スペイン（EU）圏外での滞在期間

Valentina 2012/01/16(月) 16:36:31
こんにちは、いつも皆様のご意見を参考にさせて頂いています。過去のトピックを調べましたが私の状況に近いものをうまく探せずに新しく質問をさせてもらう事にしました。

先日長年一緒にいるパートナーとpareja de hechoをし、今日tarjeta de residenciaの申請にsubdelegación de gobiernoに出向きました。書類に問題はなく、通常約3ヵ月程でpolicíaとアポイントを取り約半年後程でtarjetaが受け取る事が出来ると理解しました。（先だって別トピにて地域によってルールに変更がありpareja de hechoでのtarjeta de residencia申請は出来ない所もあるそうですが、私の暮らしている地域は大丈夫でした）

私はスペインでは仕事を持っておらずフリーランスでヨーロッパではない国で仕事をし、1人娘という事もあり日本にいる両親と過ごす事も含め1年の内にトータルで3~4ヵ月をスペイン以外の国で暮らしています。今日お話をした担当者の方がtarjeta de residenciaは基本的にスペインで暮らす事が基本となり、あまりに多くの期間を外国で暮らしていると5年後の更新時に延長やpermanenteへの更新が出来ないかもしれない、と言われました。
皆様もEU圏外への長期のバカンスや日本への里帰りをなさっていると思いますが、その際スペイン以外の国での滞在期間を気になさっていますか？今回初めての申請で解らない事も多くこちらで意見を伺えれば、と思いました。よろしくお願いします

BCN 2012/01/16(月) 19:19:55
確か法的には6ヶ月以上継続してスペイン外に居住していると、居住許可は失効するはずです。

最近、居住許可の更新にはパスポートの全ページ・コピー提出要となりました。それは、出入国印により、スペインに本当に居住しているかどうかをチェックする為と言われています。
確か在西日本大使館がOCSニュースの11月号か12月号で、出入国の際に出入国印を押してもらえなかった場合には、空港警察とか、入国後に警察署でそれを証明する様に呼びかけていたと思います。（記憶があいまいですので、各自、ご確認ください。）
確か、これも出入国をきちんとパスポート上でチェックされ、例えば入国が確認できない場合には、その次の入国印までスペイン外に居たと判断される恐れがあり、居住許可の更新の際とかに問題になる可能性があるという事ではなかったかと記憶しています。

ところでスペインでは仕事をお持ちでないという事ですが、スペインに年間で183日を超えて居住されると、スペインで税務上居住者となりますので、個人所得税の確定申告とか必要になるはずですよ。税務上の居住者という事は、原則として世界中で得た所得を申告する義務があるという事で、仕事をされている国で税金を支払われていたとしても、その所得をまとめてスペインで申告しないといけないという事です。

滞在面も含め、合法的にスペインに居住していないと、居住許可の更新を却下される可能性がありますので、気をつけてください。

Valentina 2012/01/16(月) 20:36:30
BCN様、詳しい情報ありがとうございます。法的には6ヵ月以上のスペイン外滞在で失効するのですね、、それほど長い他国での滞在では失効するのも当然だと考えさせられました。今回、あらゆる事の申請にやはりパスポートの全ページのコピーが必要でした。
今までは他の国で暮らしておりまして、日本でも仕事をしながらスペインへはVISAの必要でない年間180日以内の範囲での滞在で入国していました。約5年程そのようなスタイルだったのですが、今後はこちらを中心に生活をしていく事になりスペイン人のパートナーとpareja de hechoをしました。地域により数年一緒に暮らしている証明がないとpareja de hechoの許可が下りないという情報を調べている時に得たのですが、なぜか出来ました。

これまで外国で得ていた所得に関する税金は現在所属している日本の事務所による源泉徴収で引かれていました。それ以外フリーでの仕事は日本だけで行い、そちらでの収入は日本で確定申告してきました。ただ、こちらでの納税のルールについてこれまで調べた事がなかったので、勉強していこうと思っています。今後、スペインでの滞在についてBCNさんがおっしゃる様に納税も含め合法的な滞在となるように気をつけます。

質問に対するご返事と、注意すべき事に対し的確な意見をありがとうございます。

追加発言は締め切られました。