漢字の書順の説明




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ママ 2011/02/16(水) 13:21:44
いつもお世話になってます。
さて明後日の金曜日に、10歳の息子のクラスで1時間日本と日本語の紹介をすることになりました。

日本語を教えた経験もなく、ここ2〜3日PCにかじりついて勉強してます。

大体は下書きも出来たのですが、1つだけどう説明したらよいのかわかりません。

それは漢字の書順について。

小学生時の書き取りテストで、漢字の1部を太字にされて「さてこの横棒は何番目にかくでしょう?」とか出されませんでしたか。
それで生徒は、必死で数えながら漢字を書く。

ようは「漢字には書順があって、好き勝手に書いてはいけないんだよ。
なぜなら (さてこの縦棒は何番目に書く?)なんてテストがあるんだから」と、説明したいのですが、どうすればよいですか?

よろしくお願いします。

パタタ 2011/02/16(水) 14:10:52
漢字の書き順は、漢字を書く規則に従って成り立っているので、その規則を紹介したほうがいいのではないでしょうか。

漢字は通常、上から下、左から右、横画を書いてから縦画などの規則があります。まだまだ色々とありますが、主要な規則を紹介してあげれば、どうして漢字に書き順があるか納得してくれるのでは、と思います。

それから、書き順どおりに書くと字がきれいに書ける(バランスよく書ける)とよく言われているのも紹介したらおもしろいかもしれません。こちらの人は、日本人が思っているほど、字がきれいに書けるかどうかに焦点をあてて字を書く人は少ないと思いますから。「字がきれいですね」ってほめるのは漢字圏特有のことなのかなと個人的に感じています(もし間違っていたらすみません)。

順子 2011/02/16(水) 14:30:46
書き順に従って書いたほうが、バランスよく形よく書ける、動きに無駄がなくて次の字へと続けやすい、余分な画を書いたり逆に足りなかったりするのを防ぐため、崩して書いた場合でも共通認識の書き順に従っていれば判読しやすい、三千年の歴史の中で伝えられてきた人類の知恵です!なんてどうでしょう。同じ文を楷書、行書、草書で見せてあげてもおもしろいかもしれませんね。

ふで 2011/02/16(水) 14:58:54
調べたわけではないですが、書き順は、もともとは筆運びが良いように配慮されたのではないでしょうか?
それに、テストがあるから、ではなく、きちんと説明してあげた方がいいでしょうね。
例えば「永」という字には漢字に必要な全てのパーツが揃っていて、そのパーツの書き順の説明から、
漢字全体の書き順の説明に移って、書き順があることで効率よくバランスの取れた文字が書けるのだ、とか。
毛筆体になる前の甲骨体から順番に、もともとは「絵」だったというところから説明すると、
子どもたちもわかりやすいかもしれませんね。
私はきちんと読んでいませんが、トピ主さんは既に読まれたあとかもしれませんが、
ウィキペディアの「漢字」とその右側に出るリストも参考になるかもしれませんよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/漢字

ママ 2011/02/17(木) 11:25:51
皆さんありがとうございます。

確かに皆さんが書かれてるように順を追って説明すると面白いかもしれません。ただ私の語学力が・・・問題でして。

一応 息子の名前を漢字、ひらがな、カタカナで書いて、それにそって簡単に 漢字とはなんぞや?ひらがなとは?の説明。
そしてクラスメ−トの名前を漢字、ひらがな、カタカナで書いた紙を配る。しばらくざわつくだろうから、その間に簡単な日本語の挨拶などを黒板に書いて、その後は皆で練習。大体これぐらいで45分はいくかな?と思ってます。朝9時から10時までの1時間の予定なのですが、たぶん45分ぐらいしかないような?

皆さんの書かれてる事とっても参考になります。

ところで、画数、何画目ってスペイン語でどう言えばよいのでしょうか?ご存知ですか?

えなな 2011/02/17(木) 11:55:18
画数は、número de trazos,
何画目・・・は、primer trazo, segundo trazo でよいと思います。

がんばってください!

臨機応変 2011/02/17(木) 13:46:05
ママさん、計画も準備の方も頑張っていますね〜
私も娘が小学校の時に2度ほど駆り出されたことがあります。
私もだいたいの時間を考えたり簡単な資料を用意したりしましたが、
実際に授業時間になると、脱線した質問が多くて思ったようには
進みませんでした。
簡単な日本の紹介をしていたら「サイタマって知っている。しんちゃんのおじいちゃんが住んでいるところだ!」とか
何か話すたびにしんちゃんで仕入れた知識を披露する子がいたからかもしれませんが。。。
疑問を素直に質問してきましたが、真面目に答えているとどんどん本題からずれて行くので「それはまた今度ねー」とか適当に切り上げないと数人のお喋りな子たちとマンツーマンになりそうでした。

ママさんはクラスのこの名前を書いたものを渡すということで、皆きっと大喜びだと思います。かなりざわざわしていろいろ聞いてくると思います。
練習も各自のをみなければならないから結構時間がかかるのではないでしょうか?
時間があまりそうで心配であれば先生に予め言っておけば、一般的な日本に関する質問をしたりして助け船を出してもらえるのではないでしょうか。

スペインの子供のパワーに圧倒されずに「ここは私が仕切るのよ!」という気合で頑張ってくださいね!
あ、生徒さんだけでなく先生の名前も忘れずに〜

ママ 2011/02/18(金) 15:19:36
[[解決]]
行って来ました!

皆さんが書いてくださった事を参考にして、もう少し説明を付け加えました。
ちょうど昨夜遅くに、スペイン人が書いた漢字の本をwebで見つけました。

http://www.scribd.com/doc/664059/Libro-de-Japones-Kanji-al-completo

ここに画数のこと、なぜ書き順にしたがう必要があるのか?などをスペイン語で説明してたので、必要なところを抜粋して持って行きました。あと漢字の成り立ちや、絵から漢字に変化するまでのアニメもwebで見つけたので、URLをひかえて持って行きました。あと日本の新聞と、ひらがな表、小一の書写の本。
漢字に変化するアニメは、学校で使ってたOSがなぜか?codificacionで調整しようとしても出来ず、漢字が出なかったので見せてげれませんでしたが、簡単に私が黒板に書いて説明。

50分があっという間に終わりました。

>簡単な日本の紹介をしていたら「サイタマって知っている。しんちゃんのおじいちゃんが住んでいるところだ!」

うちはなんと「○○が生まれたとき、お尻が緑色だったてホント〜?」と、蒙古班について聞かれました^^

皆さん色々参考になることを教えてくださってありがとうございました。


追加発言は締め切られました。
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