風評の恐さ




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春風 2011/03/20(日) 08:34:05
今日の掲示板「あんな話 こんな話」に「スペインへの移住」と
ご投稿されました方の内容に驚きました。

私の子供達も東京で家庭を持ち暮しています。
私共日本人夫婦は在スペイン暮らし45年で、日本のTV番組で
ニュースの確認をしており、冷静に子供達とは連絡を取り合っています。

確かに政府の発表を全て正しいものとは理解しておりません。
でも風評は恐いです。何を信じれば宜しいのか分かりません。

ウクライナのチェルノブイリ原子炉が炉心爆発した時は、政府発表が2日後で
その風評で妊娠女性が6千人の堕胎があったと噂で聞きました。

ICHI 2011/03/20(日) 13:49:37

 スペイン語ですと Mentirという語になって,El gobierno japonés esta mentiendo. というようにもスペインのメディアで言われていますが. Ocultar はあっても Mentir は無いと思っています. ウソをついてしまうと 後からの責任はすごいものになってくるので それはできないでしょう.

 情報を隠す理由は パニックを起こさないためということになるでしょう. 外国から 叩かれている理由の一つに 日本の情報公開の仕方の違いがあると思っています. 日本の出し方というのは 確定しないと出てこない,出さない. スペインでは,まずとりあえず出す. その後変更や修正が出てくる,方針が変わるというのがありますが,まず公開するという感じがあると思っています.

 日本は 確定しないと出てこない. この違いが 外国のメディアに不信感をもたれる 一番大きな原因かなと感じています.

池田 [HomePage] 2011/03/20(日) 18:58:46
「春風」さん、「風評」はまったく嫌になりますね。特に日本から離れている方々には余計それらが「増長」され不安になるのでしょう。しかし、つまるところご自信の判断により行動するしかないのではないでしょうか?

ICHIさんのご意見で、「日本は確定しないと出てこない」と言うことですが、少なくても今回の原発「事変」(政府の考え方では、いまだ「事故」と言うレベルではないそうです。)は、「責任転換」で本当の問題点を隠匿しているのだと思います。そしてその結果余計なパニックを引き起こしていると思います。

知人たちと機会あるごとに話していると、政府が「確定した」発表など誰も信用してません。

事故が悪化する度に「想定内」と言い、広報の担当者がころころ変わり、具体的な数字は殆ど提供せず、「状況は好転しているようだ・・」という抽象的な言葉で終始している今のやり方は、「確定」するまでの時間的問題でなく、本質的な問題の隠匿しかないと思います。

ですから、こと原発の問題に関しては、各民放でいろいろな専門家の意見を聞きながら、国民は判断しなくてはならない事態になっています。 

主要外国政府は原発から80キロ以内から避難、最近は日本国からの避難と言っているのに、日本政府は30キロ避難に留まっています。

野菜・牛乳などの放射線などによる汚染規制値に対し、その10倍も越えた野菜が出ているのに「直接の害」は無いなど、訳のわからない理論が展開されているのは、「時間差」の問題とは言えないでしょう。

他のトピックスで紹介したGoogle災害情報ページ(http://goo.gl/saigai)内の「リアルタイム情報」を見ると、いろいろな意見・考えを読み取ることができます。

ICHI 2011/03/20(日) 22:34:09

 細かい部分を指摘しても仕方がないのですが,今回の福島原発,保安院では18日にレベル5(施設外へのリスクを伴う事故)指定まで引き上げています. 以前から指定されていた レベル4も事故になっています. こういう事も風評の一つだと思います.

 野菜などの件も 常時摂取し続けることではなく,知らずに1回摂取したとしても問題が無いという意味ですよね. だから,出荷停止にもしているわけです. 牛乳も I-131の半減期は約8日ということですので,長期間の問題になることはないですよね.セシウムの半減期は30年だということですが,尿などによって体外に出てしまうので,実際には100日程度しかないということです.

 あと,政府の発表している内容をそのまま流している日本のメディアは信じられないが,外国メディは信じられるというのは 何なのかなと思えます. どちらがより情報を持っているのかということを考えると,外国メディアよりは 政府発表の方が 少なくともまだ増しだと感じています.

何が事実なのか 2011/03/20(日) 23:18:17
日本政府・NHK発表の情報が正しいのか、海外メディアの報道が正しいのか、それを判断する材料がありません。物理化学の専門知識がある原子力の専門家すらデータが発表されていないので判断の仕様がないのが現状です。しかしこれまでの事態の推移を見る限りどうやら海外メディアの方が報道が早くてしかも的確なように私は思います。

政府の発表も「大丈夫です」から「健康に被害の出るレベルではありません」、その次には「健康にただちに被害が出るレベルではありません」とだんだん悪化の一途をたどっているという発表に変えてきています。
「ただち」に健康に被害が出るならそれは相当なものです。数日以内に反応が現れるものと読めます。「ただちに健康に被害が出ない」というのはもう少し長いスパンで健康被害が現れるということです。
一瞬で済むCTスキャンと何時間何十時間、月・年単位での被曝量と比べるということがそもそもおかしいと思います。
こういう、影響を軽く見せようとする言い換えや曖昧な表現がNHKを初めとする日本側の報道の中に実に多いです。

服や皮膚についた放射性物質は払い落としたり洗い流したりできるそうです。しかしこれと体内に取り込まれた場合とはまったく違います。一旦体内に体内に取り込まれると内部から被曝し続けることになるそうです。

日本政府の発表と海外メディアのどちらの信憑性が高いのかの判断の下しようがない以上私なら最悪の事態に備えると思いますが、これは結局のところ各自の判断に委ねるしかないのでしょうね。これは各自の危機管理の範囲でしょう。日本政府の発表を信じろというのは無理というものでしょう。私は日本政府と心中する気はないです。

汚染状況がどうで、何が事実かはっきりしない現状では、「なにが風評でなにが風評でないか」を言うのは時機を得ていないと私は考えます。

過剰情報と自己判断 2011/03/21(月) 00:29:45
何が正しくて何か正しくないかは、溢れる情報を自分でフィルターを
かけて、いち早く判断するしかないと思います。

病気に関しても主治医が常に正しいとは限らず、場合によって誤認が
つきまとい、セカンド・オピニオンを求めるケースも多くあります。

今回の原発の件は、個人個人が目に見えない現状を混乱化させます。

日本政府の声明に信憑性がなく、海外メディアが正しいとも言えない
反面、日本の発表が正しく、海外メディアが間違いとも言えません。

では、海外メディアが正しいと思う根拠は何でしょうか?

人の判断は、何かの理由付けがない限り納得しません。

そして、今までに起こった事のない数値や出来事であれば、誰が
どの様に判断できますか?

報道のメディアではなく、原力発電を研究する企業や発電所の設計を
担当した会社の出すデータ、見解や意見、また過去に事故を起こした
ロシアの経過の様子を自なりに調べる必要があると思います。

色々な媒体から流される色々なメディアだけに耳を傾けるのではなく、
やはり原子力関係での仕事をしている本当の専門家の声が最終的には
必要になり、そこに信憑性が生まれます。

今回の細かいデータを所持する日本と今回の状況を神経質になりながら
外から様子を伺う海外とでは、はやり立場が微妙に違ってきます。

又、状況は常に変化するため昨日の見解が今日通用するとも言えません。

常に冷静さを保ち、世間の色々な情報を鵜呑みにせずに、できる限り
多くの本当の専門家の意見を聞き、自分なりに正しい判断を見つける
ことだと思います。

※本当の専門家とは、テレビのメディアに出ているとは限りません。

バスコダガマ 2011/03/21(月) 04:06:20
池田さんのおっしゃる「自身の判断により行動するしかない」同感で自分なりにいろいろ調べていますが、私は同時に日本政府発表のデータも参考にしつつ判断しています。
今回の水・牛乳・ほうれん草問題ですが、いろいろ読みあさった結果、下記3サイトを参考に大丈夫そうだと判断しました。ICHIさんの2番目のコメントの3,4行目の事実も
ふまえています。あわせて「東京は本当に大丈夫なのか?」についても、まず問題はないだろうという結論に私は達しています。とはいえもちろん私の解釈・判断ですので、
一つの意見として参考までに。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110321/dst11032101180005-n1.htm

http://getnews.jp/archives/105673

http://flatfisher.blog68.fc2.com/blog-entry-332.html

「放射性物質は永遠に放射線を出し続けるわけではないこと」
「体内に取り込まれたとして、放射性物質も通常物質と同様に体外へ排出されること」
ちなみに私はこの2点をケロッと勘違いしていたので「検出された値が小さいからといって、、」と堂々巡りでした。

少なくとも野菜の件に関する風評の出所、というかことの発端ですが、これは上記の2番目のサイトにもあるようにこのたびの政府の発表内容・対応と言わざるを得ないと私も思います。


さてこれを踏まえたうえで、もう1点の東京における放射性物質対策は実際のところどうなのかについて。1番目は東京に事務所を構える脱原発を掲げるNPO法人
(USTREAMで東芝の元原子炉格納容器設計者の一人の後藤政志さんと共に情報提供中)が計測した事務所のある新宿区での放射性物質の数値、そして2番目は友人から
教えてもらったサイト、スペインにおける数値です。

http://www.cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1022

http://www.csn.es/index.php?option=com_maps&view=mappoints&Itemid=32&lang=es

東京の値は文科省発表の数値よりも高いのであえてこちらを選びましたが、スペイン各地の値と変わらないか、あるいはむしろ東京のほうが低いくらいです。

さらに。経済的テロ行為に等しい「この世の終わりだ!(Apocalipsis)」の問題発言をしたエッツィンガー氏のお国のデータも見つけましたが、
北ドイツは低めでそれ以外はスペインと変わらないくらいの値でした。(サイトは異様に重く、画面がしばしば固まってしまうので見るときはご注意を)

http://odlinfo.bfs.de/

これらも踏まえた上で、上記産経記事の京大・渡邉教授がおっしゃる「東京・大阪は現状まったく心配する必要はない」という考えを私は正しいだろうと判断します。

ただし。そうかといって、第一原発3号機はまだまだ予断を許さぬ状況に変わりはないわけで、外部電源が一刻も早く復旧し、圧力・温度が無事下がること、
そしてまた決死の放水活動に当たっておられる自衛隊・消防隊員の方々の無事を切に祈るばかりです。

誰が見るのか 2011/03/21(月) 04:44:09
日本のメディアは、ダイレクトに国民が得られる情報です。
日本語で、テレビ、ラジオをつければだれでも見られる。

そういう日本国民のために流す情報だから、
パニックに陥らせないために、情報をある程度操作することは必要に思います。

海外メディアは日本の日本人の生活に無責任に報道することができるでしょうが、日本のメディアはもっと慎重にならざるを得ないと思います。

そういった意味では、日本の報道と、海外の報道に違いがあっても、わたしは不思議ではないと思ってしまいます。。。

池田 [HomePage] 2011/03/21(月) 07:31:54
「ICHI」さんのご指摘、他の皆さんのご意見ありがとうございます。そして「バスコダガマ」さんのリンク先のご紹介ありがとうございます。最近日本で調査を開始しした国際原子力機関(IAEA)の調査結果もタイムリーに報告されるようになりましたので、それらもチェックして行きたいと思います。http://www.iaea.org/

少なくても、私達はテレビやインターネットでかなりの内外の情報を即座に客観的に知ることができ、それらの内容について「吟味」できますが、実際に東北の避難所あるいは個人の家で孤立されている被災者の方々には、「風評」に影響されてしまいます。

的確な情報を「速やかに」伝え続けることが最も重要だと思いますが、この点、東電、安保院も政府も欠けていると「春風」さんや私も含め多くの方々が認めているのではないでしょうか?

春風 2011/03/21(月) 10:22:41
皆様のご意見に感謝申し上げます。

多くの情報を調べて下さり、大変参考になりました。
皆様のご意見のように、判断は自分自身の問題であります。
遠く異国の地から、日本の悲惨な状況と風評による
混乱を鑑みて胸が締め付けられるおもいです。
「これは風評だ」と警鐘されても、ご本人が不安の状況下では
その区別が分かり兼ねます。
被災地の方々にはメディアからの情報に乏しく、むしろデマの
方が先行しており復興に遅れ、被災者や弱者に背を向ける行為になります。

放射能汚染は隣国でも日常品の買い溜めに走り、ヨードの買占めは中国、米国等でも起こっていると聞きました。
根拠のない噂が煽動的行動になっているようです。

私もその風評に汚染されないようにしていますが、
やはり気掛かりで一時帰国の航空チケットを購入しました。
東京の子供は西口新宿の高層ビルの外資系企業で働き、
スペイン・米国の友人達からは連日、メールで見舞いと
状況の連絡に暖かいメッセージが届いているらしい。
私よりむしろ東京の子供達の方が冷静なようです。

原子力安全保安院の方々の出し惜しみとも思われる
記者会見ですが、心労は大変なものでしょう。
原発作業員の献身的に危険に立ち向かう姿は、日本人の
世界に誇れる人達です。安全第一でお願いします。
しかし無私や規律尊重で働くご家族の胸の内を思うと悲しく
なります。

皆様のこれはデマ?と思える事があればお教え下さい。

分かりやすい 2011/03/21(月) 11:41:59
バスコダガマさん、とても分かりやすいサイトをご紹介いただきましてありがとうございます!
とても参考になり、お友達にも紹介させて頂きました。
私もICHIさんと同じ意見で、日本政府がウソをついたり故意に情報を隠匿したりしているとは思っていませんでしたし、
必要以上に事態を軽くしょうとしているとも考えてはいません。
娘にも「日本にはいいところもあるけれど悪いこともある。決定のシステムが複雑なので欧米に比べると情報や決定が遅いのは事実」と説明しています。
関係者は最大限の努力をしていると思うし、いい結果が出て欲しいと願うばかりです。

Michiko 2011/03/21(月) 12:25:07
ダニエル・カールさん(山形弁を流暢に喋る外人タレントさんですね)が以下のようなメッセージビデオを海外に向けて出していることを、東京の友人に教わりました。

http://www.youtube.com/watch?v=tH7JYAphuTE

以下西文に訳してみました。ご参照ください。

Mensaje desde Japón : “POR FAVOR, PARAD YA LA HYSTERIA”

Me llamo Daniel Karl. Desde hace más de 30 años vivo y trabajo en Japón y conozco muy bien a los japoneses y a las zonas afectadas por el terremoto y el tsunami de la semana pasada.
Y ahora me veo obligado a decir a todos los medios de comunicación extranjeros que, por favor ”PAREN YA LA HYSTERIA”.
Lo único que estáis consiguiendo es causar el pánico entre la comunidad extranjera que vive aquí en Japón y volver a locos a todos. Y eso no ayuda nada a la situación sino que la está destrozando. Al final, acaba llevando los esfuerzos de la gente lejos del norte de Japón, la zona realmente necesitada de ayuda ahora.
Son muchas las informaciones incorrectas, los reportajes falsos que se están emitiendo desde fuera de Japón, sin hacer caso a lo que comunica el gobierno japonés, ni los expertos nucleares de sus propios países, que son realmente quienes construyen los reactores nucleares, y que están diciendo una y otra vez, incluso desde vuestros propios canales de TV, que esto No es un“Segundo chernobyl”, ni siquiera un “Segundo Three Mil Island”. Así que por favor, bajad el tono de una vez, ya que estáis causando muchos problemas aquí en Japón. Muchísimos amigos de todo Japón me han pedido por mail y Twitter que, por favor, os diga : “PARAD YA”. Y la única manera en que puedo hacerlo es a través de este video en youtube, confiando en que la gente lo vea. Por favor, a todos los medios de comunicación extranjeros :“YA BASTA”, “DEJAD DE ASUSTAR” o váis a quedaros sin amigos en éste país. ¿De Acuerdo? Gracias.

ダニエルさん 2011/03/21(月) 13:49:39
でも、その続きでお詫びもされてます。

http://www.youtube.com/user/TheDanielKahl#p/u/0/vfa3QZEJGW0

別人? 2011/03/21(月) 14:45:49
とぴずれすみません。
ダニエルカ−ルが英語はなしてるの始めてみました。

山形弁のイメ−ジがあったので、英語を話してる彼が別人に見えます。

MR 2011/03/21(月) 21:42:07
ダニエル カールさんのメッセージを友人達に送信しました。

福島県の方は今の風評被害で大変お困りの様子。何とかなりませんか?
救援物資をタクシー会社にお願いして届けるにも、50Km圏内に
なると丁重に断られる。
福島県から来たと言うだけで旅館に宿泊を拒まれる。
放射能汚染の野菜は福島県の北の地方、なのに全てが汚染対象に
され出荷ができない。
本当に切ない叫び声を沢山聞きます。
テレビでは大学の先生方の見解は一同に大丈夫と言っているでは
ないですか、全ての言葉を鵜呑みにはしていません。
チェルノブイリ原発では放射能の垂れ流しが何日も続き、政府が汚染されている事を隠した事で、汚染された野菜を食べ続けた大勢の人々に
甚大な被害者がでました。それと異なり日本政府は現状を事細かく
報告しており値も低く、何故パニックになるのか不思議です。
ほうれん草100gで0.08 胃のX線0.6 東京ーニューヨーク往復0.2
私ごとで恐縮ですが脳腫瘍摘出後、毎年MRを受けています。どうも
放射線の値をCTと比較されており、むしろこの10年間毎年のMRや
ガンマーナイフ治療をしてきた事に身震いしています。

0.08

MR 2011/03/21(月) 23:03:15
今朝のTBSではほうれん草100gで0.11シーベルト
東京ーニューヨークの往復と同じと報じていました。
各局がバラバラに数値が出ていますが「ただちに健康に害は無い」
これは同じですね。

カールさんの日本語訳 2011/03/22(火) 12:06:47
Michikoさん
お時間ありましたら日本語訳もしていただけたら有難いのですが、よろしくお願いいたします。

池田 [HomePage] 2011/03/23(水) 07:52:11
以下の「風評に関するグーグル・リアルタイム検索」でTwitterなどを介した日本の方々の風評に対する批判が続いてます。

http://www.google.co.jp/search?tbs=mbl%3A1&hl=ja&source=hp&q=%E9%A2%A8%E8%A9%95&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

しかし、あたかも「風評」に対し一方的に騒いでいるのは我々国民側が悪いということでなく、「風評」にならないよう行政が的確な手段を現実的に早々と手段を講じてないということが最大の問題点と言えるのではないでしょうか? 

敢えて、この問題点を役人や政治家が「義援金」と言わず、今でも「儀損金」とか表現する方法を真似するなら、行政として本来的確にやらねばならないことえをやってないという「不作為」と言えるのではないでしょうか。

決して「日本の行政は海外と異なり、混乱を避ける為に、慎重に考えパニックにならないようにするため、情報を出すのが遅くなっている」のではないと思います。

どう見ても政府や、東電そして政府擁護の「御用学者」としか思えないような方々が論じていた一連の説明は、次のように急変しています。 これでは単なる「風評」だからと政府の発表や対策を信じる人は限りなく少ないのではないでしょうか。

 ・想定内->・まったく影響ない->・食べても安全->・出荷制限->・摂取制限・・

「例え、検出された放射線物質の値が基準を数十倍越えていても1年間食べても安全」と簡単に言いますが、測定値の信頼度そのものが「統計的」に、そして「信憑性」という面でも少なくとも私は個人的に疑問に思っています。

いずれにせよ、このような段階になった以上、政府は農家などに対して高額の補償金、すなわち税金を投入することだけで済まそうとせず、速やかに関連機関を通し、飲料水の確保、代替野菜の手配などを行うべきですが、・・・一連の今までの動きを察すると、期待はできず、小市民はまた混乱してしまいます。(それでも皆さんは自己判断で歩ん行きます。)

[最新のニュース]
原発から40キロの土壌、高濃度セシウム 半減期30年
http://www.asahi.com/national/update/0323/TKY201103230215.html

東京23区と多摩地区、乳児の水道水摂取を控える旨の通知
[NHK3月23日14:53]

池田 [HomePage] 2011/03/23(水) 08:09:23
誤解のないよう補足させて下さい。(好意的に「行間」を呼んでいただきたいのですが・・)

(1 )東電そして政府擁護の「御用学者」としか思えないような方々が論じていた一連の説明は、次のように急変しています。」
        ↓
東電そして政府擁護の「御用学者」としか思えないような方々が安全と論じているが、一連の政府説明は、次のように急変しています。
      
(2) 水道水摂取を控える旨の通知は東京都

(2) 政府が摂取制限したのは福島県産の野菜
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110323/dst11032313580029-n1.htm

2011/03/23(水) 11:41:03
ネガティブな意見ですが、
「知らぬが仏」何も知らなければ心を惑わすものも無いし、平穏でいられるという意味ですね。
掲示板などで提示される多くのサイトは一体どれが本当やら、心を乱すばかりです。状況は刻々変化してるのに。
遠くに住んでいる者は募金くらいで何も出来ないし、具体的な被害も受けていない、精神的なものを除いてはこれからも受けない以上は、見ざる聞かざる言わざる、でいた方が良いのかも知れない・・と個人的には思ってしまいます。

それにしても、特に福島県、野菜、原乳、出荷全滅本当に気の毒です。

MR 2011/03/23(水) 12:21:33
水道水を乳児・幼児・妊婦の摂取制限が勧告され、
土壌からは濃度の濃い放射線が発見された事で、
これからの様々な風評が飛び交い、民族移動と買い溜め・・
さらに深刻になるのが心配です。

私は人のご意見は個人のお考えであり、中傷はしません。
私は身内の方や、友人知人が東日本で暮しておりますと、情報は正しく
得たいと願わざるをえない、それは人を思う気持ちで愛があるからです。

幸いこのトビは冷静に客観的なご意見が多く、正しい情報を待ち受けています。

MR 2011/03/23(水) 13:50:42
訂正:「私は身内の方や」を「私は身内や」

放射線物質のデータを低い段階から公表され、そのシュミレーションの発表は良い事です。

大企業の誹謗中傷・風評被害対策 2011/03/26(土) 17:37:11
デマなどにより、被災地域の野菜などの出荷・摂取制限、放射性物質の汚染による飲用制限、更に今後は当然水産業にも深刻な影響が及ぼすものと思われる。 正しい知識を持ち、冷静に判断する必要があるが、とかく「買占め」で悪評の高い主婦連を説得するには、もう冗談じゃなく彼女らに届く説明方法を開拓すべきで、「大前研一がロジックを組んで池上彰が解説して、それをキミマロが漫談にする」というツイッターの文章が結構人気となっているらしい。

中小企業や零細農業では風評被害で大打撃をこうむるが、ある程度政府(税金)からの補償も保証されている。 一方、一般のサラリーマンは政府からの補助は期待できず、特に派遣社員やアルバイトの方々は労働需要も底冷えとなり、やっと改善してきた労働環境が一転して悪化する。

今回の大災害の当事者である、東電などの大企業はしっかりと以下のような対策を講じ、企業防衛を図っている。事故後、しばらくは掲載されていた原子力発電所で毎年実施されている、防災訓練の詳細なレポートが見られなくなっている。 前回の訓練では、今回の災害と同じような想定で訓練をしていたので、実際に行動している内容とのギャップに気づかれるのを避ける為に、それらの情報を隠すようにしたのではと、勘繰りたくなる。

ネット誹謗中傷被害・風評被害対策
http://guardman.info/


追加発言は締め切られました。
WwwLounge Ver2.16

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