日本人夫婦の子供の言語




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心配性 2012/01/24(火) 21:35:15
お世話になります。

スペイン在住の日本人カップルの方々にお伺いしたいのですが、お子様の言語教育(特に日本語)はどのようにされていますか?もしくはどのようにされましたか?
日本人夫婦ですので話す聞くは問題ないでしょうが、日本語の読む書くなどはどのようにされていますか?

やっと言葉を発し始めた2歳過ぎの子供が居りまして、知り合いのスペイン人から「希望する学校に、もう申し込んだほうがいい」と言われたのですが、母国語がまだ確立しないうちから異言語集団に入れてしまっていいのだろうかと悩んでおります。(日本人のいない地域に住んでおります)

最近読んだ書籍にも「分からない言葉を聞き流すことを覚えてしまうと、後々いろいろな面で影響を及ぼす」ということが書かれておりました。統計的に母国語で考えたり表現できるようになってからのほうが、異言語習得が早く、異言語でのコミュニケーション能力も高くなるというのです。
これを読んで私どもの悩みが深くなってしまいました。

たとえば、こちらが望めば、4歳から、もしくは5歳からの入学も可能なのでしょうか?

子供の性格によるところが大きいのでしょうが、皆様の経験や現在行っていらっしゃることなど、お聞かせくださるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

長文になり失礼しました。

日本語母 2012/01/24(火) 22:29:50
我が家は3歳と5歳の子に、毎日プリント(くもんのワーク、ひらがな、すうじ、など)をさせています。
友人では、しまじろうを毎月購読しているご家庭もいくつか存じています。

学校は迷いましたが、スペイン語と英語の学校に行っています。

ただ、本人が帰国子女だった友人や、赴任経験ありの知人には自身の体験から
日本人学校を勧められました。
いずれの言語もどっちつかずになって、どれも遅れをとる可能性が多いにある、と言ってました。
実際、正直なところそれは感じています。

ただ言葉だけでなく、様々な経験を培う、という意味では現地校に入れた事はよかったと思います。

4歳5歳から入れる事も可能だと思いますが、より小さいうちの方が、早く自然に馴染めるとは思います。
特に小規模校でしたら、1歳2歳から通ってた子達のつながりは強く、クラスの輪も出来上がってしまうような気もします。

混乱させる内容になって申し訳ありませんが、実際いま思っている事を書かせて頂きました。

団塊 2012/01/25(水) 08:32:20
私の子供はスペイン生まれでスペインの現地校育ちです。
日本人学校の土曜の補習授業には通いました。

家族の会話は全て日本語でおこない、スペイン語が出ますと日本語を話すようにさせました。
現地校での成績を上げる事に重点をおき、大学は自らの希望で日本の予備校から日本の大学に行きました。
現地校の英語力は大学で友人になった開成高卒の人よりレベルは上だったようです。
日本語の不足は大学の友人達からマスターして、博士まで取得する事が出来ました。


2歳の泣く子を連れて保育園に入れた事を思い出しました。
日本語はお母さんが日本の童話を沢山読んであげてください。
日本昔話や英語のセサミストリーのビデオが好きでしたね。

ネイティブ? 2012/01/25(水) 10:47:57
>話す聞くは問題ない<と仰ってますが、違います。
書く読むだけでなく、日本語自体を覚えさせるためにかなり
努力をしないと、肝腎の「聞く話す」の日本語の能力もとても
低くなります。
例えば、両親の使っている言語の日本語は聞いて解るけれど、
話すことはかなり不得手、あるいは出来ない、になってしまい
ます。年齢が低いほどこの状態になります。

一方スペイン語はネイティブと同じに話せる様になるので、
言葉って子供は外で覚えるのだ、ということが実感させられ
ますよ。
父親がスペイン人で母親が日本人の例はまわりに沢山いますが、
その殆どが母親の願いも空しく日本語は多少の馴染みはある
もののほとんど駄目というのが多いのはちょっと残念です。

心配性 2012/01/26(木) 20:36:25
お世話になっております。

日本語母さま、団塊さま、ネイティブ?さま御回答ありがとうございます。まとめてのお礼をお許しください。

言葉って使わないとどんどん忘れていくもので、学生時代に必死に勉強した英語も、渡西してからウツになるくらい勉強したスペイン語も、恥ずかしながら普段使う言い回しだけが頭に残っているくらいです。(ちなみに夫はかなり操ります)

大人の私がこうなのですから、まだ言葉が確立していない幼児なら普段使うようになるスペイン語が母語となっていくのは仕方がないことなのかもしれませんが、両親が日本人であるゆえに日本語を母語にと望んでしまうのは親の勝手を押し付けてるようで、なんだか子供がかわいそうに思えてきます。

日本語母さまがおっしゃる「いずれの言語もどっちつかずで(以下略)」というところを私どもも危惧しております。
特に夫は、「話す聞くだけでは片手落ちだ」というほどで、今後どういう選択をするかは別として、日本語母さまのお子様のように、通信も取り入れていくことは考えております。

しかしそんな中、団塊さまのお子様が日本の大学へ進まれたと伺い、少し勇気付けられた気がいたします。実は私どもが子供に望む日本語がそのレベルなのです。ですから、そこに至るまでには相当の御努力があったことも拝察します。
絵本の読み聞かせなども面倒腐らずに続けていきたいと思います。

ここで再び質問なのですが、お子様の日本語維持のために、御両親様が参考になさっている書籍やウェブサイトなどがありましたら、私どもにも教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

長文失礼しました。


追加発言は締め切られました。
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