スペインの薬は牛乳で?




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ピルズ 2010/11/30(火) 18:35:41
スペインでは風邪薬等を飲むとき、牛乳(はちみつ入りだと尚良い)で飲むと薬の効き目がアップして、早く治ると言われている、というのは本当でしょうか?
私は昔から「薬は水で、じゃないと効かない」と言われて育ったので、疑問です。

私の彼は体が弱く、年中風邪を引いています。
早く治ってほしいので、市販の薬や処方された薬を飲む度に、いつも「薬は水で!」と言うのですが、全く聞いてくれません。
もちろん私も専門的なことは良くわかりませんが、水以外、特に牛乳は胃に膜を作るので薬を効きにくくする、とよく聞きます。
その事を彼に言っても、「そんな話はばかげてる!」と笑い飛ばされます。
「僕はスペインの方法で薬を飲むから!」と牛乳やジュースで飲み続けます。
彼は今また風邪を引いていて、薬は飲み続けて1週間になりますがまだ治らず・・・
私は「ほら!牛乳なんかで飲んでるから!」と思ってしまうのですが、スペインではそれが良いとされているなら、横から文句言うべきではないんでしょうか。

くだらない事かもしれませんが、もうすぐ結婚するのに、直前でこんな事で大喧嘩していて、先が思いやられます。

HP 2010/11/30(火) 20:27:03
私も姑の ”火傷にはColgate(歯磨剤)”に驚いたことがあります。
こんなページ見つけました。彼に一度見てもらえるといいですね。
http://www.consumer.es/web/es/alimentacion/aprender_a_comer_bien/enfermedad/2008/01/13/173746.php

れちぇ 2010/11/30(火) 20:27:36
トピ主さん、ご苦労さまです。
スペイン人相手だと理詰めでいかないと、なかなかこちらの意見を受け入れてもらえないことが多くて大変ですね。

>スペインでは風邪薬等を飲むとき、牛乳(はちみつ入りだと尚良い)で飲むと薬の効き目がアップして、早く治ると言われている

そう短絡的ではないと思います。ただ、風邪を引いた時に身体を温めるために牛乳を温めて飲んだり、喉に良いからとそこに蜂蜜を加えたり、
また、牛乳ではなく蜂蜜レモンにして飲んだり、ということをする人は多いですね。トピ主さんの彼は、そういう時に薬を併せて飲むことで
効果が期待できると思い込んでおられるのかもしれません。

薬は水じゃないと効かないのかどうか、素人なのでわかりませんが、例えば抗生物質をアルコールで飲むのは厳禁ですし、
鎮痛・抗炎症剤のイブプロフェンは胃に負担をかけるので、乳製品と一緒に飲むのが良いと言われていますし、
組み合わせなのではないでしょうか? イブプロフェンを胃が空っぽの状態で飲むと刺激は強いと思いますが、
食後などに飲んでなんともない人は、わざわざ牛乳と一緒に飲む必要もないと思います。
逆に、乳製品は体内に粘膜質の分泌類を作りやすいので、鼻水や痰が多いときは極力乳製品を控えたほうが良いです。

ジュースで飲む場合も、フレッシュなオレンジジュースならビタミン補給にも繋がりますが、胃が弱っているときに
柑橘類は控えるべきです。柑橘類でも消化器に負担をかけないレモンなら別ですが。
それ以外の清涼飲料水だと…、薬品が入ってる分、あまりお勧めできないような気がします。

それから、風邪薬にもいろいろありますが、処方箋なしで薬局で購入できるものにはさまざまな種類があり、
それぞれの症状に合った成分のものがあります。例えばフレナドールは風邪の引きはじめに飲まないと
あまり効果がありません。それからこれの主成分はパラセタモールですので、鎮痛・解熱はしてくれますが、
鼻水やくしゃみ、咳にはあまり効き目がありません。
トピ主さんの彼が、その辺のことを承知で薬を飲まれていると良いのですが・・・。

私自身は、薬を飲みやすくするために水分と一緒にとるのだ、と思っているおおざっぱな人間なので、
あまり気にせず、そのとき手近にあるもので飲んでいます。時に、コーヒーと一緒だったりしますが(苦笑)、
本来は、きっと水のようなニュートラルなものの方が良いのでしょうね。

スペイン、牛乳信仰が根強いですから、大変ですね。
ただ、昨今は、牛乳や乳製品は人体にそれほど良い影響を与えないという説も、栄養学や自然医学の方面から
出てきています。効率的にカルシウムを摂取できる食品として、私たちには干物や大豆製品がありますが、
スペインの人たちには牛乳や乳製品が身近な手っ取り早い食品なので仕方のないことかもしれません。

話がずれてしまいましたが、トピ主さんの彼、体質と食生活も改善もされると良いのでは?

衝撃を受けた一人 2010/11/30(火) 21:29:55
うちの彼も年がら年中風邪をひいています・・・・
それはさておき、先日蕁麻疹がひどかったので薬局で買って帰宅してから飲もうと思っていたのですが、帰宅前に寄ったファストフードで食後に、薬飲まないの?と彼。そこで、水ないし・・・というと、コーラがあるじゃん!と当たり前のように言われました・・・・・ あまりに衝撃を受けていたら、じゃあカウンターで水もらってくれば?と言われましたけど。日本では飲み合わせ云々の話が独り歩きしすぎているのか、スペインでは関心がなさすぎるのかは謎ですし、どちらがいいのかも分かりませんが、カルチャーショックとはこういうことですね。苦笑

ママに 2010/11/30(火) 21:34:44
そう教わったのではないですか?

うちの姑は子供が下痢した時に「下痢にはアクエリアスよ!」とアクエリアス = 下痢の薬と信じきってます。確かに電解質の補給は大切ですが、薬じゃないでしょう。

あと子供にはミルクチョコレ−トは絶対必要=成長促進 だそうです。自分は食べすぎておデブなんですけどね。

私が一番びっくりしたのは、新婚当初夫が頭痛で横になっていた時、姑が「Hijo miooooo!!」と、ネクタイを持ってきて夫の頭をネクタイでねじり鉢巻状態。

その後「まだ痛いの?かわいそうなうちの子」と、今度は生のジャガイモを2つに縦割りにして、それを耳の上(こめかみ?)とネクタイの間に挟み、ギュッと縛りました。
「これで痛みは収まるわ!あなた(妻の私です)もちゃんと覚えときなさいよ。頭痛にはこれよ!スペインでは常識なのよ!」と。

わたしの頭の中はもちろん、ネクタイ・・・。ねじり鉢巻・・・。まるで

「殿 お気をたしかに!!!」
「いや、爺、もうだめじゃ〜」

の、時代劇の世界なんですけど・・・。

「あの〜頭痛薬ってスペインにはないのですか?ないなら日本から持ってきたのありますけど・・・。そんなに大騒ぎしなくっても・・・。」(おかしすぎて死にそうなんですけど・・・とは言えず)、答えた嫁に、「パタタと紐で縛るのはスペインの常識よ!」と、鼻息荒く無知な日本人嫁にスペイン人姑は教えてくださいました。

11年経った今は・・・姑もさっさとヘロカティル飲んでます。

まぁスペイン人の言う事は・・・。真面目に聞くだけ無駄でございます。

彼氏がミルクで飲むと言うなら飲ませればいいのです。
それが一番効くというなら、勝手にやらせときましょう。

ちなみにうちの知り合いの八百屋の親父は、「風邪薬はウイスキ−で飲むのが一番効く!」らしいですよ。

勝手にやらしときましょう。

ぺん 2010/11/30(火) 23:54:37
トピックスから外れてすいません。
>ママに さん
失礼ながら大爆笑しました。面白すぎます。
頭痛にネクタイ、パタタ!!恐るべしスペインの民間療法!
知りませんでした!私も無知な嫁です。

>ピルズ さん
参考までに私のダンナの場合ですが、これがいいと(ずっとこうやってきた)思い込んでいる習慣、いつもの銘柄やブランドの食品、日用品、行きつけのレストラン、などなど新しいものや新しいやり方を試したり、変えるのをすごく拒みます。
なぜ変えたくないのか?なぜかたくなに信じるのかと問い詰めても、すっとこれだから。の一点張り。
なので、なかなか習慣を変えさせるのは難しいかと思います。

私の姑も薬をコーヒーでぐびっと飲むという荒業をやってのけます。見ているこっちはひぃーーと思いますが、まあ自分の身体じゃないし、下手に口を挟んで無知な嫁を演じるのもいやなので、だまっていますが。

お大事に 2010/12/01(水) 08:27:21
優しいトピ主さん〜〜♪
ググって見ると日本人でも胃の保護のためと敢えて風邪薬を牛乳で飲む人もいるようです。
彼氏さんは風邪を引きやすい体質との事、風邪薬はあくまでも対症療法なので、現在の症状に薬があっていないのかもしれませんね。
ご参考までに薬の食べ合わせの面白いサイトがあったので貼っておきます。
http://www.white-family.or.jp/healthy-island/htm/repoto/repo-to131.htm
実は私も薬は何か水分のあるもので飲めばよいとアバウトだったので、よく使うイブプロフェンが糖分と結びついて効きにくくなると知ってビックリ!でした。
やはり水が一番いいようですね…反省しよう。

それにしても国が違うと色んな習慣があるものですね。
うちは相手が南米出身だったのですが、あちらの習慣のひとつに「赤ちゃんの手首に赤いもの(リボンとか毛糸とか)を巻く」という習慣がありました。
日本で一歳児検診を受けたときには保健所のお医者さんから変な目で見られたもんです。
ほとんど迷信のような習慣、どれくらいまで聞き入れるのか難しいところですが、実害がなければ私は合わせていました。
他にもたくさんすり合わせなければいけないところがあったので。
しかし、まあ結局、私は経済観念と将来設計の相違でだめになったのであまり説得力ありませんね(爆)
トピズレすみません。

鉄分にはビタミンC 2010/12/01(水) 13:12:44
れちぇさんがかなり詳しい情報をくださっているので、補足ぐらいの気持ちで書かせていただきます。
私は昔から貧血気味なので、年に2,3回血液検査をして結果によっては鉄分のクスリを処方されます。(3ヶ月くらい続けて飲むことが必要だそうです。)その際、医者は「朝一番に(Ayunoの状態で)オレンジジュースと一緒に飲むこと。牛乳は絶対だめ」と言います。本当に薬の種類によりけりなのでしょう。また、夫が抗うつ薬・精神安定剤(?)をのんでいますが、その説明書には「パイナップルジュースとは一緒に摂取しないこと」とありました。
本人全く気にせず、その時々で、その辺にある飲み物で済ませていますけれどね。

ピルズ 2010/12/01(水) 18:26:37
HPさん、ありがとうございます!
早速そのページを見せたところ、「でもこういうページもあるけど!」と言って、こんなページを見せてきました。
http://mx.answers.yahoo.com/question/index?qid=20100504182724AAzvVUC
やっぱり、自分に都合の良い方を信じるのは当たり前ですよね…

れちぇさんの情報、参考にさせていただきます(自分のためにも)!
彼は飲んでる薬についてはあまり分かっていないようです。
特に、市販の風邪薬は、私が風邪気味の時は『ルル』を飲んでいるから、というだけで彼もルルの瓶を携帯してます。
最近、もしかしたら日本の薬が弱いから効果が出にくいのかな…?とも思えてきました。
逆に、スペインの薬は日本人には強すぎるからと、看護婦さんに錠剤を2つに割ってもらって飲んでいたのを覚えています。
どちらにしろ、れちぇさんの仰る通り、薬を飲むことにならないようにするためにも、体質改善が必要のようです。
この数年で、約20キロも太っているんですから・・・

衝撃を受けた一人さん
風邪に関するカルチャーショック…といえば、
私はいつも「家に帰ったらまず手洗い・うがいを!」と言うのですが、これもまた「そんな事したって意味ない!風邪が人から移るときは空気感染なんだから!」と笑い飛ばされます。
年がら年中風邪をひいてる彼達には、もう少し健康に気をつかってほしいですね(苦笑)

す…すみません、私もママにさんの書き込みを見て、想像しただけで爆笑してしまいました!
そうなんです、蜂蜜ミルクで薬飲むのは「おばあちゃんから教わった」と言ってました。
パタタとネクタイ…だったら牛乳と薬はまだマシですね(笑)

ぺんさん
そうですね、どうしたら薬は基本的に水で飲むものだ(そうとは限らない場合もあるようですが)とわかってもらえるか、とヤキモキしていたんですが、個人の習慣を変えるのは難しそうだ…と感じています。

お大事にさん、ビーバー先生のサイト、ためになります!ありがとうございます!
頑張って、訳せるかしら…(笑;)

鉄分にはビタミンCさん、医者が「オレンジジュースと一緒に」飲めということは、水とよりも良いということなんでしょうね、ちょっと驚きです。
薬と一言にいっても色々、飲み合わせ等あるんですね。

皆さんの書き込みを読んで、気持ちが少し楽になりました!
色々な情報、ありがとうございました!

ピルズ 2010/12/01(水) 18:28:30
[[解決]]
解決ボタンを忘れてました・・


追加発言は締め切られました。
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