スペイン国債




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気になりました 2011/04/13(水) 09:23:16
いつもお世話になります。

本日のニュースで、中国・温家宝首相が「スペイン国債をさらに買い入れるとともに、スペイン貯蓄銀行の再編基金に参加する用意がある」と発言したとありました。

こちらでも話題になったことがあると思いますが、中国はすでにスペインが海外に売りに出した国債の12%を保持しているそうです。

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT888977820110412

中国が、なぜこのようにスペイン国債を買い入れるのか、どなたか経済等にお詳しい方、ご意見や現地での反応お聞かせ願えませんか。
「欧州の金融市場で、長期的に責任のある投資家としての立場を取り続ける」との事で、ユーロ圏他国のものも買い入れているとは思いますが。

将来的に、スペインに住むことも検討していますが、最近の中国の進出には目を見張るものがあり、良くも悪くも気になっています。

といっても、中国はアメリカ・日本国債も莫大に保持しているのですが・・・。
ただ、日米の場合、強弱はともかくとして世界的に認められた観光以外の産業があり、その辺が同じ「国債を買う」という行為でも、意味合いが違うのでは、、と思わせられているところです。

将来的に住むかもしれない国のこと、すこしづつ勉強したいと思っています。
よろしくお願いします。

池田 [HomePage] 2011/04/13(水) 10:22:22
専門ではないのですが、興味があったので調べて見ました。私も詳しい方のご意見を伺いたいです。

中国の李克強・副首相が今年の1月にスペインに訪問した際にも、同様の意向を表明しており、以下のような政治目的の投資ではないでしょうか?

(1) 欧州連合は中国の最大の輸出先。ユーロ安・元高が続くと、欧州向けの輸出が鈍化する恐れがある。国債購入を通じてユーロの安定をはかることは中国経済の安定にも大きく働く。

(2) 欧州連合の対中国武器禁輸の解禁への支持を得るため。

(3) 中国の経済力を誇示するとともに、中国が世界での発言権を強め、国内の人権問題などへの批判を消し去ろうとする狙い。

[引用]中国、ハイリスクのスペイン国債継続購入 専門家「政治目的の投資」
http://www.epochtimes.jp/jp/2011/01/html/d84431.html


追加発言は締め切られました。
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