ADHD(注意欠陥多動性障害)の子 in Spain




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匿名 2011/04/05(火) 09:57:35
スペインでADHD(英:Attention Deficit Hyperactivity Disorder 日:注意欠陥多動性障害 西:trastorno por déficit de atención con hiperactividad =TDAH)の子は一般的にいつ頃、何処で、どんな形で発見され、どのように対処されるのでしょうか。
日本は他の先進諸外国に比べ遅れているとききますが、スペインはどうなのでしょうか。

比較的長い期間スペインに住んでいますが、こういう関係の言葉が分からなく、困っています。
今はwikiで英語・日本語を調べてスペイン語に飛ぶという形ですが、おすすめの方法、サイト等ありますか?

専門的な質問ですが、ご存知の方がいらっしゃいましたらお教え下さい。
とても困っています。

curiosa 2011/04/05(火) 13:30:44
親戚の子がhiperactividadの障害をもっています。
薬を処方されているようですが、そうすると今度は生気がなくなってしまうような話も聞きました・・・・
日本の甥っ子の同級生にもいるとか・・・・
すみません、詳細はわかりかねます。
どなたか詳細ご存知の方がいるといいですね。

curiosa 2011/04/05(火) 13:32:22
スペイン人の主人の親戚・・・という意味でした。

街頭募金 2011/04/05(火) 13:59:34
私の義兄が教育関係者です。
私も二人とてつもないほど腕白な息子がおりいろいろ質問しました。

義兄いわくまずは担任の先生から連絡がいくとのことです。
授業についてこられない、多動であるなどなどまずは担任の判断らしいです。

その後、ご両親や学校の児童心理の先生と話をしたり・・・という展開になるそうです。

日本で最近多いというのも、いとこ(彼女は特別支援学級の先生です)から聞きました。

ただ、一重にADHDと言っても「かんしゃく」程度からいろいろあるらしく、彼女いわく「最近は親のほうが障害とつけばそれで納得してしまうケースが多い」と言っていました。上手に説明できませんが「障害だから」と済ませてしまうらしいのです。

ひとまずは担任の先生にお聞きすることをお勧めします。

エジソン 2011/04/05(火) 17:21:21
私の息子は5歳の時にTDAHと診断を受けました
やはり2歳ぐらいの時から保育園の先生から他のお子さんとは違うと言われ、専門家に見てもらい3歳からは週に2回発達を助ける教室に通いました。5・6歳まではTDAHの診断は下すことは無いようです。薬もその頃から出されました。
FUNDACION adanaはその様なお子様をケアーする団体でいろんなセミナーや教育を行ってます。
一度ご覧になって見て下さい。

うちの場合 2011/04/05(火) 22:39:51
エストレマドゥ−ラです。うちはTDAHではないですが学習障害があります。
幼稚園の頃は引っ込みじあんだな?ぐらいでした。
地元公立小学校に入って、成績はいいのですが、算数の足し算引き算掛け算割り算はできても、文章問題になると理解できない。私は日本の専門学校卒。スペイン人の夫はこちらの大学院卒。
息子の宿題を見ていて気づきました。

息子は現在小学3年生。1年2年は担任が違いました。
夫と私は、「重症ではないけれど、少し学習障害があるのではないか?」と、面談したのですが、成績が良いので相手にされませんでした。
私達の意見は、「高学年になるにつれ、絶対歴然とした差が出てくるはず。」だったので、プライベ−トの保険で、小児科に掛かり、その後児童心理カウンセラ−にかかりました。
ただお金を取るばかりで、まったく進呈を見せないので止めました。
うちは田舎なので、毎週水曜日近くのSSに小児科医がきます。
息子も兄弟もみな同じ小児科医にかかりました。

生まれたときから知っていて、兄弟もすべて知っている小児科医に相談した結果、小児科医のほうから学校のorientadoraに連絡が行きました。スペインの公立学校はlogopedaとorientadorが絶対います。pediatra、logopeda,orientadorで、その後簡単な面接を息子に行った結果、120キロ離れてはいますが、SSの心理カウンセラ−と連絡を取って、1ヶ月前に面接をしました。

今まで8年間息子のボキャ貧と読解力不足は、母親の私が日本語を話すためと周りから攻められてきたのですが、逆に励まされ医学的見地から説明を受け涙が出ました。

心理カウンセラ−と息子が面談し、今月の末に知能テストとそのほか簡単なテストをすることになりました。

兄弟である長男のクラスにはTDAH以上の子がいます。
たぶんゲルマン系で、養子にもらわれたのですが、3歳児の入学の日に、同じクラスの女の子のホッペに噛み付きました。
その後殴る蹴る、つばを吐く、授業中に歩く、意味がある言葉を話さないなど大変でした。
今は5年生です。もちろん知能指数は3歳児でとまっています。体が大きいので留年させる事もできず、(危険なので)、長男と同じクラスにいます。
幼稚園の頃からクラスの親全員「普通じゃない。医者に見たもらったほうがいい」と、言われていたのですが、親が受け付けませんでした。その後担任→orientador→pediatra→専門医となり、小学1年生から、放課後特別支援学校と投薬治療です。

匿名 2011/04/06(水) 09:32:46
>curiosaさん
下がっていたレスを上げて下さいました。それだけでもありがたいです。

>街頭募金さん
なるほど、まずは担任から連絡が行くのですね。

>エジソンさん
詳しく書いて下さってありがとうございます。
FUNDACION adanaは存じませんでした。早速見て見ます。

>うちの場合さん
詳しく書いてくださってありがとうございます。
お子さん達が寝て、リラックスできる夜の時間を奪ってしまったかもしれないです。
(沢山書き込みして下さったので)ありがとうございます。
logopedaは知っていましたが、orientadorは知りませんでした。
公立の学校で両方とも週に一回来るらしいのですが、この頻度は普通ですか?
それとも少ない方でしょうか?

また、ご存知の方にお聞きしたいのですが、スペインで年頃のお子さんのお持ちのご両親は
(年頃=この場合、幼稚園、小学校低学年)”TDAH”と言ってわかると思いますか?

日本だったら、かなりの人がADHD、多動などという言葉を使えば7,8割がたの親御さんは
わかると思うのですが。(日本を長い時間離れているので、あくまで予想なんですが)

街頭募金 2011/04/06(水) 09:50:29
匿名さん

たぶん、スペインでも最近は多いと言っていましたから、TDAHと言ってもわかると思います。

うちの上の息子は去年の5月から吃音が急に出て、学校のLOGOPEDA に相談しました。

クラスに聴覚障害の男の子がいるのでクラスに週2回ほど来てくれるそうです。

担任もLOGOEDAも心配ない、今の時期はこんなものだからと言ってくれましたが、引き続き観測してもらっています。まだ波があるみたいです。

でも、担任に相談するまで夫婦で悩んで喧嘩もするし、つらく苦しかったです。

担任の先生は家庭の次に長い時間一緒にお子さんと過ごされる方です。相談してみてください。もし、今後治療が必要になる場合でも先生を無視することはできません。

私達もその思いから学校外の専門医に直接診せる前にやっぱり先生に相談しようということで今に至っています。私は相談してよかったと心底思っていますので、匿名さんも先生にご相談されることをお勧めします。

うちの場合 2011/04/06(水) 12:02:58
>公立の学校で両方とも週に一回来るらしいのですが、この頻度は普通ですか?
それとも少ない方でしょうか?


州や学校の規模によって違います。大きいところだと毎日のところもあれば、うちのように半径150キロ以内の学校を全部回っているので月2回しか来ない場合があります。
週1回は普通だと思います。
匿名さんがお子さんの事で悩んでいるのなら、まず担任と面談して、ORIENTADORと面談できるようにしてもらってください。
ORIENTADORはTDAHや学習障害児の世話をするのが仕事です。経験も豊富です。うちの場合orientadoraとの面接は、次男が4歳のときにしています。でも担任やlogopedaが重要性はないと判断して、その後まったく連絡が来ませんでした。小学校1年2年と担任が代わり、代わるたびに主人と2人で話に行ったのですが変化なし。3年生になって文章問題が増えてきて、成績が下がり始めました。担任もlogopedaも地元の知り合いで熱心な方達だったので、ようやく動いてもらえるようになりました。
週2回 プロアと言うプログラムを夕方5時から1時間学校でやっています。うちの次男のような軽度の学習障害児は、問題を解く以前に、思考のプロセスから教えていく必要があります。専用の本がjunta de extrmaduraから送られてきました。あと週1回学校でlogopedaと2人でがんばってます。

まずは親が動くことです。できれば旦那さんも一緒に。

エジソン 2011/04/06(水) 20:41:30
今のその年齢のお子さんを持つ親御さんだったら知っているとは思いますが
TDAHという言葉よりHIPERACTIVOの方が分かりやすいと思います。
この障害を持ったお子さんや家族は他人には理解していただけない事が多く大変だと思いますが頑張って下さい!
そのためには専門家の指導がとっても役に立つと思います。今思うと私の息子のカウンセラーは私達親のケアーも同時にしていてくれたような気がしてます。とにかくTDAHのお子さんの2次的障害を防ぐべき対応を親・学校・カウンセラーは一体となってケアーする事たと思います。TDAHを持つお子さんは乱暴そうに見えても実はとっても繊細で優しいですよね。私は10年以上この問題に向き合ってますが、スペインでのケアーの仕方にとっても感謝してます。ちなみに学校はすべて公立です。

エジソン 2011/04/07(木) 08:23:55
前回のコメントで匿名さんがTDAHのお子さまがいるような書き込みをしてしまいました。ごめんなさい訂正します。
もう一度思いかえすと、息子が学校から言葉の発達が遅い事や名前を呼んでも振り返らない、じっとしていないといろんな事を先生から連絡を受け、耳鼻科・聴覚検査・発達テスト・脳波などを調べ、家族にTDAHの人がいないか(遺伝性がある)両親への問診など。最終的に5・6歳の時にこれらを総合して診断が下されました。

匿名 2011/04/09(土) 00:06:16
[[解決]]
>街頭募金さん
>うちの場合さん
>エジソンさん

ありがとうございました。
先日、TDAHって知ってる?と知り合いに聞いてみましたが、その人は知らなかったようです。
もう一人別の人にも聞いてみましたが、やはり知らず、HIPERACTIVOと言ったところ、わかってくれました。

一先ず解決です。
大変助かりました。
ありがとうございました。


追加発言は締め切られました。
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