03/01(木) 13:06:12
私も理系の道を歩んで来ましたが、上の方々が言われているように理系だからではなく語学(またはその言語)が好きかどうかで上達の度合いが変わってくるのではと思います。
スペインに住んでいてもずっと家の中でパソコンとにらめっこではもったいないです。是非スーパーマーケットではなく昔ながらの商店街だったりメルカドだったり、店主さんや買い物客同士の会話が少しでも聞けて、そのうち参加できるような場所で買い物をするように心がけてみてはいかがでしょう。普段の会話で使うスペイン語なんて本当にしれています。その辺が使いやすくなってくると徐々に幅が広がっていくのではないかなと思うのですが。
私は子育てが始まってから子供に日本語を教えなくては、と自分のスペイン語の勉強がおろそかになっていて未だにスペイン人ママ友との会話でも「????」となることも多いです。日々の勉強が大事なんですね。私も頑張ろうと思います。

芸術系 2012/03/01(木) 13:42:19
私はラテン音楽が大好きで、必要にかられてスペイン語を学び始めました。
語学は興味なしでは一切頭に入らないと思います。
その証拠に、学生時代に勉強した英語・ドイツ語はさっぱりでしたから。
その点スペイン語はもう習えば習うほど楽しくてどんどん頭に入っていきました。
何系というのはあまり関係ないように思います。

わかるようなわからないような 2012/03/01(木) 14:12:50
理系の人は数式=文法は覚えられるけれども、語彙を増やす脳の働きが弱いということなんでしょうか?

焦らず地道に繰り返したりして覚えていくしかないんじゃないでしょうか。 根気良く続けることを頑張るのが策かと。
脳も使っていれば動いてくるようになりますよ!

少しずつ 2012/03/01(木) 15:40:32
私は理系と文系の中間みたいな人間ですが、トピ主さんの思考法がちょっと近い感じがしたので書き込みました。
スペイン語の単語が覚えられない。道の名前が覚えられない。私も最初はそうでした。
私の場合は、イメージで覚えるようにしたらかなり楽になりました。
具体的には、「りんご」は「Manzana」って単語帳みたいに覚えるのではなくて、りんごの絵(もしくは実物)を見て
Manzanaと思うようにしました。
抽象的な言葉は、たとえば「悲しい」は「Triste」、って覚えるんじゃなくて、泣き悲しんでいる女の人のイメージを
思い浮かべてこれがTristeって考えました。
動詞の活用は、数学の加算式みたいに、
「私、あなた、彼・・・・」+ 「Ir(行く)」 = 「Voy, vas, va...」
「Comer(食べる)」... 「Como, comes, come...」

みたいな図を作って、イコールより右の部分を隠して、友達や彼が、「私」「Comer」とランダムに指摘したのを、
Como!って瞬時に答える訓練、みたいなのをしたら結構覚えられました。

道の名前は、地図を見て、地図の道路の上に書かれている文字ごとイメージとして覚えてしまったり、
こちらの道は通りの端に、必ず道の名前のプレートが貼ってあるので、それをそのまま覚えたりしました。
お店の名前は、お店の名刺に住所が書かれているので、それごと覚えてしまうとか、インターネットのGoogleMapで検索した際の
イメージで覚えてしまうとかはいかがでしょう。

なんか、取り留めなく書いてしまいましたが、参考になれば幸いです。
とはいえ、外国語を新たに学ぶというのは本当に大変なことです。私は30過ぎでドイツ語にトライしましたが、ムリで諦めました。
なので、あまりプレッシャーに感じず、できるところから、少しずつで良いと思います。

少しずつ 2012/03/01(木) 15:45:18
上のコメントで、加算式以下の文章の改行がちょっとズレて見難くなってしまいました。正しくは、Irの下にComer、「Voy...」の下に「Como...]です。でも、分かりずらいですね。申し訳ございません。

Airi 2012/03/01(木) 15:50:37
理系文系の違いというか、右脳と左脳の使い方の違いだと思います。
どちらにしても、言語はコミュニケーションのツールですから話さないことには向上しないのでは。自分が人に伝えたい事があるときは自然に勉強意欲が沸くものです。
私も人見知りですが、彼に毎日長々とラブメールを書くために辞書を引き語彙や表現を増やしました。日記を書くのもとても勉強になりますよ。

クミン 2012/03/01(木) 16:06:43
文系/理系によって得手不得手が違ってくると思います。
私は、文系人より理系人のほうが頭の回転が速いイメージがあったのですが、トピ主さんは逆の印象をお持ちなのですね。

私のスペイン人の主人は超理系で、頭の回転は早いし、文系で計算の苦手な私にとっては羨ましい限りなのですが、かわいそうなくらい、ひらがなとカタカナが一向に覚えられません。

文系人でも語学習得には努力と時間とエネルギーが必要だと思うので、やっぱりコツコツやっていくしかないんでしょうね。

以前スペイン語の先生からアドバイスされた単語の覚え方は、例えば外出時に目に入ってくるものをスペイン語でどんどん言ってみるというやり方です。 一度試してみてください!

理系女 2012/03/01(木) 16:14:20
短い間にたくさんのコメントいただき、ありがとうございます。
上手く伝えられず、日本語もなかなか難しいと思っていますが、
極論として「理系=スペイン語ができない」と思っている訳ではありません。
ただ、右脳と左脳の活性度の違いというか、単語を覚えるという行為に対し、脳自体が慣れていないのではないかと思う事があります。

人間、誰でも向き不向きがあり、得意・不得意があります。
A.逆上がりを1回やっただけで出来る人
B.何度も練習してやっと出来る人
C.頑張っても、練習しても出来ない人がいます。
自分のスペイン語はCだとは思いませんが、Aではありません。
Bなので、時間をかけてやる必要があるだろうとは思いますが、今のやり方は自分にとって効果的な方法ではないように思ってます。

なかなか理解できなかった事や問題も見方、やり方、ヒントを変えただけで閃く事もありますし、
人によって同じヒントで分る人もいれば、別のヒントの方が分るという人もいると思います。
自分に合わない高さの鉄棒で逆上がりを練習しても出来ないのに、その事に気づかずにいるのではないか?と思っているような感じです。

以下要約です。

繰り返し書いたりして勉強しているが、単語がなかなか覚えられない
   ↓
理系科目は得意だが、文系は苦手だった。固有名詞を覚えるのも苦手
   ↓
自分に合った単語を覚える良い方法があるのに、知らないでいるのではないか?
   ↓
他の人はどうやって単語を覚えたのだろう?
   ↓
スペイン語を勉強した、勉強中の人の意見を聞いてみよう
   ↓
自分に合った合理的で効果的な方法が見つかるかもしれない・・・という感じです。

らばこさんやバレンシア在住さんのコメント、すごく良くわかります。
確かに、文法は数学の公式みたいなものなので、けっこう好きです。
少しずつさんのヒントも参考になります。
みなさんの痛いところを突くコメントも有難いです。

同じ! 2012/03/01(木) 16:21:09
私も理系の出身です。
高校の時、文系科目はまーひどいもんでした。
英語なんて赤点ばかりで・・・国語もですが・・・

トピ主さんと同じような境遇でビックリしたので書き込み致します。

スペインに来る前にオーストラリア・アメリカにもいたのですが、スペインでも同じように語学学校に行っても、文法がさっぱりなので、クラスについていけず。。かなり悲しい思いをしました。
そして、私も人見知りで&1人基本OKな人です。

覚えようと思っても頭に入ってこないんですよね。。

なので、わからなくてもいいや!と開き直りとりあえず、耳から言葉を覚えるようにしています。
ニュースを見たり、ラジオを聴いたり、映画を見たり。意味がわからなくても毎日毎日英語やスペイン語を聞いていると自然に覚えてきます。
話せますが、人に文法の説明なんてできません。

私も、お店やレストランの場所を通りの名前では言えません。1度見たりした場所なら記憶できるので、近くにどんな建物があるとか、そういうビジュアルでなら説明ができますが。。

アメリカとスペインで大学に通っていましたが、その時のテスト勉強はひたすら読む。と書くでやっていました。

また、文法でもなんでも図式にしていました。
過去現在未来の直線上にどの文法がくるのか書き。
自分にとって1番わかりやすい例文を書くだけです。
それ以外の科目でも、全ての情報を矢印や丸、四角などで囲み図式のようにすることで記憶していました。

改めて自分の頭の中整理しながら、読み、図を書くことでビジュアルで記憶できるはずです。自分の書いたものは記憶に残りやすいはずなので。
ぜひやってみてください!

お互いがんばりましょうー

超文系女 2012/03/01(木) 17:19:50
超文系です。でも本当に知りたいのはスペイン語の覚え方だろうと推測して書き込みます。
どんなに単語を知っていても日常で使う言葉は限られてますよ。映画や本は困るかもしれないけれど、日常会話は問題ない人もたくさんいます。ストレスに感じると勉強したくなるので無理しないことです。

1日10単語のような覚え方をしても苦手は人は覚えられないでしょうから、3日にぐらいの期間で、1フレーズだけはどうでしょう。
その代わり、本当に自分が使う言葉を覚えるのです。使うのだから興味も持てるし、何回も使っていれば忘れません。

ご主人に言いたい! お店で注文したい!などフレーズを1つ決めて、それをしつこく使ってみる!

フレーズで覚えると、単語の一部分だけ変更して応用もできるので、その後、応用編で活用してみるといいですよ。毎日夕食の席で、ご主人に1フレーズしゃべってみる。日本語が分かるご主人なら協力してくれそうですよ。

音を楽しむことにして覚える方法もどうですか?かわいいなと思う音の単語を、喜んで使っている友達がいましたが、そんな風に楽しむことから入ってみればいいと思います。

やまもと 2012/03/01(木) 18:13:48
あまり触れている方はいないのですが、トピ主さんの言われている、

>お店やレストランの場所の話題になると、皆は通りの名前で話をするのですが、
私は景色や建物の外観、看板のデザインなどで覚えていて、通りの名前は覚えられないので
話にもついていけない事がしばしばです。

結構興味深いなと思ったもので。
これも(こちらも)、文理の違いよりも、習慣の違いの方が大きい様な気がするのですが、どうなのでしょうか?

日本でも車移動では、普通に通りの名前を使っているのではと思うのですが、
本筋の道からずれると基本、通りは名前を持っていない事の方が多い気がします。
故に、日本では文理関係なく、待ち合わせや、お店の場所を伝える際に、ニュアンスで伝えがちな気がします。
スペインでは、どんな小さい通りも名前があり、番号があるので、それを使って情報を伝えるのですが、
こちらに来た頃は、在住歴の長い方が、ある程度の通りの名前などは知っていて、
お店などを教えてもらうのも、通り名で教わるのに、違和感というか、凄いなーと感じてました。
そんな自分も、ちょっと長い事こちらに住んでいる間に、
通り名をメインに伝える事が普通になったなと感じているのですが。

ららら 2012/03/02(金) 00:04:06
知り合いの子どもの話なのですが、とても数学が
優秀な子がいて、その子は1から10の数を
各々色でイメージしていて問題を解決するので、
一般的に教えられている解決法で説明できない
にもかかわらず解決できちゃうそうです。
幸運にもその子はそういう天才的な感性が
許される学校に通っているので問題ないのですが、
一般的な数学を押し付けられていたら、その子は
優秀でなかったと私は想像します。
もしかしたらトピ主さんは普通の外国語勉強方
では頭に入らない方なのではないでしょうか。
たとえば、アルファベットのAを文字として覚えるよりも、
ひとつの絵またはシンボルととらえるやり方なんかが
あるかも知れません。専門的な事はわからないのですが、
このようなテーマについて書かれた本などあるかも知れませんね。
探してみられてはいかがでしょう?

言語習得はスポーツです! 2012/03/02(金) 03:29:41
私も学生時代に英語が出来ずに苦労した文系出身の現日本語教師なので、ややカウンセリングを兼ねて長文で・・・

5カ国で10年間日本語を教えてきた言語教師としての私見ですが、ハッキリ言ってしまうと、やはり一般的に理系出身の方は文系の方よりも言語習得に不得手です。その中でも、柔軟性に欠ける理詰めの方、スポーツが苦手な方(陸上等の個人競技は除く)、体面を気になさる方は、私の中では要チェック生徒に分類してしまいます、すみません。

私が常に生徒に言うことですが、私の考え方の根底に「泳げるようになりたい、と思っているのに、『水泳の本』を必死に読んで泳ぎ方を完璧にマスターしても、たとえ平泳ぎの筆記試験で100点取ったとしても、海に入ったら泳げませんよね。」というのがあります。つまり、文法をいくら覚えてみても、実際に使ってみなければ、外国人と楽しく会話できるようには決してならないのです。ある程度の準備運動が終わったら、やっぱり何よりも海に入ってみるのが一番なのです。

理数系の方はどうしても物事をシステマティックに、要領よく体得したがるので、「2+2+2+2+2=?」という作業に苦痛を感じられます。言語習得においても、どうにかして「2×5=?」という公式を欲しがるので、皆さん文法の説明は喜んで覚えてきますが、特に語彙習得は苦痛以外の何物でもないようです。

これはトピ主サンだけに限らないことで、私が教師の資格を取得するために通った学校でも注意されたいたほど、理数系の人には顕著なものです。

スポーツが苦手、という人を他者がなかなか手助けない様に、言語習得が不得手な理数系の方に、うまく手助けできないなりに、私がアドバイスできるとすれば、
「言語は体系化された物の上に作られているものではなく、既にある土地で共通概念として元々使用されている無体系のコミュニケーション・ツール。その無秩序なものを別の概念を持っている人が、習得しやすいように組織立ってられるところだけをまとめたものが、文法書。なので、システマティックでないことや、例外が多いことに苛立っても筋違い」ということをキッチリ念頭に置いてもらって、「2×5=?」という公式探しを諦めること!でしょうか。

上記の海で泳ぐ話で言うならば、準備運動ともいえる「語彙習得」に関しても、理数系の方は「習得→応用→成功報酬」というサイクルを非常に速いペースで、目に見える形で求めるので、4級800語、3級1500語、準2級3000語、2級6000語・・・といったレベルチェックの出来る単語集を使わせたり、実際の能力試験などを受けさせると、ゲーム感覚でクリヤーしていけるので、達成感も伴い効果が出てきます。

理数系の人だけでなく、体育会系等の、文字書きや忍耐力を要する単純作業を嫌がるタイプの人には、覚えなければならない語を300ほどまず厳選して、単語カードをつくり、覚えたらカードの山からより分けていく(カードリングから一語ずつ取りはずす等)と、量が少なくなっていく単語カードを目で確認できるので、「単純作業」というストレスから開放され、残りのカードをとにかく覚えて終わらせよう、という眼前の有限の目標に集中出来るようになると思います。

それでも覚える事が難しいものは、イラストや色を描き加えるなどして、インパクトをつけること対処させます。理数系の人には必ず、「記憶=インパクト数×リピート数」と教え、記憶するまでに同じ事を何度も繰り返すのが嫌であるならば、自分の中で強インパクトをつけるように工夫させます。

例えば、単語カードの表に「Calamar」、裏に「イカ」と書いてみても、理数系の人の頭の中に「Calamar=イカ」なんて入力されるわけがありません。でも、その横に「足が絡まっているイカの絵」を描き込めば、「Calamar=絡まる」となりインパクト数があがるので、記憶に残り易くなり、リピート回数はぐっと減るはずです。(クダラナイたとえですみません、恥)

プラス、人間の記憶力には「長期記憶倉庫」と「短期記憶引出し」とに類別できる二つの異なった保存場所があるので、知能指数が高い方も含めて、自身で短期記憶から長期記憶のラインに乗せてあげなければなりません。この特効薬が「楽しむこと」です。つまり、覚えたことを実際に使ってみるなどして、更なる強いインパクトを得られると、「思い出」として長期記憶倉庫に保存されやすいのです。

トピ主さんが現時点で既に習得に対して苦手意識があるのなら、短期記憶物を長期記憶ラインに乗せるためには、やはり効果的にリピート作業を行うしかないでしょう。新単語を3日後、1週間後、2週間後、1ヵ月後、3ヵ月後などに定期的にチェックして忘れないうちに合理的に長期記憶倉庫に押し込める。テキストの読み進めなどをして、覚えた単語を頻繁に目にするように心がける、等です。

誰しも、新しいことを覚えるのは楽しいものですが、忘れたことを思い出す作業を繰り返すことほど嫌になることはありません。ですので、忘れてしまう前に時々無理やり思い出させて、長期記憶化させるほうが精神的にはズット楽なはずです。「学生時代に英語で苦しんだから、自分は外国語学習はスペイン語から!」と言っている人が多いのも良くわかります。

専門分野なので長々書いてしまいましたが、(@スペインでは専門職の人が回答するときは長文になりがち、という傾向に甘えさせていただいて…)これで海に入る前の準備運動なのですから、気が遠くなってしまいますよね。

ただ私の経験上、いわゆる「言語オンチ」とカテゴライズしなければならない生徒さんは、「どうやっても品詞分解が理解できないのに頭が固い人」のことです。それでも根気良く教えていきますが、↑の方には私が根負けしてしまう事が多々ですね。

ですので、トピ主さんには海でおぼれてしまわないように、あまり緊張しすぎず、浅瀬で波を楽しむくらいのリラックス状態で、折角ですから、楽しいと思える範囲で精一杯遊ばれたら良いかと思います。
だって、日本には海に入りたくても身近に海が無く、連日プールでバタ足の練習をしている人が沢山いるんですから!!

言語習得はスポーツです! 2012/03/02(金) 03:41:04
いやいや、送信してみてから本当にものすごい長文になってしまっていたことにきづきました、すみません。
そして、実はもう眠くて、文章もまとまりが無く、誤字脱字も多いままで…

重ねてお詫び申し上げます。。。

理系女 2012/03/02(金) 09:27:58
みなさん、コメントありがとうございます。
それぞれのコメントに対し返答したいところですが、文章を書くのにすごく時間がかかってしまうタイプなので、
いくつか目に留まった点について思った事を書かせて頂きます。

日本にいた頃は気づきませんでしたが、日本は比較的イメージ先行型のような気がします。
タクシーに乗って場所を指定する時など、こちらでは通りの名前と番地で済みますが、
日本の場合は「○○公園の近く」と言って、近くなったら次のクリーニング屋を左などというような表現をします。
レストランのメニューは写真付の所も多いですし、企業だけでなく自治体でもイメージキャラクターを採用しています。
イラストレーターやデザイナーさんの活躍のお陰か、商品デザインや看板、ロゴなども凝っています。
視覚的に覚える事が多いような気がしますが、こちらではメニューも文字だけですし、大企業以外はあまりイメージ戦略にお金をかけていないような気がします。そういう環境の違いが脳の働きにも違いが出ているのかもしれません。
イメージで覚える方が得意な人はイメージで覚え、文字で覚えるのが得意な人は文字で覚える
というように、自分の好きな方で覚えられます。

例え話に逆上がりを挙げましたが、私はスポーツも苦手です。
言語習得はスポーツです!さんの、まさに「要チェック生徒」ですね。(自分でもそう思います)
走るのも泳ぎも苦手で、ドリブルシュートもできません。
出来る子からは、「なんで出来ないのか不思議」と言われるのですが、
ボールを持って3歩しか歩いてはいけないとう制約の中で、ゴール下の良い場所にたどり着き、
シュートするというのが、全てのタイミングが合わないのです。
出来ない私からすると、出来る人は尊敬の眼差しで見えてしまいます。
逆上がりもなかなかできずに、泣きながら練習していました。
出来る友達からは「腕を胸に近づけるように」とか、「勢いをつけるんだよ」とか言われましたが、
試してもできずに、もうダメかと思った時に「踏み切りの足を変えてみたら?」と言われ、
試してみたらフワッとできたのです。公式を求めてしまうのもそんな経験からかもしれません。

「好きになる→上達する」なのか、「上達が感じられる→好きになる」なのか分りませんが、
確かに苦手意識や先入観を持ってしまうと前に進めないような気がしています。
ただ、好きになるための方法が思いつかずにいました。
人付き合いが苦手なので、会話できる喜びというものも感じられずにいましたが、
映画などは好きなので、理解できる喜びを見出せるようになると良いかなと思っています。

「Calamar=絡まる」は面白いです。やはり自分にはイメージで覚えるのが合っているような気がします。
私は数字に対してイメージを持っています。覚えるためにそうした訳ではなく、
感覚的に感じると言った方がいいかもしれません。
たぶん子供の頃の絵本か何かに数字をモチーフにした動物の絵があり、そのイメージがそのまま刷り込まれているのかもしれません。
1は優秀でまじめ、2は可愛い感じ・・・など。言葉が意味としてあるのではなく、感覚的に感じるという感じです。
日本ではご祝儀に割れる数字は良くないとか、8は末広がりで縁起が良いとか、そういう言い伝え的なものがあるので、その影響もあるかもしれません。
単語を覚える時も=意味ではなく、感覚的に覚えた方が良いかもしれません。
Primavera=暖かくてほわっとした感じ、みたいな。

まだ簡単な会話しかできませんが、困るのがComoの疑問です。
日本語でもそうですが、「最近どう?」みたいな、答えが分らない質問が困ります。
Yes/Noで答えらえる質問は簡単なのですが、「どう?」っていうのは何に対して聞いているのか、
質問が漠然としていて答えられません。
相手からの質問にはいつも「どういう理由で聞いてくるのか?どういう答えを求めているのか?」を
考えてしまいます。
会話の流れからその辺を読まなきゃいけないのかもしれませんが、なかなか難しいです。

一言 2012/03/02(金) 12:42:40
理系女さま、

あなたの書く文章は読んでいてとても的を得ていて分かりやすく、かつアートすら感じさせられる表現力、とてもいいです。脱帽します。文型の人であろういわゆる作家陣より読んでいてはるかに気持が伝わります。脱帽します。アドバイスはできませんがそれだけ言いたくなったもので一言。

超文系女 2012/03/02(金) 12:54:07
横入りですが、
言語習得はスポーツです!
さんのお話、とってもおもしろかったです。
ちゃんと学んだ先生たちはそんな傾向もご存知なのですね。
きっと良い先生に違いありません。

理系女さん
>相手からの質問にはいつも「どういう理由で聞いてくるのか?どういう答えを求めているのか?」を
考えてしまいます。

それは語学力の前に、会話が苦手な方の典型的考えかもしれません。相手の望む答えを言おうと思わずに、自分の考えることを言わないと会話というものは成り立たないです。

おしゃべりな人は、まったく意味のないことを話している人も多いです。考えると話というのは進まなくなってしまうのではないでしょうか。
どうしてそんなことを聞くの?と思ったら、そう質問してみるのが一番ですよ。それがあなたの心に浮かんだ言葉なのですから。

私も超文系でありながらスペイン人とは会話が苦手なのですが、(日本人とはそうでもないので、何か会話の方向が違うのでしょうね)私が学んだのは質問して相手にしゃべらせること、です。
私は聞き上手、スペイン人は話し上手なので、一見あまりしゃべってないことに気づかれないまま、たくさん会話が続きますよ。

ボケ老人 2012/03/02(金) 13:05:23
私はどちらかと言うと文系なのですが、スペインに来た当初はどーーーーしてもスペインの単語が覚えられずに苦労しました。
なので、当て字と言うか語呂合わせみたいにして無理やり頭に入れました。
例えば
ボケロネス→ボケ老人
エンブド→縁武道
等… ボケ老人がボケロネスを食べてる一こまをイメージし 無理やりですが頭に叩き込んでいくうちに 自然と覚えはじめれるようになりました。
イメージで言うとカッチカチに乾いた硬いスポンジに一滴ずつ「単語」の水滴を落としていく感じでしょうか。

語学習得って本当に向き不向きがあるなと良く思います。

頑張って下さい。

ふと気づいたのですが 2012/03/02(金) 15:25:46
的外れだったらごめんなさい。
私の個人的な場合ですが、漢字って絵みたいなものだから、文章でもざっと目を通して漢字だけビジュアルに頭に入ってくるので
すぐに意味がわかります。
英語やスペイン語は、単なるアルファベットの組み合わせの羅列なのでそれが起こりません。文章すべてを読まないと何が書いて
あるのかわからないのです。
それで、勉強方法として単語の成り立ちから始めたことがあります。
例えば、語頭と語尾の意味。PRE-から始まるものは何かの前という意味、SUB-だったら副、とか。私はそうして語彙を増やしまし
た。
色々な方法があると思うので、一番合う方法が見つかるといいですね。

うさぎ 2012/03/02(金) 16:42:13
私も語彙が増えずに苦労しています。

naranja(果実のオレンジ、オレンジ色)を覚えたらついでにnaranjo(オレンジの木)、そしてmedia naranja(理想的な伴侶)も・・・というような覚え方はいかがでしょうか。

また、必要性に駆られないとなかなか必死に覚えないのでスペイン語を話さざるを得ない環境を作るのがいいですよ。読書もお勧めします。

言葉とは少し違いますが、私はとんでもない方向音痴で地図では最寄の駅から目的地までの行き方を理解しても、実際に現地に着いてそれこそ地下鉄から地上に出た瞬間、方向感覚を失いどれだけ地図を見てもわからなくなります。

違った視点から 2012/03/02(金) 18:59:31
最初に、私は専門家ではないのでまったく見当違いの判断や的外れなアドバイスだったらごめんなさい。

さて、私は理系女さんのスレッドを読み、スペイン語を学ぶことに関し学習障害の一種である「ディスレクシア(失読症)」の傾向があるのではないかと感じました。

ただし、理系女さんは母国語である日本語だと、こんなに秩序だった明解な文章で表現ができ、さらに皆さんのアドバイスを読み理解されているのですから、あくまでスペイン語に関してディスレクシアのような傾向があるのでは?ということでご理解くださいね。

ですから、語学が得意な人のやり方を延々とむやみに繰り返すだけでは、心身共に疲労消耗で終わってしまいそうな気がします。もう少しスペイン語習得に工夫が必要なのではないでしょうか。

有名人であるトム・クルーズは、幼い頃からディスレクシアの症状で悩み、でも克服し今は立派な俳優として活躍している一人ですが、彼は台本を読んでもセリフを覚えることが出来ず、そのためすぺて音声化してもらい聞いて覚えるのだそうです。

ここからヒントを得て、まずは身の回りの物をすべて写真に撮り番号を振るなどして整理し、ご主人かどなたかに、それらの単語をすべて発音してもらい録音するなどして繰り返し聞いて覚えていく、つまり「読む単語」より「聞く単語」を視覚と共に増やしていくのはどうでしょう。

また、スペインはディスレクシアのセラピーが日本よりはるかに進んでいると感じます。お知りあいにLogopeda(言語療法士)がいらしゃったら、もちろん理系女さんはディスレクシアではないですが、事情を話し、単語や会話能力を増やすヒントをもらうというのは、どうでしょうか。

ところで、こんなことを申し上げるのは、実はスペインで生まれ育ったうちの子が日本語を習得するのにとても苦労したことがあったからです。小さい頃から毎晩絵本を読んであげても文字にはまったく興味を示さず、絵ばかりを目で追うような子でした。

驚いたのは、ひらがなを書かせた時、鉛筆の持ち方がまるで写生でもするかのような斜め持ちで、文字というより絵のように捉え書いていたことです。その後、歌の歌詞が覚えられない、漢字が苦手など数々の困難に直面し、もちろん、ディスレクシアを疑いましたが、スペイン語の読み、書き、話すことはクラスでも一番なくらいだったため、なぜなのだろうと悩み続けました。

結果、理系、文系というより「外国語習得には人それぞれ言語を処理する能力が違うため、それに見合った習得方法が必要である」ということに行き着いた次第です。

さて、我が家は、子どもに日本語の文章を理解させたい時には、図解したり、イメージ検索で写真を見せたりと、ひたすら映像や画像に頼ることが多いです。慣用句なども文章だけだとなかなか覚えないのですが、学習マンガで勉強すると20くらいいっぺんに覚えてしまいます。また、文章は常に私が音読してやり、イメージを持たせてから子どもに読ませると理解も深まるようです。

それゆえ、理系女さんも、スペイン語習得はあせらず、くさらず、無理をせず、どうぞ自分に合った方法を、さらにはそれで効果のある方法を模索してみてください。

私たちの体験談が理系女さんのスペイン語習得に少しでも役立てば幸いです。

理系出 2012/03/02(金) 21:03:02
私も理系女さんの気持ちが分かり!、このトピに興味ありです。私もこんなことを感じていましたが、まあしょうがないという感じで流していました。学校にいるときはもっと強く感じてましたよ。私って頭悪いなーって凄く惨めに感じることもありました。やはり文系大学からきている子が非常によく会話ができるので、私からすると天才でした。
理系も文系もどちらもできる頭のいい人は、たとえ理系でも苦労は少ないでしょうが、理系が良くできて文型が全くできないという偏りがある人(私)は、かなり苦労するのではないかなと思いました。
言語はスポーツです!さんの言っている内容が非常にうなずけました。私もスポーツと同じだなと感じてました。理系の人は2×5のように規則があると飲み込みが早いのですが、言語・特に会話は規則は全く無いですよね。規則に合わないと、どうしてこうなの?とつまずいたりしますが、どうしてもこうしても無い!ということもありですよね。そういういみでは、グラマのテストは比較的できるかもしれません。それと、どうしても単語を単純に記憶していくという作業が必要になると思うのですが、単純に記憶する・暗記するのが非常に苦手です。体験して・手続きを踏んで記憶するエピソード記憶は割りといいのですが。私も図関係などは得意です。前もって地図を見ていたら、旅行で知らない土地に行っても地図が無くても大体分かったりします。(この能力を言語に変えたい!)
それと会話中に単語を思い出すなど、記憶を引き出す・出力の面も障害を感じます。でもたぶん、トレーニングですね。。
らばこさんもおっしゃってましたが、意味別に表や色分けで覚えるのもいいと思います。
私は文をまるまる暗記しようかと思ってます。文をリズムのように覚えて(規則を入れて)から、状況によって単語を変えるといいかななんて、これは参考になるか分かりません。
理系の人は、ボタンを押すように謎解きのように解決したい傾向、もしくは黒か白かのように考えたい傾向があるかもしれませんが、たとえグレーの気持ち悪い状態でも、ここは忍耐が必要かもしれません。私にとって言語学習は何だか雲をつかむような、グレーの状態の何とも耐え難い作業です。(文系の人はグレーでも、そういうものと捉えられる柔軟さがあるのかなー)
気づいたら分かりづらいことを長々と書いてしまいました!

理系出 2012/03/02(金) 21:04:38
改行してなくて分かりずらい、すみません。

ららら 2012/03/03(土) 15:01:28
RPGのゲームをしたり、翻訳済の漫画を
読んで見ても良いかと思います。

理系女 2012/03/05(月) 11:11:44
[[解決]]
引き続きいろいろなご意見をいただき、ありがとうございます。
ディスレクシアについて調べてみたところ、自分にもその傾向があるのでは?と思いました。
ウィキペディアで見ると、海外留学中の人が初めてディスレクシアと診断されたなどの例が
あるそうで、日本語とアルファベット言語でも違いがあるようです。
漢字や漢文は比較的好きでした。漢字は表意文字なので、絵のように認識できたからかもしれませんが、
英語やスペイン語はアルファベットの羅列にしか見えないので、ごまかしが利かないのかも知れません。

いつも同じ方の足を組んだり、いつも同じ方だけにショルダーバックをかけたり、
食事の際も同じ方だけで噛んだりすると背骨や骨盤が歪むと言いますが、
脳の使い方でも偏りが出ているのだと思います。
同じ理系出身の友達で英語もペラペラな子がいましたが、彼女は理系科目・文系科目どちらも
でき、読書が趣味でした。
私は本を読むのが面倒で、(今思えばディスレクシアの傾向があるために読む事自体が苦痛に
感じていたのかもしれませんが)漫画ばかり読んでいました。
漫画は読むというよりパッと眺めるだけで1ページの半分は理解できるので、
かなり早いスピードで読めてしまうので楽ですが、本は一言一句きちんと読まないと
いけないのが退屈に感じてしまいます。
ベストセラーの小説でさえも面白い場面に行くまでに飽きてしまいます。
そのような習慣がより一層偏りを進行させたのかもしれません。

スペイン語で書かれた日本の漫画なら良いかもしれなと思って試してみたのですが、
こちらの漫画は全て大文字で書かれているので、とても読みずらく止めてしまいました。
大文字のみの文章が読みずらいと思うのも慣れの問題なのかもしれませんが。

進路を決める際には得意科目を伸ばす、興味のある方に進むというのが一般的だと思いますが、
私の周りは理系科目≧文系科目という人が殆どでした。
ただ、その割合はそれぞれで、5:5、7:3の人も居ましたし、私のように9:1の人も居ました。
バランスの取れていた人は英語や第二外国語も出来ていましたが、私のような偏ったタイプは
散々で、まさに理系女でしたが、苦手な事を克服しようとせず、怠けていた結果なのかもしれません。

ディスレクシアだったと言われる著名人を見ると、アインシュタイン、エジソン、ベル、ライト、
ミース、ガウディ、ダヴィンチ、ピカソなど、理系・芸術系の人が多いようで、興味深いです。
ただ、アガサ・クリスティのような文系の人の名前もあるので、
訓練次第では何とでもなるようです。

いろいろなご意見をいただき、やはり自分に合った勉強方を見つけることが近道のような気がしました。
また、同じ理系が得意な方は同様に苦労し、克服している様子を伺い、励みにもなりました。
皆さんにアドバイスいただいた方法を試して、少しずつ進んで行きたいと思います。
ありがとうございました。

大文字苦手 2012/03/06(火) 17:02:07
解決済みですが・・・。

私も文章を読むのが苦手で、理系女さんがおっしゃるように
大文字が得に苦手です。本当になぜ、漫画は大文字なのでしょう。。。
スペイン語の文章は読んでもらえば分かるけど、文字からはなかなか理解できないのです。。

私は小中高と進みましたが、ほぼ学校へ通っていなかったので、
机に向かって学習するという能力に欠けています。忍耐がもたず、出来ない自分にイライラします。
その為、語学学習では苦労していますが、最初は「文字を見て覚える」をしていました。
単語を字に書いて(自分の文字にするのも大事)頭の中で読み、イメージを覚える。
喋るときは、自分の頭の中の字を読みながら喋る事も多かったです。

それから、いつもメモ帳を持ち歩き、分からない単語に出会ったら書く。
家で調べて、その単語で文章を作り、単語の脇に書き留めておく。
そうすると、後日見返してもその単語を聞いたときの状況を思い出すことも出来るし
その状況とともに、単語を覚える事も出来ます。
それから、興味の無い単語や、使わないであろう単語は無理に覚えない。

理系女さんは勉強が出来たようなので、ふがいなさを感じるかもしれませんが、
最初は適当でいいと思います。語学に長けた人でない限り、
数年でスペイン語が日本語のように操れるようになるわけありません。下積みが違うと開き直ってしまっても良いのではないでしょうか。

私は元々人見知りですが、スペイン語を話すときはアホになるようにしています。
(日本語で話せばもう少しまともな人間なのに。。と思うこともありますが。。)
クラスではいつも落ちこぼれなのは、普通ですよ。
アルファベットになれた国の人にかなうわけがありません。気にしなくていいと思います。

ゆっくり焦らず、poco a pocoで頑張ってください。

今更ですが 2012/03/07(水) 10:38:28
このトピックス、私も相当スペイン語に苦戦しているのでとても共感できました。
私自身は、大学は文系ですが、高校時代もとくにまんべんなくといった成績だったのですが、英語については、中学1年、2年の先生が毎回ゲームしかしない、クラスの大半は塾で英語を習っていたのでかまわないようでしたが、私はそこから劣等感が湧き、それ以来語学ということに対し、劣等感があります。
しかしながら、ここスペインに住んでおり、必要にかられ、新聞等活字を読んだりしますが、集中力が続かない。というかアルファベットの長文を見るだけでうーっとうなってしまいます。そんな中、このトピックを読み、主人に私ディスレクシアの傾向がスペイン語に限ってはあるのか等コメントしたところ、主人から、高校のラテン語の先生がそもそも、アルファベット自体が人間の脳とか視覚にとって混同しやすい文字とのこと。例えばD B d b, P R pq,そして他の方も言っているように、似た単語が多く、最後まで読まないと正確な単語がわからない。(pre, comで始まる等)だから長時間勉強する、読む、または疲れているときに読む際、理解が鈍くなるそうです。主人からはスペイン人ですらそうなんだから、他言語でアルファベットに慣れてない人からすれば余計なのは仕方ない話なんだよ。って言われ、少しは気持ちが楽になりました。


追加発言は締め切られました。
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