子持ち未婚男性との結婚




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めがぱるく 2011/09/21(水) 10:41:00
現在交際中のスペイン人男性と結婚する意志を固めつつある私なのですが、あまりスペイン事情に詳しくない&何をキーワードに過去暦を検索すべきかすらわからなかったため、トピを立てさせていただきました。

彼は元彼女と15年間の交際・同棲歴があり(幼馴染)、子供も一人いますが結婚はしていません。子供が生まれてからすぐに彼女の育児放棄と浮気が原因で別居し(親元で子育て)、約3年が経ったところで私と出会い、すぐに交際が始まりました。

ただ、彼が結婚したい理由として「僕は元彼女の要望を叶えるために10年を費やしたのに、この3年で家庭も養育権も家も何もかも、彼女に奪われてしまった。仕事も子育てもせずに浮気していた元彼女から、子供が12歳になって扶養先を選べるようになったら自分の方を選んでもらえるよう、壊れない家庭を君と築いていたい。」という言葉があり、大分???と思ってしまい。。。

「質問があるなら本人に聞け!」と言われるのでしょうが、日本事情に疎い彼の方も、私が何に理解が出来ていないのかが分からず、話が今ひとつ噛み合わない上、原則的にはバツ一の男性との結婚を許すつもりのない両親へ、自分自身でも明瞭な説得が出来ず困ってしまっていて・・・
そこで・・・

@スペインにおける事実婚(子供有り)と正式な結婚(宗教婚)との差異に対する本人同士や社会の視点はどういうものなのか。(日本での再婚&後妻として家に入るような見方をされるのか…両親が嫌がるポイントなので)

A子育てをせずに男性間を転々としている元彼女であっても、入籍もしていなくても、母親に全くなつかずに家に返されるのを大泣きして嫌がる子供に育っていても、12歳になるまで彼に養育権は与えられないのでしょうか。(元彼女は子供の前でも彼を叩いたり蹴ったりする上に、子供に物を投げつけたり怒鳴りつけたりするそう)

Bそして月々の子供の養育費だけでなく、彼女達の生活補助として彼はピソのローンを返済等をし続けなければならないのでしょうか。(基本的には彼が元彼女と子供の生活サポートをしているので、事実上は私が彼と自分の生活を支えていく形になる)正式に結婚していない二人であっても、彼女にそこまでの権利があるのでしょうか。

ちなみに彼らは30代半ばで親族のほとんどがバルセロナ在住、私は現在スペイン近隣国在住で、私の両親の了解が出れば、来年結婚しバルセロナに住む予定です。
長文になりましたが、どなたかにアドバイスもしくは過去ログをお教え頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。

あかり 2011/09/21(水) 11:13:31
まず、@ですが、パレハ・デ・エチョ(ドメスティック・パートナーシップ)をしていれば、ほぼ結婚しているのと同じじゃないでしょうか。してないくても、10年も一緒に暮らして子どももいたんじゃ、結婚してたのと同じですよね。婚姻届でてたかどうかなんてスペイン人はあんまり気にしていないような。私が母親だったら、結婚してなかったのに子どもがいるって時点で反対します。

Aうちにもダンナと前妻の子どもがいます。前妻の浮気で別れたんですが親権は向こうです。いいお母さんですが、子どもは過去ずっとダンナと暮らしたがってます。もう12歳過ぎてますけど、やっぱり母親の許可がないからダメだそうですよ。12歳で子どもが扶養先を選べるのですか?州によって違うんでしょうか。

B彼女の生活補助とローンの件については口約束ですか、それとも裁判所の判断? それによって変わってくるのではないかと。口約束なら、交渉すればいいんじゃないでしょうか。 養育費は、今後成人するまで続きます。大学に行くなら、成人後もその学費や教材費など支払わなければいけませんよね。

思いつくところを書いてみましたが、特にBにあった、

> 基本的には彼が元彼女と子供の生活サポートをしているので、事実上は私が彼と自分の生活を支えていく形になる

いいんですかこれで?
彼と、自分の子でもない子どものために余計に働くって感じじゃないんですか?
おいくつなのか知りませんが、もし30歳前後として、人生あと50年あるんですよ。1〜2年先じゃなくて、10年20年先を想像してみてください。幸せだと思います?
本当に余計なお世話だと思いましたが、まだ結婚する前に考えていただきたくて書き込みました。
ちょっと前、パレハ・デ・エチョでも居住許可が出るように法律が変わったようですので、まず一緒に住んでパレハ・デ・エチョをして、2〜3年してうまくやっていけそうだったら結婚すればいいんじゃないでしょうか。一旦結婚しちゃうと、離婚するの大変ですよ。日本みたいに紙一枚じゃ済みませんから。

りりあん 2011/09/21(水) 11:40:25
私は最近、同棲中の彼とpareja de hechoの申請をしようと弁護士のところへ行ってきたばかりです。
ちょっと前に法律が変わり、3年間の同棲記録があればpareja de hechoが申請でき、結婚と同様に5年のビザが出ます。条件は婚姻とほとんど変わりませんが、パートナーが亡くなったりすると、遺産分配はそのパートナーの両親・家族だったり、その辺りは婚姻と違います。(もっと他の例えにすればよかったかな?)

でも、日本の両親にpareja de hechoの説明は難しいし、「事実婚」という言葉を理解できなさそうです。そして、その二人に出来た子供は「婚外子」とされ、スペインでの戸籍謄本はいいのですが、日本へ届けを出した場合、婚姻関係はない為、「未婚のシングルマザー」的な表記になります。
あくまで、ヨーロッパ内での適用されるシステムなので、まだ古風な物の考え方をする日本の両親が心配するのも無理ありません。
そして、もうひとつですが、
その彼の子供はあなたになついてますか?

彼が元彼女と子供を養って、あなたが彼と自分を支える????
そこまでして、一緒になりたいという覚悟なんですか?
なんで、そんな負担を背負う必要があるんですか?

一度、法的機関・弁護士に相談してみるといいですよ。
弁護士も相談のみは無料です。

ちょっと待った! 2011/09/21(水) 12:40:39
男性にとっては、それはもうラッキーとしか言いようのない展開でしょうね。

元彼女と離れて暮らし、自分の給与は自分の子供の養育費等に当てて、少し大きくなれば自分を扶養先に選んでもらえるよう、ヨシヨシしておく。ついでに元彼女の生活もサポート。そして自分自身の生活費は、話がイマイチかち合わなくても結婚して自分を養ってくれるといってくれる優しい日本人女性がいる。

この上ない都合のいい展開ですね。人生最大のチャンスでしょうね。世渡り上手とはまさにこのこと。あっぱれ。

私なら男性を養うなんてごめんですね。理由や都合がどうあれ、私との関係ではない別の要素(元彼女とのマンションの返済だの、元彼女と子供の生活サポート!?だの)にお金を費やし、自分の生活費もままならない男性となど、結婚の意志なんかかたまりません。

しかも結婚するのは、「君となら一生やっていけると思う」からなどではなく、「子供が12歳になったときに扶養先に選べるよう壊れない家庭を。」ですか。子供のためですか。トピ主さんのためではないんですか。

同じ女性として「なめんな」といってやりたくなりますが。まあ、人それぞれでしょうね。
男を養うためにせっせと働いてもいいという女性がいても、悪いとは言いませんが、個人的な意見からして、その男性がトピ主さんのことを本当に愛しているのであれば、経済的な負担はかけさせないでしょうね。
男として情けないと思うのが普通の感覚でしょうから・・・。この状況が「情けない」と思わない男性って・・・うーん、どうなんでしょうね。
トピ主さんをなんだと思っているのでしょうか。
もちろん部外者としてですが、その男性は、カクカクシカジカの経費を出した後でも、トピ主さんに何不自由ない生活を提供できるだけの経済力があれば、結婚をプロポーズできる権利があるんでしょうが、トピ主さんが家計をささえなくてはいけないなんて、なんだか悔しいです。

両親が了解できればご結婚ですか・・・。まずトピ主さん自身があまり了解しているようには読み取れませんが。ご両親の説得はその後でしょう。

面倒なことからは適度なタイミングで撤退して、もっとシンプルな幸せ探しをするという代案もあるということを、一意見として書かせてください。
彼は30代半ばですか。30半ばまで好きに遊んできたから、そろそろ落ち着いた関係を持ったり結婚したりして腰を据えたいと思っている、未婚・子なし・働き者の男や、
20代前半頃から10年程度同棲したけど、結婚せず子供もいないまま別れて、今度は家庭を築けるパートナーを探したいという男は意外と多くいます。
トピ主様がどうしても彼と一緒になりたいということであれば、よく彼と話あって、まずは話がカチ合うまで、御自身が徹底的に理解するまでとことん議論すべきでしょうね。
結婚、前の相手との子供の養育費、スペインへ移住、などはとってもデリケートな問題です。
「(彼が)私自身が何に理解していないのかわからず」とありますが、彼がトピ主さんの疑問を解決できないようでは、「壊れない家庭」を築くのも困難かと・・・。

@は、日本に比べ、スペインには多種多様なカップルの形があるので、とくに悪く見られることはないでしょう。
ただ、上に書いたような私が思うようなことを思う人は多いでしょうね。でも「だから何よ」と思えるならゴーイングマイウェイでいいんじゃないでしょうか。

2、と3は弁護士に相談されるのがベストかと思います。まあ彼が弁護士にいって相談するのが本来の姿なんでしょうが。別居から3年以上たった時点で彼から弁護士に相談するなどの動きがない上、トピ主様がしなくてはいけないという事態がおどろきですが。

同じ女性として応援しています。

まったく同感 2011/09/21(水) 13:48:52
ちょっと待った!さんの意見にまったく同感いたします。
私もちょっと待って〜!と思いました。
よく考えてください。国際結婚、結婚してしまったら離婚するのも大変です。こちらには離婚のトピも多々ありますから、参考にされるといいと思います。

普通の国際結婚ならまだしも、国際結婚の上にこんな条件の悪い結婚を何も、急いでする事はないと思います。
経済的負担をめがぱるくさんがとありますが、お仕事が決まっているのなら良いのですが、スペインでの職探しもすごく難しいです。こちらで結婚して暮している女性達は専門職を持ちながらも専業主婦という方、たくさんおられます。働きたくても働けない状態です。また、子供ができた場合はどうされるのでしょう。

事実婚自体はこちらではよく見られることなので、他人から悪く思われることはないと思いますが、今時の人なのね的な目はあると思います。

こちらでは夫婦共同で親権を持つようなので、いくら悪い母親でも父親が100%親権を持つと言う事がないのかもしれません。そこら辺はよく分かりません。

ピソのローンの件も法律でちゃんと決められたのなら、今後も続くのでしょうね。これもどうなっているのか、彼にきちんと問いただす事です。

その点も含め、彼の言っているプロポーズの言葉(子供の為にあなたと結婚したいと言っているように聞こえます。)も含め、徹底的に話し合った方が良いと思います。
今後の経済的めどはあるのかどうか、めがぱるくさんを幸せにしていく自信があるのかどうか。

ご両親の説得の前にご自身で彼と話し合われた方が良いかと思います。結婚なんていつでもできますよ。

12歳子供の母親 2011/09/21(水) 14:37:50
子供が12歳になったときに彼を扶養先に選んだら、
めがぱるくさんはその子を育てていかなければなりませんが、大丈夫?

こんな言い方したら悪いけど、トピにあるような母親の元で育った子供は、
いろんな傷を負ってる可能性ありますよ。
情緒の不安定な子供である可能性もあります。
でも、めがぱるくさんとその彼が、その子を責任もって教育するんですよ。
そして、生活費はあなたが出す…

そこまで背負い込んでもいいと思うほど、彼は魅力的な男性なのでしょうか。
よく考えた方がいいと思います。

12歳の子供の母親 2011/09/21(水) 14:39:36
別トピに、子連れ離婚したいという内容のトピがあります。
そちらもよく読んだほうがいいですよ。

思うに。 2011/09/21(水) 15:10:46
結婚って、お互いが、お互いを尊重し合って、二人で、幸せを
築いていくものだと思います。初めから パートナーに対して
不信感を抱くような結婚なら しない方がいいと思います。
これは、国際結婚であろうとなかろうと同じことだと思いますが、
他の方も仰られているように国際結婚の場合は、何かあった場合に
障害が大きいということだと思います。

私の経験 2011/09/21(水) 15:23:49
以前、未婚で子持ちの男性と同棲していたことがあります。

毎週火曜日に、その彼の子供が泊まりにくる条件になってました。

ただ、その子供の母親は新しい彼氏と住んでおり、しかも彼のいないときに近所の男性が訪ねてくるという、とんでもない母親でした。その子供は、無垢な感じでそう説明してました。

どうやら虐待(もしくは言葉の暴力)を誰かから受けてるらしく、一度、私がちょっと声を出したら、テーブルの下に入り込み、大声で号泣し始めました。(かなり演技かかってました)

私と同棲してた男性(その子供の父親)もそこ子供には甘く、おもちゃは毎回買い与える、我儘をかわいいと鵜呑みしてる親ばかで、しかも私にはくそ生意気なガキに過ぎず、もし将来的に結婚して同棲することがあるならば、絶対にこのガキを虐待するであろう、と怖くなりました。

その男性とは、とっくの昔に別れましたが、自分のお腹を痛めた子供以外で、そうそう簡単に愛情が注げる自信があるのか、ということが言いたかったんです。

めがばるくさん
今は彼のことを愛してて、全てを受け入れようという自信があっても、これはゴールではなく、受難の始まりだという覚悟はありますか??

日本のご両親が喜んでくれる結末ですか?

他の方々も言ってます。
あなたより、子供との人生を優先しようとしてる。

経済的にゆとりのない男性と、一緒になるメリットはどこですか?

なにより、その男性が頼りなさすぎです。

その元彼女と別れた時に「ACUERDO」(合意書・同意書)というものが存在してるはずなので(養育費・ピソについて)読み返してみれば済むことです。

彼が、そこに合意のサインをしてるから、彼が支払ってるということです。

その男性に問い詰めてみてはどうですか?

不確立 2011/09/21(水) 15:44:45
別トピでも同様ですが、結婚を急いでいる人が多いような気がします。こういう場で相談をしなければいけないほど相手のことを知らないのであればまだ結婚する時期が来ていないんだと思います。まず同棲して相手や家族友人関係のことをわかって百パーセント納得してから結婚するのでは遅いんでしょうか。結婚は簡単ですが離婚は大変です。居住許可等の面だけ考えてまず結婚という段取りはどう考えてもおかしいです。もし今のお考えで話を進めたいならまずトピ主さんがスペインで仕事を見つけて経済的に自立出来た状態でもう一度考え直した方がいいと思います。そうでなければすべては想像上の将来です。

今一度考えて。 2011/09/21(水) 22:42:34
なぜあなたは結婚急いでるの?

あなたは、外国人と結婚したいの?

あなたは、外国人と結婚したあとのこと考えてますか?

どうしてこんな問題が大きい彼と一緒になるのですか?

彼が日本にすむ日本人と考えて・・・。結婚考えますか?

あなたは彼のの子供が成人するまで、子供と元妻と彼のために働くのですか?

今一度考えて・・・。

高給取りでなくてもいい。普通の家庭で育った、未婚の彼がよくないですか?

彼とあなたが結婚、妊娠、出産。両家が喜ぶ家庭を持ちたくないですか?

そこまで好きだったら、結婚する。 2011/09/22(木) 00:15:43
貴女が、私の友達だと思っての、アドバイス。責任は持たないけれど、いち意見として。

そんなに好きなら、結婚すればいいのに。
あんまり考えちゃうんだったら、やっぱりやめれば。
不安だよね。気にかかるよね。 子供とのConvivenciaなんて、想像できないよね。

でも、好きな人の子供だったら、案外気楽に過ごせるかもよ。彼との子供も、できるかもしれないし。そうしたら、そんなに前妻との子供のことは気にならなくなるかもしれない。逆に、もっとおおらかに受け入れられるかもしれない。 引け目感じなくなるかもしれない。  いやな思いすること、勿論あるとおもうけれど、それも彼の人生の一部ということで、そんなこともひっくるめて、好きだったら受け入れるしかないよね。

日本の両親は、事実婚は理解しづらいよ。

法的に自分の権利をはっきりさせておいて(ante Notario)、守るものは守っておけば、べつに結婚してもいいのではないかな。 そこまでして、彼と結婚したい?スペインに居たい?日本にいたくない?結婚がしたい? そこ、みつめてごらん。

結婚する前にも、しばらくスペインに住んでみる事をすすめるなあ。 スペイン人はけっこう手強いよ。 

どんな結果であれ、めがぱるくさんが納得できる決断にたどり着けること、応援してる。 このトピでは結構厳しい意見もあるけど、みんな正直に書いてくれてありがたいよね。ただ、守りの意見が多いことは確かかな。でも、それも経験者の大事な意見だと思う。 また、報告まってる。

うん 2011/09/22(木) 01:00:08
そこまで好きだったら、結婚する。 さんの意見を聞いてとっても納得しました。

皆それぞれに事情とかあるし、本人が結婚することを考えているのに、「メリットがないからやめたほうがいい」と言い切ってしまうのは、とっても違和感ありました。
というより、(そうか、そういう風に考える人もいるんだな)と逆に目から鱗でした。

「結婚したら男性に養ってもらうのが常識」「その経済力がかなければ結婚するメリットなんてない」と考える女性がいても、そういう考え方を否定するつもりは毛頭ありませんが(男性側でもそういう女性を求めている人もいますしね)、さりとて世の中そういう女性ばかりじゃないです。

キレイ事といわれても、「大好きな人の力になりたいから」という動機でパートナーとの結婚を考える女性だっているし、少なくとも私は仕事もしているし、自分の食い扶持は稼げるので、そういう利害を考えずにパートナーを選べます。

むしろ、社会的・精神的・経済的自立を保てる程度には稼いでいたい気持ちもあるので、仕事をやめて完全に家庭に入るよりは、仕事を続けられる状況は決して悪くありません。
現実問題、そういうリスクヘッジなしには、一人の男性に自分の人生預けるは私には勇気ないです。

そして、正直な話を言えば、キャリアを中断したくないので、子供は別に持たなくてもいいかなとか、あるいは養子なら出産や育児の何年分かスキップできるかな?、とか真剣に考えたりすることもあります。

とにかく、そういう女性だっているんです。

かといって、専業主婦はそれは本人と家族が満足するならそれはそれでかまわないとは思っています。ただそういうライフスタイルに向かない女性だって世の中にはいます。

どちらの道を選んでも覚悟がいります。
どちらが正しいとかじゃないんです。
何よりも、前の方が言われているように「めがぱるくさんが納得できる決断にたどり着けること」。それにつきますよね。
自分自身と彼の望むことを心行くまで話し合って、それをご両親に分かってもらうこと、やっぱり大切なのはそこなのかもしれませんね。

12歳子供の母親 2011/09/22(木) 02:34:40
>うんさん

思いとどまった方がいいと言っている人達は、
専業主婦になれないじゃないかとか、夫に経済的に頼れないじゃないか、
と主張しているわけではないし、そこが理由じゃないんですよ。

この話が、共働きで働けば解決する話だったら、
こんなに厳しくも真面目なレスはつかないと思いますよ。

最終的には、めがぱるくさんが納得して、これからの人生のパートナーを選ぶのが大事、
というところには、私も賛成ですけどね。

メガパルク 2011/09/22(木) 06:00:40
たった半日でこんなに皆様からご意見を頂けて、本当に感謝しています。そして私の説明不足で大変な誤解と不要なご心配をお掛けしてしまった方々、本当に申し訳ございません。

まず、私の方の環境としましては、子供のころに大病・手術経験があり、子供好きではありますがほぼ子供を産める身体ではなく(0%ではありませんが)、子持ちの男性との結婚、もしくは同様の悩みを持つ男性と養子をもらうことは私の方の願いなのです。

そして今回の経緯も、私が自国に帰る時に決まって子供が「帰らないで!」と大泣きをする。「ママのところに帰さないで!」と車に乗ってからも大暴れ。ママ宅に連れて行ってもドアやパパにしがみついて1時間ぐらい抵抗し、いつも泣き疲れたところで試合終了となるようなので(私はその間、車で待っている)、どちらかというと、私のほうが子供の傍に居てあげたいのです。一緒に指遊びをしたり、ダンスをしたり、3人でお買い物に行ったりすると、本当に子供が大はしゃぎをするので、私もとても幸せなのです。パートナーよりも子供が大事なのは、、、私の方ですね。

経済面ですが、正しく「うんさん」が書かれている通り私もキャリア組で、コンピューターを介して仕事ができるので、居住国に関係なく収入があり、経済的に男性に支えていただく必要性はこの先も皆無かもしれません。実際ここ15年は海外で生活をしており、仕事上特に大きな問題はありませんでした。
また彼自身はごく普通の収入ですが、御両親に資産があり生活環境としては既に充分与えられて育ってきているので、それなりに家族を養っていける経済力ではあります。

非常に書きづらいですが、私達の問題はつまり“元彼女”なのです。常に彼にお金を要求し、彼が理由をつけて渡さずにいると、子供にご飯を食べさせなかったり、汚い服のままでいさせたりし、その言い訳は100%「そのお金がなかったから…」

なので、私も彼には「私のことは気にせず、今まで通り好きなだけ子供にお金を使って良いから。」と言っていて、彼自身も本当に贅沢をせずに慎ましくやっているので、私が彼を励ましながら外食に連れ出したり、服を買い換えてあげたり、という感じです。彼は私の実際の収入を知らないので、特に経済的に甘えてくる訳でもなく、主婦的なお手伝いをして気持ちで返してくれている、というところでしょうか。私達だけでなく、彼のご両親も私の方もこれには納得なのです。(スミマセン、書き方が巧くなく、多くの方の誤解を招いてしまいました。。。)

問題は、結局元彼女が常に彼からお金を巻き上げ、自分の好きな洋服やコンピューターを買ったりしていること。そして今度は子供の送り迎えに必要だからという理由で免許を取って車を買う資金をねだっているらしく。。。 彼は子供が飢えるのを見るのがたまらないので、また払う訳です。

それが私としても私の両親としても納得がいかないのです。元彼女が元妻ではないのなら、そこまでの権利は無いのでないか。また権利が無いのであれば、私達は法的手段に訴える事が可能なのではないか、ということ。また逆に、そこまで“母”が強いとなると、やはり結婚をしても何かと口出しをされ、肩身の狭い思いをしなければならないのではないか、という心配もあります。

12件のコメントに一度に答えようとするとどうしても長文が避けられませんが、最後にもう一つ…
私と彼はカソリック教徒なので、神前で結婚した場合は生涯離婚は出来ません。私は比較的敬虔な方なので、婚前同棲にもかなり抵抗があります。が、子供に毎度「帰らないで」と泣かれた分、もう二度と離れない、という決意を込めて、あえて神前結婚(宗教婚)にしました。単なる憧れやのぼせ上がりではなく、一人の子供の将来を二人で守っていきたいが故です。


率直なご意見を下さった皆様に感謝をしつつ。。。

弁護士に相談しては? 2011/09/22(木) 09:03:28
子供の虐待があるようですし、さっさとその母親から親権はく奪もしくは彼が日常生活の面倒を見て、2週間に一度母親に会いに行くという形態に変更する訴訟をすることはできないのですか?
子供の問題は結婚で解決するとは思えないので、まずはその辺のところを弁護士に相談するのが先決かと。
生活環境は流動的なものですから、別れた時の状況を子供の成人まで続けなければイケないものではないと思います。
こういうことは時間がかかりますが、母親が虐待している事実を証明できれば、取りあえず父親との生活が認められると思います。
お金を巻き上げるために子供に食事を与えないなんて、事実だとしたら言語道断です。
子供の人権に強い弁護士であれば、さらに強い味方になってくれるとおもいます。
まずは、問題の根本を解決するべきではないでしょうか?
結婚がその後でも、同時でも構いませんが、私なら、最初に弁護士を探すと思います。
参考になれば幸いです。

あかり 2011/09/22(木) 10:08:16
そういう状況だったのですね。
元彼女のタカリかた、尋常じゃないです。怒りが湧いてきます。

私も、上に書き込まれている弁護士に相談しては?さんに賛成です。
そこまで子どもがひどい状況に置かれているなら、児童虐待で親権を取れるかもしれませんよ。
証拠を集めて、弁護士に相談するべきだと思います。

トピ主さん方に良い展開になるのを祈っています。

まったく同感 2011/09/22(木) 11:35:05
うーん。上でも発言した者ですが、そういう状況なら外部の私達が何を言ってもしょうがないですね。結婚の意志は固そうですし、彼のお子さんの事も愛していらっしゃる。そこまでの覚悟があるなら、大丈夫だろうとしか言えません。
ご両親にもその覚悟をお見せになったら、許してもらえそうな気がします。私が親でも最初は猛烈に反対するでしょうが、最後には娘を信じるしかないような。

ただ、その状況でなら、上記の彼のプロポーズの言葉はしっくり来ると思うのですが。たぶん、日々一緒に過ごしてきた中でそういうお話もしてきた上での言葉なのですよね。めがぱるくさんは何に納得がいかないのでしょうか。元彼女の点ですか?
彼が10年も費やしたとか元彼女の事をグダグダ言っている事が気に入らない?。それとも、子供が12歳になるまで待たなければならないという所に?なのでしょうか。今すぐにでも子供も一緒に暮したいという事でしょうか。

それは、やはり訴訟なり何なり行動を起こすしかないでしょうね。このままでは元彼女のいいなりではないですか。子供の養育費とピソのローンだけではなく、彼女の生活費の世話までしていると言う事ですよね。養育費もいくらまでという上限はないのでしょうか。彼も裁判を起こす資金がないという訳でもなさそうですし、まずは結婚前に、めがぱるくさん同伴で、弁護士さんと相談したらよいと思います。

でも、なぜそんな彼女に養育権も奪われてしまったのか。母親ってだけでそうなったと言う事ですよね。それだけ女性が保護される法律なのでしょうか。
とにかく、その点だけは、結婚前にはっきりさせておく事をお勧めします。

ちょっと待った! 2011/09/22(木) 13:20:15
「まったく同感」さんにまったく同感です。

そこまで硬い意志があって宗教結婚ということまで決まっているなら、両親が悪く思おうが、スペインでの社会の視点で同見られようが、どうでも良いのでは?
周りの人はみんな「あら、そう。ならそれでいいんじゃない?」というしかないでしょうし。ご両親だって、結局はトピ主さんが選んだ人生ですから、折れるほかないでしょうしね。

パートナーであり子の親である、その男性が、さっさと弁護士に相談するなり、訴訟でキチンとお金と育児関係の問題にカタをつけるなりしない、そのうえ、新しい彼女であるトピ主さんが動かなくちゃ事が前に進まない、しかもお金はどんどん元彼女のもとへ流れる、というところが結局ヤキモキの原因なんでしょうね。

まあ、子供をエサにゆすりをかけてお金が出てくるようなら、元彼女もそれはそれはおいしい打出の小槌があるようなもんですから、居心地がいいでしょうね。言えばホイホイお金が出てくるわけですから、彼女も豪遊できるのでいいですね。都合のいい男と思われていないといいですが。

元彼女は仕事をしているのでしょうか?失業中であれば、裁判で、養育の為の経済力不十分で父親に養育権がいく可能性はあるでしょうね。最悪虐待で訴えるという手段もありかと。とりあえず、元彼女の恐喝にゆさぶられることなく、真っ向から正当に立ち向かうのがベストでしょう。もちろんトピ主さんが、ではなくて、男性が。しかもそれが男性のイニシアチブであれば尚良いですね。頑張ってください。

めがぱるく 2011/09/22(木) 13:46:05
すみません。
前回カタカナに変換してしまいましたが、同じ「めがぱるく」です。
来年実際にそちらで生活を始めるので、詳細を書くことを避け質問を投げかけたことで、皆様に誤解やご心配をお掛けしてしまいましたこと、深くお詫び致します。

皆様からアドバイスを頂いております通り、私達ももちろん、元彼女からシッカリと虐待の証拠が出た日には晴れて(!)訴え出るつもりでいますが、彼女はそれなりに子供に愛情を感じているようで、子育ての苛立ちは暴力的な形では出ず、育児放棄となって現れるようです。

また彼女自身は長年事実上の主婦として彼に支えられていたので、実際学歴も職歴も社会経験もほぼ全く無いまま今に至っており、彼女自身も彼に見捨てられた後、自分で生計を立てていく術が無いことが大きな不安要素となって、精神的に病み始めたと聞いています。

ですので、今後彼女の精神不安定状態が更に悪化するようであれば、またそれを理由に親権を、とは思っていますが、現状はこのような状態であっても、社会的弱者である母親の方に強く権利が傾いてしまったままです。

彼と彼のご両親もかつて弁護士に相談したそうですが、「子供が母親側の経済状況に見合った生活を強いられている(母親の生活水準が低い)」という理由では訴訟を起こせない、と却下されたそうです。
私の疑問点も「まったく同感さん」と全く同感(!)なのです。ここまで子供が嫌がっている元彼女に、男性の間を転々としているような元彼女に、そして母親としての責務をこの先も果たせるようには思えない元彼女に、どうしてそれだけの扶養権が与えられるのでしょうか。
同様のご経験をお持ちで、改善を図れた方がいらっしゃいませんか?どのような手続きを踏まれたのでしょうか。


皆様の厳しくも率直なご意見、本当に考えさせられる事が多く、一つ一つ有り難く読ませて頂いております。特に私の両親も同じような思いを抱いているだろうな、と気づかされるものには、「何を好き好んでこのような訳有りのところに飛び込んでいくのか」と自問せずにはいられません。
ただ、子供を授かりたくても授かれず、社会的に自立してしまった私としては、生活費は振り込むので親権だけは譲って下さい、と元彼女に言い放ちたい思いでイッパイです。

本当にはにかみ屋さんでいじらしい可愛い子供なので、既に親の目や顔色を伺う習慣がついてしまっているのが可哀想。。。とにかく大きな瞳から涙をポロポロとこぼして「帰らないで…」と泣きじゃくる様、Skypeで一緒にお歌の練習、電話では「今度いつ来るの?」等の訴えに、私自身も既に堪え難いものを感じています。

一日も早く私の両親に納得してもらい、子供の傍に居てあげたい。今のうちに少しでも沢山楽しい思いをさせてあげて、複雑になるであろうこの子の思春期に備えたい。
そのためには少しでも多くの時間を元彼女から得たいのです。また必要であるならば法的手段に出られるよう、“スペインでの常識”を知りたいのです。

私見でも全然構いません。是非ご意見の程、よろしくお願い致します。

トピズレ? 2011/09/22(木) 13:47:28
結婚について迷っているという相談ではないので、一度ずれてしまった話題を元に戻しませんか?@からBまでの質問に答えられる人が答えればいいと思います。

私は@しか分かりませんが、どなたかも答えていらっしゃるように、事実婚と正式婚は本人にとっても社会的にもスペインでは違いがないように思います。

難しいと思います。 2011/09/22(木) 22:10:08
 私の旦那が離婚経験者でまあそれなりに弁護士とのやりとりも
ありましたので、聞いてみましたがスペインで親権が父親に渡るというのは非常に難しいと思います。そのせいで訴訟をしている父親がスペイン国内でたくさんいるそうです。父親に親権を!という
フェミニズムならぬマスキュリニズムのムーブメントもありますし、これは全欧的な傾向でしょう。

私の周りでも母親の親権が剥奪された例は少なく、
母親が ”犯罪者である””精神に異常をきたしている”などと
いう場合で無い限りなかなか難しいと思います。
私の周りで親権が父親にあるケースは”母親が親権を放棄した”
ケースと ”母親が精神に異常をきたした”ケースです。
勿論それでも母親に面会の機会はあります。

めがぱるくさんの恋人はどれくらいの割合で面会が認められて
いるのでしょうか?? 養育費や母親の生活費を払っていると
言うことであれば面会の割合を増やすということは可能では
ないのでしょうか? 

ただし、めがぱるくさん そのお子さんは本当に母親と離れて
暮らしたいと思っているのかしら?? 残酷なようですが、子供
ってそういうものですよね、他所の人で遊んでくれる人には
なつくけれどもそれでもずーっとお腹の中で育ててくれて赤ん坊
の頃から一番多くの時間をすごした母親に対する執着というのは
理屈では説明できない、もっと本能的な物なのではないかと
思います。一緒に遊んでくれる人と離れたくない、また会いたいと
いう気持ちと母親と離れて暮らすというのには大きな隔たりが
あると思います。生物学的な母親の力ってやはり大きいと思います。お子さんが小さいうちは特にそうでしょう。

めがぱるくさんとパートナーの方が納得いかなければもう一度今の
コンディションを見直す裁判をする事も可能だと思いますが、
子供の事を考えればパートナーの方が子供の母親と話し合って
子供の教育や生活態度を母親に改善してもらい、その上でパートナーの方が子供と過ごす時間を増やしてもらう方が現実的で子供にも良いと思います。

私自身も旦那と子供くらいは私一人で食べさせていけるとそれくらいの覚悟でなければ外国では暮らせない。と思って今まで仕事を
がんばってきました。もしもめがぱるくさんと同じ状況ならきっと
同じようにします。なので共感する気持ちもありますし、応援もしていますが、やはり現状で親権が母親の方に優先的にいくというのはそれなりの理由があってのことで、それを奪うのは子供にとっても大きな決断であるという事をお伝えしたくてコメントしました。 

私の経験 2011/09/23(金) 01:59:42
過去にコメントしたものです。

トピ主さん意見が聞けてよかったです。

で、結局、「DEACUERD」にはどう記載されていたんでしょうか

弁護士に相談しては? 2011/09/23(金) 09:11:21
良く分からなのですが、ここ一年くらいの間に、共同親権なのだから子供と一緒に過ごす時間を同じにできるようになったとかニュースで見ました。不確かなので、どなたからご指摘があるかと思ったのですが、違いました??
これは子供にとって本当に良いのかどうか分かりませんが、親の権利としては、子供と一緒に過ごす時間を増やしたいとか、仕事の関係で、子供を平等に面倒をみるとかいう趣旨だったと思います。
こういう流れもあるので、Regimenのあり方にはまだまだ検討の余地があると思いました。
なので、もう一度弁護士に相談してみると良いかと思ったわけです。
一筋縄では行かないのは承知の上です。でも、何か糸口を見つけて始めないと、変わってゆかないですよね。
また、「生物学的な母親の存在が理屈ではない」というご意見はごもっともですが、それを踏まえても、ケースバイケースだと思います。
子供の状況を改善することは難しい問題ですが、頑張る価値はありますよね!

質問です 2011/09/23(金) 09:53:53
ちょっとずれた質問で申し訳ないのですが、スペインでは教会で結婚すると生涯離婚出来ないのですか?私の周りでは教会で結婚しても離婚している方がいらっしゃったのですが、参考までにご存知の方がいらっしゃったら教えて頂けますか?宜しくお願いします。

本音と建前 2011/09/23(金) 10:51:26
質問ですさん、
できるかできないかなら答えは「できます」。

ただ、一度教会婚をすると再婚の時は教会婚が出来ないのが基本です。
コネがあると出来ますが。(実際2度も教会で結婚した知り合いがいます)

厳密に言えば、婚前交渉だってしてはいけないだろうし、出来婚なんてとんでもないでしょうけれど、そう言うカップルで教会で結婚した人たくさん知っています。

「信仰」は自由なので、教会で結婚して生涯の愛を誓うと言う姿勢はあって良い物だと思いますが、それを確実に守り通せるかどうかは人間なので、出来ない人も居るんじゃないんですか。

ミニパルク 2011/09/23(金) 12:41:03
15年ほど前のことですが、メガパルクさんとかなり近い状況にありました。
私の場合、違うのは問題が元彼女ではなく元妻だったことですが、その元妻はメガパルクさんの彼の元彼女にそっくり。子供を理由にお金をせびる。そのお金を子供のためには使わないのに、金がないからといって、父親が会いに行く日には穴のあいた靴をはかせる・・・ などはいつものこと。彼女の近所の人が、男におごってばかりいるからもう渡さない方がいいよ、と忠告してくれたこともありました。もちろん、男をどんどん変える。子供を学校に連れて行くという理由で車をねだる、これもまったく同じです。

私自身は、メガパルクさんと似ていますが、手に職があり、今のダンナとつきあい始めた当時は貯金もあり、自分ともう一人くらい養ったるわい、というくらいの気概がありました。(当時は日本のバブルが終わり始めた頃でしたので。経済危機の今になるとちょっと自信がありませんが)。ついでに、バルセロナ在住です。

で、その彼と結婚し、今はとても幸せに暮らしています(経済不安少々あり)。そういえば、あんなこともあったなあという感じでメガパルクさんのお話しを読ませていただきましたが、メガパルクさんがわかっていらっしゃらないかもと感じることは、日本では(結婚もですが)子供は家のもの、という考えがあるのに対し、スペインでは子供は、成人するまでは、親二人のものだという考えが根底にある、ということです。法律は、その考えをベースに、一応、子供重視、ということからできています。(不備は山のようにありますが)

彼がローンを払い続けていらっしゃるという、元彼女と子供が住んでいるピソの件ですが、住む場所は、今まで住んでいたところに引き続き子供が住む、というのが原則で、その子供の親権を持つ親がそこに住むことになります。従って、子供が12才になって父親と暮らしたいと裁判所で表明し、父親の親権が認められれば、元彼女はピソを出なくてはならなくなると思います。そのとき親権が認められなくても、子供が18才になって成人したとき(もし大学生になれば22才だったかな)には、ピソの所有者として、出ていってもらうことを請求できると思います。

ですから、ピソのローンに関しては、そのピソの所有者が、今誰になっているか、確認することが重要と思います。こちらでは、奥さんあるいはパートナーが無職でまったく支払いに貢献していなくても、ピソの購入時に二人名義にするということが多いので、もし、まだ元彼女と彼の共同名義になっているのなら、別居した時点のピソの価格からまだローンを払っていなかった分の半分をメガパルクさんが元彼女に支払い、新たにメガパルクさんと彼との共同名義として、ピソを維持していくのがいくのはどうでしょうか。

メガパルクさんは、元彼女が住んでいたところになんか、将来住みたくないと思われるかもしれませんが、ピソが共同名義であった場合、元彼女の同意がないと売ることはできません。彼がローンの支払いをやめてしまうと、2年後くらいに、銀行にとられてしまい、今までの支払いはパーになってしまいます。さらに、子供が路頭に迷うことになり、父親としての努力が足りないということで、親権審査にはかなりのマイナスになると思います。また、母親は彼女の視点からこれをずっと子供に言い続けると思います。あなたのおとうさんは、あなたがどこに行こうがどんな生活をしていようがどうでもいいのよ。自分さえよければ〜、みたいなことです。

さらに、養育費は、別居の際に裁判所で決まった額が出ていると思いますが、元彼女が何を言おうとその額を超えて払ってはいけません。余分に払ったお金は(養育費そのものもその大半が)子供には行きません。あとは現物支給で、子供に会ったときに、服や靴を買ってあげたり、子供を元彼女に返すときに、子供の好きな食べ物、ヨーグルトや果物などを置いてくる。それでも、元彼女がお金がないから子供にご飯を食べさせられない、と言うなら、さらに、お米やマカロニ、トマトソースなどの食料を渡すべきと思います。

Aについてですが、親権を父親が取るのは難しいと思います。別居しているなら、元彼女が何人彼を作ろうが、元彼女の自由。経済的に苦しいというのは、元彼女が別れたメガパルクさんの彼に言うだけで、公の場ではそんなことは認めないでしょう。でも、昔は存在しませんでしたが、今はcustodia compartida
という共同親権があり、これならがんばれば取れるんじゃないでしょうか。
http://www.custodiacompartida.org/

ただ、一度出てしまった母親に親権という判決をくつがえすには相当な時間と努力が必要になるとは思います。

12才で、子供がパパと住みたいと証言すれば、父親に親権が行く可能性は高いですが、元彼女ももちろんそれを知っていて、かなりの入れ知恵をすると思われます。うちの場合、いつもパパ、パパと言っていた長男がパパと住みたいと言うと、うちのダンナは思っていたようですが、裁判所ではママと住みたいと言いました。その子が25才を過ぎて、紆余曲折があり、最近になって、あのとき、パパと住みたいと言っていれば俺の人生はもっとよくなっていたと後悔しています。

うちの場合は、(これはその後の長年の熟考により、たどり着いた結論ですが)元妻が、ずっと、元夫、つまり私のダンナが彼女のことを心の底の底では好きにちがいない、と思いこんでいたのだと思います。若くして結婚したので学歴も経験もなく、だから仕事はなく、子供を育てている限りは元夫が面倒みてくれるにちがいない、と。でもスペインでは学歴や経験がなくても女性にはお掃除のお仕事があります。元彼女を含め、多くのスペインの主婦は、お掃除なんて私のする仕事ではない、と考えているだけです。

少し時間はかかりましたが、うちの場合、元妻がお掃除の仕事を始めたところで一段落。さらにやっと元妻が再婚したところで、もう一段落、そして子供たち(3人)の一番下が18を超えたところで、養育費の支払いを打ち切り大きな一段落。それでも、まだ、20になった娘のパンツとブラジャーを買うので50ユーロ送ってくれなんて、言ってきます。ため息。もちろん、何言っってんの?という感じで断っています。あ、でも、もうさすがに頻繁に何か言ってくるということはありません。

長々と書いてしまいましたが、メガパルクさんにお伝えしたいのは、

残念ながら、子供は彼と元彼女のものであり、メガさんは、元彼女が親権を自分から放棄しない限り、その子のママにはなれません。従って、結婚されるなら、メガさんと彼と二人のことだけを考えるべきだと思います。二人だけの生活で充分幸せ、と考えることができるなら、ご両親も納得してくださるのではないでしょうか。

彼の子供については、上記したピソの半分を支払う代わりに、共同親権に同意しろ、とおっしゃってみるのはどうでしょうか。元彼女の同意があれば、共同親権、案外早く取れるかもしれません。私の経験から言って、そういう人は一度に大きな額のお金が入るということにたいへん弱いです。共同親権が取れれば、養育費はもう支払う必要がありません。

共同親権になると、子供は月に2週間ずつパパとママの間を行ったり来たりと聞いています。これは学校に行くようになると不可能になるので、メガさんと彼が、元彼女の近くに住まざるを得なくなるかもしれません。

とにかく、元彼女が、もう別れたのだから、子供の経済は半分パパが出してくれるけれども、あとの半分と自分のことは自分でなんとかしなくてはならないということに一日も早く心の底から気がつくように、もっていくことだと思います。子供がかわいいのはわかりますが、メガさんとパパの目の届くところでお金を使う以外には、住んでいるピソの電話代やガス代なども含め一切支払わないことをおすすめします。

子供の送り迎えの車の件、うちは、いろいろあった後にだまされて買わされました。が、結局、元妻の複数の彼が使っていました。

長々と書いてしまいましたが、メガパルクさんがお幸せになることを心より願っています。そうすれば、ご両親も納得されるのではないでしょうか。

ちなみに、正直に申し上げると、なんでこんな条件の悪い人と〜と考えたことは1度や2度ではありませんが、これだけの障害を乗り越えて一緒になったダンナが、それはそれは大事にしてくれるので、やっぱり私のダンナはこいつしかいなかったと思っています。幸せです。ついでに、私は病気をしたわけではありませんが、妊娠しにくい時期があって、一度は子供はできないかな、と思ったこともありましたが、今では二人の子供に恵まれています。メガパルクさんも、妊娠の可能性が0%ではないのなら、心と生活が落ち着くと、案外、ぽろっと妊娠するかもしれませんよ。

感想。 2011/09/23(金) 14:29:44
ミニパルクさん、素晴らしいです。めがぱるくさんも、思い切って、ここで質問をした甲斐があったと思います。私も、Custodia Compartida(共同親権)についてお知らせしようと思っていたところですが、必要なさそうですね。経験者の回答&アドバイスほど、身にしみこむものはないです。このHP,本当に役に立ちますね。回答するかたがたも、かなり個人的な情報を思い切って打ち明けてくれて、本当にありがたいなあ、と思っているところです。

めがぱるく 2011/09/24(土) 03:49:44
皆様、本当にいろいろアドバイスを下さって有難うございました!
ここに書き込まれながら、なぜ自分が彼の行動に釈然としていないのかが良く分かってきました。
確かに、“元彼女への嫉妬”がやはり私の根底にあるんですね。金銭的には正直、本当にどうでもよく、ただ私が「頑張って子供の良き親代わりでいよう」と日々励んでいるのも関わらず、横で彼女に我侭放題されているのが、多分私なりに相当気に食わなかったのだと思います。

「難しいと思います」さんのおっしゃるように、どれだけ頑張っても、やはり子供にとってママはただ一人で、その座を奪うことは出来ないんだな、と痛感されられることも少なくありません。そんな思いが「こんなグウタラな酷い母親、皆さんどう思いますか?」的な書き込みをさせたのだと思います。実際、彼女の批判が書き込まれているのを読むと、スッキリしていましたから。。。でも、もし実際に親権を奪う事が出来ても、確かに子供の心の中から母の思い出を奪うことはできませんよね。 本当に私も未熟で、、、スミマセンでした。。。

で、ご心配を掛けてしまった方々への彼の解答ですが、正しくミニパルクさんが書かれている通りでした。やはり同様の家庭は残念ながらスペインでは少なくないんですね。。。
養育費以上に彼がお金を渡していることは確実でしょうが、そこも私にはあまり問題ではなく、週末しか会えない私達がつらく思うのは、子供が必ず痩せて(ヤツレテ?)戻ってきて、うちに来るなりいろいろな物を食べ続けるので、向こうで食べていないのが見て取れる点です。その点、日曜日にタップリと食料を持たせてやるのは本当に素晴らしいアイデア!今までもお菓子はいつも充分に持たせてましたが、ヨーグルトなどは栄養もあるし日持ちもするし、食欲が無くてもおやつ代わりに食べてくれますもんね!!明日早速渡します!!!

DEACUERDの方ですが、弁護士さんと裁判所とでキチンと取り決めをしたそうですが、私はその内容までは聞いていません。(この先も聞かないと思います。)ピソは共同名義で購入していますが、彼女に支払い能力が無いため、事実上は彼が全額払っています。が、それも今回彼のご両親が私達には結婚のお祝いとして別の家を譲渡して下さるので、特にそのピソに私達が住みたいという訳でもありません。

問題が解決したと思えるのはその先です。

“彼がローンを払い続けていらっしゃるという、元彼女と子供が住んでいるピソの件ですが、住む場所は、今まで住んでいたところに引き続き子供が住む、というのが原則で、その子供の親権を持つ親がそこに住むことになります。従って、子供が12才になって父親と暮らしたいと裁判所で表明し、父親の親権が認められれば、元彼女はピソを出なくてはならなくなると思います。そのとき親権が認められなくても、子供が18才になって成人したとき(もし大学生になれば22才だったかな)には、ピソの所有者として、出ていってもらうことを請求できると思います。”

正にこの一文です。なぜ彼は元彼女と終わったと言いつつ、共同名義で購入したピソを彼一人で全額払い続けて、しかもそこに彼女を住まわせているのか。私の目から見ると、まるで愛人を囲っているかのような外観だったので、納得いかなかったのです。

そうでしたか。。。
つまり、彼は子供が18歳になった時に所有権を渡せるように、毎月セッセと払っているわけですね!つまり子供のために!!
なぁ〜っとくです!!!
もちろん今は母親に親権があるわけで、別居が成立した時に彼がうちを出て行かざるを得なかったんですね。だから、「家も家族も子供も奪われてしまった」と言ったんだ、なぁるほど。。。

こうゆう理由があるならば、いくら正義感の強い(我も強い?!)彼であっても彼女の現状を放置しておくしかできないですね。逆に、今回の車購入希望の件に怒り狂っているのも納得です。(こうなるとそれは払わないでしょうね。)

「私の両親が納得すれば結婚」というのは、私の希望だけではなく、彼の御両親の希望でもあります。彼のご両親は、元彼女の行動がだんだん派手になってきたころからこじれ始め、妊娠が発覚した時には既に大きな溝ができていたので、結婚に大反対。結局彼も強がって一時期は家を出ましたが、1年も経たないうちに彼が別居して戻ってきたことから。「子供の事は親が一番わかっているから、ご両親が反対するようであれば、それを振り切ってまで結婚するのではなく、納得してもらえるまでの確かな愛を見せてあげなさい」というお言葉。さすがクリスチャン・ファミリーです!それは私も彼のご両親の経験を労わり、私の両親を納得させることで合意しました。

そして、「教会での結婚」ですが、プロテスタント教徒は教会で結婚しても離婚が認められる宗派が多数ですが、カソリック教徒で、夫と妻とが互いに堅信の意を表している真のクリスチャンであれば、一度神のみ前で結ばれたのであれば、例え国王であろうとも人の力で離すことはできません。(イギリスの歴史を見てください!) 
カソリックの神前での結婚の意と言うものは、お互いがパートナーに対して永遠の愛を誓う儀式ではなく、二人が神に「病める時も健やかなる時も、死が二人を分かつ時まで、互いに愛し合うことを誓う」儀式だからです。人は弱いものだから、二項対立ではなく、神を間に置いた三項対立の形にし、問題があるときは共に神に祈り、答えを導き出していく事が可能だからです。だからカソリックの宗教婚には皆慎重で、内縁関係(事実婚)だけに留まるのです・

わぁ、スミマセン。またまたびっくり長文な上に、今は眠気が襲ってきて。。。 また後日御礼も含めて書き足します。

ミニパルクさん、いまはお幸せなんですね。「苦労の後が」また格別良いスパイスになっているのでしょうか。私達もこれから是非頑張りたいと思いますので、幸せのおすそ分けをお願いいたします!!!

最後に改めまして、本当に多くの皆様、有難うございました。明日も頑張ってきます!!!


追加発言は締め切られました。
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