日本語教師の給料って




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就活中 2011/01/24(月) 22:46:03
今、お金に困っています。

なんとかして仕事をしたくて、日本語教師の仕事を探していますが、
標準的な給料はいくらなのでしょうか?

もちろん、契約内容(時給払いか月給払いか)にもよると思います。
働く側としては、少しでも多いほうがいいので。
(選んでる場合では、ないのですが…笑)

よく、「日本人は、悪条件で働かさせれも、大人しいから文句を言わない」と思って、それをうまく利用する人もいるそうなので。

もし実際に日本語教師をしている(していた)方がいらしたら、教えてください。
よろしくお願いします。

ICHI 2011/01/25(火) 01:11:37

2010年2月で
 http://www.arrobaspain.com/cgibin/wwwlng/wwwlng.cgi?print+201002/10020020.txt
2008年12月ですが
 http://www.arrobaspain.com/cgibin/wwwlng/wwwlng.cgi?print+200812/08120075.txt

日本語の先生って 2011/01/25(火) 22:01:10
資格がなくてもできるもんなんですか?

就活中 2011/01/25(火) 22:26:44
ICHIさん、

ありがとうございます!
私もこのトピを立てる前に「日本語」で検索したのですが、該当しないトピが多くて…。

日本語の先生ってさん

できますよ。
っというか、資格は持っていない人の方が多いのでは??

溜息 2011/01/25(火) 23:19:05
↑こういう発言が一番不快ですね。
私なら習いたくありませんが。
ま、資格がなくても勉強されている人もいるでしょうからそれはそれでいいと思いますが。
ちなみに資格がないなら給料は安いんでしょうね。
経験もなさそうですし。

そうかなあ 2011/01/26(水) 03:39:14
日本でも、例えば、資格を持った日本人の先生にスペイン語を習うより、資格がなくてもネイティブの先生がいいと言う人は多いと思いますが。

この掲示板はいろいろな情報があって楽しく読ませて頂いていますが、刺々しい発言が多くてうんざりすることも多いです。

溜息 2011/01/26(水) 10:57:01
私なら習いたくないと言ったまでです。
実際、ネイティブだからといって教えられるわけではありません。勉強されている方はそれなりに教えられるとは思いますが。
逆に資格があってもろくに教えられない人もいます。
要はきちんと学ぶことが重要だと思います。
ただ、お金に困ったからといって安易に始められるような仕事ではないはずだと思ったので。インテルカンビオじゃないんですから。
私なら、お金に困った素人のスペイン人よりは資格を持った日本人に習いたいです。

センセイ 2011/01/26(水) 11:47:26
↑なんか言い方が意地悪だなあ。回答じゃなくて非難ですね?

教わりたい人の要求度じゃないでしょうか。簡単なお買い物
用語でいいなら資格なんて要らないし、その分安くすればいい
とおもいますから。

わかります 2011/01/26(水) 12:52:00
溜息さんが書かれていること、きついけれど、気持ちはわかりますよ。
お金がない→とりあえず日本人だから日本語でも教えるか。
トピ主さんの書き込みはこんな風に読めてしまいます。
>っというか、資格は持っていない人の方が多いのでは??
この発言にしても、もう少し書き方を考えた方がよかったですね。
自分の言語を教えるって難しいですからね。
だから外国人への日本語教授法を学ぶわけです。

ぷりん 2011/01/26(水) 13:24:36
私も溜息さんに賛成です。
資格も無いのに、勉強もしてないのに、教えようなんてどうかと思います。
私の住んでいる町で、日西ハーフの人で、日本語をきちんとしゃべられないのに(日本人はみんな、あの人は日本語話せないと言っています)、日本人として日本語教師として売れています。
日本語を勉強どころか、話せもしないのに。
これじゃ、どこかのアジア人が偽者のお寿司屋を開いているのと同じですよね。
この例は特別かもしれませんが、日本人というブランドを使って、日本語教師をするのではなく、日本語を教えられる能力のある人(日本語教師、もしくは国語科教員免許)に、日本語教師をしてもらいです。

まあまあ 2011/01/26(水) 17:50:54
たぶん、日本語教師として働き始めたら今後どうなるか見えてくると思います。トピ主さんが経験者なのかどうかはわかりませんが、日本語を外国人に教えるってのはネイティブであるだけじゃ長続きしませんから。

あと、生徒にもよると思います。とにかく日本人と接したい、アニメカルチャー好きなどのフリーキーな生徒だと、教師が適当に教えても問題ないというか、生徒と一緒になってフリーキーな話しをしていると逆に喜ばれたりします。

もちろん、学習意欲の高い生徒相手だと、教師がしっかりしていないと話になりません。ろくな教授法も知らないのに、日本語教師として報酬を得ている人がいますが、その神経が理解できません。たぶん、その場しのぎのバイト感覚なのかなって思いますが…。


>「日本人は、悪条件で働かさせれも、大人しいから文句を言わない」



経験と自信があるのなら、自分の正当な価値を認めてもらうべく、きちんと労働条件の交渉をしましょう。

これはあくまでも同業者としての私の意見なのですが、職場に未経験の日本人が「今日から先生です!」ってやって来ると正直イラっとしたりもします…が、まあこればっかりは私に採用条件がないので諦めるしかありません。一応、上司には「経験者を雇え」とプッシュしてはいますが…。

もちろん、私の教材も貸さないし、教授法の指導もしません。たまに「私ってイジワルだなあ」って思うけど、私だって楽して日本語教師として生計を立ててきたわけじゃありませんから。

あと、個人レッスンの場合も未経験の日本人が時給10ユーロとかでオファーをしたりしていますが、これも個人的にはちょっと迷惑です(笑)。

今まで数多くの生徒たちからオファーを受けましたが、その殆どが過去の教師たちに満足していない。でも同じ金額を私にも要求してくる…。うーん…です。

結局は需要と供給の問題だと思います。私は個人レッスンの場合は日本語を語学としてしっかり学ぶ生徒にしか対応しません。学校の場合はこちらに選ぶ権利はないので臨機応変に対応しますが…。

トピ主さんにとって働きやすい学校&生徒が見つかればいいですね。

まあまあ 2011/01/26(水) 17:54:53
>まあこればっかりは私に採用条件がないので諦めるしかありません。

採用条件ではなく、「採用する権限」の間違いです。

あー、日本語教師なのに変な日本語ですみません…。

ぴよ 2011/01/26(水) 21:23:30
確かに、日本人でいることと日本語を教えることは違いますもんね。主人が日本語を習い始めてから宿題をやってる最中によく文法の質問をされますがうまく説明できないことが多いです。
日本語の先生にはなれないなぁ。って痛感します。

でも、いくらイラっとしても
>私の教材も貸さないし、教授法の指導もしません

これはきっついなぁ。って思いました。
どんな職種でもそりゃ経験者が来てくれた方が仕事もやりやすいですけど、でも経験者だろうが未経験者だろうが新しい人に教えたりるのも職場にいる先輩の仕事じゃないかな。って私は思います。

トピずれですみません。

専業主婦? 2011/01/26(水) 21:32:02
ぴよさんはスペインでお勤めされたことはありますか。
新しい人に教えたりるのも職場にいる先輩の仕事じゃないかなって、それは日本社会では普通の考えでしょうよ。
でもスペインでそんなお人好し(=バカ)は通用しません。
そんなことしたら自分のポジション盗られちゃうって皆考えてます。

四葉 2011/01/26(水) 23:46:51
まあまあさん、プライドを持ってお仕事をしている方とお見受けしました。

日本語教師が個人で独自の教材を用意するのは、日本でも普通のことですし、
教授法も各々でブラッシュアップしていくものなので、
それを準備不足、勉強不足で人に頼ろうというのは、やる気がない、スキルもない(=アホ)と思われるのがオチです。
スペインの職場一般については分かりませんが、これは専門職ゆえの厳しさではないでしょうか。

日本語語学力中級以上のスペイン人から、
「あの先生は明らかに教え方が分かっていない」と言う声を聞くことは多いです。
ただ日本語が母国語だからというだけで、責任を持ってできる仕事ではないなという実感は持っています。

このような理由で、私はお金をもらって日本語を教えるということはしていないのですが、
色々と贅沢を言っていられないご時世でもありますし、お金が必要だと言う状況もあるだろうと想像できます。

就活中さんがどのような姿勢でのぞまれるのかは分かりませんが、
お金をメインに考えられるのであれば、例えばレストラン等での仕事の方が、
日本語教師よりは安定した収入を得られるのではないかと思います。
それも日本語教師と同様、大変な仕事だとは思いますが。

ぴよ 2011/01/27(木) 00:09:01
>専業主婦?さん
私は今スペイン企業で働いてます。今の前の仕事もスペイン企業でした。
今の会社に入社した時はスペイン人の上司も同僚も仕事を教えてくれました。使用してるシステムを使うために同僚たちは自分たちのメモ帳をコピーしてくれました。
私が日本人だからじゃないです。 スペイン人の新しい社員にも同じです。
だから私も新しく入ってきた人にはそうしてます。
だって、教えて早く1人前になってくれた方が自分の仕事も楽だし会社の評価もあがりますもん。
専業主婦?さんの会社はそうなのかも知れませんし、この不況のスペインがそういう事情にしてるのかもしれませんが、幸い私の会社は新しい人に仕事を教えてもバカとは思われません。
専業主婦?さんのお陰で今の会社で働いててよかったって改めて思いました。
またまたトピずれみません。

これも 2011/01/27(木) 05:26:49
トピずれですが、「日本人だから日本語教えよう」と安易な考えの人は多すぎるくらいいると思います。
ですので、上の何人かの方のご立腹はよくわかります。
同じノリで、「日本人だから和食を教えよう」と、自宅料理教室の案内を出している人も多い。
悲しいけど、これが現実です。

そうかなあ 2011/01/27(木) 07:05:14
うちの夫(スペイン人)は日本に来た時、何の資格もないままスペイン語を教え始めました。個人、公民館や文化センター、企業、最後は大学の講師になりました。本人の努力はもちろん、周りの方の助けやご縁でひとつずつステップアップして来ました。最初は、それこそ、それくらいしかできることはないから、と言う安易な(?)考えでしたが、幸い需要が、本人の能力の向上と経験に合わせて、それなりにありました。上の方でどなたかが、日本語のロクに話せないハーフの方が、日本人教師として人気、と言うのも、そう言う方でもそういうレベルの生徒さんの需要があるんでしょう。

私の日本の大学教授は、文法とスペインの文化についての知識は素晴らしいものでしたが、会話はさっぱりでした。

>何人かの方のご立腹はよくわかります

私にはこの気持はわかりません。自分のできることでお金を稼ごうとすることはそんなに悪いこととは思えません。また、日本人だからと自宅料理教室をすることもそんなに悲しい事なんですか?

そうかなあ 2011/01/27(木) 07:07:21
連投失礼します。

まったくのトピずれになってしまって申し訳ないです。
以後、発言は控えます。

同感です 2011/01/27(木) 09:34:25
私も「そうかなぁ」さんに全く同感です。
私は日本語教師の資格もあるし、教えた経験もありますが、資格があるからといって教えられるものではありません。手助けにはなりますが。
相手のニーズに合えばどんな方が教えてもいいと思うし、現に日本での英会話の先生をやってる外国人の何パーセントが教師としての資格を持ってるんですか?
料理教室なんて特に資格なんてなくても、分かりやすく楽しく教えてくれるほうが良いはずです。
安易に始めても、奥の深さはすぐに分かるでしょうし。

通りすがり 2011/01/27(木) 09:50:43
>同じノリで、「日本人だから和食を教えよう」と、自宅料理教室の案内を出している人も多い。
これは別にいいのでは。
少なくとも日本語教師と違って自宅で和食を作ってきた経験はあるわけでしょう。自分はプロじゃないけど家庭料理の範囲で、と言うなら別に問題ないと思いますが。
話がずれますが、私はマドリッドの自称料理研究家?と名乗っている人が日本の食べ物としてマーボー豆腐やら思いっきり中華料理を料理教室でスペイン人に教えていると聞いて違和感を覚えました。

溜息 2011/01/27(木) 09:56:08
日本語教師をまっとうにされた経験がある方なら私の言いたいことがわかっていただけたかと思います。
私の同僚にもいました。教員の控室に入ってくるなり、「○○ってどうやって教えるの?導入どうする?」という人。
まあ、同僚の場合は仮にも日本語教育能力試験には合格していましたので、無資格ではありませんし、少なくとも授業の流れ(導入から始まる形)は理解していましたが、自分で調べ、学ぶ努力を全くしないのです。同じレベルを教える同僚に聞けばいいや、という姿勢だったんです。
この仕事は、自分自身で学び、自分自身で教え方を磨くことが重要だと思います。
教え方はたくさんあります。教授法も山ほどありますし、文法項目も山ほど。その中のどれをどのように教えるのかは自分のセンス、経験で選び、繰り返し試行錯誤をして自分で身に付けていくのがこの仕事だと思っています。そして自分の教え方を築きあげていくのです。

そうして自分で気づきあげてきたものを、会社のコンピュータープログラムの使い方のメモを見せるように教えることはできません。仕事を教えてもらうことと、自分が時間をかけて築き上げてきたものを教えることとは、根本的に質が違うと思います。


トピずれで申し訳ありませんが、まあまあさんの意見、あまりに共感を覚えたのでコメントさせていただきました。

Diego Armando Maradona 2011/01/27(木) 10:56:30
まあまあさんと溜息さんの意見に私も強く共感を覚えました。

日本語教師という看板を背負ってお仕事をなされる方は、少なくとも日本語教育能力試験に合格なされていること、もしくは大学の教職課程を卒業なされていることが最低条件と個人的には思います。あくまで個人的な希望です。

しかしながら無資格かつ外国人への日本語教授法の知識の乏しい「なんちゃって日本語教師」の方も多くいるようで、その方々が「1時間10-12ユーロで教えます」と広告を出しているのを見ると、本職の方が苛立つのもうなずけますね。価格破壊じゃあるまいしこれでは生活していけません…。広い意味で「日本ブランド」を落とす効果につながります。

資格のない方が「資格がなくても大丈夫」というニュアンスの発言をするのはいつものことですので、資格のある方は堂々とそのことを示し、それ相応の価格を設定すればいいだけのことだと思います。「安かろう悪かろう」という原理は日本語教師の世界にも当てはまると思いますので。

やればいいんですよ 2011/01/27(木) 11:50:15
>自分のできることでお金を稼ごうとすることはそんなに悪いこととは思えません。
そうかなあさんに私は同感です。
何より一番大切なのは、やろうと行動する姿勢だと私は思いますね。
多かれ少なかれ、最初はみんな未経験者なんですから、つまずいて、失敗して、少しくらい恥をかいて、それでいいから、やればいいんですよ。

あああ 2011/01/27(木) 13:30:55
「多かれ少なかれ、最初はみんな未経験者なんですから、つまずいて、失敗して、少しくらい恥をかいて、それでいいから、やればいいんですよ。」 そうだ! そのとおりだ!外国では自分から積極的に行動していかないといけないと思います。

アミカ 2011/01/27(木) 14:53:03
「自分のできること」でお金を稼ごうとすることは
悪いことではありません。
ただ、ここでたくさんの方がおっしゃっているのは、
日本語教師が「できること」は日本語を話すと
いうことではなく、日本語を外国語として
教えるということではないでしょうか?

私も大学で日本語教員の副専攻を修了しました。
今は別に定職があるので、日本語教師はやっていませんが、
夫への週1回の日本語クラスは本人の希望で続けています。

まだまだ初級ですが、それでも難しいものですよ。
どうして、ここは「〜は」ではなくて、「〜が」なの?とか、
日本人だから説明できるというものではありません。

必要に応じて副教材もたくさん作成しますが、メインとなる
教材は、最初に日本語教師で生計を立てていければと
思っていた頃に日本から複数レベル分持ってきたものを
使っています。きちんと日本語を習得してもらおうと思ったら、少なくとも私が住んでいる都市で手に入る教材だけでは
無理です。

資格がないなら日本語教師をしないで下さいと
いうつもりはありません。
ただ、何年もかけて資格をとった人からしてみれば、
「日本人なら誰にでもできる職業」ととられるのは、
いい気はしないだろうと思います。
それだけを理解していただきたいです。

結局 2011/01/27(木) 14:55:59
結局質問の給料はいくらがよろしいんでしょう?

わかります 2011/01/27(木) 15:02:48
誰でも最初は初心者ですし、何にでもチャレンジする精神は大事だと思います。
経験がなくても本人のやる気があれば日本語教師になってもいいと思います。
でも今回気を悪くされている方は書き方の問題なんだと思いますよ。
【お金が必要だからとりあえず日本語教師。資格は持っていない人の方が多いのでは?】
という書き方が良くなかったんだと思いますね。

ようは 2011/01/27(木) 16:25:04
ようはどういう形でどういう値段で始めても、それはそれぞれの自由なのではないかと私は思います。

資格を持ってプロとして教師をしていらっしゃる方のプライドや努力、信念などは理解できますし素晴らしいことだと思います。
ただ、安かろう悪かろうの教師が荒稼ぎしているとして(実際はどうなのかわかりませんが)、けれどそれで儲かっているとするとその人は商売上手、世渡り上手な人だと私は理解します。

私は別の専門職のプロですが、同じ職種で安かろう悪かろう、もしくは安かろうまあ良かろうレベルの人がバンバン出てきています。
そういうレベルで満足するお客様はたくさんいるのも現状です。
同じ職種の競争率は年々上がってきています。
そこで改めて自分の価値をアピールし、お客様をゲットしていく、実力と経験で勝負して競争に勝っていくことにプライドを見いだせば、安かろう悪かろうの適当な人々に腹を立てる必要はないと思います。結局そこで負けてしまえば自分もそれまでということで。

資格と同時に 2011/01/27(木) 19:20:48
書き方もさることながら、質問者さんは労働許可を持っていらっしゃる方なのでしょうか、、、

就活中 2011/01/27(木) 23:37:54
[[解決]]
すみませんでした。
ここの意見を読んで、自分の考えの安易さを知りました。

ただ、私の今までの人生経験おいて(私の場合です)、良い資格とか良い学歴がある人が、それらを持っていない人より、抜群にできるとは限らないと知りました。

確かに、私は日本語指導経験ゼロですが、接する人の特徴を捉えるのは得意です。ですので、例えばある単元を教えるのでも、「説明の仕方を変えないと、この人には、前の人と同じ説明では理解できないな」と感じることができるかと思います。(あくまで想像です)

生徒する勉強の成績や習い事の技能を伸ばすのは、生徒自身のヤル気を引き出すのが一番大切だと思い、それをするのが一番難しいとも思います。

軽々しく「資格がなくてもできますよ」と書いてしまいましたが、資格があっても、指導方法の定石を沢山知っている頭でっかちではいけないと思います。

これから、仕事が見つかるかどうか分かりませんが、みなさんの書いてくださった意見がすごく身に沁みたので、指導方法でつまづいた時は、このトピを読み返したいと思います。

みなさん、ご丁寧ありがとうございました。

ららら 2011/01/27(木) 23:44:41
がんばれー。

るるる 2011/01/28(金) 00:21:58
とにかく、本人次第だと思います。
現在日本語を教えているプロの方の中にも、はじめはまったく知識、経験無しではじめられたかたもいらっしゃると思います。
 その後の努力次第でプロになる方、副職程度に収入を得られる方、うまくいかない方。人それぞれだと思います。
 ただ、日本語を教えるのに、やはりある程度の文法の専門知識は必要でしょうね。日本語を教えるのはものすごく難しいです。
ましてやそれで収入を得るためにはそれなりの、事前の準備は必要になってくると思います。

ぷりん 2011/01/28(金) 00:53:22
トピ解決してますが、補足があります。
そうかなあさんへ
「上の方でどなたかが、日本語の話せないハーフの方が、日本人教師として人気、と言うのも、そう言う方でもそういうレベルの生徒さんの需要があるんでしょう。」
私への発言と思われますので、説明します。
日本語をきちんと話せないのに、日本語教師で売れているハーフの人は、スペイン人に日本語が話せないことをバレて無いことと、親が町で有名な日本人だから、売れているのです。
決して、日本語力が低い教師のニーズがあるわけではないです。
生徒を騙しているのだと思います。
それが例えに出した、海外にある日本人ではない某国の偽者のお寿司屋さんです。
ちなみに、私は日本語教師の資格がありましたが、そのハーフの日本語教師の生徒さんに、インテルカンビオしてほしいと頼まれたけれども、断りました。
生徒さんから、メールなど頂きましたが、平仮名さえ書けない状態でした。
でも、ハーフの先生は実は日本語をきちんと話せないということは、黙っていました。
さすがに、日本語を話せない人が授業料もらっているのに、なぜ私には無料でインテルカンビオを頼むんだと、内心思いましたが、じっと我慢です。

資格が無くても良いけれど、少なくとも日本語指導についてよく勉強して、しっかり授業料をもらって欲しいというのが、日本語教師としての希望です。

長文になり失礼しました。

日本語スペイン語 2011/01/28(金) 10:55:40
語学の先生としての最良の条件は…
例えばスペイン人に日本語を教えるとしたら日本語の達人であり
そしてスペイン語の達人でもある・・これが本当の「教師の資格
あり」ということでしょうね。
両方の達人!なかなかいませんよね。
教師の免許を持ってること、と教える資格があるかどうか、は厳密にいえば違うものなのでしょう。

庭師のパコもお掃除のマリアもスペイン語ナティヴォだけど
私に「教える」ことはできません。残念ながら彼らは日本語
知りませんから。
彼らの言っている言葉を聞き、その時の状況で
[ああ、こういう場合はこう言うんだア」と自分で勝手に覚える
だけ・・・でもナティヴォ直伝の訛ったスペイン語は覚えられ
ます。
考えてみれば、教科書にそって文法を教えるのはむしろ
易しくて、日本人の生きてる会話を教える方が何倍か難しく、
達人であることを要求されるとおもいます。

色々な「覚えたい」の度合いの差があり、それなり・・でいい
のではと思いますが、出来ることなら美しい日本語を
教えられたらいいですね。

それはちょっと 2011/01/28(金) 11:15:02
>例えばスペイン人に日本語を教えるとしたら日本語の達人であり
>そしてスペイン語の達人でもある・・これが本当の「教師の資格あり」ということでしょうね。

それはちょっと違うと思います。
そういう考え方でいくと、日本人の日本語教師は、
いくつの言語の達人になればいいのでしょうか。

たとえば日本なら、ひとつの教室や小グループに、様々な母語話者がいます。
中国語、韓国語、英語、フランス語、その他様々。
生徒の多様性に教師側は対応できませんよ。

日本語 2011/01/28(金) 11:27:00
私も日本語スペイン語さんのご意見はちょっと違うかな、と思います。
大学の英文科で、ネイティヴのアメリカ人の先生たちから英語を教わりましたが、ほとんどの先生は日本語ができませんでした。出来ても片言程度。
日本語がわからなくても、英語を英語で教えます。授業中日本語は一切出ませんから、英語力が上がります。
英語をいかに英語で教えられるか、言い換えれば、日本語をいかに日本語で教えられるか、これも先生の力量のひとつになると思います。

そうかなあ 2011/01/28(金) 12:42:04
ぷりんさま

補足ありがとうございました。
ただ、そのハーフ先生がどれくらいひどいものか、ここで説明される必要はないんですよ。生徒さんたちに、「騙されている」ということを納得させて、その生徒さん達を代わりに教える、と言う人がいない限り、その先生には、「需要」があるんですよね。

上の方で、「ようは」さんが書かれているように、
>ただ、安かろう悪かろうの教師が荒稼ぎしているとして(実際はどうなのかわかりませんが)、けれどそれで儲かっているとするとその人は商売上手、世渡り上手な人だと私は理解します。

と言う事です。

すみません。終了してしまっているのに。もう書きません。

そうかなあ 2011/01/28(金) 12:42:08
ぷりんさま

補足ありがとうございました。
ただ、そのハーフ先生がどれくらいひどいものか、ここで説明される必要はないんですよ。生徒さんたちに、「騙されている」ということを納得させて、その生徒さん達を代わりに教える、と言う人がいない限り、その先生には、「需要」があるんですよね。

上の方で、「ようは」さんが書かれているように、
>ただ、安かろう悪かろうの教師が荒稼ぎしているとして(実際はどうなのかわかりませんが)、けれどそれで儲かっているとするとその人は商売上手、世渡り上手な人だと私は理解します。

と言う事です。

すみません。終了してしまっているのに。もう書きません。

う〜ん 2011/01/28(金) 13:00:31
私は、日本語スペイン語さんの意見に賛成です。
実際にこちらで日本語を教えてみればわかるかと思いますが、
日本語オンリ−での授業は、ある程度のレベルに達しない限り不可能です。なので、スペイン語のレベルもやはり必要になります。
日本で英語オンリ−の授業が可能なのは、日本人がすでに中学校から英語の文法を勉強したうえで授業を受けてるからです。
全く日本語の文法を知らないスペイン人に、突然日本語オンリ−で授業をしても、まず授業になりません。日本で日本語を勉強するのとはまた勝手が違うんです。日本とはお国柄も違うので、皆はっきり『わかりません!』って言ってきますしね。
あとは、資格も大事ですが、先生の人生経験や日本の文化についてどれだけ知識があるかによっても授業内容は変わってきます。
日本語だけを学びたい生徒さんより、日本をもっと知りたいという生徒さんの方が多いですから。
それから、日本語を教えると言っても、生徒さんそれぞれの言語によって、簡単な所、難しい所が違いますから、資格にとらわれず、その場所での経験を積むことが大事だと思います。

資格って 2011/01/28(金) 20:02:24
みなさん資格資格って熱く語ったり、資格がなくても経験が、とか言ってらっしゃいますけど、資格ってある意味最低限の知識だと思うんですけど。そこで初めてスタートラインに立つのであって、そこからどう教えるのか学ぶのだと思います。資格を持っているかどうかが問題ではなく、最低限その程度の知識を持っているかどうかです。日本語教育能力試験についてご存知の方がこの中に何人いらっしゃるかわかりませんが、あれに合格していても教えられるとは限りません。ただ、その程度の知識を持っているという証明になるだけです。
資格を持っていなくて頑張っていらっしゃるかたも、最低限その程度の知識は抑えるべきだと私は思います。

ど素人 2011/01/28(金) 20:36:44
>日本語オンリ−での授業は、ある程度のレベルに達しない限り不可能です

そうなんですか?私は英語圏留学中にスペイン人の彼と知り合い、スペイン語なんてまったく知らないでこちらに来ました。

マドリ−のスペイン語学校でnivel 0から始めましたよ。

もちろん彼(今の夫ですが)とは、英語で会話。

先生は初日からスペイン語only。

クラスメ−トはスペインに来たばかりの中国人。

だれもご丁寧に日本語や英語で中国語でスペイン語の文法説明なんてしてくれませんでした。

ようは 2011/01/28(金) 20:48:23
資格ってさんのおっしゃる事は正しいと思いますし、教えるという立場に立つからには責任をもって最低限の知識は身につけておくべきというのも理想の教師像だと思います。

ただこの世の中、とくに難しい専門的な事は習わなくていいからとにかく安く習いたい、何となく日本語に触れられればいいやと考えている人もたくさんいるわけです。

そういう生徒をつかまえて先生として収入を得ている人もいるわけで、それも商売のスタイルとして特に法に触れるような悪質な事をしていないのであれば認めざるを得ないと思いませんか?

同じフィールドで勝負しようとしなければいいのだと思います。

たしかにですね。 2011/01/28(金) 20:52:08
資格ってさんがおっしゃってるとおりですよね。

資格って、そもそもどれくらいのレベルなのかを推し量るものであって、逆に言えば、それがあればいいというもんでもないんでしょうね。

日本では、民間人が校長になれるご時世ですし。

まあ、でも、資格のない人が
頭でっかちになりたくないとか、教えられる自信ならある、というのは・・・と思いますが、
資格のない後輩に、今までの資料を見せないとかも、ないなあと思いました。
先生同士のつまらないいがみあいで、とばっちりをうける生徒がかわいそうだなと。

できるなら、みんなで底上げしていくほうが、
いいのになと。

つまらないことすいません。

ごんべい 2011/01/28(金) 22:25:57
「後輩・同僚に教える教えない」についてのご意見が幾つか見られますが、私も一意見を書かせて頂きたいと思います。
(すみません、トピ主さんのテーマともスペインとも全く関係ありません。)

私はスペインで普通の企業で働いていますが、私の仕事は個々で完結して出来るわけではないので、お互いに教えあってサポートする事は普通です。正に、「みんなで底上げ」しようと考えています。

しかし、私が個人で働く仕事をしており、しかもそれが同じ職場に同業者がいるのであれば、私も間違いなく他の同業者に指導する気にはならないと思います。理由は、「自分の職の安定に影響を及ぼしかねないから」です。

これが日本の義務教育課程の学校の先生であれば話は全く変わり、「皆で力を合わせる」という考えになると思いますが、アメリカの大学の例では、ご存知の方も多い様に、「生徒が先生を評価する」というシステムがあります。つまり、あまり評価が低いと、自分の職自体が無くなる可能性もあるわけです。

そのような環境では、自分から進んで他人の力を向上させるのは、相対的に自分の首を絞める可能性もあります。

この件について非難されている「まあまあ」さんも、何も人の足を引っ張るような真似をしているわけではないですし、自分の生活がかかっている状況なのですから、私にはその立場であれば当然の発言と感じました。
しかも、ご自身で散々苦労されて作られた教材もあるでしょうし、それらもご自身が多額を費やして学習してきた成果でしょうから、むしろその「日本語の教授法」を同業者に教えるのなら、有料にしても良い位だと思います。

かく言う私自身については、会社に入ってから学んだ事の方が多いので、同じ様に同じ会社の人間に教えるのは当然だと思っています。立場・目的によって、ひどい事かどうかは180度変わると思います。

でも日本の政治家には、同じ「日本を良くする」という目的に向かって、みんなで底上げして頂きたいですね。(まぁ彼らも、自分の保身が第一であれば、他人には力を貸さないかな)

私は、自分で努力して得たわけではない知識で教えて欲しくはありませんね。結局はうわべだけで、自分の身にもならないでしょうし。その意味では、本人の為にも、何でもはいはいと教えてあげるべきではないと思います。

ごんべい 2011/01/28(金) 23:12:03
すみません、私が書いた下記の文章がトピ主さん宛と取れかねないのと思えましたので、追記いたします。

>私は、自分で努力して得たわけではない知識で教えて欲しくはありませんね。結局はうわべだけで、自分の身にもならないでしょうし。その意味では、本人の為にも、何でもはいはいと教えてあげるべきではないと思います。

トピ主さんがそうかは分かりませんが、私はたとえ資格が無くても、教えられる側がそれを承知の上で、費用の安さで希望されるのでしたら、それはそれだと思います。私も、カタラン語であれば、そのレベルで良いから安く学びたいなと思います。
どなたかが書かれていた事に近いですが、正に需要に見合っていればそれもありだと思います。

しかし、きちんとした語学学校では、それなりの能力を期待する人達が習いに来るのだから、そのような場所で真剣に語学習得を目指すのであれば、私だったら真摯に努力されてきた方に教わりたい、という意図で書きました。

不明瞭な内容で発言し、失礼しました。

まあまあ 2011/01/29(土) 03:39:35
ごんべいさんの発言を読んでいて、あっ、私、皆さんに非難されているのか!って今更ですが気がつきました(笑)。トピずれ&解決済みのトピを承知上、敢えてコメントさせていただきます。

まずですね、トピ主さんであれ、どなたであれ、未経験でも資格がなくても日本語教育に携わる(携わろうとする)ことに異議はありません。前回もコメントしたように、生徒が納得するなら「先生の肩書き」はなんでもいいと思っております。

実際、スペインの私立語学学校では、生徒によっては語学よりも日本文化に興味があったりしますから、生徒が満足できる授業が一番だと思っております。要は需要と供給の問題です。特に個人レッスンの場合、私は私の需要に応じるまでで、他者と競争する必要はありません。

どなたかも書いていらっしゃいましたが、スペインで直説法の授業をするのは、レベルにもよりますが、かなり難しいです。日本の日本語学校と違って、ここでは生徒間に共通言語(スペイン語)が存在しますから、教師に対しても共通言語で説明を求めてくるわけです。

「教材を貸さない、教授法を指導しない」という点ですが、ある日突然、未経験の日本人が職場にやってきて「今日が初日です。何をすればいいですか?」なんて言われたことが過去にあるので、そーいう人には手助けをしないまでです。しかも、そーいう人に限って「他の仕事が見つかりましたぁ。」って言って、すぐ辞めちゃうんですが…。

勿論、同僚間での教材の共有、情報交換などしますよ。でもあくまでも日本語教師として自覚を持って働いている者同士の場合です。

スペインですから学校によっては教師用の共通教材がなかったり、あったとしても(ほとんどが例の黄色い本)役に立たないものばかりだったりします。だから、それなりの時間をかけて自分で教材を作ったり、自分のお金で教材を買ったりするわけです。

私の教材、教授法、経験は大げさに言えば、私の財産です。それを新人さんに貸さない&指導しないと発言したところ、「先生同士のいがみあい」「自分の保身のため」「先輩としてどうなのか」等のコメントが寄せられてしまいました(汗)…。

なんだか私は自分の財産だけを守るcara duraなのか?と自問してみましたが、はっきり言ってしまうと、未経験なのに下準備すらせずに、初日にいきなり「どーやって授業していますか。」なんて聞いてくる新人先生のほうが、よっぽどcara duraなわけですよ。しかも、実は他の仕事を探しているんです、とか平気で発言したりして、もう唖然…。

「先輩なんだから教えてやれ」という意見は他業種なら理解できますが、「はじめまして!」と挨拶した直後にお互いのクラスに行かなきゃならない状況下では指導も何もありません。

それに日本語教師はコマ数業務なのでMedia jornada またはJornada completaの仕事とは違います。業務時間内で新人教育ができる環境ではないし、それに先輩が少し教えた程度で日本語教師になれるのなら、誰も苦労して日本語教授法なんて勉強しません。

「私が何もしない=新人先生困る=生徒にとばっちりが行く」という図式で考えられた方もいらっしゃるようですが、新人先生が初日から何も出来ない(何もしてこなかった)から生徒に迷惑がかかるだけです。

これは日本の日本語学校だったら有り得ない状況です。ただ、ここはスペインですから日本と比べても意味がありませんが…。

結局、スペインの学校側の人事にも問題があるんですよね。いい加減なところだと、誰でもいいからネイティブが欲しくて、採用したら「あとは日本人同士よろしくね」ですから。

「せっかく同じスペインにいるんだし、日本人同士仲良く、協力して」とよく言われますが、場つなぎ、バイト感覚で日本語教師として働かれると、結局、尻拭いするのは長く働いている教師の方であり、一番被害をこうむるのは生徒たちなんですけどね…。なかなか現状を分かっていただけないのが残念です。

たしかにですね 2011/01/29(土) 11:39:44
日本語の先生、生徒に迷惑かけちゃよろしくないんじゃないでしょうか。

いくら最低な”自称今日から先生”が来たって、生徒には関係ないでしょう。
ある程度、支障のない程度に教えてあげるのが、
同じ学校に勤めるものとしてのやさしさじゃないでしょうか。
生徒に対しての。

そして、ちょっとやそっと、そのなんちゃって先生に自分の教授法の一部を教えてあげたからと言って、なくなっちゃう程度の財産じゃないでしょう。

教え方、教材、そういうものは貸したり、教えてあげられたとしても、今までの努力や経験、学んできた知識には雲泥の差があるんだから、そんなにキリキリしなくったって、
足元にも及ばない、とあっさり処理したらどうかなと思ったまでです。

自分に自身があれば、保身しなくっても、
堂々と自分の仕事ができるんじゃないかと、
こちらで出会った素敵な日本人を通して、私は感じましたが。

それはちょっと 2011/01/29(土) 12:33:52
まあまあさんのお気持ちよくわかります。

これは、ある程度きちんと日本語教師として働いたことがある人にしかわからないんじゃないかな。

資格や教授法の講座に通ったからといって、すぐに上手に教えられるわけじゃありません。
教授法や文法などの基礎知識の上に、さらに試行錯誤して、時には赤っ恥をかいて、
自分なりの教え方やコツを身につけていきます。養成講座で教わった教え方をつかっても
うまくいかなければ、自分なり工夫する必要があります。
最初の数ヶ月は毎回冷や汗かきまくりです。人の前に立って授業をするので、緊張もします。

授業内容についても、個人レッスンでもクラスレッスンでも、生徒やグループそれぞれのレベルや
ニーズにあわせて、授業準備や副教材を準備します。もちろん時間外でね。
新米の教師は、1時間の授業に何時間もの準備が必要です。

それらの積み重ねが全て、日本語教師の財産になるんです。
同じ文型を教えるにしても、何回も失敗して工夫したものが、その教師の経験と財産になります。

そうやって教師として研鑽を積んできた人にとっては、いきなり来て「何をしたらいいですか?」
と質問するような人に、自分の持っているものをわけたくないと思うのは、当たり前のことです。

日本語教師として働くつもりなら、それ相応の覚悟とプロ意識を持ってほしい、
教師としてお金をいただくのに「何をしたらいいですか?」という態度は許容しがたい、
と同僚教師が考えることの、何が問題なのでしょうか。

2011/01/29(土) 13:11:47
私は教師ではありませんし、トピずれになりますが、ちょっと意見を。

オフィスに8時間いてその時間内に新人に指導、という訳ではなく、時間外で自分の時間を割かなければならないとしたら、それを無理強いするのは酷だと思います。本当にやる気のある新人だったら、応援してあげようと思うでしょうが。

もし私が日本語教師になろうとしたら、それなりの準備をすると思います。お金を払ってでも、まあまあさんのようなプロの方に教授法を教わりたいと思うでしょうね。

まあまあさん、日本語教授法を教えるビジネスをされてはいかがでしょうか?今までの経験・知識はおっしゃる通り貴重な財産、それを生かさない手は無いと思いますよ。

まあまあ 2011/01/29(土) 13:32:10
はぁぁぁ、と溜息をつきたくなりました。

>いくら最低な”自称今日から先生”が来たって、生徒には関係>ないでしょう。
>ある程度、支障のない程度に教えてあげるのが、
>同じ学校に勤めるものとしてのやさしさじゃないでしょうか。
>生徒に対しての

日本語教師の仕事を理解されていない方にコメント差し上げる私はキリキリしているのかもしれませんが(笑)…敢えて。

もちろん、「最低な自称今日から先生」が働くのは生徒に何の関係も罪もありません。ただ、「最低な自称今日から生徒」も私も生徒も学校に対して同じ授業料を払っているんですよ。

どっちの生徒が損しますかね?もちろん前者です。そして、それは私をはじめ、日本語教師経験者の責任なんですかね?

生徒のことを本気で考えるなら、未経験でも何でもいいですが、とにかく多少の知識を持って初日の授業に臨むべきです。もちろん、失敗したっていいわけですよ。そーやって経験を積むわけですからね。

教材を貸さない、教授法を指導しないというのは、自分の保身のためじゃありません。私の財産はちょっと教えたくらいじゃなくなりませんし、貸してやれと非難され続けるくらいなら貸してやります。それらを「最低な自称今日から先生」が理解できるならね…。

つまりちょっと教えたくらいで日本語教授法なんて身につかないわけです。だから指導なんてしません。これはやさしさの問題ではなく、自分の立場を理解していない「最低な自称今日から先生」の甘えの問題です。

って、書いても書いても、「同じ日本人なのに…」という意見が出てくると思いますのでもうこれ以上の投稿はいたしません。トピずれ失礼いたしました。

まあまあ 2011/01/29(土) 13:35:56
>ただ、「最低な自称今日から生徒」も私も生徒も学校に対して同じ授業料を払っているんですよ。

正しくはこうです↓

ただ、「最低な自称今日から生徒」の生徒も私の生徒も学校に対して同じ授業料を払っているんですよ。

2011/01/29(土) 13:58:41
まあまあさん、まあそうヤケにならずに・・・。
揚げ足取るわけじゃないですが、「最低な自称今日から・先・生」ですよね?ちょっと意味が飲み込めなかったもので。

私も周りのスペイン人から、「日本語教えれば儲かるのに」ってよく言われますが、ネイティブだからって簡単に出来るものではないこと、自分がスペイン語や英語を習った経験から熟知してますので、プロとして活躍なさってるまあまあさんを尊敬します。

まあいずれにしろ、本当に力のある方が残っていかれるのであろうし、生半可な気持ちで日本語教師になろうかな〜と思っている人に渇を入れて頂いたという意味で、まあまあさんの意見は貴重だったと思います。

2011/01/29(土) 14:01:13
「喝」、ですね、人のこと言っといて自分も間違えちゃいました。失礼!

私も・・ 2011/01/29(土) 14:46:25
 日本語教師ではありませんが、自分の努力で外国でそれなりに
自立して暮らしているものとして、”まあまあ”さんの仰る
事すごくわかりますよ。

私も同じ外国に住む日本人として生活上のアドヴァイスはしても
仕事上の事は、自分が築き上げて来た財産ですので易々とは
他人には見せません。 それも勿論相手の資質にもよりますが、
正直、自分の頭で考えないで他人任せの人に教えられることって
限りがありますよね・・。 

”まあまあ”さんがちょっと嫌な気持ちになるのは当然かな・・と
思います。

トピズレ失礼 2011/01/29(土) 14:56:13
正しくは「活を入れる」ですよ。

たしかにですね 2011/01/29(土) 16:08:56
しつこくなるので、もうやめにしようと思いつつ。。。

いえ、ただ、生徒のためだけを考えた場合です。
「何をしたらいいでしょう」と聞きにくる”自称最低な今日から先生”に対して、だれも何も教授せず、その自称先生が行う授業に参加している生徒はどうなるんでしょう。

と、考えただけなんです。

やっぱり、一応のことは教えてあげてもいいのになと思ったまでです。

あくまで、その先生のために、じゃなくて、その先生に教えてもらわなきゃならない生徒のためにです。
学校全体のためにです。

そうですね、日本語教師の仕事はしたことありませんが、
元学校教師です。
日本では、単位をとって大学卒業したら、学校の先生の免許がとれます。はっきり言って、単位さえ取れればいいんだから、
学校の先生としてこれで働けます!!なんてもんではない。
でも、一日目は誰も本当の生徒に授業をしたことはありません。
資格なんて、あってないようなものだと思ってます。
それを、周りの先生が育てていくんです。
自分の授業を参観させてあげたり、教え方を参考までに伝えたり。
そうやって新米先生は育っていくんですね。
そうじゃなければいつまでたっても実践で使えません。

資格を持っていてもです。

資格を持っていても別に努力して教材を集める気もない先生もいるし、ただ本を棒読みする先生もいるだろうし、
それは、資格のある、なしにかかわらないと思ったのです。

こちらで私はボランティアで子供に日本語を教えたことがありますが、資格をとったばかりの日本語教師より、”教える”経験を重ねた私のほうが日本語に関してもうまく教えられる自信がありますよ(まあ、専門科目が国語だと言うこともあるんでしょうが)。

・・・とこういう書き方をすると、
資格がなくて安易に日本語教師になっていいじゃん、ということを言っていると勘違いされるので、付け加えますが、
それでも私はお金を取ろうと思いません。
お金をとるなら、資格と同等の知識を勉強してからと思っているからです。

日本の学校の先生なんかと私たち日本語教師を一緒にしないで、
と思われる方には失礼しました。

それはちょっと 2011/01/29(土) 16:59:26
たしかにですねさん

新米を育てる先輩学校教師たちって、どういう待遇でお給料もらってましたか?

日本語教師の多くは、日本でもスペインでも、時間給で働いている人が多いです。
50分の授業をしたら、その50分しかもらえません。
学校の先生も給料以上に働いていると思いますが、それでも、人並みに給与が出て、
ボーナス(日本)があって、社会保障もしっかりしていますよね?

なぜなら、学校教師というのは、人を育てる仕事だからです。
一介の語学教師などよりずっと、人間的資質も知識も求められます。
責任も当然ありますし、社会的信用度も高い職業です。

日本語教師というのは、常勤講師でも非常勤講師でも、
自分の腕一本で食べていく職業です。
プロという自負があっても、学校教師とは違って、社会的責任も信頼も低く、待遇も悪いです。

学校教師が持つべき職業モラルと同列に考えることは無理があります。

経験者 2011/01/29(土) 17:14:12
私の経験です。
スペインに来る前に
スペイン人(日本語を勉強しながらアルバイトで日本語を教える)
スペイン語圏出身者
日本人(スペイン語専攻大学院生)
この3人にスペイン語を習いました。
どの方も見事にスペイン語教師の資格を持っていませんせんでしたが、初心者で何にも知らなかった私にとってとてもいい勉強になり、満足していました。
今から考えると当時「この先生はスペイン語教師の資格をもっているのか?」なんて疑問は起こりませんでしたね。
とにかく楽しく夢中で勉強させてもらっていましたから。
とくに日本人の学生さんは将来先生になりたいとアルバイトでスペイン語を教えてらっしゃいましたが、私がならった数年後、本を出版され、今じゃあ大学で立派にスペイン語を教えてらっしゃいます。
私が一番良かったなと思うのはどの先生も誠実で人柄が良かったのと、スペイン語をもっと勉強したくなる気持ちにしてくれたことでした。
資格はもっていなくてもみなさん一生懸命生徒が理解できるよう努力されているように見えました。
私の場合はラッキーだったのかもしれませんね。
資格がない方でも教えてみたい方はチャレンジしてもいいんじゃないんでしょうか?
トピ主さんも最初はお金に困り資格もなく日本語を教え始めたとしてももしかしたらいい先生になる可能性だってあると思うんですが。。。

まあまあさんに賛成 2011/01/29(土) 17:36:44
たしかにですねさん、日本の学校と違ってこちらの語学学校にもし教員室が放課後も開いているというようなものでなく、授業が終わってから先生同士で、お茶でもという事もなかったら、どのように新人講師をまわりが育てていくのでしょうか?

学校によっては(多分大部分が)研修期間とか他の先生の授業参観とかのシステムはないのではと思います。

それが出来ない環境についての責任は語学学校経営者又は運営責任者にあると思います。いかがでしょうか?

私はスペインの一般企業で勤めたこともありますが、やはりそれぞれが自分の仕事内容をオープンにせず苦労した経験があります。

もちろんスペイン企業でも会社によって、業種によって、雇用契約種によって違うと思いますが・・・

私はまあまあさんのおっしゃる事よくわかります。、

まあまあさん絶対に今までに何度も指導、アドバイスされてきた上でのご意見かと。

どうかこれからもがんばってください。

2011/01/29(土) 18:24:15
活を入れる、なんですね!

私のようなド素人が、うかつに日本語教師になるものではないという好例をあげてしまいました。教えて下さった方ありがとうございます!

このトピ、新米を育てるべきか、というテーマに移っていってると思うのですが、例えばデザイナーが、デザインを知らずに周りに教えてもらえばいいやと、いきなりフリーで独立することは不可能ですよね?それなりの準備が必要だと思います。

学校に属して月給をもらっているであれば、新人を育てるというのも義務でしょう。でも日本語教師のほとんどは時給で働くフリーランスのようなもの、お金ももらわず他人を教育してる暇はない、という意見にも納得です。

私も最初まあまあさんの意見を読んだ時、あらオ冷たい、と思いましたが、その後のコメントも読ませて頂いて、まあ当然と言えば当然のことをおっしゃってるな、と見方が変わりました。

前のコメントにも書きましたが、まあまあさんの知識・経験を独り占めしてるのはもったいないですね。ゆくゆくは日本語教師を教える立場、もしくはスペイン語圏の人に教えるコツなどを書いた本を出されるとか、まあまあさんの更なるご活躍をを期待してます!

ぷりん 2011/01/29(土) 18:27:49
なんだかプロ意識を持っている日本語教師に対して、批判的なコメントが多く残念です。
始めは、溜息さんへの攻撃的なコメント、その次は、まあまあさんへの批判。
私自身も、自分の投稿の内容を崩された解釈をされた上に、それに説明すると、そんなことはここで説明する必要はないんですよ。と言われたりしまして、現実に起きている話を書くことを知りたくない人もいるんだなと、考えさせられました。

とは言っても、専門意識について分かってくれる方のコメントも数多くあり、読んでいて救われるような気持ちになるのも事実です。

トピずれしてきていますが、それだけ日本語教師をやっている人は、真剣な気持ちでやっているからなのだと思います。
高い日本からの送料を使い、高額な教材をそろえ、日々ブラッシュアップしている日本語教師の現状、生半可な気持ちで価格崩壊のいい加減な授業をされるのは悲しいです。
少なくとも自分なりに勉強、努力する分には、批判なんてしません。
時間外労働でまで求めて新人教師をサポートなどという人は、たぶん、経験が無いから簡単に言えるのだと思います。

最後に、たしかにですね様のコメントは、国語教師の資格、経験もあられ、スペインでのボランティア講師の経験もあるのに、お金を取らず、教育ということに深い尊敬の念を持っておられることには、私は感動を覚えました。
たしかにですね様なら、日本語教師として通用するお力がお有りとお見受けしました。

たしかにですね 2011/01/29(土) 19:06:41
>新米を育てる先輩学校教師たちって、どういう待遇でお給料もらってましたか?

それは、関係ありますか?
今、日本の教師たち、特に中学、高校の教師に限って言えば、
時給換算していくらになると思いますか?
500円にも満たないという人もいるくらいですよ。
それも人によります。”肩書きだけ先生”の尻拭いをすればもっと安くなるかも。

でも、子供たちのために、教師同士でカバーしていくしかないのです。

もちろん、正規雇用の先生方には新人研修会も開かれますが、
(非常勤講師には当てはまりません)それも、生徒抜きの机上の”理論”でしかありません。
現場での対応をそのときに教えていくしかありません。


>なぜなら、学校教師というのは、人を育てる仕事だからです。

だから先生を育てるのも当然、という理論はおかしいですね。


>日本語教師というのは、常勤講師でも非常勤講師でも、
>自分の腕一本で食べていく職業です。

すばらしいじゃないですか。
なんちゃって先生が増えれば増えるほど、資格を持った、きちんと教えることが出来る先生方の
評価は相対的にあがりますね。

さらに
「なぜあの先生は安いのに、あなたはこんなに高い授業料を取るのか」と質問されたときに、自分の力を堂々と見せ付ければいいだけのはなしですね。

>プロという自負があっても、学校教師とは違って、社会的責任も信頼も低く、待遇も悪いです。

だからこそ、だからこそ、全体で底上げする必要があると思うのですが。
自分たちの信用をなんちゃって先生に地に落とされる前に。
保身は何も生み出しません。誰かに与えることは、必ず何かの形で帰ってきます。


>学校教師が持つべき職業モラルと同列に考えることは無理があります。
と、ここまで書いて、そうですね、私も日本語教師として働いたことがないのに
比べることは出来ないと思いました。
失礼しました。
あくまで私の主観です。

資格を持っていない人は「資格はないけれど、アルバイトで日本語を教えるには時給いくらが妥当ですか?」
の質問で解決するかもしれないですね。

うんうん 2011/01/29(土) 21:23:04
まあまあさんのコメントはごもっともだと思います。
日本語教師だけに限らず、プロの世界に共通することではないでしょうか。
グラフィックデザインの仕事で、新人に教えるのは新しく会社に導入されたプログラムの使い方、会社での仕事の流れくらいです。そこで「何を描いたらいいんでしょうか」なんて来られても、教える人は誰もいないと思います。各自の経験や技量がすべてです。プロ同士が会社でアイデア出し合ったり情報交換することはあっても、指導することはないと思います。
専門技術職は特にプロ意識が求められますし、個性や感性も関わってくるので、結局商売道具は自分自身なのです。競争も激しいので、まあまあさんの態度もよくわかります。

山田 2011/01/30(日) 00:55:23
ぷりんさん

プロ意識を語るのは結構ですが、お書きになった文ががいくつか文法的に破綻していますし、語法もおかしい箇所があります。日本語教師という職に誇りを持たれているようですが、日本語そのものも尊敬してやってください。

とりあえず、推敲をするところからはじめてみましょう。推敲とは文章を何度も読み返し、練り直すことです。

それはちょっと 2011/01/30(日) 07:12:37
たしかにですねさん

いや、学校教員の多くが公務員ですから。
(一部私立学校の教師や、非常勤の方もいらっしゃいますが)
時間給で働く日本語教師に、そこまでのものを求めないでください、という話なんですよ。

時間あたり換算するといくらになるかなんて、どうでもいいことです。
安定した月給で生活できるでしょう? 勤め上げれば年金だって民間勤めのサラリーマンより、
ずっと多いですよ。少なくとも、時間で働く人とは全くレベルが違うんですよ。

私は意識の低い日本語教師なので、業界のレベルと待遇の底上げのためだからといって、
自分でなんの努力もしようとしない「日本人というだけで日本語を教えたいです。
何をしたらいいですか」というような人に、手取り足取り面倒を見てあげたいとは思えません。
新米でもきちんとやる気のある人、努力しようとする人は、もちろん別です。
誰にだって新米時代があるのですから。

なぜ「何をしたらいいですか?」的な人に手取り足取りお世話しないことを、
そんなに批判なさりたいのか、全く理解できません。
新米全員を突き放すという話ではないのですよ?
たしかにですねさんのような寛容な心と無償の愛を、私はきっと持ち合わせていないのでしょうね。

それはちょっと 2011/01/30(日) 07:28:06
ちなみに、スペインでの日本語教師界はわかりませんが、
日本では、教師同士での勉強会もありますし、情報交換もあります。

経験の長い教師に、経験の浅い教師がアドバイスをもらうことはしょっちゅうですし、
教授法やクラスアクティビティのアイディア、個人レッスンで困っている事などについて、
お互いにアドバイスをもらうことは当然のことです。
それはいずれも、経験の長さに関わらず、お互いが向上しようとしているからです。
努力ナシの教えてちゃんには、誰もアドバイスしたいと思いませんよ。

たしかにですねさんは、ひょっとして、学校教師以外のお仕事をなさったことがないのでは?
相手の態度に関わらず、教えて伸ばしてあげるべきと考えるあたり、
民間企業で働いた事があるとは思えません。コスト感覚に欠けていると思います。

たしかにですね 2011/01/30(日) 21:00:13
それがですね、私は民間企業でも働いたことがあるんですね。

まず、誤解されてはいけないのは、
”「何をしたらいいですか?」的な人”を育ててあげたらどうでしょう、といってるわけではないということ。
”「何をしたらいいですか?」的な人に手取り足取りお世話しないことを、そんなに批判”しているわけでなないこと。
それはちょっとさん、よく読んでみてください。
それでも私のコメントが上記のようにとられるのなら、私の説明不足なのでしょう。失礼しました。

さらに言えば、私が何かを日本語教師に求めてるわけでもありませんし、同等の仕事を求めてるわけでもありません。
日本語学校に通うわけでもないですし、
日本語教師になる予定もないですし。


私は、あくまで、お金を払っている生徒の立場優先したまでです。

そしてそう、明記したはずです。
あくまで私の主観です。と。
そして、学校教師と日本語教師と比べることはできないですね。と。

民間企業では、やっぱり新人研修、中途採用者研修などがありました。どんな社員でも育ってもらわないと企業が困るので。
先輩だっていろいろ教えてくれましたし、もちろん後輩にも指導しましたよ。事務、営業、コーディネーター、それぞれで。
指導したいとか、したくない、の問題ではなく。
しなきゃ売り上げも落ち、ほかの人の仕事も進まない。
むしろ、どなたかも書かれているように、民間企業のほうが、それぞれの仕事との関係で、早く人が育ってくれないと困るんじゃないでしょうかね。

>お互いが向上しようとしているからです。
これはいったい誰の何のための向上ですか。

アドバイスをあげる、自分の教材を見せる、というよりは、
まず最初に生徒にどう向き合うべきかを教えてあげるべきではないのかと思うのですが。

安定している職業なら後輩を育てて当然
時間給で安定していない職業なら、そんなことは必要ない。

よくわからない理論です。

いえ、わかるんですよ。
でもその仕事に対する誇りが高くお見受けするだけに、
そんなことで変わってしまうのか、と思ってしまいました。

コスト感覚、というのは自分のためのコストではなく、
長い目で見たときの全体のコストを考えて、でもやっぱり”やるきのない、または勘違いしている後輩の指導”は削減されるべきところだと思いますか。

たぶん、私が想定している”指導”の内容と、
ほかのプロ意識を持って指導されてる日本語教師の方が想定されている”指導”の内容がずれているのでしょうね。

はぽねさ 2011/01/31(月) 00:14:14
私の友人は南米出身の教師の資格を持ち、日本で外国語教室を持ち、スペイン語の先生をしていましたが、”国語”の先生じゃありませんでした。
でも、色んな資料や本、サービスを用意し、試行錯誤で頑張っていました。
スペインや南米出身のアルバイトの先生もいましたが、一貫した指導方法も無く特にお互い情報を交換することもなかったと思います。
私自身スペイン語教師としての資格を持っているかどうかなんて気にしたこともありませんでした…なにせ九州の田舎なもので、生のスペイン語が聞けるだけでも感涙という感じで。

また、今は外国人が増えて英語に関しては大手の英会話学校の採用条件のレベルがかなり上がったようですが、昔は英語圏の外国人はすべて”イングリッシュティーチャー”としてとても稼いでいました。
まあ、今でも自宅で英会話を教える外国人の方はたくさんいますし、資格が無くても立派な先生は確かにいらっしゃいます。

だからトピ主さんがこれからの努力によって素晴らしい日本語教師になる可能性があるその一方で、日本語教師が自然淘汰されて質のいい日本語教師だけが生き残る可能性も十分にあると思います。

たしかにですねさんは、先達が後進を指導して日本語教師全体のレベルを上げることが日本語を習う生徒、ひいては日本語教師や教育現場自体がその恩恵にあずかることになると仰りたいのだろうと思います。
しかし、日本語教師と名乗る方たち全てが、きちんと過程を修了して一定のレベルと志を持つ、準備の出来た日本の学校の教師と同等に捉えてらっしゃるところに現実との乖離を感じてしまいます。
外国で自国語を教えるというのは、教育者という面もあるものの、外国で自営業を始めるのにより近いと私は感じるのです。

たしかにですね 2011/01/31(月) 00:46:45
>先達が後進を指導して日本語教師全体のレベルを上げることが日本語を習う生徒、ひいては日本語教師や教育現場自体がその恩恵にあずかることになると仰りたいのだろうと思います。

>しかし、日本語教師と名乗る方たち全てが、きちんと過程を修了して一定のレベルと志を持つ、準備の出来た日本の学校の教師と同等に捉えてらっしゃるところに現実との乖離を感じてしまいます。

そうですね、はぽねささんありがとうございます。
ただ
>一定のレベルと志を持つ、準備の出来た日本の学校の教師
最近は大変減ってきているのが現状、
残念です。一時期は「でも・しか」先生という名まで生まれたほどですよ。
(教師 でも いいか。 教師 しか なれない。)

まだ日本の教師に対して、皆さんが、ある一定のレベルの志ある、人を育てていけるだけのレベルに達した人がなるもの、という観念があることに、完全にこのテーマと離れますが、新たな発見と驚きを覚えました。

皆様が遭遇する「今日から先生」と、日本の教師の「ひとまかせ教師(想像を絶するひどい人もいますので)」、大体同じレベルだと思い、ここに書き込ませていただきましたが、皆様の「日本の公務員教師」に対する概念と、まったく違うので、かみ合わなかったことがよくわかりました。

ただ言いたかったことは、おおむね、はぽねさ様がおっしゃったことで相違ありません。

てぃてぃ 2011/01/31(月) 09:53:21
>たしかにですね様

日本の教師にも想像を絶するひどい人がいるだろうことはみんなわかっていると思います。それでもみんな教職課程を終えている時点で、在スペインの知識経験なしの日本語教師とは違いますよ。

たしかにですね 2011/01/31(月) 10:18:19
>てぃてぃ様

そうですか。
在スペインの知識経験なしの日本語教師で、すばらしい方を知っている反面、教職課程を終えているにもかかわらず、ひどい在スペインの知識経験なしの日本語教師に匹敵するくらいの方も知っていたのでコメントしたまでです。

大変失礼いたしました。

あの、もう完全にテーマがずれていますし、私も納得しましたので、日本の教員と比べることに対しての私の主観に対するコメントや、私へのコメントに対しての返信はこれで終わりにします。書けば書くほど、各自の主観が折り合わないところが出てくると思いますので。

ありがとうございました。

てぃてぃ 2011/01/31(月) 11:01:50
>たしかにですね様
お知り合いの在スペインのすばらしい日本語教師さんは、最初は知識経験なしでも、日本語教師として働いている間に知識をつけられた方ではないですか? そういう方は「今日が初日です。何をすればいいですか?」と言うような方ではないと思いますね。知識がないのにすばらしい教師というのは存在しないと思います。私は知識と経験がないまま始める日本語教師を否定しません。前向きに努力すればいいんじゃありませんかね。否定するのは、日本語教師が簡単な仕事だと思ってとりあえず日本語教えるか。。。始める上、教師としての努力をしない人です。もう終わりにするとのことなので、これに対する返信投稿は結構です。

先生 2011/01/31(月) 15:52:32
生徒から「あの先生に教わって良かった、役に立った」と
思ってもらえる先生が本当に教える「資格」のある先生です。
渡西前に、
近所の日本人と結婚して子供のいるスペイン人ママにスペイン語教わりましたがとても役にたちました。
それより以前に、
大学の講師で外大のスペイン語科卒、メキシコに交換留学した
バリバリ有資格の先生にカルチャーセンターで1年半も教わり
ましたが「ひどい」ものでした。授業料は高かったのに。
辞めた後クラスメイトたちと集まるたびに、
「あの先生ひどかったねえ!」といつも話題になります。
先生の実力の程は初心者であれば後になって判るのが
残念ですが、でもダメ先生は後からでもちゃんと生徒から
それなりの評価を受けるのです、ちょっと怖い仕事ですね。

つまり 2011/01/31(月) 16:35:35
有資格、無資格に関わらず、何も準備してこないやる気のない(新人)先生には何を教えても無駄でしょう(同意です)。

しかし、経済的理由で無資格で日本語の先生を始めてみようと思った人が、上に書いたようなやっつけ仕事をする人とは限らないですよね。

無資格でも日本語教師をできるという現状を考えると(法的な制限が無いってことですよね?)、その資格はスタート地点というよりも、品質保証のようなものと捉えればいいのではないでしょうか(特に市場の視点から見た場合)。

価格破壊うんぬんの話もありましたが、資格の有無で価格が違うのは当然で、しかし安価な無資格者の出現で有資格者の相場までもが破壊されるのならば、それは資格に対して市場がどういう評価をしているかという問題ではないかなと思いました。

ま、生半可な気持ちで入ってくる無資格者への心情は理解できますが。。。

それはちょっと 2011/01/31(月) 17:36:29
>資格に対して市場がどういう評価をしているかという問題ではないかなと思いました。

これは耳が痛いです。
でも、資格に対してだけの評価でない側面もあるんですよ。

たとえば、スペインにおける日本語教師の給与が安い場合。
資格というよりも、需要、ひいては「日本語」という言葉を習得することの価値、
という理由もありますね。もっと言うと、日本語は趣味の言葉にしかなり得ないですよね。
日本語を話せても、よりよい仕事に就いたり、待遇のよい仕事に就けるわけじゃありませんから。

また、日本における日本語教師の給与が安いのは、まず供給過多であること。
それから、日本で日本語を学ぶ生徒の9割近くが、日本との間に経済格差のある国出身であること。
需要はあっても、そのような国出身の生徒さんから、高い授業料はとれないという構図があります。

あとは、日本語教師自体が、「教えること」にしか興味がないこと。
まあ当然と言えば当然なのですが、ビジネス的なセンスがない人が多いです。私もそうですが。
そして、堂々巡りなのですが、収入が少ない職業であるため、従事している人の多くが、
自宅住まいの若い女性か、既婚女性なんですよ。

資格があってもなくても、一回の授業で生徒さんが、その日の表現をひとつでいいから
覚えて実際に使えるようになったり、何かひとつ謎が解けて少し日本語がわかったかも、
と感じてその日の授業を終えることができるよう努力するのが、日本語教師のつとめだと思います。

それはちょっと 2011/01/31(月) 17:40:22
補足です。

>そして、堂々巡りなのですが、収入が少ない職業であるため、従事している人の多くが、
>自宅住まいの若い女性か、既婚女性なんですよ。

つまり、自分の収入が生活レベル維持に直結していない人が多い、という意味です。
私もそうなんですが。

最近は 2011/01/31(月) 22:31:38
>それはちょっとさん

日本では、最近日本語教師が足りないみたいですよ。
前回帰国した際にそんな新聞記事を読んで驚愕しました。
資格取得(検定合格)が難しい割に、待遇が悪すぎるからだそうです。

ちなみに、私の周りには男性の方もいましたよ、日本語教師。
確かに生計を立てていくのは難しい(語学学校じゃ専任でも家族は持てないですよね。)ので、大学で教えられるように大学院に通っていました。


追加発言は締め切られました。
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