結婚をする場合としない場合の法律的保障の差について




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興味津々 2011/01/12(水) 08:04:07
スペイン人同士のパレハに、結婚をしない方がけっこうたくさんいるように思います。でも、一緒に暮らし、子供を産み、育て、結婚している人と変わらない「家庭」を築いていますよね。それは、結婚してもしなくても、普段の生活や社会保障に影響がないからだと理解しています。

でも、たとえば、急にどちらかが事故にあって、意識不明の重態になり、「家族以外面会禁止」となった場合、結婚していないと、法律的に「家族(夫婦)」として認められていないので、見舞いにも行けなくなると聞いたことがあります。

このように、結婚してないと、こうなった場合に、こうなってしまう、というようなたとえ話がありましたら、教えてもらえませんか?

個人的には、労働許可証があれば(日本人がスペインで生きていくために最低限必要ななもの)、スペイン人同士のパレハと同様に、結婚しなくてもいいかもと思っていましたが、最近になって、やっぱり法律的に自分や相手を守ることも大事なのでは?と思って、このような質問をさせていただきました。よろしくお願いします。

Me apunto 2011/01/12(水) 12:34:24
スペイン在住、労働許可証を持ちスペイン人のパレハがいます。
私も最近同じことを考えるようになりました。
とりあえず今思いつくのは、

1.スペイン以外の国に居住する場合。
婚姻していないと、もしスペイン以外の国に居住することになった場合(例えば日本、ないしは第三国)相手ないしは自分自身にもそれぞれで個別にビザの手続きをしなければならない手間が出てくる。つまり、入国・居住関係で「配偶者」としての恩恵に預かることができない。

2.日本の遺族年金。
婚姻していなければ、もし私が相手より先に亡くなった場合、日本の遺族年金は受け取れない。

3.スペインの遺族年金、Pension de Viudedad。
婚姻していない場合、私あるいはパレハのどちらかが先に亡くなった場合、残された方は故人とは Pareja de hecho の関係にあったと証明し、その他いくつかの条件を満たさないと Pension de Viudedad が受け取れない。

4.スペイン税制での配偶者優遇措置。婚姻していないとその恩恵が受けられない。

というところでしょうか。
3.と4.については、スペインではいくつかの自治州ないしは市単位で Pareja de hechoの登録システムが始まっているので、それでカバーできるはずです。なのでまずは登録しておけば第一段階はクリアです(あとはそれぞれの申請毎に、継続して同居している、等など細々証明する事項が出てくると思われます)。

他の方のご意見も私もお聞きしたいです。

面倒くさい 2011/01/13(木) 01:37:17
からとは言い方が悪いかもしれませんが。もしも離婚した場合に手続きをするのが面倒くさいから結婚しない人は多いのは事実です。EU国籍者同士、スペイン国籍者同士の場合は特にそうですね。婚姻関係を結ばずに子供が生まれた場合に日本ではもちろんその子供に問題が出てきます。(遺産相続など)

私の 2011/01/13(木) 12:20:17
知り合いで結婚していないパレハは、Madre solteraの恩恵を受けるためだと言っています。経済的な援助が多々ありますので。

興味津々 2011/01/27(木) 15:57:54
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皆様、コメントをくださりありがとうございました。

遺族年金について考えたことありませんでした。あと、スペインでは婚姻関係を持たずしても、さして子供に影響はないのかもしれませんが、日本では大問題になりそうですね。やはり、結婚できることにこしたことはないように思えてきました。いくらスペインで住むとはいっても、いつ何があって、日本にくるかもわからないですしね。

経済的な援助というのは、言い換えれば、いかに多くお金をもらえるか、という問題ですよね。個人的には、お金を中心にして結婚するかしないかを考えるのではなく、もしものとき(お金より大事な問題)にお互いの幸せのためにきちんと対処できる方を優先させたいと考えています(かなり曖昧な表現になってしまいましたが、何となくご理解いただければと思います。スイマセン)。


追加発言は締め切られました。
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