大学院受験のためのアポスティーユ証明の手順




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Toni 2011/11/10(木) 02:26:49
来年1月から語学学校に通い、来年の9月から大学院(修士コース)に進みたいと考えています。まだ日本にいるのですが、私が志望している大学院は今年の11月から願書の受付をしているので、日本にいるうちに揃えられる書類は揃えて置きたいと思いました。

そこで卒業(と修了)証明書とそれらの成績証明書にアポスティーユを付けようと思うのですが、まず学校証明を文科省で取り、証明書類の学校印に対して公印証明を行い、それから外務省で卒業(修了)証明書と成績証明書と学校証明のアポスティーユの申請を行うという手順でよろしいのでしょうか。ちなみに国立大学を法人化の前に卒業・修了しています。

また翻訳証明については、これは必ずしも日本でやっておかなくても、スペインに行ってからでも行ってもよいものなのでしょうか。というのも英文で証明書を発行したので、英文で受験する予定の大学が受け入れるかどうかこれから問い合わせるつもりですが、返答を待っているとアポスティーユの手続きを残り2ヶ月で行えるか微妙なところなので、アポスティーユのために翻訳が必須でなければ、必要になったときに後回しで行いたいと考えています。

以上、過去ログ等拝見いたしましたが、理解不足のところもあるかと思いますが、ご回答よろしくお願いします。

たぶん 2011/11/10(木) 13:18:31
アポポスティーユはスペイン語翻訳必須ですよ。
翻訳証明は日本でもスペインでも出来ますよ。
関東におられるのなら、自分で翻訳したものを翻訳証明してもらうならそこまで高くないので日本でやっておいても良いかなーとは思います。

経験者 2011/11/12(土) 21:01:05
「アポスティーユはスペイン語翻訳必須ですよ」というたぶんさんの書き込み、よく意味が理解できません。
アポスティーユは日本の外務省で付けてもらう物ですよね?
私の経験から言うと、英語の書類でも問題ありません。

その後、それらの英文書類をスペイン語に翻訳する必要があるか否かは、大学院の返事次第でしょう。Homologaciónの場合はスペイン語翻訳が必須ですが、私が大学院に入学した時は英語で受け付けてもらえました。
留学先がマドリーもしくはバルセロナであれば大使館か領事館に出向いて翻訳証明をもらえますし、地方都市であれば日本のスペイン大使館に出発前に御願いした方が良いかもしれません。確か郵送でも受け付けてもらえるはずなので。

経験者2 2011/11/14(月) 09:29:45
卒業証明書・成績証明書は、アポスティーユの代わりに(法人化されたため)、公印証明を行うのだと記憶しています。
法人化前の卒業でも、法人化後に発行された書類に対しては、公印証明が有効ではないかと推測します。

また翻訳署名は、卒業証明書・成績証明書の内容の翻訳を公的に証明する手続きだと記憶しています。私は、公印証明後の書類をスペイン大使館に送り、翻訳証明をもらいました。仰るとおり、渡西後でも大使館か、公的な資格を持つ翻訳家にお願いできます。経験者さんも書いておられるとおり、ホモロガシオンの際には必ず必要ですが、大学院が直接提出する場合には大学院次第だと思います。

それから、全てのそういった証明書は全てスキャナーで取り込むか、最低でもコピーをとっておくことをお勧めします。

BCN 2011/11/14(月) 14:08:23
私の理解は以下の通りです。
公印証明は、あくまで次のステップとしてApostille認証を取り付けるためです。
Apostille認証は公的な書類にしか取り付けることができず、現在大学の卒業証明書は国公立のものであっても公的な書類として扱ってもらえない為、まずは公証人役場で本人の宣誓書をもって、公印証明(公正証書化)する必要があります。
公印証明(公正証書化)された書類には、Apostille認証を取り付けることができますので、外務省でその手続きをする事になります。
スペイン語への翻訳は、それが単なる翻訳でいいのか公証翻訳でなければならないのか、きちんとチェックしてから対応されるのがいいかと思います。

またApostille認証についてですが、それが本当に必要なのかどうか、提出先に確認されるのがいいと思います。

Apostille認証について、本件とは関係なく例としてですが、現在、日本人の駐在員といえども簡単に労働許可が取れるわけではなく、一定の能力を備えている、その為の基礎である専門課程修了済みという事を証明する為に、少なくとも大学の卒業証明書が必要で、それにはまずは公印証明を取って、Apostille認証を取り付け、スペイン語に公証翻訳したものを出さないと、受け付けてもらえないケースもあります。

Toni 2011/11/15(火) 01:41:32
みなさん、お返事ありがとうございます。
過去ログも読んでいても少し混乱してしまったのでとりあえず整理させていただきます。

*申請場所
公印証明→公証人役場
翻訳証明→日本のスペイン大使館orスペインの日本大使館・領事館
学校証明→日本の文科省
アポスティユ→日本の外務省

*翻訳証明が必要なケース
翻訳証明はアポスティーユそのものには必ずしも必要ないが、スペインの学校がスペイン語の証明書しか受け付けていない場合やスペインでHomologaciónを行う場合は必要になる。自分で翻訳して翻訳証明をもらうことも可能。翻訳した文章に公認翻訳家の署名を付けることで翻訳証明の代わりにすることも可能。

*公印証明とアポスティーユの関係
日本の書類をスペイン(というか海外?)で有効にするためには日本の外務省でのアポスティーユが必要。ただし国の機関以外が発行した書類については公印証明(公正証書化)を行った後にアポスティーユが可能になる。アポスティーユする文書は英語でもスペイン語でも問題ない。

*現在は国立大学法人でも私立大学でも卒業時期に関係なく公印証明は必要


とりあえず、ざっとわかる範囲のことをまとめてみたのですが、間違っていることや補足などありましたら、ご指摘いただけると幸いです。

公証人役場??? 2011/11/15(火) 09:53:01
オモロガシオンのためにこの夏日本で私立大学の卒業証明書、成績証明書を取り寄せました。
アポスティーユの代わりに、外務省で公印(?)をもらった後にスペイン大使館で領事公印(?)を押してもらい、
それをスペンに戻って来てから公認翻訳を添えて提出しました。公証人役場には行きませんでしたよ。

経験者 2011/11/15(火) 11:58:18
何かまだ混乱されているような気がします。私は有難いことにこの掲示板の過去ログを参考に滞りなく書類を用意できました。今一度じっくり読んで見た方が良いと思います。

>翻訳証明はアポスティーユそのものには必ずしも必要ないが、スペインの学校がスペイン語の証明書しか受け付けていない場合やスペインでHomologaciónを行う場合は必要になる。
アポスティーユを翻訳する必要はないですし、よってアポスティーユの翻訳証明も必要ありません。

経験者2 2011/11/15(火) 12:46:51
BCNさんの書き込みを見て、上の書き込みは私の記憶違いだったかもと思いました。

BCNさんが書いおられるように、
1)「公印確認」で学校印を公的に有効化。
2)その「公印確認」に対する「アポスティーユ」で、国際的に有効化。
といった、2重に有効化する手続きを踏めばまず問題ないでしょう。

どちらも外務省でしてくれるはずです。
私は返信用の封筒(切手貼付)と料金を同封して外務省に送付しました。

以下、参照URLです。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/shomei/index.html#1-1-1

日本の外務省ですので、分からないことは電話すれば丁寧に教えてくれますよ。

また翻訳証明については、自作のスペイン語訳をCDに焼いたものと、料金と切手を貼った返信用封筒と同封して、在日スペイン大使館に郵送して、してもらいました。

結構骨が折れる作業ですが、渡西後は居住許可証など、もっと骨が折れる作業が待ってますので、これくらいでくじけずに頑張って準備して下さいね。

Toni 2011/11/15(火) 15:42:04
過去ログから、成績証明書や卒業証明書は基本的に公印証明→アポスティーユ、という流れかと思ったのですが、公印確認を外務省でもらいスペイン大使館で領事公印という方法もあるということでしょうか。

公印証明、公認確認、領事公印、アポスティーユ

それぞれどういう役割でどういった場面で要求されるのか、またオモロガシオンと学校受験の際でどう違ってくるのか、まだ区別がつきません。ご教示いただけると幸いです。

公証人役場??? 2011/11/15(火) 16:40:01
>Toniさま
私は、私立高校や大学の書類にはアポスティーユはつけられないと聞きました。外務省の人に公印確認の後、スペイン大使館領事部に持っていくよう指示を受けました。この8月の話です。これにスペインで公認翻訳家の翻訳を付け、オモロガシオンの申請は終わっているので間違いないと思います。外務省にTELすると教えてもらえると思いますよ。

apo 2011/11/15(火) 19:09:12
日本の私立大学の書類をスペインの大学に入学するために用意した経験者です。私立の学校の書類にはアポスティーユはつけられません。文部省が発行した学校証明にはアポスティーユをつけてもらえます。私立の大学の卒業証明書などは外務省で公印証明をもらい、その後スペイン大使館で良治公認をもらいました。

apo 2011/11/15(火) 19:10:48
変換の間違い失礼致しました。良治公認ではなく領事公印です。ああはずかしい!

にこ 2011/11/15(火) 23:25:00
以前どこかのトピに書いた記憶がありますが…

役所や公立高校が出した書類には、直接外務省での「アポスティーユ」
大学や私立高校が出した書類には、外務省での「公印確認」+スペイン大使館での「領事認証」

が必要です。

公証役場での「認証」というのは、文書を作成した人が直接公証人の前で署名、もしくは代理人が署名することが必要ですので、大学の文書等の場合、学長に行ってもらうわけにもいかず、不可能に近いと思います。

なので、
・学校証明→アポスティーユ
・成績証明書→公印確認+領事認証
・卒業証明書→公印確認+領事認証
となります。

翻訳が必要な場合は、アポスティーユと公印確認をもらった時点で、領事認証を依頼する時に自分で翻訳した物を付けて翻訳証明を同時に申し込むという手もあります。
急がなければスペインに来てからでもいいですし。
アポスティーユのために翻訳が必要ということはありません。

Toni 2011/11/18(金) 03:28:48
[[解決]]
にこさんに書き込んでいただいた内容、過去ログの方で拝見させていただいた記憶がありましたが、他の過去ログで別の方が少し違ったことを書かれていたりして(単なる私の誤解の可能性もありますが)どれが本当の情報かわからなくなっていました。今回質問させていただいて、曖昧にしかわからなかった点が確認でき、大変助かりました。

今回証明書の類を大学院に提出するためだけでなく、いずれHomologaciónを行う時のためにも準備しておこうと思ったのですが、講義要項や証明書など自分の語学力では今すぐに翻訳というわけに行かないので、最低限の大学院提出用の書類だけ手続きをしてスペインに行きたいと思います。書類による必要な手続きについての情報や翻訳が必要になった場合は日本でもスペインでも対応できるという情報は大変役立ちました。

ご回答いただいた皆さんありがとうございました。


追加発言は締め切られました。
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